DELLノートパソコンのレビューをリストでまとめ
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上級モデルでアルミボディ、15.6インチ 2-in-1ノート!高度な顔ログインのIRカメラを搭載!

DELL Inspiron 15 7000 2-in-1(7569) レビュー

2016年6月に発売したInspiron 15 7000 2-in-1こと、Inspiron 7569をレビューする。以降、当サイトでは便宜上、Inspiron 15(7569)と呼ぶ。※2016年9月15日時点のレビューであり、手元の実機における現状レポートである。

同じ7000シリーズ・グレードで、13.3インチモデルにInspiron 13 7000 2-in-1(7368)があるが、Inspiron 15(7569)はこれを15.6インチ仕様にしただけのモデルと理解すれば話は早い。実際、説明文も「13.3インチ⇒15.6インチ」に書き直す程度ですむくらい共通する。アルミボディの基本デザイン、広視野角&フルHD(1920 × 1080)、装備端子の種類と数、IRカメラ搭載、キーボードパーツまで仕様が同じである。13.3インチにフルHDは細かすぎると思うなら、15.6インチのInspiron 15(7569)を選ぶといいだろう。ただし、タブレット用途では2Kgを超えるのでヘビー級になる。

追記

2016年9月には、KabyLake設計になってリニューアルされている。モデル名はInspiron 15 7000 2-in-1 (7579)。見たところ筐体デザインに変更はないようだ。外観デザインとして、7569のレビューを参考にどうぞ。

15.6インチ2-in-1ノート!Inspiron 15(7569)の概要

Inspiron 15 7000 シリーズ 2-in-1 プレミアム・フルHDタッチパネル(256GB SSD搭載) Inspiron 15(7569)は15.6インチのタッチスクリーンで、360度回転するヒンジにより、「ノート、テント、スタンド、タブレット」の4モードに形態を変えられる。テントとスタンドはただの応用だから、ノートとタブレットの2-in-1タイプ。高解像度のフルHD(1920 × 1080)搭載で、斜めからでも見やすい広視野角パネルを採用している。(おそらくIPSパネルであろう。)

Inspironノートでは、3000シリーズ(基本モデル)、5000シリーズ(標準モデル)、7000シリーズ(上級モデル)とグレード分けされており、Inspiron 15(7569)は上級モデルに分類される。天板およびパームレストにはアルミ素材を用いており、素材にプレミアム性を持たせてある。また、赤外線(IR)カメラが標準搭載されており、Windows Helloと連携して顔を認識するので、パスワードを使わずに楽々とログインできる。暗い場所でも操作ができるバックライト キーボードを搭載している。

USB2.0端子、USB3.0端子のほか、次世代インターフェースであるUSB Type-C端子を装備している。Inspiron 15(7569)が採用しているアーキテクチャはSkylake-Uシリーズで、ウルトラブックでも使われる低消費電力の仕様となっている。

今回レビューするInspiron 15(7569)の構成

今回レビューするInspiron 15(7569)の構成は以下のとおり。レビュー時点の最小構成となっている。DELLサイトでの表記はなかったが、ディスプレイは広視野角だったのでIPSパネルと思われる。※一応、広視野角と記載しておく。

Inspiron 15 7000 シリーズ 2-in-1 プレミアム・フルHDタッチパネル(256GB SSD搭載)
2016年9月レビュー
Skylake設計

DELL Inspiron 15 7000 2-in-1(7569)

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 15.6インチ 広視野角 タッチ ディスプレイ(1920 × 1080) ※赤外線Webカメラ搭載
  • 第6世代 Core i5-6200U (最大 2.80 GHz)
  • 8GB デュアル チャネル DDR4 2133MHz (4GBx2)
  • インテル HD グラフィックス520
  • 256GB SSD ※M.2スロット(SATA接続)

当方レビューに関する注意事項

※パーツ構成やカスタマイズ、採用パーツのベンダーは供給状況により変更がある。
※個人規模および、一個体の調査、一部の情報のため、購入された場合の一致性は保証していない。
※記事はレビュー時点の情報である。標準搭載の内容や変更状況など、最新情報はDELLサイトにてご確認を。
※状況については極力丁寧に説明するが、感想やアドバイスは個人的意見なので、それが正解だと押し付ける気はない。
※風景にある周辺機器等は、DELLとは関係のないアイテムである。

