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セキュリティ・オプションが豊富な、12.5インチ・ビジネスノート

DELL Latitude 5280 / 5290 レビュー

12.5インチ・ビジネスノートのLatitude 5280をレビューする(補足的にLatitude 5290も解説)。Latitude 12-5280でもいいが、DELLサイトでは12の表記がなかったので同じく省略する。ニーズに応じて様々なセキュリティオプションが追加でき、赤外線カメラのWindows Hello顔認識機能、指紋認証リーダー、接触型FIPS 201スマート・カード・リーダーなどがある。そして、米国防総省の購買基準である「MIL-STD-810G規格」で15項目のベンチマークをクリアした筐体とのこと。なお、後継機のLatitude 5290も同じ筐体である。 天板およびパームレストには非常に薄いシリコンコーティングが施されている。ディスプレイ(レビュー機の場合)は、IPSパネルを採用していると思われる。ディスプレイは180度オープンできる構造。

Latitude 5280 / 5290 レビュー
Latitude 5280
2018年3月論評
KabyLake
(Uシリーズ)

レビューした、DELL Latitude 5280の構成

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 12.5インチ ディスプレイ(1920 × 1080)
  • 第7世代 Core i5-7300U (3MBキャッシュ、最大 3.5GHz) 
  • 8GB DDR4 メモリ
  • インテル HD グラフィックス620
  • 256GB SSD (M.2 / SATA接続)

DELL公式サイト詳細

メーカー直販 : Latitude 12(5290)~同デザインの後継機がお勧め!

※2018年3月1日時点のレビュー。手元の実機レポートであり、仕様はユーザー選択により異なる。

Latitude 5280と、後継機のLatitude 5290の違い

今回実機をもとにレビューしているのはLatitude 5280で、KabyLake設計・第7世代Core(Uシリーズ)搭載モデル。そして同デザインで後継機のLatitude 5290は、KabyLake Refresh設計で第8世代Core(Uシリーズ)搭載モデル。後者の方が処理性能が非常に高いのでお勧め。 後継機Latitude 5290では互換性で第7世代Core(Uシリーズ)も搭載できるが、性能面では意味がないだろう。インターフェースではUSB3.0からUSB3.1(Gen1)へと変更されている。

Latitude 5280の構成例

第7世代 Core i5-7300U したLatitude 5280
アーキテクチャ KabyLake設計(Uシリーズ)
ディスプレイ
  • 12.5インチ ディスプレイ(1366 × 768)
  • 12.5インチ ディスプレイ(1920 × 1080)
  • 12.5インチタッチ (1920 × 1080) 強化ガラスCorning Gorilla Glass
※それぞれで赤外線カメラの有無あり
CPU

Kaby Lake(Uシリーズ)

  • 第7世代 Core i3-7100U (3MBキャッシュ、最大 2.4GHz) 
  • 第7世代 Core i5-7200U (3MBキャッシュ、最大 3.1GHz) 
  • 第7世代 Core i5-7300U (3MBキャッシュ、最大 3.5GHz) 
  • 第7世代 Core i7-7660U (4MBキャッシュ、最大 4.0GHz)
グラフィック
  • インテル HD グラフィックス620
ストレージ
  • SSD (M.2 / SATA接続)または、2.5インチHDD

※レビュー時点の構成例。採用パーツやベンダーは供給状況により異なる。
※構成ベースの販売であり、パーツの組み合わせは制限される。

後継機 Latitude 5290の構成例

アーキテクチャ KabyLake Refresh設計(Uシリーズ)
ディスプレイ
  • 12.5インチ ディスプレイ(1366 × 768)
※それぞれで赤外線カメラの有無あり
CPU

Kaby Lake(Uシリーズ)

  • 第7世代 Core i3-7130U (3MBキャッシュ、最大 2.4GHz) 
  • 第7世代 Core i5-7300U (3MBキャッシュ、最大 3.5GHz)

Kaby Lake Refresh(Uシリーズ) 

  • 第8世代 Core i5-8250U (6MBキャッシュ、1.6GHz / 最大 3.4GHz) 
  • 第8世代 Core i5-8350U (6MBキャッシュ、1.7GHz / 最大 3.6GHz)
  • 第8世代 Core i7-8650U (8MBキャッシュ、1.9GHz / 最大 4.2GHz)
グラフィック
  • Kaby Lake(Uシリーズ)の場合、インテル HD グラフィックス620
  • Kaby Lake Refresh(Uシリーズ)の場合、インテル UHD グラフィックス620
ストレージ
  • SSD (M.2 / SATA接続)、NVMe SSD、または2.5インチHDD
KabyLake Refresh設計(Uシリーズ)は、KabyLake設計(Uシリーズ)よりも圧倒的に性能が高い。当サイトではKabyLake Refreshのパソコンを多々レビューしているので、参考に。

