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狭額ディスプレイベゼルでスタイリッシュな、15.6インチ・ビジネスノート
DELL Latitude 5500 (P80F)レビュー
2019年4月発売!Whiskey Lake(Uシリーズ)設計のLatitude 5500をレビューする。規制モデルではP80Fという。DELLサイトでは製品説明のところに一部「P97G」の表記が見られるが、これはLatitude 5300情報のペーストによる掲載ミスだろう。またLatitude 15 5000シリーズ (5500) という呼び名もある。
約6mmほどの狭額ディスプレイベゼルでスタイリッシュな、15.6インチ・ビジネスノート。 光学ドライブは搭載していない。実機では広視野角パネルを採用している。ディスプレイは180度オープン可能なので、外部出力時には扱いやすい。ポインティング・スティックやバックライトキーボードの搭載が可能。高密度バッテリーや1時間で80%充電できるExpressChargeバッテリの内蔵が可能。
Whiskey Lake(Uシリーズ)の第8世代 Core i3 /i5 /i7が搭載可能で、このレビューではCore i5-8365Uを搭載している。単体GPUのサポートはない。ストレージではPCI Express接続で高速のNVMe SSDが搭載可能。装備するUSB Type-C端子ではUSB3.1-Gen2 とDisplay Port 、さらにUSB PD(Power Delivery)に対応する。microSDカードスロットなのは扱いにくい。
幅: 359 mm × 奥行き: 236 mm × 厚み: 20~22 mm 。最小重量(公称) 約1.82 kg とあるが、レビュー実機の測量では1.868 kg。 Latitude 5500という製品であっても、選択により構成は様々なので、あくまでこの実機による一例である。
2019年8月論評 Whiskey Lake (Uシリーズ) |
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※2019年8月1日時点のレビュー。本製品の発売日は2019年4月30日である。
レビューする実機の構成(プラットフォーム:Whiskey Lake-U)
このレビューは、この構成とベンダーにおけるLatitude 5500を紹介したものであり一例である。プラットフォームはWhiskey Lake-U。CPUに第8世代 Core i5-8365U搭載。メモリは8GB(8GB×1) DDR4を搭載。メモリスロット自体は2基ある。ストレージは256GB NVMe SSD (M.2 / PCI Express)を搭載。
液晶パネルはLG Philips(LGエレクトロニクス製)のLGD05E6。パネルの種類は不明だが、実機での確認では広視野角だったので、安価なTNパネルではないと思われる。IPSパネルとかの類だろう。
第8世代Coreプロセッサ(ノート向け第3弾)
- 第8世代 Core i3-8145U
(2コア / 4T、4MBキャッシュ、2.1GHz / 最大 3.9GHz) TDP 15W 【UHD グラフィックス620 】 - 第8世代 Core i5-8265U
(4コア / 8T、6MBキャッシュ、1.6GHz / 最大 3.9GHz) TDP 15W 【UHD グラフィックス620 】 - 第8世代 Core i5-8365U
(4コア / 8T、6MBキャッシュ、1.6GHz / 最大 4.1GHz) TDP 15W 【UHD グラフィックス620 】 - 第8世代 Core i7-8665U
(4コア / 8T、8MBキャッシュ、1.9GHz / 最大 4.8GHz) TDP 15W 【UHD グラフィックス620 】
レビュー時点では以上のCPUが搭載可能で、 Core i5-8265U以上が4コア / 8スレッドという大きな節目。あとは上位ほどキャッシュやクロック数が高い。単体GPUの搭載は無いようで、統合型(内蔵)グラフィックが採用される。現状ではすべて UHD グラフィックス620である。
NVMe SSD搭載
システム用(Cドライブ)にSKハイニックス製BC501 (256GB NVMe SSD/ M.2 )を搭載している。パフォーマンスはこの通りで、シーケンシャルリードでは1600MB/s近くの爆速。一般的にSATA接続のSSDではシーケンシャルリードが大体500MB/sあたりだが、PCI Express接続のNVMe SSDとなるとその速度は爆速。ただし、SATA SSDとNVMe SSDの差は、双方ともすでに及第点のため通常の操作では実感しにくい。なお、Latitude 5500では2.5インチ 1TB HDDの構成があるが、M.2 SSDとのデュアル・ストレージのサポートはされていない。ただシステム上では可能だと思われる。
