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デュアルファン内蔵の最強13.3インチ・ゲームノート!イルミネーション機能も搭載

ALIENWARE 13-R2(Skylake設計) レビュー

ゲームPC、ALIENWARE シリーズの13.3インチノート!ALIENWARE 13-R2(Skylake設計) をレビューする。
2015年1月にHaswell設計のALIENWARE 13が発売されたが、夏にかけてBroadwell設計へリニューアル。そして、2015年9月末にSkylake設計版のALIENWARE 13-R2が発売された。年内に3世代分の設計での登場となった。

ALIENWARE 13-R2の概要

ALIENWARE 13-R2(Skylake設計)URLをみると、「ALIENWARE 13-R2」というようだが、当レビューでは単に「ALIENWARE 13」と記載する。
前モデルと筐体デザインは同じだが、USB3.0端子×3基あったうちの1基が次世代インターフェースの「USB Type-C端子」に差し替えられ、「USB3.0端子×2基 + USB Type-C」の装備になっている。また、Mini Display Port 端子の実装が廃止となっている。

Skylake設計のALIENWARE 13では、第6世代Core i5 / i7のUシリーズ(低消費電力・超低電圧版Uシリーズ)を搭載しているため、CPUパフォーマンスは通常版よりも劣る。CPUの影響が強いゲームではやや不利な構成である。グラフィックには、レビュー時点ではGeForce GTX 960Mを搭載している。今回レビューするALIENWARE 13本機では、以下の構成となっている。

ALIENWARE 13-R2
2015年12月論評
Skylake設計

DELL ALIENWARE 13-R2 ※2015年 Skylake設計

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 13.3 インチ IPS 非光沢ディスプレイ(1920 x 1080)
  • 第6世代インテル Core i7-6500U (4MB キャッシュ, 最大 3.1GHz)
  • 8GB (4GBx2) デュアルチャネル DDR3L メモリ-1600MHz
  • NVIDIA GeForce GTX 960M 2GB GDDR5
  • 256GB PCIe SSD

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2015年12月18日時点のレビュー。この対象としたALIENWARE 13本機に限った現状レポートである。各パーツ構成やカスタマイズ、パーツのベンダーは供給状況により変更されるため、購入された場合の一致性は保証していない。

Skylake設計 ALIENWARE 13-R2の構成例

レビュー時点では、選べるCPUは、Core i5-6200Uか、 Core i7-6500U。搭載グラフィックはNVIDIA GeForce GTX 960M 2GB GDDR5で固定されている。M.2規格のSSD搭載ではPCI Express接続のため、アクセス速度が速い。HDD搭載時では、ハイブリッドHDDが採用されている。ディスプレイではIPSパネルのフルHD(1920 × 1080)が無難なところであるが、IGZO光沢タッチディスプレイ (3200 x 1800)の選択もある。

CPU搭載例
  • 第6世代インテル Core i5-6200U (MB キャッシュ, 最大 2.8GHz)
  • 第6世代インテル Core i7-6500U (4MB キャッシュ, 最大 3.1GHz)
GPU搭載例
  • NVIDIA GeForce GTX 960M 2GB GDDR5
メモリ搭載例
  • 8GB (4GBx2) デュアルチャネル DDR3L 1600MHz
  • 16GB (8GBx2) デュアルチャネル DDR3L 1600MHz
ストレージ搭載例
  • 500GB ハイブリッドHDD (8GB キャッシュ-5400RPM ) SATA 6Gb/s
  • 256GB PCIe SSD
  • 512GB PCIe SSD
モニタ搭載例
  • 13.3 インチ IPS 非光沢ディスプレイ(1920 x 1080)
  • 13.3 インチ IGZO 光沢タッチディスプレイ (3200 x 1800)

