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スイッチ交換修理!ロジクールマウスG700のチャタリング対策

【ロジクール】 ワイヤレスマウス G700のレビュー記事でも紹介していたが、使用3ヶ月目からクリックボタンの様子がおかしくなった。ドラッグ&ドロップ操作中に勝手に放す現象が起き、騙し騙し使って1年目に「クリックがWクリック」になってしまう現象が度々起きるようになった。著しく作業を妨害するので、ロジクールG700は高価なマウスだったが引退させた。

この当時は知らなかったが、これはチャタリングという現象である。今回チャタリングを回避すべく、自力でスイッチ交換修理を行ったのでレポートする。引退から1年ぶりにロジクールG700を復活させ、再びメインのマウスとして復帰させた。

G700のチャタリング対策「13個もボタンはいるのか?」というマウスだが、パソ兄さんのジャストフィット・サイズという理由だけで復活させた。

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チャタリングとは

マウスのボタンにはスイッチが搭載されており、チャタリングはスイッチ部分の電気的トラブルによるものである。電力の出力を制御する部分をリレーというが、この接点の不具合でもある。ざっくり言うと不安定な信号が流れてしまっている状態である。

チャタリング楽な対策としては、「非通電時にボタンを連打して放電する」、「スイッチ部分を無水アルコールで掃除する」、「ソフトウェアでスイッチのタイミングを調整する」などがあるが、当方ではいずれも解決にはいたらなかった。

一番賢明なのが、ロジクールの3年保証を利用し、さくっと交換してもらうことである。しかし、今回、過去に分解してスイッチを握りつぶしたりと腹いせの形跡を残してしまったため、保証サポートを断念した。

D2F-01Fハンダ付けということで、自力でスイッチ交換修理だ。

D2FC-F-7N(10M)から、日本製D2F-01Fへ交換

D2FC-F-7N(10M)とD2F-01FもともとのG700のスイッチはOMRON製「D2FC-F-7N(10M)」であるが、中国製というのがどうもいただけない。
今回、互換性を持つ日本製OMRONのD2F-01Fと交換する。D2F-01Fはネット通販でも買えるが、買い物ついでに秋葉原のマルツパーツで多めに購入しておいた。それにしてもG700ほどの高価マウスだったら、D2FC-F-7N(10M)なんぞ使わず、D2F-01Fを採用してくれないもんですかね。

D2FC-F-7N(10M)はちょっとチープな軽いクリック感であったが、D2F-01Fはやや重めで手応えがあり、ハッキリしたクリック感である。D2FC-F-7N(10M)の浅いカチャ・カチャ感に対し、D2F-01Fはパンパンと強く弾いてくれる印象。そのため、D2F-01Fのほうがしっかり操作しているという安心感がある。なお、D2F-01Fのほうがクリック音が大きいと思われる。

G700-サイドボタン用G700の裏面にある滑り用シールを剥がして、その奥にあるネジをすべて外す。カバーを外したら、サイドボタン用につながっているコネクタを外す。

プラスチックのピンスクロールホイールを固定しているプラスチックのピンを外す。(矢印の方向へ引っ張る)
ピンはFみたいな形状である。

反発バネ2本基板は2重構造になっており、固定している4つのネジを外す。このときホイールクリック用の反発バネ2本(赤丸の位置)を無くさないように気をつけること。

G700は修理することを想定していないネジを外せば2階部分の基板が外れると思いきや、現実は甘くはない。2階と1階を中継するピン・コネクタがハンダ付けさせているため、溶接状態となっている。しかも信号の伝送路になっているところが非常に厄介である。「細かいし14ピンもあるよぉ~」と嘆きながらハンダを溶かし、ハンダ吸取り線でこまめにハンダを除去していく。

それにしても、このG700は修理することを想定していない設計と言わざるをえない。3年間の保証期間を与えて、トラブルがあれば新品と交換させるというサポートにうなづける。

基板のダメージ苦闘の末、ハンダを吸い出して分離可能となった。不慣れなため、見た目ではあるが2箇所ほど基板にダメージを追わせてしまったようだ。そもそも基板のダメージが大きいので、何度も繰り返せる作業ではない。次回修理するなら、1本ずつリード線で接続して溶接状態にならないように加工するつもりだ。

チャタリングなのでD2F-01Fに交換基板を裏返し、2つのスイッチ(右クリックボタンと左クリックボタン)のハンダを吸い取る。この作業は楽勝。
ダメダメなD2FC-F-7N(10M)を外してD2F-01Fに交換。チャタリングが起きているのは左ボタンだけだが、D2FC-F-7N(10M)とはサヨナラしたいので右も交換している。

ロジクールマウスの修理レポートG700では右と左でスイッチの方向が違うので、ここは要注意。再び基板を載せ、非常に面倒くさいが14ピンをハンダ付けする。スクロールボタンを戻して、カバーを被せる前に動作確認。

スクロールが反応しない ⇒ 14ピンの内どれが原因か分からないので、全般的にハンダ付けを調整 ⇒ スクロールするようになったが、今度は左クリックが無反応に ⇒ 全般的にハンダ付けを調整⇒13個のボタンの内12個が動作良好 ⇒ ここらで妥協

ということで、残念ながら完治ではないが、個人的には道具として充分使えるレベルと判断。

スライドクッション最後に、ホームセンターで購入したスライドクッションを底面に貼り、滑らかな走行性を実現。もともとは障子やふすまのスベリ用のクッションであるが、マウスに転用している。スライドクッションはフッ素樹脂で快適に滑るのだとか。

G700にはWebサイト制作用でまだまだ頑張ってもらう。

追記:その後のロジクールマウスG700

1個のボタンが無効のまま使っていたが、やはり完治させようと再トライした。しかし、これがG700に引導を渡すこととなった・・・。チーン。

ロジクールマウスG700之修理完治させるついでに、やはり次回の分解のためにリード線でつなぎ、溶接による基板ダメージを回避することにした。2階の部分をハンダ吸取り線でこまめに除去していく。これで重なっていた2階を分離。

ロジクールマウスG700の分解修理手順を学ぶそして1階部分もハンダを除去し、ピンを撤去。この14個をリード線で・・と思ったが、太すぎるので銅線に変更。

ロジクールマウスG700の基板写真ところが、2階部分の基板ダメージが深刻な気がして、ヤスリで回路をむき出しにした。結構断線している・・。すっごく面倒くさい想いに苛まれリタイア。これでロジクールマウスG700に引導を渡すことになった。

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