DELLノートパソコンのレビューをリストでまとめ
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【Whiskey Lake】アルミ天板と狭額画面のスタイリッシュ!14インチノート

DELL Inspiron 14 5000(5480)レビュー

Whiskey Lake設計のInspiron 14 5000こと、Inspiron 5480(コンピューターモデル名)をレビューする。14インチ 非光沢 IPSディスプレイ搭載のホームモバイル。アルミ天板の高級感、狭額ディスプレイ、薄型ボディですっきりしたスタイリッシュ・デザイン。高解像度1920 × 1080なので表示領域も広い。 IPS パネル採用なので広視野角。USB Type-C端子を装備。

Whiskey Lake設計で、第3弾目となる第8世代のCore i7(Uシリーズ)が搭載可能。オプションでGeForce MX150が搭載できるため、ちょっとしたグラフィックパフォーマンスの向上も可能。そのため古いゲームや設定次第では、ゲーム用途に使える。ストレージはPCI Express接続のNVMe SSD(M.2)搭載なので起動が速い。2.5インチHDD追加のデュアル構成も可能。光学ドライブはなし。

Inspiron 14(5480)のレビュー実機紹介と、構成例

DELL Inspiron 14 5000(5480)レビューレビュー時点ではカラーバリエーションに、バーガンディとプラチナシルバーの2色がある。今回どちらの色もレビュー用に導入した。まず、このページではバーガンディを先に紹介する。

Inspiron 14 (5480)
2018年12月レビュー
Whiskey Lake
(Uシリーズ)

レビューした、DELL Inspiron 14 (5480)の構成

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 14インチ 非光沢 IPS ディスプレイ(解像度1920 × 1080)
  • 第8世代 Core i7-8565U (4コア/8T、8MBキャッシュ、1.8GHz / 最大 4.6GHz)
  • 8GB DDR4メモリ- 2666MHz (シングル)
  • NVIDIA GeForce MX150 2GB GDDR5
  • 128GB NVMe SSD (M.2 / PCI Express接続)+1TB HDD(2.5インチ)

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※2018年12月19日時点のレビュー。本製品の発売日は2018年10月5日である。

レビューに関する、注意事項

※手元の実機に限った内容であり、選択や時期により仕様は異なる。また標準搭載の範囲は不明。
※レビュー時点の情報をまとめている。搭載内容や仕様変更など、最新情報はDELLサイトにてご確認を。
※DELLサイトにある「販売名」とは別に「コンピューターモデル名」を理解しておくこと。助言は個人的意見。
※法人向けモデルの場合でも、個人ユーザーが購入することは可能。(注文は個人名の記入でOK)

DELL Inspiron 14(5480)の特長

(レビュー時点)

Inspiron 14 (5480)の構成例 ~Whiskey Lake(Uシリーズ)設計

Core i7-8565UはWhiskey Lake-Uレビュー時点では、第8世代 Core i5-8265Uか、Core i7-8565U の搭載となる。 単体GPUではNVIDIA GeForce MX150が搭載できる。システム用のストレージではPCI Express接続のNVMe SSDを搭載しており、さらにデータ用に1TB HDD(2.5インチ)のデュアル構成も可能。

ディスプレイ
  • 14インチ 非光沢 IPS ディスプレイ(解像度1920 × 1080)
CPU

Whiskey Lake(Uシリーズ)