カスタマイズ構成例に関しては、2015年12月18日時点のもの。供給状況やトレンドにより変更されるため、最新情報はDELLサイトにて要確認。

PC・デジモノフェア 2015 にて展示されていた、ALIENWARE 13

ALIENWARE ノートのシリーズリンクシェア・ジャパン主催「PC・デジモノフェア 2015」のDELLブースで展示されていた、ALIENWARE 13(Skylake設計)ならびに姉妹機。。左から、ALIENWARE 13、ALIENWARE 15、ALIENWARE 17が並んでいる。

モバイルタイプのALIENWARE 13ALIENWARE 13、ALIENWARE 15の2ショット撮影。なおこのイベントでは、DELL社員から直接、製品の魅力を聞き出すことができる。その他の新モデルも展示されていた。

PC・デジモノフェア 2015のDELLブース

PC・デジモノフェア 2015 で展示されていた、DELL機種のレビュー!

以下、ALIENWARE 13(Skylake設計)の詳細レビューとなる。

ALIENWARE 13のデザイン

ALIENWARE 15.17と同様カラーはエピックシルバー 。ALIENWARE 13の天板もアルミ素材かと思ったが、触った感触ではポリカーボネート(工業プラスチック)の印象を受けた(気のせいか?)。エイリアンヘッドと2本のラインが、配色できるイルミネーション・ゾーンとなっている。

13.3インチノートのためかなり気軽にモバイルALIENWARE 15.17では、「気軽にモバイル」という筐体ではないが、ALIENWARE 13は13.3インチノートのため比較的気軽にモバイルできる。重量は2kgほどで、もちろん最近の13.3インチノートよりは大きく重いが、ゲームパフォーマンスがそこらのノートと違う。

DELL公称では最長8.5時間のバッテリ持続時間。バッテリ では、Core i5搭載時で4セルリチウムイオン(52 WHr)、 Core i7搭載時で4セルリチウムイオン(62 WHr)とある。

AlienFXでイルミネーション設定
ALIENWARE 13のユーティリティソフトにAlienコマンドセンターがあり、イルミネーション設定、PC電源、GPUの管理など、様々な設定ができる。Alienコマンドセンターのうち、AlienFXでイルミネーション設定が可能。

AlienFXではALIENWARE 13の8箇所ある照明ゾーンをユーザーによって設定でき、20色から配色できる。いわゆるイルミネーション装飾。対応ゲームであれば、ライトがムービーに合わせてリアルタイムで反応することもできる。(点滅や1つの色から次の色へとLEDを変化するような反応)。

AlienFXについては、前モデルのALIENWARE 13(Haswell設計)レビューで詳しく紹介している。ALIENWARE 13(Skylake設計)でも内容がかぶるのでここは省略。

側面の装備端子

装備端子前面にはとくになし。前面スピーカがあってもよさそうだが、スピーカは左右側面に配置している。

右側面~新たにUSB Type-C端子を搭載

ALIENWARE 13の詳細右側面に、USB Type-C、USB3.0端子×1基、ギガビットイーサーLAN端子を配置。スピーカは左右側面に配置しているが、実用において取り立てて違和感は感じなかった。

左側面

端子左側面に電源コネクタ、セキュリティロック・スロット、USB3.0端子×1基、オーディオ端子を配置。光学ドライブは搭載していない。

ALIENWARE 13のACアダプタ130WのACアダプタ。電源ケーブルは太く取り回しは良くない。

背面~Graphics Amplifier専用端子とHDMI端子

専用端子とHDMI端子背面には、外付けグラフィック(GPU-BOX)の「ALIENWARE Graphics Amplifier」専用端子、HDMI端子を配置。総じて装備しているインターフェースは少ないので、モバイルノートとしての割り切りが必要。また、背面には強力なデュアルファンの排気口が2基配置されている。

オプション販売の、ALIENWARE Graphics Amplifierとは

背面にALIENWARE Graphics Amplifier端子があるが、これはデスクトップ用のグラフィックカードを搭載できるGPU-BOXで、オプション販売されている。いわばグラフィック動作のためだけのPCみたいなもので、外付けGPUとして使う。

