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AMD E2-9000搭載、コスパ最強格安15.6インチノートの実力は?!
DELL Inspiron 15(3565) AMDモデルレビュー
2018年2月に発売されたInspiron 15 3000(AMD)こと、Inspiron 15(3565)をレビューする。AMD E2-9000を搭載したコスパ最強格安15.6インチノートである。購入のポイントは「どこまで妥協するか?」が肝になる。セキュリティソフトのバックグランド挙動でもっさりする場合があるが、その対策をすればネットやビジネス、高精細動画などの娯楽用に使える。Inspiron 15(3565)よりも速く安い中古パソコンはいくらでもあるが、「中古品は嫌だ」というなら検討の余地あり。光学ドライブ搭載というのもひとつの購入ポイント。
2018年4月論評 AMD E2-9000 |
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※2018年4月3日時点のレビュー。手元の実機レポートであり、仕様は各々の選択により異なる。
DELLの製品名について
DELLサイトにある「販売名」は統一性がなく、さらに新旧モデルの区別も困難。そのため唯一無二のコンピューターモデル名で確認する必要がある。詳しくは「DELL製品の把握は、コンピューターモデル名を知ること」を参照。
当方レビューに関する注意事項
※レビュー時点、レビュー実機の情報であるため、購入された場合の一致性は保証していない。
※標準搭載や仕様変更などの最新情報はDELLサイトにてご確認を。
※感想は個人的見解である。※風景に写っている周辺機器等は、DELLと関係ない物もある。
※法人向けモデルの場合でも、個人ユーザーが購入することは可能(注文は個人名の記入でOK)。
E2-9000搭載機、Inspiron 15(3565)製品特徴
筐体 |
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電源 | 40WHr, 4セルバッテリ(着脱可能) 45WのACアダプタ付属 |
その他 |
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サイズ(公称値) | 幅: 380mm × 奥行き: 260 mm × 厚み: 23.7 mm / 重量 約2.27kg~ |
装備インターフェース
マニュアル書にてインターフェースを総チェック。主要端子には線で囲った。基本的なものは押えている程度で、USB3.0端子×2基、USB2.0端子×1基、SDカードスロット(SD、SDHC、SDXC)、HDMI端子を装備。LAN端子はギガビットイーサーではなく100Baseなので、サーバー構築環境だと低速。一般家庭のインターネット用途では気になるものではない。光学ドライブはオプション扱いのようだが、レビュー時点では基本構成で組み込まれていた。
※初心者向けに、周辺機器とつなぐ端子の知識を、パソコンの接続端子(シリアルバス規格)で解説。
※ディスプレイと接続する端子の知識を、パソコンのディスプレイ端子で解説。
ストレージ
Inspiron 15(3565)ではエントリーモデルのためか、レビュー時点ではSSDの選択はない。この実機では東芝製の2.5インチHDD(MQ01ABD100-9.5mm厚)を搭載していたが、パフォーマンスは上記の通り。
【 過去PCと比較 : SSD / HDD 各規格・接続による、ストレージ・パフォーマンス 】
テクスチャパターンのデザイン
エントリー仕様なのでデザイン要素や材質に関して特記すべき箇所はない。ポリカーボネート(工業プラスチック)の筐体で、アルミ、メッキ加工、シリコン・コーティングなどのアクセントはないので、他の上位モデルと比べて全般的に地味な印象。ただし、光沢・非光沢のツートン、表面立体のテクスチャ加工などのデザイン的アクセントはある。
幅: 380mm × 奥行き: 260 mm × 厚み: 23.7 mm / 公称の重量 約2.27kg~。
このInspiron 15(3565)実機を測ったところ、重量は2253g。バッテリーを外すとさらに225g軽量化する。
光学ドライブを搭載するため極薄モデルではないが、可能な限り薄型にされている印象はある。全般的に非光沢ベースだが、側面は光沢ブラックにしており、メリハリを付けている。
右側面
右側面では光学ドライブを搭載。
挿入したSDカードは結構突き出すほう。
左側面
左側面には排気口を配置。
端子が前方(ユーザーの手前側)に集中しているので、アクセスしやすい反面、ケーブル等の常設だと煩わしくなるデメリットもある。
前面と背面
前面の中央には、電源&バッテリーライトを配置。なお、HDDアクセスライト兼用にもなっているので、「Fn + Hキー」を押すごとに表示内容を切り替えられる
背面にはインターフェース装備なし。左右のヒンジが見えるだけ。
天板と底面
Inspiron 15(3565)の天板は立体のテクスチャデザインでザラザラした手触り。指紋は付くが光沢天板よりマシな印象。中央のDELLロゴは少し窪んだ加工で、光沢処理がされている。
底面は非光沢で少しザラザラした手触り。
底面を横から見た様子。前面の傾斜面にスピーカーを内蔵している。
スピーカの様子。サウンドでは特に粗悪な印象はない。よほどのこだわりがない限り、娯楽用でも十分だと思われる。サウンドチューニングにWaves MaxxAudio搭載しているので、内蔵型で出力の弱い小型スピーカーでも、デジタル処理で効果的なサウンドを展開する。 Waves(Waves Audio社)はイスラエルの音響デジタル技術メーカーで、オーディオデジタル処理技術のMaxxAudioでは特に効果音のクオリティが定評である。ゲームサウンドでは良好な結果を残しているのだとか。このPCではDell Audioのソフトを使ってイコライザー調整ができる。
