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フレームレスの美しいディスプレイ!Core mで低消費電力の、13.3インチビジネスノート
DELL Latitude 13 7000シリーズ(7370)レビュー
- レビューしたLatitude 13(7370)の構成、ディスプレイ、デザインとインターフェース、キーボード
- Latitude 13(7370)ベンチマークテスト(Core m5-6Y57搭載時)
Latitude 13(7370) 製品の特長
Infinity Edgeという狭額ベゼル(フレームレス)のディスプレイを搭載した13.3インチ・ビジネスノート!Latitude 13 7000シリーズ(7370)をレビューする。以下、Latitude 13(7370)と呼称。Infinity Edgeディスプレイのモデルといえば、XPS 13-9350(Skylake設計)レビューで紹介しているが、単なるデザイン流用ではなく、細部でデザインが異なっている。また、Skylake(Core mシリーズ)搭載機なので、ファンレスで通気スリットのない低消費電力・低発熱・静音モデル。
XPS 13-9350では第6世代Core i5 / i7(Uシリーズ)モデルだが、Latitude 13(7370)ではSkylake(Core mシリーズ)を採用しているため、2-in-1やタブレット同様にCPUがかなりの低消費電力。しかもワットパフォーマンス(少ない電力でも効率のよい処理能力)が優秀である。DELLでは「世界最小の13インチ、ビジネス向けノートパソコン」と豪語する。
装備端子にはUSB3.0端子×1基、USB Type-C端子 × 2、Micro HDMI端子などがある。光学ドライブは非搭載。キーボードには暗い場所でも使えるバックライト機能を備えている。DELLサイトによると、2016年度のCES Innovation Awardsを受賞したとのこと。
レビューしたLatitude 13(7370)の構成
今回調査対象のLatitude 13(7370)では、13.3インチ(1920 x 1080) 非光沢ディスプレイのモデル。パーツ構成は以下の通りで、Core m5-6Y57 プロセッサーを搭載している。GPUではCPUに内蔵する「インテル HD グラフィックス 515」が使われる。
ストレージにはM.2規格の256GB SSDを搭載しており、高速転送のPCI Express接続となっている。念押しするが、Latitude 13(7370)と言えど、パフォーマンスに関しては構成次第なのでご理解を。
2016年4月論評 Skylake(Core M) |
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当方レビューに関する注意事項
※2016年4月30日時点のレビューであり、手元にあるLatitude 13(7370)実機における、現状レポートである。
※パーツ構成やカスタマイズ、採用パーツのベンダーは供給状況により変更がある。
※個人規模および、一個体の調査、一部の情報のため、購入された場合の一致性は保証していない。
※標準搭載の内容や変更状況など、最新情報はDELLサイトにてご確認を。
※状況については極力丁寧に説明するが、感想やアドバイスは個人的意見なので、それが正解だと押し付ける気はない。
※風景写真にある周辺機器などは、DELLとは関係のない市販品である。
Latitude 13(7370)の構成例
ディスプレイ選択 |
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CPU構成例 |
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メモリ構成例 |
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ストレージ構成例 |
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オプション |
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レビュー時点の構成例であり、組み合わせはモデルごとに制限されている。最新情報はDELLサイトにて要確認。
Latitude 13(7370)の構成例をチェックすると、非光沢ディスプレイでは1920 x 1080、タッチディスプレイでは3200 x 1800の解像度となる。タッチディスプレイ(3,200 x 1,800)では強化ガラスのCorning Gorilla Glassが採用され、天板がカーボンファイバーになるようだ。
Latitude 13(7370)の搭載CPUでは、Skylake設計のCore m3、、m5、m7に対応している。ストレージではM.2のSSDを搭載しているが、128GBではSATA接続、256GBではかなり高速のPCI Express接続となるようだ。
PCI Express接続の例
今回のLatitude 13(7370)実機では、256GB SSD(サムスン製 PM951)を搭載していたが、PCI Express接続だけあってシーケンスQ32T1のリードでは1525MB/sという驚異的な速度を出している。ライトでも300MB/s近くありなかなか快適だ。
フレームレスが美しい!Infinity Edge非光沢ディスプレイ
フレームレスで画面に集中できるインフィニティ・エッジが斬新。このLatitude 13(7370)レビュー機では、フルHD(1920 × 1080)非光沢ディスプレイのモデル。ビジネス用なら非光沢が無難であろう。一方、光沢のタッチパネルモデルではCorning Gorilla Glass の強化ガラスで、解像度は3200 x 1800である。
