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光学ドライブを内蔵した、15.6インチ・ビジネスノート【KabyLake-U設計】

DELL Vostro 15 (3581)レビュー

2019年1月発売!KabyLake(Uシリーズ)設計のVostro 15 3000(3581)こと、Vostro 3581(コンピューターモデル名)をレビューする。光学ドライブを搭載した15.6インチノートで、低価格予算で購入できるモデル。天板とパームレストには少し凹凸のあるテクスチャデザインを取り入れている。テンキー付きのキーボード搭載。高速!PCI Express接続のNVMe SSDが搭載可能。SDカードスロットがMicroSDなのがやや扱いにくい。

DELL Vostro 15 (3581)レビューなお、KabyLake(Uシリーズ)設計は2017年ごろの主流のため、この時期に発売するモデルにしては設計がやや古い。ただしビジネス用途くらいの負荷であれば、最新テクノロジーにこだわる必要はないので、価格と妥協点のバランスで購入検討するとよいだろう。

Vostro 15
2019年6月論評
KabyLake
(Uシリーズ)

構成:今回レビューした、DELL Vostro 15 (3581)

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 15.6インチ 非光沢 ディスプレイ(解像度1366 × 768)
  • 第7世代 Core i3-7020U
    (2コア / 4T、3MBキャッシュ、2.3GHz / ターボ無) TDP 15W
  • 4GB(4GB×1) DDR4メモリ (2666MHz)
  • インテル HD グラフィックス620
  • 128GB NVMe SSD (M.2 / PCI Express)

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※2019年6月9日時点のレビュー。本製品の発売日は2019年1月29日である。

レビューに関する、注意事項

※レビュー時点および手元の実機に限った内容であり、選択や時期により仕様は異なる。
※販売は既存構成(パッケージ)が基本で、そこから選択できるパーツは制限される。
※搭載可能パーツやベンダーは、レビュー機と異なる場合がある。
※標準搭載の範囲は不明。最終確認、最新情報はDELLサイトにてご確認を。
※製品の「コンピューターモデル名」を必ず理解しておくこと。購入アドバイスは個人的意見。
※法人向けモデルの場合でも、個人ユーザーが購入することは可能。(注文は個人名の記入でOK)

Vostro 15 (3581)の概要

第7世代 Core i3-7020U今回レビューするVostro 15 (3581)のスペックおよびベンダー。単体GPUの搭載がないため、CPUに統合されている内蔵グラフィックが使われる。液晶パネルにBOEテクノロジー製のBOE0808を採用。

レビュー時点および、この実機を基にした概要をまとめておく。低価格モデルなので、どこまで妥協できるかが、購入のポイントとなるだろう。

特記事項

Vostro 15 (3581)概要

筐体サイズ

ACアダプタ

バッテリ

※調査時点における情報である。一部情報は時期により異なる場合もある。

CPUカスタマイズ例

レビュー時点におけるVostro 15 (3581)で搭載できるCPUを調査してみた。時期により変更の場合もあるのでご理解を。また、組み合わせに関しては既存構成(パッケージ)によってその範囲が決まっている。

プラットフォーム:KabyLake (Uシリーズ)

主なCPUブランド 第7世代Coreプロセッサ
プロセスルール 14nm+
PCトレンド時期 2016年末~ (登場:2016年8月~)
概要

主力は第7世代Coreプロセッサ。プロセスルールはSkylakeと変わらず14nmだが、改良版のため14nm+。 中継ぎのマイクロアーキテクチャであるためSkylake(前世代)のプチ改良である。(チップセットによるが、互換性によりSkylakeのプロセッサ搭載可能)。 比較的動作クロックが高く、内蔵グラフィックでは4Kコンテンツの対応強化が見られる。

TDP 15WのUシリーズ、TDP 4.5WのYシリーズ、ゲームノートなどミドルレンジ以上で採用されるクアッドコアのHQシリーズがある。なお。UシリーズのCore i7が「2コア実装4スレッド」という仕様で難色を示すところ。
HQ:45W、H:35W 、:U:15W-28W、 Y:4.5W

第7世代Core(Uシリーズ)

Celeron(Uシリーズ)

※上記はレビュー時点で選択できるCPU。および、そのCPUに統合されている内蔵グラフィック。
※単体GPUの選択がないため、各CPUが統合する内蔵グラフィックが使われる。

Core i3-7020U と Celeron 3865Uの2択。いずれもローエンド構成。大きな違いはマルチスレッド数であるが、実装コアは同じく2コア。内蔵グラフィックのグレードも変わってくるが、微々たるもの。

ストレージのパフォーマンス~NVMe SSD搭載時

東芝製のNVMe SSD(M.2 )128GBレビュー機では東芝製のNVMe SSD(M.2 )128GBを搭載している。PCI Express接続のためシーケンシャルリードでは1090MB/sと速い。(一般的にSATA接続のSSDではシーケンシャルリードが大体500MB/sあたり)。