Inspiron 15(7569)の構成例

2016年9月15日時点の構成例をまとめてみた。第6世代 Core i5-6200Uおよび、Core i7-6500Uの選択となる。いずれも内蔵グラフィックは、統合されているインテル HD グラフィックス520。上級の7000シリーズということもあり、SSDを搭載、メモリも比較的大容量で構成されている。

アーキテクチャ Skylake設計(低消費電力 Uシリーズ)
ディスプレイ
  • 15.6インチ 広視野角 タッチ ディスプレイ(1920 × 1080) ※赤外線Webカメラ搭載
CPU
  • 第6世代 Core i5-6200U (最大 2.80 GHz)
  • 第6世代 Core i7-6500U (最大 3.10 GHz)
内蔵グラフィック
  • インテル HD グラフィックス520 (共通)
メモリ
  • 8GB デュアル チャネル DDR4 2133MHz (4GBx2)
  • 12GB デュアル チャネル DDR4 2133MHz (8GBx1 + 4GBx1)
ストレージ
  • 256GB SSD
  • 512GB SSD
装備する主要端子 USB2.0端子、USB3.0端子 ※PowerShare対応(PC起動なしでUSB充電用に使える)、
USB Type-C端子、HDMI端子、メディアカードリーダー(SD / SDHC / SDXC)
サイズ(公称値) 幅: 378.9mm × 奥行き: 252.5mm × 厚み:18.9mm
最小重量: 2.18Kg
備考
  • ブラッシュド加工のアルミボディ
  • 光学ドライブなし
  • 802.11ac + Bluetooth 4.0, デュアルバンド 2.4 GHz & 5 GHz
  • バックライト キーボード搭載
  • 3セルバッテリ内蔵

※ほぼ構成販売なので、パーツの組み合わせは限定される。採用パーツやベンダーは供給状況により変更がある。
※構成に関しては、レビュー時点であり変更の可能性もある。

追記

2016年9月には、NEW Inspiron 13 7000 2-in-1(7379) が発売された。DELLサイトをみると、筐体デザインや装備端子に変化はみられない。リニューアル点としてSkylake設計からKabyLake設計に刷新されている。第7世代Core i7-7500U か Core i5-7200U の選択となり、内蔵グラフィックはインテル HD グラフィックス620。デザインについては、Inspiron 15(7569)のレビューを参考にして差し支えはないだろう。

アルミボディ!Inspiron 15(7569)のデザイン

上質なデザイン、パワフルな性能Inspiron 15 7000 2-in-1天板はアルミ素材であり、表面はヘアライン加工。上級モデルらしい仕様でしかもシンプル。

DELLロゴデザイン天板中央に少し溝状になって、光沢ブラックのDELLロゴを配置している。天板の先端に長い一本線があるが、これはデザイン性というより、構造上の都合かと思われる

ダイアモンドカット天板のエッジはダイアモンドカットされており、金属の光沢面がアクセントになっている。パームレストもアルミ素材だが、端子の配置する側面もそのまま折り曲げてアルミ素材となっている。

Inspiron ロゴを配置底面はアルミ素材にはなっていない。ガンブラックカラーでポリカーボネート(工業プラスチック)の材質。
中央には溝になったInspiron ロゴを配置している。Skylake設計のUシリーズ搭載なので、さすがにファンレス構造とはいかず通気口はある。底面側のカーブ面に吸気口のスリット、背面側に排気口を配置している。また、 左右のカーブ面にスピーカーを内蔵している。ノートパソコン程度のサウンド出力なので、配置による不具合は感じなかった。

360度回転できるヒンジ

2-in-1機構のヒンジ2箇所に360度回転できる機構のヒンジを配置。

15.6インチノート・モード

15.6インチノートInspiron 15(7569)基本形態と言える15.6インチノート。2-in-1と言うけれど、スタンダードなノートを購入した感覚に近い。ただし、Inspiron 15(7569)の最大のデメリットであるキーボードの小ささが原因で、一般的な15.6インチノートと異なる違和感がある。
コストダウンのためだと思われるが、13.3インチノートのInspiron 13 7000 2-in-1(7368)と同じキーボードを搭載しているため、15.6インチノートらしからぬ狭さは否めない。ただ、パームレストが広いので、手はゆったりと置ける。

横側のInspiron 15(7569)デザイン写真横から見ると、かなりスリムな15.6インチノート。

もうひとつ、一般的なノートと異なる違和感は電源ボタンが右側面に配置されていること。これは2-in-1ノートの仕様のため仕方がない。ノートを手前に引き寄せるとき、押してしまうハプニングには気をつけたほうがいいだろう。(慣れの問題だが。)
なお、ノート形態でタッチパネルを使うのもいいが、指で押すとディスプレイがプラプラするので、あまりノートでタッチ操作はしないかな。

