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軍用規格(MIL-STD 810G)に適合した、12.5インチ・ウルトラブック!
DELL Latitude 12 7000シリーズ(E7250)レビュー
12.5インチ・ウルトラブックのLatitude 12 7000シリーズ(E7250)をレビューする(以下、Latitude E7250と記載)。最小重量わずか1.25 kg(3セルバッテリ搭載時)のウルトラブックでありながら、Eシリーズドッキングステーション対応製品。180度オープン可能なディスプレイであるため、狭いデスク上でも外部モニタ接続がやりやすい。
Broadwell設計(第5世代Intel Coreプロセッサ)のUシリーズを搭載するモデルで、調査時点ではCore i5-5300UとCore i7-5600Uの選択が見られた。今回レビューするLatitude E7250の構成は以下の通り。2コア4スレッド動作のCore i5-5300Uを搭載している。MAX TDP 15Wという低消費電力CPUだ。
2015年6月論評 Broadwell設計 |
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カスタマイズ例 | Core i7-5600U ,256GB SSD 、バックライト・キーボード、 指紋認証リーダー、スマートカード リーダーなど |
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2015年6月時点のレビューとなる。 時期や供給状況により変化があるため、最新情報は上記リンク先へ!
Latitude E7250のデザイン・端子・キーボード
Latitude E7250の内部では、マグネシウム合金などからなるTri-Metalシャーシを採用しており堅固な構造。米国の軍用規格(MIL-STD 810G)にも適合しており、わりと過酷な物理環境でも耐えられるとのこと。天板やパームレストにはシリコン・コーティングがされており、ソフトな手触りとなっている。
天板側から「電源、ストレージ、バッテリー」のアクセスランプが確認できるデザイン。
12.5インチ非光沢ディスプレイ(1366 x 768)。DELLサイトの製品概要では、タッチディスプレイ選択時には「強化ガラスのCorning® Gorilla® Glass NBTが採用される」とのことだが、調査時点ではタッチディスプレイの選択枠はなかった。
ディスプレイベゼルにWEBカメラ/マイクとDELLロゴ・エンブレムが配置されている。
ディスプレイは180度完全オープンするので、外部モニタ接続時にはディスプレイが邪魔にならない。
Latitude E7250で採用されているのはおそらくTNパネルだろうが、極端な角度でない限り色度変移は気にならない。左右はそこそこ良好だが、上下からの視野角では色度変移が起りやすい。(TNパネルはだいたいこんなもの)。非光沢液晶なので長時間視聴に対して目に優しい。
底面の後方にドックコネクタがある。(マニュアル書ではオプション扱いになっている)。ちょうど中央にパッテリーの着脱用ラッチがある。
ドックコネクタ
バッテリーを外した様子。最近多い着脱できない内蔵型ではないので、予備バッテリーを持参すればモバイル用途で安心。
Latitude E7250が装備する端子
前面には装備端子はなく、下方にスピーカ配置。背面に端子が多い。ヒンジの部分や横棒一本のところがヘアライン加工のアルミ素材(アルマイト)となっており、デザイン性を向上させている。
背面には、LAN端子、HDMI端子、USB3.0端子×2基、電源コネクタを配置。なお、右側のUSB3.0端子はPower Share USB仕様である。※Power Share USB仕様とは・・・。パソコンの電源が入っていなくても、USB経由の充電ができる仕様である。
右側面にSDカードスロット、ヘッドセット、USB3.0端子×1基、ミニDisplayPort、セキュリティ穴を配置。光学ドライブは内蔵されていない。
左側面に排気口、そしてオプションで追加できるスマートカードリーダーを配置。
キーボードはLatitude 12 5000シリーズ(E5250)と同じ
コーティングでソフトな手触りのパームレスト。オプションで右下に指紋認識リーダーを搭載させることができるが、今回のLatitude E7250実機では非搭載の状態。
LEDライトで点灯する電源ボタン。その左隣に「ストレージ、バッテリー、ワイヤレス」のアクセスランプが配置されている。
左側のがLatitude E5250で、右側のがLatitude E7250。キーボードとタッチパッドの部品は共通のようだ。これらの使用感については、Latitude E5250のレビューを参考にされたし。
Core i5-5300U とHDグラフィックスと、SSDのパフォーマンス
同時期にLatitude シリーズの並行レビューしているので、 各構成によるパフォーマンスの違いを比較してみた。グラフィック性能では、HDG 5500はHDG4400よりも僅差程度で上とみてよさそうだ。CPUパフォーマンスでは、超低電圧Uシリーズとしてはなかなかの性能ではなかろうか。PC | Latitude E5250 | Latitude E7250 |
Latitude 3450 | Latitude E5550 |
OS | Windows 8.1 (64bit) | Windows 8.1 (64bit) | Windows 8.1 (64bit) | Windows 8.1 (64bit) |