NVMe SSDの基礎知識と、パフォーマンス比較

M.2スロット(NVMe SSDとSATA SSD)について
※過去PCとストレージ比較 : SSD / HDD 各規格・接続による、ストレージ・パフォーマンス

無線LANはIEEE802.11ac対応、 有線LANはギガビットイーサー対応

無線LANはQualcomm QCA9377搭載を搭載しておりIEEE802.11ac対応。(※クアルコム・アセロス社-Qualcomm Atheros, Inc.は、アメリカの半導体メーカーでLAN関連製品のトップシェア)。また有線LANはRealtek(カニさん)のギガビットイーサーなので、サーバー構築している環境でも速度に問題なし。

ネットワーク基礎知識

※通信インターフェース 有線LANと無線LAN規格について

テクスチャ・デザインのVostro 15 (3581)

Vostro 15 (3581)全般的にポリカーボネート(工業プラスチック)材質なので、エントリー感がある。天板およびパームレストは、少し凹凸のあるテクスチャ・デザインになっている。

DELLロゴを配置。天板中央には光沢のDELLロゴを配置。

前面に端子等はない。前面傾斜部では左右にスピーカーを配置。ほぼ底面に近い。

背面にも端子はない。少し段差になった形状で、排気口が配置されている。

右側面

右側面の全体像。

Micro SDカードスロット、USB2.0端子、VGA端子を配置。

そして光学ドライブと奥のセキュリティロック・スロット。

9.5mmウルトラ・スリムドライブ光学ドライブは9.5mmウルトラ・スリムドライブ 内蔵。

Power2Go、Power Director光学ドライブ搭載のための付属アプリとして、DELL版のPower Media Player、Power2Go、Power Directorがインストールされていた。

左側面

左側面の全体像。

電源コネクタ(隣にライト)、HDMI端子、ギガビットイーサーLAN端子、USB3.1-Gen1 端子×2基、ヘッドセット端子を配置。

ディスプレイを最大まで開いた様子。

底面 ~ ユニボディ設計

底面も天板と同じくポリカーボネート(工業プラスチック)材質。底面から端子がある側面まで一体型であり、トレイみたいな形状に成形されている。これはつなぎ目が少ない「ユニボディ設計」であり、比較的堅牢性に長けた設計である。

底面を斜めから見たところ。

ACアダプタ付属

ACアダプタからPC側へのケーブルは比較的細めだが、ジョイントするAC電源ケーブルは太めなので取り回しはよくない。実物を測量したところ、本体174g、AC電源ケーブル104gだった。※一般的に市販されているメガネ型3P(通称ミッキー型 / IECコネクター・60320-C5)なので、市販品への変更は可能。

まとめ:装備インターフェース

付属のクイックスタートガイド(簡易マニュアル書)によるインターフェースの記載。これまでマルチ言語の説明であったが、ついに英語とアイコンのみの簡略化になった。

電源ボタンに搭載可能な「指紋認証リーダー」はオプション扱いらしいが、レビュー実機の状況では非搭載となっている。詳しくはDELLサイトにて確認されたし。

左側面では、電源コネクタ(隣にライト)、HDMI端子、ギガビットイーサーLAN端子、USB3.1-Gen1 端子×2基、ヘッドセット端子を配置。右側面では、Micro SDカードスロット、USB2.0端子、VGA端子、光学ドライブ、セキュリティロック・スロットを配置。前面および背面には端子の装備はない。

インターフェースの補足説明

※USB3.1-Gen1の転送速度はUSB3.0と同じ「5Gbps」だが、電源供給力は高い。
※初心者向けに、周辺機器とつなぐ端子の知識を、パソコンの接続端子(シリアルバス規格)で解説。
※ディスプレイと接続する端子の知識を、パソコンのディスプレイ端子で解説

Waves MaxxAudio Pro

ユーティリティソフト-Waves MaxxAudio Pro画像サウンドチューニングにWaves MaxxAudio Proを搭載。内蔵型で出力の弱い小型スピーカーでも、デジタル処理で効果的なサウンドを展開するサウンド補正技術。 ゲームサウンドでは良好な結果を残しているのだとか。ユーティリティソフトを使ってイコライザー調整ができる。

ディスプレイ

15.6インチ非光沢ディスプレイに1366 × 768解像度の搭載。レビュー時点ではディスプレイの仕様がこれのみとなっている。DELLの初期設定および推奨設定では100%ままで拡大設定なし。エントリー機としてはスタンダード。

レビュー実機では、液晶パネルにBOEテクノロジー製のBOE0808を採用。BOEは過去にハイニックスの液晶ディスプレイ部門を買収しており、世界大手の液晶パネルメーカーである。近年はLGディスプレイの出荷を上回る勢いを見せている。なお、採用されているベンダーは時期により異なると思われるので、あくまで一例と理解してほしい

