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12.5インチ メイン・ストリームノートでは、DELL史上最も薄型&軽量だった
DELL Latitude 12 5000シリーズ(E5250/5250)レビュー
12.5インチ メイン・ストリームノート、Latitude 12 5000シリーズ(E5250/5250)をレビューする。この製品では、オプションのEシリーズ・ドッキングステーション(E-Dock)とジョイントできるモデルがLatitude E5250、そして非E-DockモデルがLatitude 5250とシステム上の線引がある。しかしDELLサイトでの販売ではすべてLatitude 12 5000シリーズ(E5250)でくくられており、構成上で「E-Dock構成か非E-Dock構成か」という扱いになっている。
このレビュー実機ではドッキング・コネクタのない「非E-Dock」なので、正式名はLatitude 5250なのだが、販売上ではLatitude 12 5000シリーズ(E5250) で扱われている。うーむ、記事での呼称に困った・・。まずは製品名の整理をしておかないと、すんなりレビューに入れないもどかしさ・・・どうにかしてくれ。
不本意だが、名前が煩わしいのでLatitude E5250じゃないけど、以下Latitude E5250と記載する(厳密にはLatitude 5250だけど、DELLサイトでの呼称を優先する)。DELLサイトの記載では、「デル史上最も薄型軽量の12インチメインストリームノートパソコン」とある。180度オープン可能なディスプレイであるため、狭いデスク上でも外部モニタ接続がやりやすい。
製品概要の欄では色々と筐体のカスタマイズが説明されていたが、とりあえず当サイトでは手元にあるLatitude E5250の現状をレポートする。Haswell設計のUシリーズを搭載するモデルで、実機ではCore i3-4030Uを搭載している。また500GB HDDを搭載しているが、構成では128GB SSDの選択も見られた。以下、今回レビューするLatitude E5250の構成。
2015年6月論評 Haswell設計 |
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他カスタマイズ例 | バックライト・キーボード、 128GB SSDの搭載、指紋認証リーダーの追加など色々あり。ご自身で調べてください。 |
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2015年6月時点のレビューとなる。 時期や供給状況により変化があるため、最新情報は上記リンク先へ!
Latitude E5250の特長:デザインと装備端子
12.5インチ メイン・ストリームノートでは、DELL史上最も薄型&軽量の製品らしい。最小重量: 1.56 kgあたり。
DELLサイトの記載⇒「デル史上最も薄型軽量の12インチメインストリームノートパソコンがあれば、どのような場所でも生産性を維持できます。」
そもそもメイン・ストリームの定義がはっきりしないので、あまり気に留める要点ではなさそう。少なくてもデザイン面ではとくに劇的な印象を感じない。
天板はシリコンコーティングがされているのか、滑らかな手触り。なおDELLサイトの製品概要では、「強化構造のマグネシウム製ディスプレイカバーをオプションで選択できる」とあるが、注文欄ではその選択がなく、すでに標準化しているのか、していないのかよくわからない状況。
Latitude E5250の底面。ドッキングモデルであれば、背面後方にコネクタが配置される。このLatitude E5250実機では非モデルの選択なのでふさがった状態である。(厳密にはこの実機、ドッキングコネクタのないモデルなので、Latitude E5250ではなくて、Latitude 5250という製品)。何でLatitude E5250で統一してしまうのか理解できない。
2箇所のヒンジ構造により、ディスプレイが180度オープンできる。外部モニタの接続時には、Latitude E5250のディスプレイが邪魔になることがない。
端子~外部モニタ端子にはHDMI端子と、mini Display Port 端子を実装
Latitude E5250の注目ポイントとしては、外部モニタ接続用にHDMI端子とmini Display Port の両方を実装していることだ。また、背面に端子が集中しているので、ケーブルの常時接続が日常であれば取り回しのよい環境である。
背面にはギガビットLAN端子、USB3.0端子×2基、HDMI、電源コネクタが確認できる。ヒンジ部分はアルミ素材のアルマイト加工でヘアラインが施されている。
スピーカがほぼ底面に近い下向きに配置されているが、そもそも出力の低い内蔵スピーカなので反響して音がこもることはない。前面には装備端子がないが、「電源、HDD、バッテリ、ワイヤレスの動作ライト」を右端に集中配置しており見やすい。