  • 第8世代 Core i5-8265U
    (4コア/8T、8MBキャッシュ、1.6GHz / 最大 3.9GHz) TDP 15W 【UHD グラフィックス620】
  • 第8世代 Core i7-8565U
    (4コア/8T、8MBキャッシュ、1.8GHz / 最大 4.6GHz) TDP 15W 【UHD グラフィックス620】
グラフィック
  • 統合型(内蔵)グラフィックで、単体GPUは非搭載
  • NVIDIA GeForce MX150 2GB GDDR5
ストレージ
  • 256GB NVMe SSD (M.2 / PCI Express接続)
  • 128GB NVMe SSD (M.2 / PCI Express接続)+1TB HDD(2.5インチ)
カラー
  • バーガンディ
  • プラチナシルバー
ワイヤレス インテルWireless-AC 9462、Bluetooth ※レビュー実機の場合
光学ドライブ なし
バッテリ
  • 3セル(42WHr) 内蔵
電源
  • 65WのACアダプタ付属(レビュー実機のGeForce MX150構成の場合)
    実機の測量では322g ※電源ケーブル含む
  • 45WのACアダプタ付属 (内蔵グラフィック仕様の場合)
サイズ 幅: 325 mm × 奥行き: 232 mm × 厚み: 19 mm /
最小重量(公称) 約1.48 kg (レビュー実機の測量では1.579 kg)

※レビュー時点の構成例。採用パーツやベンダーは供給状況により異なる。
※構成ベースの販売であり、パーツの組み合わせは制限される。

アルミ天板のデザイン(バーガンディ編)

バーガンディ編まずはカラーバリーエーション「バーガンディ」のモデルで紹介する。バーガンディとはワインレッドの類だが「紫味の強い赤」とされる。実際Inspiron 14 (5480)を見ると、シンプルに「赤茶色でアルミのメタリック」といった印象。見え方では光の影響を受けやすく、陰になるところはかなり黒っぽく見える。色が濃い目ということもあり、シルバーのモデルよりも付いた指紋が目立ちやすい。

天板はアルミ素材を採用しており、ローエンド・ブランドのInspiron 3000シリーズよりもやや高級感がある。(このInspiron 14-5480は、Inspiron 5000シリーズで中級グレード)。天板中央にはクロム調のDELLロゴを配置しており、少し溝になった加工になっている。アルミボディにサンドブラストの梨地加工。そしてアルマイト加工でさらっとした手触り。なお、アルマイト加工(陽極酸化処理)とは酸化皮膜を生成させる表面処理で、これにより耐食性と耐摩耗性が向上する。バーガンディの色付けはおそらく蒸着だろう。

アルミのメタリックに赤茶色そもそも14インチノートというのは、モバイルにしては画面がやや大きめ、据え置き用にしてはやや小さめで「中間的」な存在である。そのため基本的には「ホームモバイル」というジャンルであり、バッテリー駆動にて「家中のどこへでも自由に使う」という用途である。電源コンセントの場所を気にしないというのがミソ。

Inspiron 14 (5480)は幅: 325 mm × 奥行き: 232 mm × 厚み: 19 mmの筐体。狭額ディスプレイのため、本体サイズは従来の14インチモデルよりもコンパクトになっている。最小重量(公称) 約1.48 kg とあるが、このレビュー実機の測量では1.579 kg。サブ・ストレージに2.5インチHDDを搭載しているから、やや重量が加算されているようだ。これくらいであれば、ホームモバイルに限らず、モバイルノートとしてメインに使ってもよさそうだ。

右側面のデザインInspiron 14(5480)右側面のデザイン。厚み約19 mmで薄くてスタイリッシュ。光学ドライブを無くしたから可能になった設計だけれども。

左側面デザインInspiron 14 (5480)左側面デザイン。左右側面にある装備端子は奥に配置しているため、有線マウスなどを常時接続していてもケーブルが煩わしくなりにくい。ディスプレイはここまで開くので、通常の用途では問題ない可動域だろう。

ビス止めが4箇所前面には特に何もなし。ビス止めが4箇所見えるのはちょっと好みに合わないが、地面に置いているときは見えにくいのでとりあえずOK。

ヒンジ背面では横長のヒンジのみ。

底面~ユニボディ

ユニボディInspiron 14 (5480)の底面ではアルミの天板と異なり、材質はポリカーボネート(工業プラスチック)。ここの材質はエントリーモデルと同じ要素。横長に吸気口のスロットが配置されている。そしてスタンドゴムはヒンジ(ディスプレイ蝶番)の長さに合わせた長いものと、前面に2箇所配置されている(色も筐体に合わせている)。ヒンジの隙間に排気口があるが、排気熱が再び吸気口に行かないように、横長スタンドゴムで遮断するデザインになっている。