ALIENWARE Graphics AmplifierこのALIENWARE Graphics Amplifierを接続すれば、さらなるパフォーマンスアップが期待できるわけだが、3.5kgほどあり、サイズも大きいため持ち運びには向かない。GPUが交換できないノートのデメリットを払拭し、グラフィックカードを換装すれば、未来の高負荷ゲームにスペックを対応させていくことができる。しかし、サイズ、価格、設置性、汎用性を考慮すると、「いっその事、デスクトップ・ゲーム機にしたほうがいいのではないか?」と、いろいろ葛藤がありそう。あくまでALIENWARE 13を使い続けることが前提のアイテムだ。

ALIENWARE 13(Skylake設計)で実装された、USB Type-Cとは

ついにシリアルバス規格にUSB 3.1が登場し、主な特長は大容量の電源供給能力である。そのため、多くのUSB 3.1対応周辺機器はACアダプタ不要になるようだ。このUSB 3.1は従来のUSB3.0以下と通信互換はあるが、使われるコネクタが変更されて「USB Type-C」となった。これまでのUSBコネクタと違って上下の決まりはないので、表裏を気にせず挿入できる。

このUSB Type-Cは、Thunderbolt 3にも対応している。Thunderbolt 2 までのコネクタ形状は、モニタ出力でも使われるMini DisplayPortだったが、Thunderbolt 3からはUSB Type-Cに変更された。Thunderbolt 3は最大40Gbpsの転送速度であり、理論値上ではUSB3.0の8倍のスピードとなる。

USB 3.1 とThunderbolt について、以下わかりやすくまとめてみた。速度に関しては規格の理論値であり、どのパソコンでも実測値とはかなり違うことをご理解いただきたい。

USB 3.1 Type-Cコネクタ

USB 3.1 (USB Type-C端子)

USB 3.1 では、転送速度の異なるタイプが2つある。(初期登場のGen1と、後期のGen2)。
どちらも、USB 3.1の持つ機能は共通である。新しく「USB Type-Cコネクタ」へ刷新されたが、USB3.0以下との通信互換はあり、変換コネクタを使えば接続が可能(後方互換のため、速度は各規格に準じる)。

初期のUSB3.1 - Gen1

理論値5Gbps(625MB/s)の転送速度。速度が違うだけで、機能はGen2と同じ。
SuperSpeed(Gen1)と呼ばれ、数値上ではUSB 3.0と同じ速度である。

USB3.1 - Gen2

理論値10Gbps(1250MB/s)の転送速度。SuperSpeed + と呼ばれる。
数値上では、USB 3.0の2倍の速度になる。

供給できる電流は5A(USB3.0の約5.5倍)、電圧が20V(USB3.0の4倍)。
つまり100Wの給電能力を持つ。(USB3.0では4.5W)。
この給電能力の向上で、ほとんどのUSB3.1対応周辺機器が「ACアダプタ不要」となる。

マウス/キーボード、ディスプレイ、オーディオ機器、外付けストレージ、LANハブなどのネットワーク機器は各専用ケーブルが必要であったが、USB 3.1 Type-Cで集約されていく予定。(2015年以降、対応機器の登場次第)

USB Type-Cコネクタに上下の決まりはなく、どちらの向きでも挿し込むことができる。抜き挿しでは約10,000回ほど耐えられるという。AコネクタとBコネクタのように、ホスト側とデバイス側でコネクタ形状を変えるのを廃止。どちらもUSB Type-Cコネクタで1つで統一した。USB Type-Cは双方向に電源供給が可能で、映像出力用にも使える。

Thunderbolt
※Mini DisplayPort
と同じ形状なのは
Thunderbolt 2まで

Thunderbolt 端子

Thunderbolt はインテルがアップルと共同開発したもので、データ転送PCI Expressと、映像出力Displayportの技術が使われている。全二重通信。銅線ケーブル接続が主流だが、光ファイバーを使うことで数十メートル長まで延ばせる。

