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CoffeeLake Refresh設計、DELLのハイエンド・ゲーミングPC!
ALIENWARE AURORAゲーミング デスクトップ(R9)
2019年9月発売!CoffeeLake Refresh設計のALIENWARE AURORAゲーミング デスクトップ(R9)をレビューする。AURORAシリーズのリリース9番目であり、当方ではALIENWARE AURORA-R9と呼称する。オーバークロックに対応し、eスポーツのプロ・ユーザーにも通用する設計のハイスペック・ハイエンドマシン。イルミネーションLEDのカラー配色が可能で遊び心も満載。水冷式CPUクーラー搭載可能。
寸法は幅: 223 mm × 奥行き: 432 mm × 高さ: 482 mm 。 体積では33.8リットル。DELL公称の最大重量は17.8kgとなっている。筐体はまずまず存在感があるサイズ。しかし電源ユニットのスイングアーム式構造により、一昔のALIENWARE AURORAシリーズと比べるとコンパクト化している。光学ドライブは搭載していない。
前モデルR8からデザインを一新!DELLサイトによれば、新しいデザイン・コンセプトである「レジェンド」を採用したというが、そのレジェンドとは一体何のことか分からない。カラーリングは「ダーク サイド オブ ザ ムーン」と「ルナ ライト」がラインナップ。今回のALIENWARE AURORA-R9レビュー実機では、白と黒のツートンカラーである「ルナ ライト」であるが、DELLではシルバーホワイトと表現している。
従来モデルからエアフローをさらに改良したという。吸気ファンによる前面吸気、そして背面と天井面の排気ファンにより排熱されるエアーフローになっている。電源ユニットの配置が特殊で、熱がPCケース内に対流しない工夫がされている。
チップセットにはオーバークロックに対応するZ370を採用。これはCoffeeLakeから続く往来のチップセットであるが、互換性によりCoffeeLake Refreshに対応。レビュー実機では第9世代 Core i9-9900Kを搭載。単体GPUにはGeForce RTX 2080 Ti を搭載しており、構成の一例として紹介する。また複数パターンの構成販売およびカスタマイズ販売のため、同一製品でも差異がある。オーバークロック・メモリであるXMP規格メモリを搭載している。
2020年3月論評 CoffeeLake- Refresh互換 |
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※2020年3月1日時点のレビュー。本製品の発売日は2019年9月12日である。
CoffeeLake Refresh(互換)~レビュー時点のカスタマイズ例
2018年10月に登場した「CoffeeLake Refreshアーキテクチャ」を採用。CPUブランドは、第9世代Coreプロセッサ。CPUソケットはLGA1151。CPUの脆弱性に対しハードウェア的な対策が施されたというが、往来世代(CoffeeLake)と比べて何が大きく変わったのか、実ははっきりしていない。プロセスルールはCoffeeLakeと同じく14nm++。 8コア実装の量産CPUとしては初の5GHz駆動となる。(Core i9-9900および、Core i9-9900Kのターボブースト最大クロックが5GHz)。
※調査時点における情報である。一部情報は時期により異なる場合もある。
※複数の既存構成(パッケージ)から選び、そこからパーツ変更できるが、構成ごとに制限がある。
第9世代Coreプロセッサ
- 第9世代 Core i5-9400
6コア/6T、9MBキャッシュ、2.9GHz / 最大 4.1GHz) TDP 65W 【UHD グラフィックス630 】 - 第9世代 Core i7-9700
(8コア/8T、12MBキャッシュ、3.0GHz / 最大 4.7GHz) TDP 65W 【UHD グラフィックス630 】 - 第9世代 Core i9-9900
(8コア/16T、16MBキャッシュ、3.1GHz / 最大 5.0GHz) TDP 65W 【UHD グラフィックス630 】
第9世代Core(Kシリーズ) ※倍率ロックフリー
- 第9世代 Core i7-9700K
(8コア/8T、12MBキャッシュ、3.6GHz / 最大 4.9GHz) TDP 95W 【UHD グラフィックス630 】 - 第9世代 Core i9-9900K
(8コア/16T、16MBキャッシュ、3.6GHz / 最大 5.0GHz) TDP 95W 【UHD グラフィックス630 】
アーキテクチャ解説 【 CoffeeLake Refresh設計 ※2019年~ 】
単体GPU(グラフィック)
- NVIDIA GeForce GTX 1650 4GB GDDR5
- NVIDIA GeForce RTX 2060 SUPER 8GB GDDR6 (オーバークロック対応)
- デュアル NVIDIA GEFORCE RTX 2080 SUPER 8GB GDDR6 (オーバークロック対応)
- NVIDIA NVLink SLI 有効 NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti 6GB GDDR6
- NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER 8GB GDDR6 (オーバークロック対応)
- NVIDIA GeForce RTX 2080 SUPER 8GB GDDR6 (オーバークロック対応)
- NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti 11GB GDDR6 (オーバークロック対応)
- デュアルNVIDIA GEFORCE RTX 2070 SUPER 8GB GDDR6 (オーバークロック対応)
NVIDIA NVLink SLI 有効
※拡張スロットは、PCI Express x16(伝送はX8)が2基、PCI Express x4が2基で、合計4基実装。
メインメモリ
- 8GB(8GBx1) HyperX FURY DDR4 2666MHz XMP
- 16GB(8GBx2) HyperX FURY DDR4 2666MHz XMP
- 16GB(16GBx1) HyperX FURY DDR4 2933MHz XMP
- 32GB(16GBx2) HyperX FURY DDR4 2666MHz XMP
- 32GB(16GBx2) HyperX FURY DDR4 2933MHz XMP
- 64GB(16GBx4) HyperX FURY DDR4 2666MHz XMP
- 64GB(16GBx4) HyperX FURY DDR4 2933MHz XMP
※メモリスロットは4基実装。XMP規格のメモリを搭載している。
解説 【 オーバークロック・メモリであるXMP規格とは 】
ストレージ
- 2TB 7200RPM SATA 6Gb/s
- 512GB M.2 PCIe NVMe SSD
- 256GB M.2 PCIe NVMe SSD (ブート) + 2TB 7200RPM SATA 6Gb/s (ストレージ)
- 512GB M.2 PCIe NVMe SSD (ブート) + 2TB 7200RPM SATA 6Gb/s (ストレージ)
- 1TB M.2 PCIe NVMe SSD (ブート) + 2TB 7200RPM SATA 6Gb/s (ストレージ)
- 2TB M.2 PCIe NVMe SSD (ブート) + 2TB 7200RPM SATA 6Gb/s (ストレージ)
※SATAドライブ用では、3.5インチHDDベイ×1基、2.5インチベイ×2基。SSD用のM.2スロットは、Type 2242/2260/2280に対応(インターフェースはPCI Express、SATA両対応)。
M.2スロットの基礎知識はこちら 【NVMe SSDとSATA SSDについて 】
Alienware Command Center
様々な設定に、ユーティリティソフトであるALIENWARE コマンドセンターを使う。そのうち、AlienFXは照明演出であり、LEDカラーを組み合わせて、好みのイルミネーションが楽しめる。ALIEN FUSIONから電源プランを設定。雰囲気は概ねALIENWARE 15(R4)のAlienware Command Centerと同じ。
レビューに関する、注意事項
この手元にある実機を基にした限定的な情報であり、購入者の選択により様々な違いがある(標準搭載の範囲を不明とする)。また、カスタマイズ更新や仕様変更によりレビューと異なる場合があり、採用ベンダー(パーツ・メーカー)も時期により異なる。 それに購入アドバイスはただの個人的意見である。
※コンピューターモデル名または、規制モデル名を必ず理解しておくこと。※法人向けモデルの場合でも、個人ユーザーが購入することは可能。(注文は個人名の記入でOK)
ALIENWARE AURORA-R9のデザインと装備端子
前面では、USB3.1-Gen1 端子×3基(1つはPowerShare対応)、USB Type-C端子(USB3.1-Gen1、Power Delivery-15W対応)、ヘッドフォン端子、マイク端子を配置。端子の外周ラインとエイリアンヘッド(電源ボタン)にLEDカラーの配色が可能。
背面。
背面のオンボード端子では、次の装備となっている。
S/P DIF デジタル音声出力が同軸とオプティカルの2種類、ギガビットイーサーLAN端子(Killer E2500)、USB2.0端子×5基、Display Port 端子(グラフィックカード側を使うので不要)、USB3.1-Gen1 端子×3基を配置。そして枠で囲っているUSB Type-C端子とAコネクタがUSB3.1-Gen2 対応となっている。6つあるアナログのオーディオ端子により7.1chスピーカーと接続が可能。
NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti のグラフィックカードを搭載したときのディスプレイ出力。USB Type-C端子、Display Port 端子×3基、HDMI端子端子を装備。
インターフェースの補足説明
※USB Type-Cは単なるコネクタ形状の規格であるため、どの転送規格に対応するかは各々異なる。
※PowerShare対応とは、PC起動なしでUSB充電用に使える機能。
※USB3.1-Gen1はUSB3.0と同じ(転送速度は5Gbps)
※USB3.1-Gen2は、USB3.0およびUSB3.1-Gen1の2倍の速度で、「10Gbps」
※Power Delivery(USB PD)とは、USB電力拡張規格のこと。ホスト側から電力を得て、数珠つなぎ式で対応周辺機器へ電源供給ができる。順に電力消費をしていって、電力不足になるまで繋いでいける。
※ディスプレイと接続する端子の知識を、パソコンのディスプレイ端子で解説。
※アナログ音声端子の色分けなどの基礎知識は、サウンドデバイス知識ガイドで解説
左右側面・天井面のデザイン