一体型底面を横から見た形状。底面から端子がある側面まで一体型であり、トレイみたいな形状にしてある。これはつなぎ目が少ない「ユニボディ設計」であり、比較的堅牢性に長けた設計である。

Inspironロゴの窪み底面中央にあるInspironロゴの窪み。このバーガンディってカラーは光の当たり方でどす黒く写ってしまうが、このロゴ写真は自分のモニターで見る分には実物に近い色である。ペイントにはプラスチックにメタル感を出すため若干ラメ粉を含んでいるようだ。この写真をよく見ればわかるが、若干発色にムラができている。そういう演出なのか、材質または色の性質からそうなるのかは不明。天板と比べると材質も塗装方法も違うことが発色からわかる。

ACアダプタ付属

65WのACアダプタが付属GeForce MX150 搭載時では、65WのACアダプタが付属する。PC側へのケーブルは細めだが、メガネ型3P(C5とC6)でジョイントする電源ケーブル(アース付)は太めなので、取り回しはよくない。測量したところ、電源ケーブルを含め322gだった。

Core i7-8565UはWhiskey Lake-Uケーブルと接続の様子。

Inspiron 14 (5480)の装備インターフェース

インターフェースまず付属のクイックスタートガイド(簡易マニュアル書)から装備端子などをチェックする。これまでマルチ言語の説明であったが、ついに英語とアイコンのみの簡略化になった。Inspiron 14 (5480)では光学ドライブを搭載していない。装備端子は左右側面にあり、前面と背面には装備していない。

なお、DELLサイトでは USB 3.1 Gen 1 Type-C(DP/電源供給) という表記がある。つまりUSB Type-C端子では「Display Port とPower Deliveryに対応している」ということだ。しかし、このクイックスタートガイドにはUSB3.1-Gen1としか書かれていない。一方、ダウンロードマニュアルではUSB 3.1 Gen 1(Type-C)ポート/DisplayPort(1) と記載されている。DisplayPortはInspiron 14 (5480)本体にもロゴがあるので問題ないだろうが、Power Delivery対応については未検証である。では、実機と照らし合わせて確認していこう。

USB Type-C端子左側面では、「電源コネクタ、電源ライト、USB Type-C端子(USB3.1-Gen1、DisplayPort対応)、HDMI端子、USB3.1-Gen1端子×2基、ヘッドセット端子」を配置。

100BASE-LAN端子右側面では「SDカードスロット、USB2.0端子、100BASE-LAN端子、セキュリティロック・スロット」を配置。

インターフェースの補足説明

※USB Type-Cは単なるコネクタ形状の規格であるため、どの転送規格に対応するかは各々異なる。
※USB3.1-Gen1の転送速度はUSB3.0と同じ5Gbps(理論値)だが、電源供給力は高い。
※初心者向けに、周辺機器とつなぐ端子の知識を、パソコンの接続端子(シリアルバス規格)で解説。
※ディスプレイと接続する端子の知識を、パソコンのディスプレイ端子で解説。

ストレージ・パフォーマンス(PC SN520 NVMe SSD と ST1000LM035)

Western Digital社のPC SN520 NVMe SSDを搭載Inspiron 14 (5480)レビュー実機では、128GB NVMe SSD (M.2 / PCI Express接続)+1TB HDD(2.5インチ)のデュアル・ストレージ構成となっている。CドライブにはWestern Digital社のPC SN520 NVMe SSDを搭載。(2016年にはSanDisk社を買収しており、フラッシュメモリ分野にも参入してきたWestern Digital社)。セカンド・ストレージにはシーゲート製の2.5インチHDD、ST1000LM035を搭載している。パフォーマンスはこのとおりで、NVMe SSDのシーケンシャルリードは1500MB/s近くと圧倒的に速い。なお、ベンダーは供給時期により異なり、SSDには個体差もあるので、あくまでこの実機に限った一例である。