左側面にはセキュリティロックケーブル穴、排気口、ヘッドセット端子。なお光学ドライブは非搭載となっている。右側面にはSDカードリーダ、Power Share USB仕様のUSB3.0端子×1基を装備している。背面にはHDMI端子があったが、さらに右側面にmini Display Port 端子を装備している。
※Power Share USB仕様とは
パソコンの電源が入っていなくても、ここのUSB端子から携帯電話やオーディオプレイヤーなどの周辺機器を充電することができる。USB経由で充電をする機会が増えた現在では便利な機能。ノートパソコンを持ち運んだら、USB充電器の代役にもなる。
Latitude E5250レビュー実機に付属されていたACアダプタと電源ケーブル。E5 65W AC アダプタ 3-ピン、E5 90W A/C アダプタ、65W AC アダプタ 3-ピン ハロゲンフリー など複数のタイプが有るようだ。
同じく12.5インチノートのLatitude E7250と並べてみた様子。基本デザインは似ているが、Latitude E7250のほうがややスタイリッシュな筐体デザインである。
ディスプレイ
12.5インチ非光沢液晶画面。15インチクラスまでではごく一般的なHD解像度(1366 x 768)となっている。TNパネルだと思うが、ちょっとした角度であれば色度変移は気にならない。ディスプレイベゼルの上部にWebカメラ、下部に半立体のDELLロゴを配置。ディスプレイ外周に緩衝ラバーを配置しており、デコボコのないスッキリしたベゼルデザインだ。
Latitude E5250のキーボードとパームレスト
タイピングの様子。パームレストには薄くシリコンでコーティングしたような手触りを感じる。
アイソレーションタイプの防滴キーボードを採用。¥やBackSpaceキーは小さく、Enterキーや右Shiftキーが短めなのが変則的なところ。ただ、一番端にあるので大して操作性の犠牲にはなっていない。それに12.5インチノートであることを考慮すれば許容範囲か。
カーソルキーも一段下がって操作性を上げているものの、隙間に置かれているPageUPやPageDownの存在が少し邪魔くさい。ファンクションキーと兼用となっている水色のコントロールキーなどはFnキーと組み合わせて使う。ファンクションキーかコントロールキーか、優先したいキーは設定できる。
カーソルキーも一段下がって操作キーボードの左下にLATITUDE 5250の印字がある。E-Dock対応なら「LATITUDE E5250」と記載されることだろう。DELL Latitude 12 5000シリーズだとか、Latitude 5250なのに販売ではLatitude E5250でまとめられたりと呼び名が複数あってカオス状態。
キートップが波状になっており指先に馴染む。最近のノートとしては比較的キーストロークが深めなので、しっかりした打鍵感が好印象。
クリックボタンにはシリコンコーティング。操作性は良好。
LEDライトで点灯する電源ボタン。その左隣にはマイクを内蔵。なお、Webカメラ側のマイクはマニュイアル上オプション扱いと記載されているが、実際どこまで標準なのか分かりづらいので、購入時には構成の詳細をよく確認したほうがいい。
Latitude E5250のベンチマークテスト~姉妹機との比較
レビュー実機のLatitude E5250では、Core i3-4030Uを搭載しており、これに内蔵するグラフィックがインテル HD グラフィックス 4400。この構成でのパフォーマンスをチェックした。同時期にLatitude E7250、Latitude 3450、Latitude E5550もレビューしているので、これと比較してみよう。
PC | Latitude E5250 |
Latitude E7250 | Latitude 3450 | Latitude E5550 |
OS | Windows 8.1 (64bit) | Windows 8.1 (64bit) | Windows 8.1 (64bit) | Windows 8.1 (64bit) |
CPU | Core i3-4030U | Core i5-5300U | Core i3-4005U | Core i3-5010U |
GPU | HDG 4400 | HDG 5500 | HDG 4400 | HDG 5500 |
メモリ | 4GB | 4GB | 4GB | 4GB |
ストレージ | 500GB HDD | 128GB SSD | 500GB HDD | 500GB HDD |
※ST4 | 43.45 FPS(C) | 50.39 FPS(B) | 44.69 FPS(C) | 49.82 FPS(C) |
※CINE | 1分47秒 | 1分12秒 | 1分59秒 | 1分31秒 |
※ST4:ストリートファイター4にて 1280 × 720 「ウィンドウ表示」におけるベンチマークテスト。グラフィック性能の目安に。
※CINE:CPUの性能が顕著に現れるCINEBENCH R10ベンチマークテスト。処理にかかった時間
グラフィックパフォーマンスとして、HDG 4400 とHDG 5500では、僅差で5500が上といった様子。CPUではそれなりに世代やCore ブランドによって差がある。
アイドル時では7W、ストリートファイター4ベンチマーク中では48Wあたりの消費電力。(モニタ輝度MAX、満充電状態にて)