このルナライト(シルバーホワイト)モデルでは、右側面のALIENWAREロゴにLED配色が可能。一方、ダークサイド オブ ザ ムーン(ダークグレー)ではここのLED配色はできないそうだ。
開閉パネルとなっている左側面では、電源ユニットとグラフィックカードの位置に吸気口のスリットを配置。
天井面はアーチ状のになっており、後方には天井排気のスリットが配置されている。アーチ状はデザインチックだが、小型デバイスなどちょっとしたモノが置けないのは不便か。
AlienFX(LED照明演出)
LED照明演出では展示会で撮影したものを掲載する。前面の電源ボタンおよび端子群外周の、イルミネーションLEDの様子。フルカラーRGBで色がカスタマイズできる。
ALIENWAREロゴのLED配色例。
パープルカラーで統一してみた例。
サイドパネルを開ける
内部アクセスのためにサイドパネルを外すときは、背面上部にあるレバーを引く。ビス止めしていなければ工具レスとなるが、アクシデントが気になるならネジで止めてロックしておくとよい。
ロック解除され左側面のサイドパネルを外す。
サイドパネルの内側。ALIENWARE AURORA-R9のベース筐体はスチール製だが外装はプラスチック製となっている。
ALIENWARE AURORA-R9の内部構造(一例)
内部構造をチェックする。搭載しているパーツにおいてはユーザーの選択により異なるのでご理解を。
スイングアームに設置されたATX電源は縦位置であり、吸気はPCケース内からではなく、ダイレクトに外気から取り込んでいる。つまり電源のエアーフローは独立しており、PC内の熱を抑え込む構造になっている。
前方下部にある吸気ファン。
前方上部にある3.5インチHDDベイ。今回は非搭載だが専用マウンタはそのまま付いていた。
下部には2.5インチベイが2基実装しており、今回は非搭載だが専用マウンタはそのまま付いていた。ネジフリー・工具レスで搭載できる機構になっている。
Alienware 850W マルチGPU認定電源装置。出力は「5 V/25 A、12 VA/18 A、12 VB/16 A、12 VC/8 A、3.3 V/17 A、5 Vaux/3 A 」である。ケーブルはプラグイン式になっていた。製品マニュアルを見ると460Wの仕様もあり構成により電源容量は異なるようだ。
スイングアーム式により、電源ユニットは取り外すことなく動かすことができる。そしてマザーボードへのアクセスが可能となる。また、この構造により従来のハイエンド機よりもコンパクト化した。
CPU冷却オプションである「Alienware ロープロファイル スマート冷却ヒートシンク ソリューション Alienwareハイパフォーマンス水冷システム」。随分長い名前だが、要は簡易水冷式CPUクーラー。水冷ヘッドにはエイリアンヘッドがプリントされている。MOSFETの上にヒートシンクが取り付けられており、オーバークロック対応モデルで見られる構造だ。
メモリスロットは4基。この実機では16GB(16GBx1) HyperX FURY DDR4 2933MHz XMP 搭載。インテル独自のメモリ用オーバークロック規格であるXMP対応メモリ。
グラフィックカードのNVIDIA GeForce RTX 2080 Ti 11GB GDDR6 (オーバークロック対応)を搭載。
拡張スロットは、PCI Express x16(伝送はX8)が2基、PCI Express x4が2基で、合計4基実装。この実機ではグラフィックカードで2スロット分の面積を占めており、使えるのは残りのPCI Express x4、PCI Express x16(伝送はX8)。
グラフィックカードの下にM.2スロットがありNVMe SSDを搭載。ちなみにM.2スロットは、Type 2242/2260/2280に対応。インターフェースはPCI Express、SATA両対応。
CPUの左隣のM.2スロットに搭載する無線LANカード。「Killer AX1650 2x2 Wi-Fi 6 ワイヤレス + Bluetooth 5.0 」となっている。無線LANカードの種類はオプション選択のようだ。
ALIENWARE AURORA-R9のレビューは以上。ここで紹介した実機は一例の構成であり、ユーザーの選択や販売時期により異なる。紹介した内容がすべて標準搭載というものではなく、購入の際はオプション搭載があることを留意していただきたい。
最新情報など、詳しくはDELLサイトへ
2020年3月論評 CoffeeLake- Refresh |
オーバークロックに対応し、eスポーツのプロ・ユーザーにも通用する設計のハイスペック・ハイエンドマシン。イルミネーションLEDのカラー配色が可能で遊び心も満載。水冷式CPUクーラー搭載可能。第9世代 Core i9-9900K、GeForce RTX 2080 Tiなどハイパフォーマンス構成が可能。チップセットにZ370採用。 従来モデルからエアフローをさらに改良。吸気ファンによる前面吸気、そして背面と天井面の排気ファンにより排熱されるエアーフロー。電源ユニットの配置ではスイングアーム式を採用し、熱がPCケース内に対流しない工夫がされている。オーバークロック・メモリであるXMP規格メモリを搭載している。SATAドライブ用では、3.5インチHDDベイ×1基、2.5インチベイ×2基。SSD用のM.2スロットは、Type 2242/2260/2280に対応(インターフェースはPCI Express、SATA両対応)の拡張性。 |
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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