【基礎知識 : M.2 SSDについて
【 過去PCと比較 : SSD / HDD 各規格・接続による、ストレージ・パフォーマンス

ネットワーク・デバイス Wireless-AC9462

無線LANはインテルWireless-AC9462デバイスマネージャからネットワークコントローラをチェック。無線LANはインテルWireless-AC9462で、スペックは「バンド 2.4Ghz, 5Ghz 、最高速 433 Mbps、 Wi-Fi 認定 802.11ac 、Bluetooth内蔵」である。有線LANはRealtek(カニさん)のFEなので100BASE-LAN。

Waves MaxxAudio Pro搭載

ユーティリティソフト-Waves MaxxAudio Pro画像サウンドチューニングにWaves MaxxAudio Proを搭載。内蔵型で出力の弱い小型スピーカーでも、デジタル処理で効果的なサウンドを展開するサウンド補正技術。 ゲームサウンドでは良好な結果を残しているのだとか。ユーティリティソフトを使ってイコライザー調整ができる。

Dell Cinema

カラー(CinemaColor)パーソナルシアターを楽しむためのテクノロジーとして、「カラー(CinemaColor)、サウンド(CinemaSound)、ストリーミング(CinemaStream)」の3つで構成されている。

※過去にSmartByteによるブルースクリーン発生事例が過去に報告されており、環境に合わない場合はアンインストールして何ら問題ない。(通常のPC環境になるだけ)。

狭額スタイリッシュ!14インチ 非光沢 IPS ディスプレイ

IPS ディスプレイInspiron 14 (5480)は、14インチ非光沢ディスプレイ搭載。レビュー時点では解像度が1920 × 1080のみとなっている。DELLの初期設定および推奨設定では150%拡大になっているが、ここでは(写真では)ドットバイドット表示-100%に設定し直している。

14インチに1920 × 1080ドットバイドットは高解像度で細かい表示となるが、無謀というほどのものでもなく玄人ユーザー好み。人によっては使える印象がある。個人的には小画面の高解像度ディスプレイに触れることが多くて、14インチに1920 × 1080はわりと許容範囲になってきた。ただしディスプレイの見え方に関しては、視力や好みの違いにより意見が分かれるので、あまり正解/不正解をいう気はない。ドットバイドットに拘らなければ、自由に拡大設定をすればいい。拡大時に発生する「にじみ」を軽減する機能も付いている。

このInspiron 14 (5480)実機の場合、液晶パネルにはAU Optronics(BenQグループ)製を採用していた。1996年に設立された達碁科技(Acerの子会社)が2001年に聯友光電と合併してAUOになった。LG電子、サムスン電子、イノラックスに次ぐ大手液晶パネルメーカーである。なお、採用されているベンダーは時期により異なると思われるので、あくまで一例と理解してほしい。

DELLサイトでは、Narrow Border ディスプレイセールスポイントでもある狭額ディスプレイベゼル。DELLサイトでは、Narrow Border ディスプレイと言っている。左右のベゼルでは約7mmほど、上部ベゼルも約9mmと狭額。画面に広がりを感じるボーダーレスであり、ベゼルの厚みを無くした分、14インチノートとしては若干コンパクトな筐体になっている。

ベゼルにはWebカメラとデュアルマイクを内蔵上部ディスプレイベゼルにはWebカメラとデュアルマイクを内蔵。カメラの右隣に動作ライトを配置している。この狭額ポジションに搭載しているのは珍しい。下部のベゼルには、安っぽいプリントではなく立体的に加工されたDELLロゴ。

IPS方式(In Plane Switching)広視野角IPSディスプレイのため、極端な角度から視聴しても、色ムラや色調反転などの色度変移が起きていない。また非光沢なので、反射や映り込みの心配が少ない。テラスなど明るい場所でも使いやすいだろう。