ネットワークアダプタも掲載されているのでついでに解説するが、この実機では無線LANはインテルWireless-AC 9560を搭載している。ただし、オプションで選べるのでこの限りではない。またインテル イーサネット・コネクション I219-LMは調べたらギガビットイーサーLAN対応だそうだ。
NVMe SSDの基礎知識と、パフォーマンス比較
※M.2スロット(NVMe SSDとSATA SSD)について※過去PCとストレージ比較 : SSD / HDD 各規格・接続による、ストレージ・パフォーマンス
※搭載可能パーツやベンダーは、レビュー機と異なる場合がある。
※レビュー時点および手元の実機に限った内容であり、選択や時期により仕様は異なる。
※販売は既存構成(パッケージ)が基本で、そこから選択できるパーツは制限される。
※標準搭載の範囲は不明。最終確認、最新情報はDELLサイトにてご確認を。
※法人向けモデルの場合でも、個人ユーザーが購入することは可能。(注文は個人名の記入でOK)
広視野角で、狭額ディスプレイベゼルのデザイン
このLatitude 5500では、15.6インチ 非光沢 広視野角 ディスプレイ(解像度1920 × 1080)。ほかには解像度1366 × 768の選択肢もある。また、なぜかワイヤレスWANはディスプレイの項目で選択する注文になっており、ちょっと意味不明。
この実機では液晶パネルはLG Philips(LGエレクトロニクス製)のLGD05E6。パネルの種類は不明だが、とりあえず広視野角ではあった。高解像度で細かい表示になるため、DELLの初期設定および推奨設定では125%拡大になっているが、ここでは(写真では)ドットバイドット表示-100%に設定し直している。見え方の感じ方には個人差はあるだろうが、15.6インチに「1920 × 1080」はドットバイドット(100%)表示でもわりと実用的で、玄人ユーザーはわりとこの組み合わせを好む傾向にある。
約6mmほどの狭額ディスプレイベゼルで、スタイリッシュ。
ディスプレイベゼルのWebカメラはオプション対応になっており、この実機では「Dellプライバシー シャッター付きHD RGBカメラ、Skype For Business認定ノイズ リダクション アレイ マイク搭載」というもの。レバーをスライドすることでレンズにシャターができる。ほかにはWebカメラなしや、赤外線カメラのバージョンがあるようだ。
ディスプレイベゼル下部のDELLロゴはクロム調。
非光沢ディスプレイなので、比較的目の負担軽減になる。ビジネスモデルでは定番。
TNパネルだと激しく色度変移する角度から、視野角をチェック。これは視認できるレベルなので広視野角であり、IPSパネルの類ではないかと思われる。
なお、DELLサイトではパネルの種類や視野角について記載されていないので、ほかのディスプレイを選択した場合はどうなるのか不明。あくまで手元のLatitude 5500実機での確認である。
各側面の、Latitude 5500デザイン
ガンブラック・カラーの天板。中央には少し窪んだDELLロゴを配置している。
右側からのカット。ユーザーポジションからみて端子群は奥にあるので、とくに有線マウスなどではケーブルが邪魔になりにくい。光学ドライブは搭載していない。
左側からのカット。これも端子群は奥にある。排気口はこの面にあるため、ディスプレイの開閉で阻まれるタイプではない。
前面のデザイン。右端にステータスライトを配置している。
背面と2箇所のヒンジ。装備端子はない。
ディスプレイが180度開けるヒンジなので、ディスプレイの外部出力時には妨げにならない。また、排気口がこの位置にはないので、塞がる懸念もない。
底面の形状。底面から端子がある側面まで一体型であり、トレイみたいな形状に成形されている。これはつなぎ目が少ない「ユニボディ設計」であり、比較的堅牢性に長けた設計である。最近の傾向としては当たり前の構造になっている。
吸気口のスリットが多いように見えるが、よく見ると実際に通気口となっているのは、見た目の半分。あとはデザインであり塞がっている。
前面と底面の間の傾斜部にステレオスピーカを配置
ACアダプタ付属
これは「65W AC アダプター, 7.4mm Barrel 」。ACアダプタからPC側へのケーブルは比較的細めだが、ジョイントするAC電源ケーブルは太めなので取り回しはよくない。一般的に市販されているメガネ型3P(通称ミッキー型 / IECコネクター・60320-C5)なので、市販品への変更は可能。