BD超える高画質映像コンテンツ:Pioneer Visual Material Movie01の再生における、CPU負荷率をチェック。この映像は「平均Rate 50Mbps、最大70Mbps/VBR」という通常のBDタイトルを超える転送レートである。 (※通常のBDタイトルの場合は等速36Mbps、最大Rate 40Mbpsで制限されている。) 再生直後はしばらく読み込みで高負荷が続くので、安定した後の負荷率をチェックする。
このLatitude E5250では使用率9%程度だったので充分余裕の処理だった。ビジネス用途であればこれで十分であることが伺える。
ストレージパフォーマンス
今回の実機Latitude E5250で搭載されていたHDDは、日立グローバルストレージテクノロジーズ (HGST)製。ウェスタン・デジタル社の傘下となったHDDメーカーである。 Latitude E5250というよりはこのHDDのパフォーマンスをチェック。
同時期にいくつかのLatitudeシリーズを並行レビューしているので合わせて比較してみよう。以下、シーゲート製のST500LM021-1KJ152、HGST製のHTS725050A7E630のHDDである。
それぞれ違うPCでの測定なので厳密な比較にはならないが、シーケンシャルアクセスではシーゲート製がやや優勢な感じ。その差は僅差でどんぐりの背くらべみたいなものだし、搭載できるHDDメーカーも選べるわけではないので、ここは気にする内容ではない。
Latitudeシリーズ・レビューのうち、2機はSSDを搭載した状況だったので一応掲載。HDDよりも圧倒的なパフォーマンスの高さである。パソ兄さんの調査時点では、Latitude E5250にもSSDが搭載できるみたいなので、検討してみる価値はある。
現在では、DELL史上最も薄型&軽量でないかも
ちょうど並行 レビーしていたので、DELL Latitude 12 7000シリーズ(E7250)と並べてみた。どうみてもLatitude 12 7000シリーズ(E7250)のほうが、薄型&軽量。そういうわけで「現在では、DELL史上最も薄型&軽量でないかも」と付け加えておく。※DELL史上最も薄型&軽量というのは、DELLサイトに記載されていたキャッチコピーだったので一応告知したまで。
Latitude E5250のレビューは以上。詳しくは公式サイトにて。 ※厳密には今回のレビュー実機はE-Dockが使えないタイプなのでEのつかないLatitude 5250である。
2015年6月の、Latitudeシリーズ同時レビュー
2015年6月論評 Haswell設計 |
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12.5インチ メイン・ストリームノートでは、DELL史上最も薄型&軽量だった。オプションのEシリーズ・ドッキングステーション(E-Dock)とジョイントできるモデルがLatitude E5250、そして非E-DockモデルがLatitude 5250とシステム上の線引がある。
2015年6月論評 Broadwell設計 |
軍用規格(MIL-STD 810G)に適合した、12.5インチ・ウルトラブック! 最小重量わずか1.25 kg(3セルバッテリ搭載時)のウルトラブックでありながら、Eシリーズドッキングステーション対応製品。180度オープン可能なディスプレイであるため、狭いデスク上でも外部モニタ接続がやりやすい。 |
2015年6月論評 Haswell設計 |
USBによるドッキング機能対応14インチビジネスノート! 基本デザインは2014年ごろ登場した一部のInspironシリーズ/Inspiron 14-5000(5447)と同じ。Eシリーズドッキングステーションではなく、USBによるドッキング機能対応製品のようだ。アクセサリ商品に「USB 3.0ドック付きデルモニタスタンド MKS14」などが用意されている。 |
2015年6月論評 Broadwell設計 |
14インチビジネスノート! オプションのEシリーズドッキングステーションとジョイントできる製品。180度オープン可能なディスプレイであるため、狭いデスク上でも外部モニタ接続がやりやすい。 |
2015年2月論評 2015年6月論評 Broadwell設計 |
基本デザインはInspiron 15-5000シリーズ(5547)と同じだが、表面処理や装備端子等が異なる。Latitude 15 (3550)は法人向けにアレンジした製品だと思われる。5万円台から購入できる15.6インチ非光沢ディスプレイノートで、光学ドライブは搭載していない。 |
2015年6月論評 Broadwell設計 |
15.6インチビジネスノート!ポインティング・スティック付きで操作しやすいキーボード付き。180度オープン可能なディスプレイであるため、狭いデスク上でも外部モニタ接続がやりやすい。 |
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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