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USBによるドッキング機能対応、14インチビジネスノート!
DELL Latitude 14 3000シリーズ(3450)レビュー
14インチノートのLatitude 14 3000シリーズ(3450)をレビューする(以下、Latitude 3450と記載)。基本デザインは2014年ごろ登場した一部のInspironシリーズ/Inspiron 14-5000(5447)と同じ。Eシリーズドッキングステーションではなく、USBによるドッキング機能対応製品のようだ。アクセサリ商品に「USB 3.0ドック付きデルモニタスタンド MKS14」などが用意されている。
技術面ではHaswell設計(第4世代Core)とBroadwell設計(第5世代Core)に対応したモデルで、いずれも超低電圧版のUシリーズを搭載する。
なお、調査時(2015年6月)、DELLサイトではCore i3-4005Uの内蔵グラフィックが「HD グラフィックス 5500」と記載されていたが、「HD グラフィックス 4400」の間違いである。5500は第5世代Coreのものであり、Core i3-4005Uは第4世代にあたる。Latitude 3450は第5世代Coreにも対応しているため、おそらくコピペによるミスだろう。
今回レビューするLatitude 3450の構成は以下の通り。2コア4スレッド動作のCore i3-4005Uを搭載している。MAX TDP 15Wという低消費電力CPUだ。内蔵するグラフィックはインテル HD グラフィックス 4400である。選べる構成例としては、500GB 7200回転 HDD以外に、500GB ハイブリッド HDD が見られた。
2015年6月論評 Haswell設計 |
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カスタマイズ例 | Core i3-5005U ,Core i5-5200U 、Core i5-5300U 、 500GB ハイブリッド HDD (8GB Flash)、指紋認証リーダー、バックライトキーボード |
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2015年6月時点のレビューとなる。 時期や供給状況により変化があるため、最新情報は上記リンク先へ!
デザインをチェック
天板中央にDELLロゴ。所々ローコスト的な部分が見られるが、デザインとしてはわりとスタイリッシュに仕上がっている。
長いヒンジ(蝶番)のデザイン。このヒンジの構造上、180度オープンはできないが、そこそこ開く方ではなかろうか。
ヒンジの隙間部分に排気口が配置されているため、長時間の高負荷使用にはいささか心配なデザイン。しかし、ウルトラブックと同じく超低電圧板Uシリーズのインテル Coreを搭載しているので、ビジネス用途の低負荷使用であれば、シビアになることはないだろう。これがハイエンドゲームノートであれば間違いなく却下するところだが。
前面には装備端子はないが、傾斜面にスピーカを内蔵している。そして前面左側にはバッテリと電源のアクセスライトを配置している。このライトの位置を示す刻印が傾斜面にあるため、通常のユーザーポジションからは確認できない。そのためか、パームレスト面に改めて印字されている。バッテリやメモリなどでは、底面からの内部アクセスには向かない内蔵型となっている。
前面と背面。この面に端子は装備していない。
左右側面はくさび形かつ傾斜の入ったスタイリッシュデザイン。
ヘッドセット端子、LAN端子、セキュリティ穴、SDカードスロット、電源コネクタを装備。モニタ出力にはHDMI端子とVGA端子を装備。USB端子では、右側面にUSB.0端子×2基、左側面にUSB2.0端子×1基を配置している。光学ドライブはない。
65WのACアダプタ。
Latitude 3450のディスプレイ
14インチ非光沢ディスプレイ(1366 x 768)。15インチくらいまでなら一般的な解像度領域。ディスプレイベゼル上部にWebカメラとマイクを内蔵。DELLロゴがただのプリントなので、低コストぶりが伺える。
確実にTNパネルと思われる。左右からの視野角度はそこそこ良好な印象。どのTNパネルも共通だが、上からと下からの視聴は色度変移が顕著に表れる。通常のユーザーポジションからは何の問題もない。
キーボードの使用感
パームレストには極薄くシリコンコーティングしている模様で、ややソフトな手触りを感じる。キーボードは今や定番となったアイソレーションタイプ。オプションでバックライトキーボードも選択できるが、今回のは非バックライトタイプ。印字が白一色なので、ちょいと低コストな印象を受ける。長時間使用していて熱くなるのはもっぱらキーボード上部であるため、手を置くところはさほど熱くはならない印象だった。
一体型のタッチパッド、電源ボタンにはLEDライトなしで低コスト生産、パームレスト左下にバッテリと電源マークの印字。
ファンクションキーとメディアコントロールキーが兼用になっている。Windowsモビリティ等で優先したいキーを設定でき、劣勢になった方はFnキーと組み合わせて使うことになる。キーボード左側では特記するべきことはない。
¥やBackSpace、Enterキーが小さいのが変則的なところ。幸い一番端っこなので誤接触によるミスタイプはほとんどないだろう。カーソルキーは小さめであるが、独立配置なので誤接触による使いにくさはない。