ほかにはオプション選択で90W AC アダプターや、65WのUSB Type-Cコネクタ・タイプもある。
Latitude 5500の装備インターフェース
付属のクイックスタートガイド(簡易マニュアル書)によるインターフェースの記載。USB3.1-Gen1 端子のひとつはPowerShare対応。DELLサイトによれば、USB Type-C端子ではUSB3.1-Gen2 とDisplay Port 、さらにUSB PD(Power Delivery)に対応する。Thunderbolt 3がオプションのように書かれているが、サポートされている気配はなかった。Micro-SIMはオプション。
スマートカードリーダーは「日本では提供なし」とあるが、注文ページでは「・・Contacted SmartCard リーダー, ディスプレイポート over Type-C対応」なる記載がみられ、意味不明である。
では、実機をみてみよう。
右側面では、Micro-SDカードスロット、オプションのMicro-SIM、ヘッドセット端子、USB3.1-Gen1 端子、USB3.1-Gen1 端子(PowerShare対応)、HDMI端子、LAN端子、セキュリティロック・スロット。
Micro-SDカードスロットというのは、少々扱いにくい。
左側面では、「電源コネクタ、USB Type-C端子(USB3.1-Gen2 、Display Port 、USB PD対応)、USB3.1-Gen1 端子、排気口」を配置。
なお、USB Type-C端子のUSB PD(Power Delivery)対応だが、自前のAUKEY PA-Y12(最大60W出力のPD対応ACアダプター)で動作を確認した。
インターフェースの補足説明
※USB Type-Cは単なるコネクタ形状の規格であるため、どの転送規格に対応するかは各々異なる。
※PowerShare対応とは、PC起動なしでUSB充電用に使える機能。
※USB3.1-Gen1はUSB3.0と同じ(転送速度は5Gbps)
※USB3.1-Gen2は、USB3.0およびUSB3.1-Gen1の2倍の速度で、「10Gbps」
※USB PD(Power Delivery)とは、USB電力拡張規格のこと。ホスト側から電力を得て、数珠つなぎ式で対応周辺機器へ電源供給ができる。順に電力消費をしていって、電力不足になるまで繋いでいける。
※ディスプレイと接続する端子の知識を、パソコンのディスプレイ端子で解説。
Waves MaxxAudio Pro
サウンドチューニングにWaves MaxxAudio Proを搭載。内蔵型で出力の弱い小型スピーカーでも、デジタル処理で効果的なサウンドを展開するサウンド補正技術。 ゲームサウンドでは良好な結果を残しているのだとか。ユーティリティソフトを使ってイコライザー調整ができる。
この実機における、ベンチマークテスト(Core i5-8365U)
Latitude 5500のプラットフォームはWhiskey Lake (Uシリーズ)である。今回導入した)実機では、第8世代 Core i5-8365U を搭載。4コア実装、HTテクノロジーによって8スレッド動作する。TDP(熱設計電力)は15Wで低消費電力。ベースクロックは1.6GHzだが最大4.1GHzまでアップする。統合している内蔵グラフィックは、インテル UHD グラフィックス620。
プラットフォームの概要は以下で解説する。
第8世代Coreプロセッサ(第3弾) | |
プロセスルール | 14nm++ |
PCトレンド時期 | 2018年末~ (登場:2018年9月ごろ~) |
概要 | 2018年9月に発表。第8世代Coreプロセッサの第3弾だが、第1弾目(Kaby Lake Refresh)の改良版といえる。Kaby Lake Refreshから大したパフォーマンスアップはないが、統合PCH(コントローラー系)に改良が加えられている。ネットワークの強化で、4K解像度のストリーミング再生などに有効。 プロセスルールは14nm++。 「TDP15Wで4コア実装8スレッド」は、Kaby Lake Refresh(第1弾・8世代)ですでに存在していたが、改良点は統合PCH(メモリやグラフィックなどのインターフェース・コントローラー)である。ネットワークでは、インテルWireless-AC 160MHzの「ギガビットWi-Fiコントローラー」が内蔵されており、4K解像度のストリーミング再生がシームレスに行える。 高性能化に関しては、旧8世代よりもブーストクロックが引き上げられている。ただ、統合型(内蔵)グラフィックは、Kaby Lake Refreshと大差はない。それでも従来と比べると、TDP15Wのプロセッサとしてはパフォーマンスが高い。 主なCore i5 / i7では4コア実装8スレッド(TDP 15W)、 Core i3では2コア実装4スレッド(TDP 15W)、 それぞれターボ・ブーストを実装しており、クロックアップ数も高い。過去のアーキテクチャではCore i3にターボ・ブーストが無いことがほとんどだが、Core i3-8145Uでは最大 3.9GHzのクロックアップをする。また、それぞれインテル UHD グラフィックス620を統合(内蔵)している。つまりCoffeeLake-H/U(第2弾・8世代)よりも内蔵グラフィックがグレードダウンしている。 |