CPU | Core i3-4030U | Core i5-5300U | Core i3-4005U | Core i3-5010U |
GPU | HDG 4400 | HDG 5500 | HDG 4400 | HDG 5500 |
メモリ | 4GB | 4GB | 4GB | 4GB |
ストレージ | 500GB HDD | 128GB SSD | 500GB HDD | 500GB HDD |
※ST4 | 43.45 FPS(C) | 50.39 FPS(RANK B) | 44.69 FPS(C) | 49.82 FPS(C) |
※CINE | 1分47秒 | 1分12秒 | 1分59秒 | 1分31秒 |
※ST4:ストリートファイター4にて 1280 × 720 「ウィンドウ表示」におけるベンチマークテスト。グラフィック性能の目安に。
※CINE:CPUの性能が顕著に現れるCINEBENCH R10ベンチマークテスト。処理にかかった時間
CINEBENCH R10ベンチマークテストでは、処理時間1分12秒だった。過去のレビューでこれに近い性能のPCは以下のようなものがある。Core i7-4510Uや2世代の通常版であるCore i7-2620M に近い。
⇒1分14秒 |
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⇒1分15秒 |
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高負荷な2D高精細コンテンツをしばらく再生した時のCPU使用率をチェック。(Pioneer Visual Material Movie01は、平均Rate 50Mbps、最大70Mbps/VBR」というBDタイトルを超える転送レート動画。※通常のBDタイトルはRate 40Mbpsが最大)
結果、使用率が7%程度なので余裕でこなしている。ビジネス用途なら十分持て余す性能だろう。4GBメモリだと46%ほど使用されているので、アプリの複数起動がメインとなるなら8GBメモリあれば安心と思われる。
消費電力チェック
満充電時およびディスプレイ輝度MAX時での消費電力をチェックした。アイドル時では10Wほどで、ストリートファイター4ベンチ中の高負荷時では34Wほど。超低電圧版CPU搭載モデルということもあり、低消費電力のノートだ。
ストレージ(SK hynix製SSDのパフォーマンス)
今回手元にあるLatitude E7250に搭載されていたSSDは、SK hynix製だった。HDDとは比較にならないくらい高パフォーマンス。
ちなみにこちらは、Latitude E5450をレビューしたときのもの。SSDはLITEON製 IT LCS-128L9S-11 2.5 7mm 128GB であったが、上のSK hynix製よりもWriteの性能が高い。同一PCでの比較ではないので、なんとも言えないがSSD製品の性能差はバラつきがありそうだ。
軍用規格(MIL-STD 810G)に適合した、堅固な12.5インチ・ウルトラブック! DELL Latitude 12 7000シリーズ(E7250)。しかもウルトラブックでありながら、ドッキングステーション対応。詳しくはDELLサイト公式ページにて。
2015年6月の、Latitudeシリーズ同時レビュー
2015年6月論評 |
12.5インチ メイン・ストリームノートでは、DELL史上最も薄型&軽量だった。オプションのEシリーズ・ドッキングステーション(E-Dock)とジョイントできるモデルがLatitude E5250、そして非E-DockモデルがLatitude 5250とシステム上の線引がある。 |
2015年6月論評 |
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軍用規格(MIL-STD 810G)に適合した、12.5インチ・ウルトラブック! 最小重量わずか1.25 kg(3セルバッテリ搭載時)のウルトラブックでありながら、Eシリーズドッキングステーション対応製品。180度オープン可能なディスプレイであるため、狭いデスク上でも外部モニタ接続がやりやすい。
2015年6月論評 |
USBによるドッキング機能対応14インチビジネスノート! 基本デザインは2014年ごろ登場した一部のInspironシリーズ/Inspiron 14-5000(5447)と同じ。Eシリーズドッキングステーションではなく、USBによるドッキング機能対応製品のようだ。アクセサリ商品に「USB 3.0ドック付きデルモニタスタンド MKS14」などが用意されている。 |
2015年6月論評 |
14インチビジネスノート! オプションのEシリーズドッキングステーションとジョイントできる製品。180度オープン可能なディスプレイであるため、狭いデスク上でも外部モニタ接続がやりやすい。 |
2015年2月論評 |
基本デザインはInspiron 15-5000シリーズ(5547)と同じだが、表面処理や装備端子等が異なる。Latitude 15 (3550)は法人向けにアレンジした製品だと思われる。5万円台から購入できる15.6インチ非光沢ディスプレイノートで、光学ドライブは搭載していない。 |
2015年6月論評 |
15.6インチビジネスノート!ポインティング・スティック付きで操作しやすいキーボード付き。180度オープン可能なディスプレイであるため、狭いデスク上でも外部モニタ接続がやりやすい。 |
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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