タブレット、スタンド、テントモード

タブレットPCになるInspiron 15(7569)ディスプレイを後方に折りたたむことで、タブレットPCになる。一定の位置まで折り曲げると、キーボードは無効になる。 傾けた方向にあわせ、ジャイロセンサーにより自動回転する(任意で回転ロックも可能)。縦置きだと、WEB閲覧に便利。フルHD(1920 × 1080)解像度なので、縦にしてもドットバイドット表示なら当サイトが丸々収まる領域を持つ。

テントモードとスタンドモードは、ノートとタブレットの中間ポジションを利用したモード。スタンドモードは、タブレットをスタンドに置いたような使い方と言っておこう。テントモードは接地面が少ないスタイルで、例えばキーボードとマウスを繋いで一体型パソコンみたいな使い方もできる。

DELLロゴの位置を下にした持ち方ディスプレイベゼルにWindowsキーはないので、掴んでいる親指で押してしまう煩わしさはなく、中央を挟み持つことができる。裏側はキーボード面になるので、キーの感触がちょっと気になるくらいか。

ディスプレイベゼルにあるDELLロゴの位置を下にした持ち方の場合、排気口が手に当たるので、高負荷処理が続くと手が熱くなりそうだ。しかし、高負荷な作業をするときは、まずノートパソコンモードだろうから、さほど懸念要素ではないだろう。ネットくらいでは熱風が出ることはまずないし。気になるようであれば、反対側の位置を持てばいいだろう。

広視野角!15.6インチ・フルHDディスプレイ

Inspiron 15(7569)のディスプレイ15.6インチ画面にフルHD(1920 × 1080)解像度を搭載している。15.6インチ画面でもフルHDは細かい表示になるためか、初期設定では125%の拡大設定になっている。ディスプレイベゼルはそこそこスリムなので、見た目の野暮ったさはない。

当レビューではドットバイドット表示である100%に戻して撮影した。(ドットバイドットとは、1pxの情報を「ディスプレイの1ドットで表示させること」で、拡大縮小をしていない状態のこと。ドットバイドット表示以外は尻切れや滲みの原因となる。)

IPSパネルのInspiron 15(7569)DELLサイトでは触れられていなかったが、広視野角なのでIPSパネルを採用していると思われる。TNパネルと違って色度変移をほとんど感じさせない。光沢ディスプレイなのでメリハリある画質だが、光の映り込みには角度調整が必要。

赤外線(IR)カメラ搭載

赤外線エミッタディスプレイベゼル上部中央には、赤外線(IR)カメラが搭載されており、Windows Helloと連携して顔を認識するので、パスワードを使わずに楽々とログインできる。赤外線カメラの周辺には、赤外線エミッタ、カメラステータスライト、デュアルマイクが内蔵されている。

Inspiron 15(7569)の装備インターフェース

アクティビティライト表示前面中央には、「電源・バッテリ・ストレージ」の兼用ライトが配置されている。どのアクティビティライト表示にするのかは、ユーザー自身が任意で設定できる。(Fn + H にて切り替え)

排気口背面は中央の排気口のみ。

右側面

インターフェースInspiron 15(7569)の右側面では、「電源ボタン、音量ボタン、SDカードスロット、USB2.0端子、セキュリティロック・スロット」を配置している。 カードスロットでは結構奥まで格納される。取り出すときは、一度カードを押し込むと押し返されるので、それを取り出す。ディスプレイを閉じているときは、電源スイッチは入らないので、移動中でも安心。

左側面

USB Type-C端子搭載左側面では、「電源コネクタ、USB Type-C端子、HDMI端子、USB3.0端子、ヘッドセット端子」を配置している。
光学ドライブとや有線LAN端子は装備していない。ネットワークは無線か、USB接続のLANアダプタが必要となる。

USB 3.1 Type-Cコネクタ

USB 3.1 (USB Type-C端子)

USB 3.1 では、転送速度の異なるタイプが2つある。(初期登場のGen1と、後期のGen2)。
どちらも、USB 3.1の持つ機能は共通である。新しく「USB Type-Cコネクタ」へ刷新されたが、USB3.0以下との通信互換はあり、変換コネクタを使えば接続が可能(後方互換のため、速度は各規格に準じる)。

マウス/キーボード、ディスプレイ、オーディオ機器、外付けストレージ、LANハブなどのネットワーク機器は各専用ケーブルが必要であったが、USB 3.1 Type-Cで集約されていく予定。(2015年以降、対応機器の登場次第)