初心者向けCPU基礎知識
※基本的な設計である、ノートPC向けのアーキテクチャ※基本的なCPUのスペック : 動作周波数(GHz)や、キャッシュメモリ、TDPなど
※定格内の自動クロックアップ(最大~GHz)の、ターボ・ブースト・テクノロジーとは
※PCの複数同時処理! ~コア/~Tという、マルチコアとマルチスレッドとは
統合された内蔵GPU(内蔵グラフィック)とは
CPU内部には組み込まれたグラフィック機能(内蔵グラフィック)がある。CPUコアとGPUコアが統合しているため、厳密には「統合型グラフィック」とも言う。同世代の単体GPUよりも性能が控えめというのが通例だが、低消費電力、低コストのメリットがある。時代ごとに高性能化しており、本格ゲームなど高負荷な用途でない限り、これで十分というユーザーは多い。4Kコンテンツに対応するパフォーマンスがあり、2Dコンテンツでは十分。
PCに単体GPUが搭載されていない場合は、この内蔵グラフィックが使われる。画像処理するにはビデオメモリが必要だが、内蔵グラフィックではビデオメモリがないのでメインメモリの一部を代用される。内蔵グラフィックだけだと、そこがデメリットとなる。(単体GPUだとビデオメモリも搭載している)。CINEBENCH R15のベンチマークテスト
このLatitude 5500に搭載したCore i5-8365U のパフォーマンスをチェックする。ベンチマークテストはCINEBENCH R15によるレンダリングだが、比較するのはパソ兄さんが過去にレビューしたPCにおけるもの。(重複するCPUでは最高値だったものを残している) 。オレンジ色のバーが今回のCPUのスコアである。
今回のCore i5-8365U ではマルチスレッドで703。TDP 15Wの低消費電力版Uシリーズとしては、過去とくらべて最高クラスのパフォーマンス。はデスクトップ向けのCore i7-6700Tに迫るパフォーマンスを持っているようだ。また同じファミリー内では、4コア実装8スレッドであれば、ほぼ似たようなパフォーマンス。
1コアのパフォーマンスであるシングルスレッドでは、スコアが169。1コアのパフォーマンスもなかなか良い。デスクトップ向けのCore i5-8400に近い。Core i7-8665Uがさらに高い数値なのはクロック数の高さだろう。
CINEBENCH R15のベンチマークテストとは
3DCG作成ソフト「CINEMA 4D」がベースで、約30万ポリゴンある静止画のレンダリングにかかった時間などでスコアが算出される。CPUを100%稼働させるのでCPU性能指数の目安になる。最大256スレッドまで対応しているため、コア数が多く高クロックのCPUほど有利だが、アーキテクチャの新旧にもよる。なお、搭載グラフィックの性能にはあまり左右されない。
【 過去PCと比較 : CINEBENCH R15のレンダリングで、パフォーマンスチェック 】ゲームのベンチマークテスト
ゲームに向く構成ではないが、パフォーマンスのチェックのため測定してみた。1280×720標準画質であればドラゴンクエストXが快適動作する性能はある。ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーターでは「やや快適」の指標であるが、シーンによるカクつきが目立つ。ラストレムナントは動作するが厳しい。FINAL FANTASY XVでは論外。
2019年8月論評 Whiskey Lake (Uシリーズ) |
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スコア またはFPS |
ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター (1280×720 標準(ノートPC) DirectX 11 フルスクリーン) |
3056 | |
