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Skylake設計の、DELL法人向けデスクトップ
OptiPlex 5040シリーズ(スモールとミニタワー)のレビュー
OptiPlex 5040シリーズでは、スモールとミニタワーのモデルがある。どちらもPCI Expressスロットを持ち、グラフィックカードなどの拡張カードが搭載できる機構だが、レビュー時点ではDELLの搭載サポートはない。必要に応じて自前の搭載となる。OptiPlex 5040ミニタワーでは、スモールよりもドライブベイが多く、PCI Expressスロットも多い拡張タイプ。
なお、上位姉妹機種OptiPlex 7040シリーズのスモールとミニタワーとは、各筐体デザインが共通。しかし、OptiPlex 5040シリーズではDDR4メモリではなく、DDR3L メモリを搭載しているなどの違いがみられる。
左がOptiPlex 5040ミニタワーで、右がOptiPlex 5040スモール。どちらも光学ドライブを搭載しているが、スリムドライブなので読み込み速度は速くない。両機とも装備しているオンボード端子は共通。
USB3.0端子×6基、USB2.0端子×2基(1つはPowerShare対応)、ギガビットイーサーLAN端子を装備。。モニタ出力にはHDMI端子、Display Port 端子 × 2基、VGA端子はオプション対応。レガシーポート(PS/2コネクタとRS-232Cシリアルポート)を装備。
光学ドライブを搭載しているので、配布用のCDやDVDを作成するユーザーには必要となるだろう。ただし、ノートパソコンと同じくスリムドライブなので、読み込み速度は速くない。
側面にスタンドゴムがついており、両機種とも横置きが可能となっている。前面と背面に多くの通気口を持ったデザインであり、そのためか左右側面には通気口を持たない。今回レビューしたOptiPlex 5040シリーズ実機の構成は以下の通り。OS以外は同じである。
2016年1月論評 Skylake設計 |
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2016年1月論評 Skylake設計 |
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両機/ CPU搭載例 |
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2016年1月15日時点のレビュー。なお、パーツ構成やカスタマイズ、採用パーツのベンダーは供給状況により変更があるため、購入された場合の一致性は保証していない。あくまで、手元にある実機の現状レポートである。
両機種ともM.2スロットがあるが、SSDのサポートはなく500GB HDDのみとなっている。グラフィックカードの選択肢はない。
※レビュー時点における情報
OptiPlex 5040 シリーズのパフォーマンス
CPUの性能が顕著に現れるCINEBENCH R10ベンチマークテストでチェックしたところ、 Core i3-6100 プロセッサー 搭載では処理時間が50秒だった。 OSの違い(Windows 8.1とWindows 10)での変化はないようだ。2016年1月論評 Skylake設計 |
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⇒50秒 |
2016年1月論評 Skylake設計 |
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⇒50秒 |
2016年1月論評 Skylake設計 |
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⇒43秒 |
2016年1月論評 Skylake設計 |
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⇒28秒 |
レビューしたOptiPlex 7040シリーズと比較する。Core i7-6700 プロセッサー搭載だと、その速さは圧倒的だ。OptiPlex 5040シリーズにも、Core i7-6700 プロセッサーの選択肢があるので、是非検討したいところ。
CINEBENCH R15で比較
CINEBENCH R15によるスコア比較。Core i7-6700 プロセッサーはCore i3-6100 に圧倒的な大差をつけている。
ストリートファイター4ベンチマーク
画像 | 構成 | 1280×720 ウィンドウ表示 (平均FPS) |
1920 × 1080 フルスクリーン (平均FPS) |
2016年1月論評 Skylake設計 |
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64.36 | 42.21 |
2016年1月論評 Skylake設計 |
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64.47 | 40.13 |
2016年1月論評 Skylake設計 |
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103.20 | 61.53 |
2016年1月論評 Skylake設計 |
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143.44 | 83.64 |
いずれもレビューした機種は、CPUに内蔵する「インテル HD グラフィックス 530」仕様だが、CPUの違いで差が出ている。Core i3-6100 プロセッサー だと、1280×720 ウィンドウ表示で快適プレイが可能だが、フルHDは厳しい。一方Core i7-6700 プロセッサーであれば、フルHD(1920 × 1080)でも快適プレイが可能のようだ。
消費電力
アイドル時とベンチマーク時における消費電力をチェックした。Core i7-6700 プロセッサーでは、Core i3-6100 よりも高負荷時の消費電力が高めになる。
ストレージ・パフォーマンス
上記4機種のストレージ・パフォーマンス。採用パーツベンダーは下の枠に記載。どの機種もM.2スロットを持っているが、レビュー時点でM.2 SSDが選べるのはOptiPlex 7040マイクロのみ。さすがにこれは機種比較というより、M.2 SSDとHDDの違いとして参考にしてほしい。
OptiPlex 5040シリーズの、標準付属キーボードとマウス
レビュー時点で標準付属していた有線キーボードとマウスはこちら。元々やや勾配になっているキーボードだが、チルトスタンドでさらに少しだけ高さが増せる。キーストロークが深く押しごたえがるキーだが、安価な質感は否めない。実用にはまったく問題ない。
特記すべきことはないスタンダードな有線マウスだ。
レビュー項目
- DELL OptiPlex 5040シリーズのレビューTOP
- 小型スリムPCの、OptiPlex 5040スモールをレビュー
- 拡張重視の、OptiPlex 5040ミニタワーをレビュー
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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