基礎知識:広視野角のIPSパネル

液晶モニタではTFT液晶(アクティブ マトリックス方式)が使われるが、IPS方式(In Plane Switching)は、TFT液晶の中で視野角が広く、色度変移(見る角度によって色合いが変化する現象)が少ない。DTP分野や医療用などシビアな色表現を求める業界で好まれる。従来のデメリットでは、バックライトの透過率が低い、応答速度が遅いなどがあるが、技術補正されているようで現在ではほぼ気にしなくてもよい。IPSパネルは比較的コスト高なので、上位モデルで採用されることが多い。【解説:液晶パネル(TFT液晶)の駆動方式

Inspiron 14のキーボード

Inspiron 14 5000 2-in-1 (5482)と同じ型中グレードのInspiron 5000シリーズだからか、パームレストはポリカーボネート(工業プラスチック)。アルミ天板のような高級感はなく、ここはエントリーっぽい。特にコーティングはなく、プラスチックの手触り。キーボードパーツの型はInspiron 14 5000 2-in-1 (5482)と同じ型だが、バックライト・キーボード機能が省かれている。

キーはそこそこ弾力ホームポジションの様子。キーはそこそこ弾力があり比較的固め。しなりも気にならないレベルでGOOD。キーボード周辺だけでなく、上半分の全体が低地になった形状。

BackSpace、Enter、shiftなど一部のキー(BackSpace、Enter、shiftなど)はその横のキーと隣接させつつ、キートップの段差で隔離している加工。これはユーザービリティのためではなく、単なるコストダウン加工と思われる。プレートの穴開けが英字キーボードと一致していることから、加工をグローバルで共通化させてコストダウンを図っているようだ。 BackSpaceと¥のキーが小さいのでやや扱いづらいのがデメリット。

メディア・コントロールキーファンクションキー(F1 ~ F12)とマルチメディアキー/設定キーが兼用になっているため、優先キーになっていない方はキーボード左下側にあるFnキーと同時押しで使う。なお、「Fn + Esc キー」を押すと、その優先順を切り替えることができる。F1~F6まではメディア・コントロールキー、F8はディスプレイの切り替え、F11・12はディスプレイ輝度調整の操作になっている。

電源ボタンに電源ボタンにはステータス・ライトがなく、わりとエントリーっぽい。クイックスタートガイドでは、オプションで電源ボタンに指紋認識リーダーをつけられると書いてあるが、レビュー時点ではサポートされていなかった。一体型タッチパッドのクリックボタンはやや固め。DELL製品の中では比較的ガタガタしないほう。

Inspiron14ベンチマークテスト~Core i7-8565U / GeForce MX150

Inspiron 14 (5480)の搭載しているCore i7-8565UCore i7-8565Uのスペックをチェック。第8世代CoreプロセッサとしてはKaby Lake Refresh、Coffee Lake~と続き、第3弾目に当たる。(異なる3つのアーキテクチャで、それぞれ8世代Coreが混在していて厄介・・・)。 プロセスルールは14nmの改良版で14nm++となっている

TDP(熱設計電力)15Wの低消費電力プロセッサで4コア実装、HTテクノロジーによって8スレッド動作する。定格は1.8GHz だが、ターボブーストにより最大4.6GHzまでクロックアップする。

CPU-Zの最新版(1.87.0)でチェックしたがまだ最新CPUに対応できていないようで、KabyLake-Uになっている。訂正すると、Core i7-8565UはWhiskey Lake-Uである。ただし、Kaby Lake Refreshと同じコアを使った設計なので、それも必然か。統合型(内蔵)グラフィックはKaby Lake Refreshと同じネームであり、インテル UHD グラフィックス620。CoffeeLake-U世代からはスペックダウンしている。

TDP(熱設計電力)15Wで「4コア実装8スレッド動作のCPU」は、Kaby Lake Refresh(第1弾・8世代)ですでに存在していたが、さらに改良が加えられている。大きな違いは統合PCH(メモリやグラフィックなどのインターフェース・コントローラー)である。ネットワークでは、インテルWireless-AC 160MHzの「ギガビットWi-Fiコントローラー」が内蔵されており、4K解像度のストリーミング再生がシームレスに行える。