キーストロークが浅く、あまり打鍵感を感じない。パチパチではなく、ペタペタと地味にタイピングしている感じ。キートップがフラットなので指先に馴染むこともない。やんわりと静かに打ちたい人にはいいのだろうが、がっつりしたいパソ兄さんの好みには合わない。DELL Latitude 12 5000シリーズ(E5250)で採用しているキーボードのほうが断然好みである。
Core i3-4005Uを搭載したLatitude 3450のパフォーマンス比較
同時期にLatitude シリーズの並行レビューしているので、 各構成によるパフォーマンスの違いを比較してみた。今回のLatitude 3450にはCore i3-4005Uを搭載しており、これいに内蔵するはインテル HD グラフィックス 4400。
グラフィック性能では似たようなものだが 、CPUパフォーマンスでは次世代のCore i3-5010UやCore i5-5300Uに負けている。ただビジネス用途であれば負荷がライト過ぎて、この差を感じる機会はなさそうだ。
PC | Latitude E5250 | Latitude E7250 | Latitude 3450 |
Latitude E5550 |
OS | Windows 8.1 (64bit) | Windows 8.1 (64bit) | Windows 8.1 (64bit) | Windows 8.1 (64bit) |
CPU | Core i3-4030U | Core i5-5300U | Core i3-4005U | Core i3-5010U |
GPU | HDG 4400 | HDG 5500 | HDG 4400 | HDG 5500 |
メモリ | 4GB | 4GB | 4GB | 4GB |
ストレージ | 500GB HDD | 128GB SSD | 500GB HDD | 500GB HDD |
※ST4 | 43.45 FPS(C) | 50.39 FPS(RANK B) | 44.69 FPS(C) | 49.82 FPS(C) |
※CINE | 1分47秒 | 1分12秒 | 1分59秒 | 1分31秒 |
※ST4:ストリートファイター4にて 1280 × 720 「ウィンドウ表示」におけるベンチマークテスト。グラフィック性能の目安に。
※CINE:CPUの性能が顕著に現れるCINEBENCH R10ベンチマークテスト。処理にかかった時間
満充電時およびディスプレイ輝度MAX時での消費電力をチェックしたが、ストリートファイター4ベンチ中の高負荷時では32Wほどだった。超低電圧版CPU搭載モデルということもあり、低消費電力のノートだ。
ストレージ パフォーマンス
今回のLatitude 3450に搭載されていたHDDはシーゲート製であったが、Latitude E5250やE5550レビューで搭載されていたHGST製よりも若干パフォーマンスが高めだった。ただし個体差もあるだろうし、どのHDDメーカー製が搭載されるか決まっているわけではないので、余興としてみてほしい。そもそもこのくらいの差では体感できるレベルではない。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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Latitude 3450のレビューは以上。詳しくはDELL公式サイトにて!
2015年6月の、Latitudeシリーズ同時レビュー
2015年6月論評 Haswell設計 |
12.5インチ メイン・ストリームノートでは、DELL史上最も薄型&軽量だった。オプションのEシリーズ・ドッキングステーション(E-Dock)とジョイントできるモデルがLatitude E5250、そして非E-DockモデルがLatitude 5250とシステム上の線引がある。 |
2015年6月論評 Broadwell設計 |
軍用規格(MIL-STD 810G)に適合した、12.5インチ・ウルトラブック! 最小重量わずか1.25 kg(3セルバッテリ搭載時)のウルトラブックでありながら、Eシリーズドッキングステーション対応製品。180度オープン可能なディスプレイであるため、狭いデスク上でも外部モニタ接続がやりやすい。 |
2015年6月論評 Haswell設計 |
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USBによるドッキング機能対応14インチビジネスノート! 基本デザインは2014年ごろ登場した一部のInspironシリーズ/Inspiron 14-5000(5447)と同じ。Eシリーズドッキングステーションではなく、USBによるドッキング機能対応製品のようだ。アクセサリ商品に「USB 3.0ドック付きデルモニタスタンド MKS14」などが用意されている。
2015年6月論評 Broadwell設計 |
14インチビジネスノート! オプションのEシリーズドッキングステーションとジョイントできる製品。180度オープン可能なディスプレイであるため、狭いデスク上でも外部モニタ接続がやりやすい。 |
2015年2月論評 2015年6月論評 Broadwell設計 |
基本デザインはInspiron 15-5000シリーズ(5547)と同じだが、表面処理や装備端子等が異なる。Latitude 15 (3550)は法人向けにアレンジした製品だと思われる。5万円台から購入できる15.6インチ非光沢ディスプレイノートで、光学ドライブは搭載していない。 |
2015年6月論評 Broadwell設計 |
15.6インチビジネスノート!ポインティング・スティック付きで操作しやすいキーボード付き。180度オープン可能なディスプレイであるため、狭いデスク上でも外部モニタ接続がやりやすい。 |