当方レビューに関する注意事項

※レビュー時点、レビュー実機の情報であるため、購入された場合の一致性は保証していない。
※標準搭載や仕様変更などの最新情報はDELLサイトにてご確認を。
※感想は個人的見解である。※風景に写っている周辺機器等は、DELLと関係ない物もある。
※法人向けモデルの場合でも、個人ユーザーが購入することは可能(注文は個人名の記入でOK)

DELLサイトにある「販売名」は統一性がなく、さらに新旧モデルの区別も困難。そのため唯一無二のコンピューターモデル名で確認する必要がある。詳しくは「DELL製品の把握は、コンピューターモデル名を知ること」を参照。

第7世代 Core i5-7300Uのスペック

Core i5-7300U手元にあるLatitude 5280実機では7世代Core i5-7300Uを搭載。2コア実装4スレッド動作。これに内蔵するのはインテル HD グラフィックス620。パフォーマンスは同じ構成の「DELL Latitude 7380レビュー」のを目安にしたので、ベンチマークテストを省略。ちなみに、4コア実装で次世代のKabyLake Refresh(8世代)が出た以上、7世代のベンチなどやる気が失せる。

Micron 1100Latitude 5280実機に搭載していたストレージでは、Micron 1100が搭載されていた。SATA接続M.2のSSDである。NVMe SSDほどではないが、HDDよりもかなり速い。Latitude 5290ではNVMe SSDの選択もある。

Latitude 5280:製品特徴と装備インターフェース

Latitude 5280のインターフェース 幅305mm x 奥行き211mm、厚み21.4 mm。 公称の最小重量は1.36 kgだが、このLatitude 5280実機では1.334kgだった。

MIL-STD-810G規格最近のモバイルノートはかなりの薄型スタイリッシュになっているが、Latitude 5280ではわりと従来型。大きなVGA端子を装備していることや「MIL-STD-810G規格」に対応するために薄型にはならないのだろう。また、この厚みでも光学ドライブは搭載していない。

Latitude 5280ではわりと従来型今回のLatitude 5280実機ではフルHD(1920 × 1080)搭載仕様。ドットバイドット表示では見え方はこのようになる。12.5インチ画面ではかなり高解像であるため、125%拡大が推奨されており、初期設定されている。

IPSパネルを採用Latitude 5280ではディスプレイの種類がいくつかあるが、とりあえず、実機を見る限り12.5インチ ディスプレイ(1920 × 1080)では非光沢。そして広視野角のIPSパネルを採用していると思われる。他のディスプレイでは分からないが、DELLサイトで、光沢非光沢やIPSくらいはちゃんと明記してもらいたいところだ。

左右側面の装備端子

Latitude 5280の左右側面にある装備端子を紹介する。インターフェースの装備にはオプション扱いがあり、どこまで標準なのかDELLサイトではわかりにくい。そのため付属のマニュアル書「クイックスタートガイド」を参考にした。表記もそのまま。

カスタマイズインターフェース

左側

  • 18. スマートカードリーダー (オプション)
  • 19. USB 3.0 ポート
  • 20. HDMI ポート
  • 21. DisplayPort over USB Type-C
  • 22.電源コネクタポート

右側

  • 8. 電源ボタン
  • 9. Nobel Wedge ロックスロット
  • 10. ネットワークポート
  • 11. VGA ポート
  • 12. PowerShare 機能付き USB 3.0 ポート
  • 13. ヘッドセット/マイクポート
  • 14. タッチ式指紋認証リーダー (オプション)

レビューLatitude 5280実機の例

USB Type-C端子ではDisplay Port に対応レビューしているLatitude 5280実機の場合(左側面)。これはスマートカードリーダーを搭載していない状態。このUSB Type-C端子ではDisplay Port に対応する。

PowerShare対応右側面。このUSB3.0端子ではPowerShare対応。そしてビジネスモデルらしく、レガシーになりつつあるVGA端子を装備している。

インターフェースの補足説明

※USB Type-Cは単なるコネクタ形状の規格であるため、どの転送規格に対応するかは各々異なる。
※PowerShare対応とは、PC起動なしでUSB充電用に使える機能。
※初心者向けに、周辺機器とつなぐ端子の知識を、パソコンの接続端子(シリアルバス規格)で解説。
※ディスプレイと接続する端子の知識を、パソコンのディスプレイ端子で解説。