ドラゴンクエストX: 2013年~ Ver.1.10 備考: 過去PCとの比較のため、旧バージョン(Ver.1.10)のままにしている。最適化した後発バージョンのほうが、スコアが高めになる傾向にあり、当方では検証にてVer.1.51では10%ほどスコアが高くなると認識している。 |
7681 | |
ラストレムナント~2009年 (1280×720 フルスクリーン) |
41.71 | |
FINAL FANTASY XV・ベンチマークテスト (1280×720 軽量品質 フルスクリーン) |
1159 |
※ゲームタイトルのリンクをクリックすると、
当方過去のレビューPCと比較できる。
※ベンチマークテスト中では、ACアダプタは常時接続している。
基礎知識:ゲームのベンチマークテストについて
※3Dゲームでは美麗な描写処理を担うグラフィック(GPU)の性能が重視されるが、CPUも軽視できない。炎、煙、風、速度などの自然現象をシミュレーションする物理演算(エフェクト)や、プレイヤーが操作しないキャラクター(NPC-non player character)を動かすのは人工知能(AI)であり、それはCPUが担う。ゆえにCPUの依存度はゲームの内容による。なお、CPU内蔵グラフィック仕様の場合(単体GPUの搭載なし)は、ビデオメモリを持たないため、メインメモリが代用される。そのため、搭載メモリの環境によってパフォーマンスが左右されやすいことを念頭に置いたほうがいい。パームレストとキーボード(デュアル ポインティングの場合)
Latitude 5500のパームレストとキーボード。このキーボードは「デュアル ポインティング 日本語キーボード バックライト付き」と呼ばれるもの。デュアル ポインティング・・つまりポインティング・スティックとタッチパッド上部にクリックボタンを装備している。
ほかに「シングル ポインティング・・・」という選択もあり、これは一般的なタッチパッドとクリックボタンのタイプと思われる。このような造語を、あたかも通常のように表記したカスタマイズ項目に難がある。
キーボード全般。テンキー付きとなっている。
左側拡大画像。
ファンクションキー(F1 ~ F12)とマルチメディアキー/設定キーが兼用になっているため、優先キーになっていない方はキーボード左下側にあるFnキーと同時押しで使う。なお、「Fn + Esc キー」を押すと、その優先順を切り替えることができる。F1~F4まではメディア・コントロールキー、F8はディスプレイの切り替え、F5はバックライトキーボード、F6-7はディスプレイ輝度調整の操作になっている。
右側拡大。
ポインティング・スティック。そしてキートップはわりと湾曲しており、指先にフィットする形状。ちなみに、DELLではポインティング・スティックのことをトラックスティックと呼んでいる。
Latitude 5500におけるホームポジションの様子。テンキーがあるのでやや左寄りのスタイルになる。
バックライト・キーボード
バックライト・キーボード機能を搭載(オンオフおよび、2段階の調光可能)。薄暗い会議室や、寝室などとっさの使用でも室内照明を点けずに操作することができ、わりと重宝する機能である。機能がオンのときは、キーに触れると自動的に点灯する。しばらく操作をしないと自然に消灯する。
横から見た様子。
さらにこちらで詳しく紹介している。 【DELL Latitude 5500 (P80F)で選べるキーボードパーツ】
電源ボタンとタッチパッド
棒状でLEDが点灯する電源ボタン。これは電源ボタンに指紋認識リーダーなしの場合。
タッチパッドに独立のクリックボタン。
そしてこの実機ではデュアル・ポインティング仕様なので、タッチパッドの上部にもクリックボタンが配置されている。
Latitude 5500のレビューは以上!
最新情報など、詳しくはDELLサイトへ
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約6mmの狭額、15.6インチ・ビジネスノート。光学ドライブは搭載していない。広視野角パネル、180度オープン可能。ポインティング・スティックやバックライトキーボードの搭載が可能。高密度バッテリーや1時間で80%充電できるExpressChargeバッテリの内蔵が可能。 ストレージではPCI Express接続で高速のNVMe SSDが搭載可能。装備するUSB Type-C端子ではUSB3.1-Gen2 とDisplay Port 、さらにUSB PD(Power Delivery)に対応する。なお、microSDカードスロットなのは扱いにくい。 |
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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