ディスプレイベゼルにWebカメラとDELLロゴの配置。ロゴはシルバーのプリントであり、ここはエントリーっぽい雰囲気。

視野角はさほど広くなく、見た目からしてTNパネルと思われる。このくらいの角度なら、まずまず見れる。非光沢ディスプレイなので映り込みなどのストレスはない。

とくに上下からの視野角は狭く、色度変移が顕著に現れる。

ディスプレイ基礎知識

※ディスプレイ表面処理 ~ 光沢(グレア)と非光沢(ノングレア)について
解像度と画素(ドット)について 
画面サイズと解像度の組み合わせ比較

CPUパフォーマンス~Core i3-7020U

今回のVostro 15 (3581)ではCore i3-7020Uを搭載している。TDP 15Wなので低消費電力。2コア実装 / HTテクノロジーによって4スレッド動作、クロック数は2.3GHz でターボブースト機能は無し。このとおりエントリー向きのプロセッサだ。統合するグラフィックとしてインテル HD グラフィックス620を内蔵している。

CINEBENCH R15にて、マルチスレッドの結果。スコアは238だが、現在においては低スペックの層に位置することがわかる。

1コアのパフォーマンスであるシングルスレッドでは、スコアが94。2010年ごろのメインストリームであったCore i7-740に近いようだ。

CINEBENCH R15のベンチマークテストとは

3DCG作成ソフト「CINEMA 4D」がベースで、約30万ポリゴンある静止画のレンダリングにかかった時間などでスコアが算出される。CPUを100%稼働させるのでCPU性能指数の目安になる。最大256スレッドまで対応しているため、コア数が多く高クロックのCPUほど有利だが、アーキテクチャの新旧にもよる。なお、搭載グラフィックの性能にはあまり左右されない。

【 過去PCと比較 : CINEBENCH R15のレンダリングで、パフォーマンスチェック

ゲームのベンチマークテスト~Core i3-7020U

1280×720であってもラストレムナントのプレイは無理、紅蓮のリベレーター は動くが実質プレイできるようなパフォーマンスはない。


2019年6月論評
KabyLake
(Uシリーズ)

構成:今回レビューした、DELL Vostro 15 (3581)

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 15.6インチ 非光沢 ディスプレイ(解像度1366 × 768)
  • 第7世代 Core i3-7020U (2コア / 4T、3MB、2.3GHz / ターボ無) 
  • 4GB(4GB×1) DDR4メモリ (2666MHz)
  • インテル HD グラフィックス620
  • 128GB NVMe SSD (M.2 / PCI Express)
スコア
またはFPS
FF14紅蓮HD ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター
(1280×720 標準(ノートPC) DirectX 11 フルスクリーン)
2066
ラスレム-ベンチHD ラストレムナント~2009年
(1280×720 フルスクリーン)
26.40

※ゲームタイトルのリンクをクリックすると、 当方過去のレビューPCと比較できる。
※ベンチマークテスト中では、ACアダプタは常時接続している。

基礎知識:ゲームのベンチマークテストについて

※3Dゲームでは美麗な描写処理を担うグラフィック(GPU)の性能が重視されるが、CPUも軽視できない。炎、煙、風、速度などの自然現象をシミュレーションする物理演算(エフェクト)や、プレイヤーが操作しないキャラクター(NPC-non player character)を動かすのは人工知能(AI)であり、それはCPUが担う。ゆえにCPUの依存度はゲームの内容による。なお、CPU内蔵グラフィック仕様の場合(単体GPUの搭載なし)は、ビデオメモリを持たないため、メインメモリが代用される。そのため、搭載メモリの環境によってパフォーマンスが左右されやすいことを念頭に置いたほうがいい。

テンキー付きキーボード

パームレストは天板と同じく、少し凹凸のあるテクスチャ・デザインとなっている。

Vostro 15 (3581)で搭載されているのはG7-15(7588)などで採用されているキーボード・パーツ(パーツ詳細はリンク先にて)。一枚板くり抜きタイプ。テンキー付き。主に15.6インチノートで搭載されているが、一部17.3インチノートで採用される例もある。15.6インチノート向けでもテンキーを載せているため、やはりEnterキー、BackSpace、¥、右Shiftあたりが犠牲になり、やや幅が狭くなっている。また、英字キーのくり抜きをそのまま流用したコストダウン化が見られる。当方では2016年末ごろから確認している。

電源ボタン。これは電源ボタンが指紋認識リーダーではないタイプ。LED点灯もなく、まさにエントリーっぽい。

一体型のタッチパッド。硬さ等はちょうどいい印象。

最新情報など、詳しくはDELLサイトへ

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