バッテリーの着脱
最近としては珍しい着脱式のバッテリー。リリースラッチ解除で外せる。搭載されているのは40WHr, 4セルバッテリ。
4セルバッテリの重量は225g。
ACアダプタ
45WのACアダプタが付属する。PCへのケーブルは細くて取り回しいいが、ジョイントする電源ケーブルは太め。
アダプタのデザイン。非光沢本体に光沢のDELLロゴ。重量は電源ケーブルも含めて260g。
ディスプレイ
15.6インチ画面に1366 × 768解像度搭載なので、スタンダード仕様といえる。最近は1920 × 1080とか高解像度モデルが多いので、それに見慣れると低解像度のように思えてしまうが、ドットバイドット表示でも文字やテキストが大きめの表示となるので、細かいのが苦手な方にはちょうどいい。
当然、採用パネルはTNパネルで、特に上下からの視聴では色度変移が激しい。通常のポジションで向かい合っているなら、許容範囲のレベル。TNパネルの中でもグレードはあるのだろうが、青白さが目立つディスプレイでありランクが低そうな印象。非光沢ディスプレイなので、映り込みの煩わしさはほとんどない。
ディスプレイベゼルに内蔵されているWebカメラとマイク。DELLロゴはただのシルバーカラープリント。
ヒンジは左右2箇所。その間はバッテリー格納のため隆起したデザインになっている。
Inspiron 15(3565)のディスプレイはここまで開く。一般的な用途なら十分であろう。
AMD E2-9000搭載のパフォーマンス
レビュー時点では、AMD E2-9000搭載となっている。これに内蔵するグラフィックはRadeon R2。(AMDではグラフィックを内蔵するCPUのことをAPUと言っている。)
ベンチマークテストの前に・・
まず、Inspiron 15(3565)を起ち上げて、しばらくもっさりした動作が続いた。ちょっとイラつくレベルだったので、確認したところ、マカフィーがバックグラウンドで動作中であった。ローエンドCPUに2コア2スレッドということもあり、セキュリティソフトの挙動がかなり影響を与える印象だ。
というわけで、ベンチマークテストではマカフィを停止させた状態で行っている。(なお、当サイトでは可能な限りベストパフォーマンスになるように、全レビューでセキュリティソフトを停止させて行っている。特にAMD E2-9000搭載では影響をもろに受けるので念押しに説明しておいた。)
「セキュリティを外せ」とは言えないが、E2-9000と付き合うならもっと軽いセキュリティソフトに切り替えるとか、バックグランド動作の対策をする必要性が出てくるだろう。
CINEBENCH R15のレンダリング
CINEBENCH R15のレンダリング結果。左はマルチスレッド、右はシングルスレッドのもの。
2018年の現役CPUとしてはかなり遅い。まずマルチスレッドでは、Celeron J1800やN3050といったインテルAtom系といい勝負。古いCPUではCore i3-330UMとほぼ同等。シングルスレッドではPentium N3700よりちょっと上くらい。
【 過去PCと比較 : CINEBENCH R15のレンダリングで、パフォーマンスチェック 】
ゲームのベンチマークテスト(AMD E2-9000+Radeon R2)
ドラゴンクエストX では標準・1280×720で、一応プレイできる範囲だが若干コマ落ちのシーンもあった。ストリートファイター4では1280×720でも60 FPSを超えられないレベル(42.35 FPS)。これら比較的ライトなゲームでも、このパフォーマンスなので、ゲーム目的は持たないように・・。AMD E2-9000+Radeon R2のパフォーマンス比較は次のページで紹介する。
2D高精細コンテンツでのパフォーマンス
BD超える高画質映像コンテンツの「Pioneer Visual Material」のMovie01を再生してみた。この映像は「平均Rate 50Mbps、最大70Mbps/VBR」という通常のBDタイトルを超える転送レートである。 (※通常のBDタイトルの場合は等速36Mbps、最大Rate 40Mbpsで制限されている。地デジ放送では13Mbpsあたり、DVD映画で平均5Mbpsあたり。)
読み込みでしばらくCPU使用率100%だったが、安定してからの使用率を確認したら58%あたりだった。滑らかに再生できるが、使用率からしてそんなにゆとりはない様子。4GBメモリを搭載しているが使用率は59%あたり。期待できるパフォーマンスはこのあたりの用途だろう。
消費電力
バッテリーを外し、ディスプレイ輝度を最大にして消費電力を測った。(ちなみに輝度を最小にしても1Wしか下がらなかった)。アイドル時では8W。CINEBENCH R15ベンチ中ではマルチスレッドで21W、シングルでも20W。ストリートファイター4やドラゴンクエストX では22W、ラストレムナントでは少し高くなって26W。高画質映像コンテンツ「Pioneer Visual Material」再生中は24Wだった。パフォーマンスはそれなりにだが、かなり低消費電力ではある。
詳しくはDELLサイトへ
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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レビュー項目
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