背面と前面、ディスプレイベゼル

ディスプレイベゼル

  • 1. 赤外線 (IR) カメラ(オプション)
  • 2. 赤外線エミッタ(オプション)
  • 3. カメラステータスライト(オプション)
  • 4. カメラ(オプション)
  • 7. デュアルアレイマイク

背面と前面

  • 5. uSIM カードスロット(オプション)
  • 6. uSD カードリーダー
  • 15. バッテリー充電ステータスライト
  • 16. スピーカー

レビューLatitude 5280実機の例

はいめんLatitude 5280実機まずはLatitude 5280実機の背面。ヒンジ(蝶番)の外装はアルミ素材のようでヘアライン加工がされている。左側に排気口のフィンが見える。背面の装備端子にSIM カードスロット(オプション) と、SDカードスロット。いずれもマイクロタイプ。

バッテリー充電ステータスライト前面ではバッテリー充電ステータスライトが右端に搭載されている。傾斜部分にステレオスピーカを配置している。

赤外線カメラではなく、ノーマルなWebカメラディスプレイベゼル。このLatitude 5280実機では赤外線カメラではなく、ノーマルなWebカメラ仕様。左右にマイクを内蔵している。そして下部ベゼルにはハメ込まれたようなDELLロゴ。

ACアダプタ

Latitude 5280のACアダプタデザイン65WのACアダプタが付属。ジョイントする電源ケーブルは太め。

後継機である、Latitude 5290の装備端子チェック

比較Latitude 5290の装備端子後継機であるLatitude 5290の実機がないので、クイックスタートガイドでインターフェースを確認。筐体そのものはやはりLatitude 5280と同じようだ。どうやらUSB3.0端子がUSB3.1端子に変更されている。Gen1のため転送速度は同じく5Gbpsで変わらないものの、USB3.1なので給電能力が高く、規格上では供給できる電流が5A(USB3.0の約5.5倍)、電圧が20V(USB3.0の4倍)。

見せてもらおうか、MIL-STD-810G規格をクリアした筐体とやらを

シャア風にMIL-STD-810G規格をクリアをいってみるLatitude 5280ではポリカーボネート(工業プラスチック)ベースの筐体なので、質感に高級感はない至ってノーマルな印象。ただ、天板にはごく薄いシリコンコーティングがされており、なんとなくしっとり感がある。ポリカーボネートの質感を隠す分には十分だろう。

ポリカーボネートの質感底面はそのままポリカーボネートの質感のまま。

ヒンジディスプレイが180度オープンできるヒンジ構造。

排気口右側面の装備端子。ディスプレイ全開オープンにしても、排気口を塞がない構造。縫い目のように点々と排気口のスリットがある。

キーボードレビューパームレストにもごく薄いシリコンコーティングが施してあり、非常に微かなしっとり手触り。パームレストの右下に指紋認識リーダーが搭載できるが、この実機では非搭載仕様。

Latitude 5280の電源ボタン電源ボタンは棒状のLED点灯。

Enterキー、BackSpace、¥、Shift、PageUp/PageDown、スペースキー、半角全角Enterキー、BackSpace、¥、Shiftキーはやや小ぶりなので、少し慣れが必要かも。BackSpaceと¥のようにくり抜き穴が一緒で隣接している箇所がいくつかあるが、これは英字キーボードの加工をそのまま流用したコスパ設計だと思われる。カーソルキーは一段下がっているので使い易いが、PageUp/PageDownとの誤接触がやや気になる。

左側キー半角全角は小さくなく、左半分は概ね良好。

12.5インチノートにしては、そこそこキーストロークもあり心地よい打鍵感。キートップはわずかに湾曲した形状。

クリック感クリックボタンはふわりとしたクリック感。

キーを操作してみるホームポジションの様子。キーボードバックライトはオプションで付けられるようだが、このLatitude 5280実機では非搭載の仕様である。Latitude 5280のレビューは以上。

予算に問題がなければ、Latitude 5280よりもLatitude 5290をオススメする。デザインとしてはこのレビューは参考にできると思われる。仕様の詳細はDELLサイトにて確認されたし。

詳しくはDELLサイトへ

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より

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