USB Type-Cコネクタに上下の決まりはなく、どちらの向きでも挿し込むことができる。抜き挿しでは約10,000回ほど耐えられるという。AコネクタとBコネクタのように、ホスト側とデバイス側でコネクタ形状を変えるのを廃止。どちらもUSB Type-Cコネクタで1つで統一した。

初期のUSB3.1 - Gen1

理論値5Gbps(625MB/s)の転送速度。機能はGen2と同じ。
SuperSpeed(Gen1)と呼ばれ、数値上ではUSB 3.0と同じ速度である。

USB3.1 - Gen2

理論値10Gbps(1250MB/s)の転送速度。SuperSpeed + と呼ばれる。
数値上では、USB 3.0の2倍の速度になる。

供給できる電流は5A(USB3.0の約5.5倍)、電圧が20V(USB3.0の4倍)。つまり100Wの給電能力を持つ。(USB3.0では4.5W)。この給電能力の向上で、ほとんどのUSB3.1対応周辺機器が「ACアダプタ不要」となる。

サイズと重量

2kg超えとなると、タブレットPCとしてはヘビー級幅: 378.9mm × 奥行き: 252.5mm × 厚み:18.9mm 。最小重量: 2.18Kgとのことだが、今回のInspiron 15(7569)実機を測ったところ、2.163kgであった。ACアダプタは電源ケーブル込で264g。

2kg超えとなると、タブレットPCとしてはヘビー級。片手持ちのタブレット用途ではあまり現実的ではない。机とか膝の上とかに載せて使うスタイルとなるだろう。13.3インチのInspiron 13 7000 2-in-1こと、Inspiron 13(7368)をレビューしたときは、ちょうど1.6kgであり、当方における実機比較ではInspiron 15(7569)が+437gだけ重くなる。

13.3インチのInspiron 13 7000 2-in-1こと、Inspiron 13(7368)とサイズ比較

Inspiron 13(7368)とサイズ比較Inspiron 13(7368)とInspiron 15(7569)を並行して調査したため、サイズ比較してみる。言わなくてもわかると思うが、小さいほうがInspiron 13(7368)。

非常に薄型スタイリッシュ装備する端子の種類や位置、数も同じ。厚みは約19mm、非常に薄型スタイリッシュで共通事項。

非常に薄型スタイリッシュ基本的に「Inspiron 13(7368)を15.6インチノートにしたら、Inspiron 15(7569)になった」と捉えれば、製品の特徴を把握しやすい。フルHD(1920 × 1080)解像度は共通なので、画面が大きい分、Inspiron 15(7569)のほうが文字やアイコンが大きめに表示され、表示領域は同じ。※ドットバイドット表示にて

タッチパッドエリアパームレストが大きい分、Inspiron 15(7569)のほうがタッチパッドエリアが広く取られている。

Inspiron 13(7368)のキーボードパーツ搭載しているキーボード・パーツがまったく同じ。Inspiron 13(7368)のキーボードパーツを、Inspiron 15(7569)が流用したといえる。ゆえにタイピング感覚は共通する。ただし、パームレストのサイズ違いがあるので、ゆったり感は違う。15.6インチノートのキーボードじゃないと思うと、そこはInspiron 15(7569)の最大デメリットと言える。

キーボード

天板と同様に、パームレストもアルミ素材となっている。アルミ部分は左右側面と前面までに至る。そしてヘアライン加工。部分的に小さいキーはあるが、主要キーでは幅のキーピッチを19mmキープしており、特に違和感なく打てる。

独立スペースにあるので、接触等小さくなるキーは隣接させることで、小ささを感じさせない工夫をしているようだ。ちょっと見慣れない感もあるが、操作において支障はない。カーソルキーが小さいが、独立スペースにあるので、接触等による誤操作はない。

キートップはほぼフラット、キーストロークも浅めであるが、これくらいの薄型ノート製品の場合は一般的な仕様といえる。モバイルノートとして普通に扱えるレベル。気になるほどのたわみもない。一体型のタッチパッドでは、滑りもよく面積はわりと広め。周囲のエッジはダイヤモンドカット加工により、金属の光沢がアクセントになっている。

兼用で使われるF10のキーがバックライトキーボードのスイッチになっており、オン・オフならびに2段階の調光が可能。これで会議室など暗い場所でも操作できる。印字部分がかすれることなく発光されている。

レビュー項目

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