高性能化に関しては、旧8世代よりもブーストクロックが引き上げられている傾向にある。ただ、統合型(内蔵)グラフィックは、ネームから推測できるようにKaby Lake Refreshと大差はないようだ。実際、第9世代Coreプロセッサまでのつなぎである印象は隠せない。それでも従来と比べて、TDP15Wのプロセッサ搭載PCとしてはパフォーマンスは高い。

Core i7-8565UのマルチスレッドこのInspiron 14 (5480)で測定したCore i7-8565Uのマルチスレッドを見ると、KabyLake Refreshの「i5-8250U、i7-8550U、i7-8650U」より若干下で、とくに目覚ましいといえるようなパフォーマンスアップは見られない。(とは言ってもSandyBridgeのデスクトップ向けであるCorei7-2600に迫るパフォーマンス)。一方シングルスレッドを見ると、これらよりも上であり、ターボブースト最大4.6GHzの効果かと思われる。他のPCの例ではもう少し高かったので、伸びしろがありそう。シングルスレッドのアプリで効果が期待できそうだ。

【 過去PCと比較 : CINEBENCH R15のレンダリングで、パフォーマンスチェック

NVIDIA GeForce MX150 2GB GDDR5

GeForce MX150Inspiron 14 (5480)では、GeForce MX150が搭載できる。スペックはこの通り。CUDAコア数384基で、モバイルのGTX 1050 Tiの半分くらい。スペックからローエンドGPUと読み取れるが、内蔵グラフィックより高いグラフィックパフォーマンスを出せるし、TDP 30W と比較的消費電力も低い。GeForce MX150は本格ゲーム用に十分とは言えないが、解像度を下げるなど設定しだいでは、ゲーム用途に使えなくもない。古いゲームならわりと通用する。

なお、NVIDIA Optimusテクノロジーが搭載されており、Core i7-8565Uの内蔵グラフィック(UHD グラフィックス620)と切り替えて動作させることが可能。(NVIDIAコントロールパネルから切り替えることができる。)
切替可能グラフィックの解説~NVIDIA Optimus と、AMD Enduro 電力管理テクノロジー】

本格ゲームのベンチマークテスト(Core i7-8565U / GeForce MX150)

レビューしたDELL Inspiron 14 (5480)における本格ゲームのベンチマークテスト結果。GeForce MX150でちゃんと動くように自動切り替えではなく、NVIDIAコントロールパネルから任意指定した(自動認識があやふやなのがNVIDIA Optimusの面倒くさいところ)。

ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーターでは 「1920 × 1080 最高品質」でも「やや快適」の範囲であり、一応及第点はある。品質を下げればフルHDでの快適プレイは可能と言える。ラストレムナントでもフルHDで問題なし。バイオハザード6くらい高負荷でも1280×720なら、6000以上(RANK - S)を超えており十分快適レベル。FINAL FANTASY 15になると軽い設定でも一気に重くなり、カクカクが目立つ。及第点ではないが、動くという範囲では遊べなくはない。

FINAL FANTASY 15でNVIDIA GeForce MX150でGeForce MX150
Inspiron 14 (5480)

レビューした、DELL Inspiron 14 (5480)の構成

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 第8世代 Core i7-8565U (8MBキャッシュ、最大 4.6GHz)
  • 8GB DDR4メモリ- 2666MHz (シングル)
  • NVIDIA GeForce MX150 2GB GDDR5
スコア
またはFPS
紅蓮のリベレーター フルHD ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター
(1920 × 1080 最高品質 DirectX 11 フルスクリーン)
2778
ラスレム-ベンチHD ラストレムナント~2009年
(1280×720 フルスクリーン)
129.96
ラスレム-フルHD ラストレムナント~2009年
(1920 × 1080 フルスクリーン)
87.20
バイオハザード6のHD解像度 バイオハザード6 ~2013年
(1280×720 品質:初期設定 DirectX 9.0c フルスクリーン)
6423
FINAL FANTASY XV FINAL FANTASY XV・ベンチマークテスト
(1280×720 軽量品質 フルスクリーン)
3389