1端子で周辺機器を最大6台までデイジーチェーン接続できる。(例えば、PC ⇒ モニタ ⇒ 外付けHDD ⇒ 外付けHDDといった数珠つなぎになる。PCから分岐する必要がない。

Thunderbolt 2まで

Thunderbolt は、双方向(上りと下り)で10Gbpsの転送速度。
Thunderbolt 2では、20Gbps(1250MB/s)の転送速度。

Thunderbolt 2 までのコネクタ形状は、モニタ出力でも使われるMini DisplayPort
(※Thunderbolt ケーブルはMini DisplayPortケーブルとして使えるが、Mini DisplayPortケーブルをThunderbolt 用には使えない。)Thunderbolt 端子から供給できる電源は10W(銅線ケーブルの場合))。

USB 3.1 Type-Cコネクタ
Thunderbolt 3 では、
USB Type-C

Thunderbolt 3 (USB Type-Cコネクタを採用した)

Thunderbolt 3規格は、USB Type-Cコネクタが採用されており、旧規格とコネクタが異なる。通信プロトコルにUSB3.1が追加された。最大40Gbpsの転送速度。供給できる電源は15W(銅線ケーブルの場合)。

13.3 インチ IPS 非光沢ディスプレイ(1920 x 1080)

ALIENWARE 13の非光沢ディスプレイ今回のALIENWARE 13レビュー本機では、13.3 インチ IPS 非光沢ディスプレイ(1920 x 1080)だが、ほかには IGZO 光沢タッチディスプレイ (3200 x 1800)の選択肢もある。とりあえず、フルHD(1920 × 1080)では掲載写真のように、当サイトが2つ並んでも左端にアイコンを表示できるスペースが確保できる領域。

フルHDの選択が無難さすがに、13.3インチにドットバイドットのフルHD(1920 × 1080)はかなり小さい。3200 x 1800の場合、究極に小さいことは容易に判断できる。ゲームのプレイにおいてもフルHDがメインになってくるだろうから、フルHDの選択が無難なところだろう。
ディスプレイベゼルの上部中央にはWebカメラを内蔵。

IPSパネルということIPS 非光沢ディスプレイ(1920 x 1080)の視野角度。IPSパネルということで、極端な色度変移や色ムラがなく見た目が良好。非光沢パネルだが実際は若干光沢性があり、斜めから見ると少し映り込んだり、わずかに白く反射する。無論、光沢パネルのようにギラギラしていないし、正面で見る限りは明らかに非光沢である。

背面排気口の邪魔ディスプレイはここまで開く。ヒンジの構造上、背面排気口の邪魔は一切しない。

ALIENWARE 13のキーボード

キーボードALIENWARE 13のキーボードでは、前モデル(Haswell、Broadwell版)と変わっていない。ゆえに説明もコピペ対応。

堅固なボディだけあって、安定した打鍵感のキーボードであり、たわみもほとんどない。DELLサイトによると、「キーボードの背面に金属板を組み込むことで、タイピング中にすべてのキーに対して均一なフィードバックと応答性が得られる」とある。

Enterキー、BackSpaceキー、半角全角キーも小さくないし、DELLの13.3インチノートの中では一番使いやすいキーボードである。 発熱部分もキーボード上部に集中しており、パームレストが熱くならないのも好印象。

カーソルキーは小さくなく、しかも一段下がって配置されており操作しやすい。強いて難をあげるとすると、カーソルキーの上にある、PageUP 、PageDownがゲーム操作で邪魔になりそうな感じ。

しっかりした打鍵感
キーストロークもモバイルノートとしてはわりと深めであり、しっかりした打鍵感がある。ゲーム用途では手応えのあるキーストロークは必須となるだろう。キートップは少し湾曲しており指先にフィットする。

イルミネーション設定左上にHDDライト、ワイヤレスライト、CapsLockのライトを配置している。キーボード上部中央のエイリアンヘッドは電源ボタンで、これらはイルミネーション設定でカラーを割り当てできる。

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