インフィニティ・エッジの発案はインフィニティエッジ・プールだという。デザインしたのはシンガポールのデザインセンターに在籍する、DELLのデザイナー、マック・トシユキ・タナカ氏。ニューヨーク州シラキュース大学において工業デザインの学士号を取得。東芝に入社したときには、ノートパソコンのデザイン(DynaBook PORTEGEシリーズ)に携わったという。2003年、テキサス州オースティンのDELL本社に入社し、国際的職務を歴任、台湾デザインセンターの立ち上げにも貢献したという。(写真は2015年10/20 開催のXPS発表会にて)
DELLサイトでは記載が確認できなかったが、見た目はXPS 13(9350)や9343と同じなので、IGZO液晶だと思われる。チラツキを感じさせない、まるで印刷面のような高画質ディスプレイだ。
左右サイドのディスプレイベゼルがもっとも狭額で、幅はたったの5mm。ディスプレイベゼル下部のWebカメラとDELLロゴを配置している。Webカメラの位置がイレギュラーだが、使用に差し支えはない。
視野角が非常に広く、快適
視野角が広く、安価なノートでは悩まされる色度変移をほとんど感じない。非光沢なら映り込みのストレスもない。
厳密には少しばかり光沢性があり、そのためかコントラストの締まり具合も良い。
安価なTNパネルのノートでは、ほぼ視認できないほどの角度でも、すっきり見通せる。
Latitude 13(7370)のデザインとインターフェース
天板はアルミ製であり、ガンブラックの梨地となっている。中央にはDELLロゴを配置。
サイズでは薄さ14.3 mm x 幅:305 mm x 奥行き 211 mm 。Infinity Edgeディスプレイの影響で、一般的な13.3インチノートよりも若干コンパクトなサイズである。重量の公称値では1.12kgであるが、このLatitude 13(7370)実機では1.207kgだった。構成にもよるのだろうが、約1.2kgと理解しておけばいいだろう。ACアダプタ(電源ケーブル込)は262g。
重量といいい、サイズといい、気軽に携帯できるモバイルノートである。
45WのACアダプタが付属。コネクタ先はUSB Type-C端子が使われている。電源ケーブルは3ピンコネクタ。アース付きコードのため太く、取り回しはよくない。ケーブルを巻くことができ、形状はすっきりしているので持ち運びやすい。アダプタの動作LEDライトはコネクタ先に付いている。
Latitude 13(7370)の装備端子
前面の底部にステレオスピーカ。この規模のスピーカとしては音質は悪く無い。中央にステータス・ライトを配置。
左側面では、USB Type-C(Thunderbolt)端子 × 2基、Micro HDMI 、Micro SIMカードスロット(オプション)を配置。
※奥のUSB Type-C端子ではACアダプタ用に使われる。Micro SIMカードスロットでは、ピンでマウンタを取り出して使うタイプ。マニュアルには、この側面にスマートカードリーダー(オプション)を搭載可能と書かれている。
右側面では、microSDカードスロット、ヘッドセット端子、USB3.0端子、セキュリティロック・スロットを配置。
底面と背面~ファンレンス、スリットなしの構造
PC構成はSkylake(Core mシリーズ)仕様ということもあり、タブレットや2-in-1と同様にファンレス設計。底面やヒンジの隙間には通気用のスリットはない。パームレスト同様に、底面にもシリコン・コーティングが施してあり、滑らかな手触りとなっている。
ファンレスなのでほぼ無音で、耳をつけるとサーと僅かなノイズ音が微かに聞こえる程度。4セルバッテリの内蔵型で、バッテリ駆動時間は最長10時間と公称されている。
XPS 13-9350と同じような横長のヒンジ。ただし、XPS 13-9350と違ってほぼ180度オープンできる。
バックライトを装備した、Latitude 13(7370)のキーボード
パームレストにはシリコン・コーティングが施されており、滑らかな手触り。キーボードの地は一枚板のプレスであるため、たわみもほとんどない。ファンクションキーの上に2つ小さな穴があるが、これはマイク。ディスプレイベゼルが狭額のためそこに配置されている。
¥やBackSpaceキーは小さいものの、キーをまとめているので視覚的な狭さを軽減している。スペースキーや右Shiftキーも同様の工夫がされている。カーソルキーは小さいものの、一段下げた配置で使いやすい工夫をしている。印字に関してはくっきりして見やすい。エンターキーがやや幅狭だが、一番端にあるので操作性にはさほど影響はないだろう。
Latitude 13(7370)はかなりの薄型ボディであるが、それに対してキーストロークは割りと深めで、しっかりした押下を感じる。キートップは湾曲しており、指先にフィットする。
タッチパッドのクリックボタンは、一体型ではなくリアルボタンであり、手応えのある操作性。クリックボタンにもシリコン・コーティングがされている。電源ボタンは右端にあり、LEDライトで一部点灯する。
プロジェクタ使用時の会議室など暗い場所で利用できる、キーボードバックライトを装備している。
キーボードバックライトによる印字部分は、かすれることなくくっきりしており見やすい。
Latitude 13(7370)について、詳しくはDELLサイトにて
2016年4月論評 Skylake(Core M) |
狭額ベゼル(フレームレス)のInfinity Edgeディスプレイを搭載した13.3インチ・ビジネスノート!Skylake(Core mシリーズ)搭載機なので、ファンレスで通気スリットのない低消費電力・低発熱・静音モデル。アルミの天板とボディ、シリコン・コーティングで高級感のあるデザイン。キーボードバックライト、USB3.0端子×1基、USB Type-C端子 × 2、Micro HDMI端子などを装備。光学ドライブ非搭載。M.2規格のSSDを搭載しており、PCIe接続の選択可能。 |
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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レビュー項目
- Latitude 13(7370)の構成、ディスプレイ、デザインとインターフェース、キーボード
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