※ゲームタイトルのリンクをクリックすると、 当方過去のレビューPCと比較できる。
※ベンチマークテスト中では、ACアダプタは常時接続している。

ラストレムナントで性能比較

以下、ラストレムナント(1920 × 1080 フルスクリーン)にて、比較ピックアップ。NVIDIA GeForce MX150はローエンドGPUとはいえ、インテル UHD グラフィックス620よりも明確なパフォーマンスアップがわかる。ただ、本格ゲームノートで採用されるようなGeForce GTX 1050 Ti と比べると話にはならない。

【 設定 】 ラストレムナント (1920 × 1080 フルスクリーン FPS
DELL G3 15(3579)の購入ガイド
2018年7月レビュー

DELL G3 15(3579)

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 第8世代 Core i7-8750H (9MBキャッシュ、 / 最大 4.1GHz)
  • 8GB DDR4メモリ- 2666MHz
  • NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti 4GB GDDR5
200.25

2018年9月レビュー

DELL XPS 15 2-in-1(9575)

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 第8世代 Core i7-8705G(8MBキャッシュ、最大 4.1GHz) 
  • 16GB DDR4メモリ- 2400MHz
  • Radeon RX Vega M GL グラフィックス 4GB HBM2
132.10
Inspiron 14 (5480)
2018年12月レビュー

DELL Inspiron 14 (5480)

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 第8世代 Core i7-8565U (8MBキャッシュ、最大 4.6GHz)
  • 8GB DDR4メモリ- 2666MHz (シングル)
  • NVIDIA GeForce MX150 2GB GDDR5
87.20
DELL Inspiron 14(7472)
2017年11月レビュー

DELL Inspiron 14(7472)

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 第8世代Core i7-8550U(8MB キャッシュ, 最大 4.0 GHz)
  • 8GB DDR4 2400MHz メモリ
  • NVIDIA GeForce MX150 2GB GDDR5
84.87
Inspiron 13 (7380)
2018年11月レビュー

DELL Inspiron 13 (7380)

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 第8世代 Core i7-8565U (8MBキャッシュ、最大 4.6GHz)
  • 16GB DDR4(2400MHz)オンボードメモリ
  • インテル UHD グラフィックス620
32.17

基礎知識:ゲームのベンチマークテストについて

※3Dゲームでは美麗な描写処理を担うグラフィック(GPU)の性能が重視されるが、CPUも軽視できない。炎、煙、風、速度などの自然現象をシミュレーションする物理演算(エフェクト)や、プレイヤーが操作しないキャラクター(NPC-non player character)を動かすのは人工知能(AI)であり、それはCPUが担う。ゆえにCPUの依存度はゲームの内容による。なお、CPU内蔵グラフィック仕様の場合(単体GPUの搭載なし)は、ビデオメモリを持たないため、メインメモリが代用される。そのため、搭載メモリの環境によってパフォーマンスが左右されやすいことを念頭に置いたほうがいい。

消費電力(ワットチェッカー)

ワットチェッカー

条件

コンディション 「バッテリー満充電、ACアダプタ接続」
ベンチマークテストでは、「ディスプレイ輝度最大時」
※単体GPUでの動作時。
アイドル時(待機時) ディスプレイ輝度最大時: 10W、輝度最小:8W
CINEBENCH R15
(マルチスレッド)
44Wあたりから始まり、後半27Wあたりへと減少しながら変動。
CINEBENCH R15
(シングルスレッド)
終始30~33Wあたり。
バイオハザード6 40~45Wあたり
ファイナルファンタジー15 44~47Wあたりが多かった。
FF14 紅蓮のリベレーター 38~44Wあたりが多かった。
ラストレムナント 40~45Wあたり

※ベンチマークテストでの消費電力はシーンにより変動があるため、大体どのあたりの間で変動が多かったのか、ワットチェッカーを眺めながら直感的に判断したものである。ざっくりとした目安で厳密性はない。

次は、プラチナシルバーのモデルを紹介する。

最新情報など、詳しくはDELLサイトへ

GeForce MX150

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