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14インチDELL最小ノート!狭額ディスプレイ!カーボン天板可能

DELL Latitude 7400(P100G) レビュー

2019年4月発売!Whiskey Lake (Uシリーズ)設計のLatitude 7400(規制モデル-P100G)をレビューする。なお、一部ではLatitude 14 7000シリーズ(7400)という呼び方もある。13.3インチのLatitude 7300(P99G)の姉妹機にあたり、多くのことが共通している。

14インチ画面にフルHD(1920 × 1080)や1366 × 768の解像度が選択できる。約5mmの狭額ディスプレイベゼルがスタイリッシュ。天板材質にカーボンファイバーまたはアルミ素材が選択可能。ディスプレイを180度オープンできる機構なので、外部ディスプレイ出力時には好都合。

レビューするLatitude 7400実機では第8世代 Core i5-8265Uを搭載。ストレージにはPCI Express接続で高速のNVMe SSD 搭載。装備するUSB Type-C端子では、Thunderbolt 3、Display Port 、USB PD、USB3.1-Gen2 に対応。USB3.1-Gen1 端子の1基はPowerShare対応なので、起動無しでUSB経由の充電が可能。スマートカードリーダーやmicroSIMカードスロットがオプション対応。光学ドライブは搭載していない。SDカードスロットがMicro-SDというのが扱いづらい。

DELL Latitude 7400(P100G) レビューこの実機ではカーボン天板のモデルだが、幅: 321 mm × 奥行き: 214 mm × 厚み: 17.8~19 mm 。アルミ天板のモデルはさらに1mmほど薄くなるそうだ。最小重量(公称) 約1.36 kg とあるが、レビュー実機の測量では1.399 kgだった。バッテリでは、高密度タイプやと1時間で80%充電できるExpressChargeタイプが選べる。


2019年8月論評
Whiskey Lake
(Uシリーズ)

構成:今回レビューした、DELL Latitude 7400 (P100G)

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 14インチ 非光沢 ディスプレイ(解像度 1366 × 768) 
  • 第8世代 Core i5-8265U
    (4コア / 8T、6MBキャッシュ、1.6GHz / 最大 3.9GHz) TDP 15W 
  • 8GB(8GB×1) DDR4メモリ
  • インテル UHD グラフィックス620
  • 256GB NVMe SSD (M.2 / PCI Express)

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※2019年8月7日時点のレビュー。本製品の発売日は2019年4月30日である。

レビューに関する、注意事項

※レビュー時点および手元の実機に限った内容であり、選択や時期により仕様は異なる。※販売は既存構成(パッケージ)が基本で、そこから選択できるパーツは制限される。※搭載可能パーツやベンダーは、レビュー機と異なる場合がある。 ※標準搭載の範囲は不明。最終確認、最新情報はDELLサイトにてご確認を。※法人向けモデルの場合でも、個人ユーザーが購入することは可能。(注文は個人名の記入でOK)

カーボンファイバーの選択が可能!

カーボン・ファイバーとは天板はカーボンファイバーとなっており、耐久性はもちろん、高級感を演出している。表面にはシリコン・コーティングによって滑らかな手触りとなっている。中央にはクロム調のDELLロゴを配置。

ただし、DELLのカスタマイズ欄で「ディスプレイ」をみると、カーボンと書かれているものと、アルミニウムと書かれているものがある。どうやら標準仕様ではないようだ。わかりにくいの要注意!

カーボン・ファイバーとは

先述の通りこの機種は、カーボン・ファイバー複合材を採用したパームレストとなっている。カーボン・ファイバーとは、強化材として炭素繊維を編み込んだ繊維強化プラスチック(CFRP)である。高い強度と軽さが特長で、テニスラケットようなスポーツ用品、自動車などの産業製品、耐震補強など建築分野でも採用されている。生産はコスト高なので、耐久性の求められる局所でしか使われない場合がほとんどである。詳しくは、「繊維強化プラスチックの採用」を参考にしてほしい。

装備インターフェース

Latitude 7400実機は構成の一例である付属のクイックスタートガイド(簡易マニュアル書)によるインターフェースの記載。選択により装備端子も様々で、スマートカードリーダーやmicroSIMカードスロットがオプション対応となっている。光学ドライブは搭載していない。この仕様はLatitude 7300と同じだった。

なお、ここで紹介しているLatitude 7400実機は構成の一例である。選択によりインターフェースは異なることにご留意を。

右側面

右側からの外観。端子は奥に配置されているので、USBケーブルなどの接続では操作のじゃまになりにくい。

ヘッドセット端子、microSDカードスロット、オプションのmicroSIMカードスロットは無しなので塞がっている。そしてUSB3.1-Gen1 端子(PowerShare対応)、セキュリティロック・スロット。

SDカードスロットがmicroなのは扱いにくくてデメリット。

左側面

左側からの外観。こちらも同様で、奥に端子を配置している。

電源コネクタ、USB Type-C端子(Thunderbolt 3、Display Port 、USB PD(Power Delivery)対応、さらにマニュアルの方ではUSB3.1-Gen2 も記載されている)、HDMI端子、USB3.1-Gen1 端子。

前面

前面では、右端にステータスライトを配置している。

180度オープン可能なヒンジ

背面には横長のヒンジがあるのみ。このヒンジにもシリコン・コーティングが施されている。排気口はヒンジの隙間に配置されており、あまり理想的ではないが、TDP(熱設計電力)15WのCPU搭載機で単体GPUが搭載されていないから許される構造なのだろう。

なお、このヒンジはディスプレイを180度オープンできる機構。外部ディスプレイ出力時では、本体ディスプレイが邪魔にならない。

底面

スタンドゴムは横長で2本、土手のように配置されている。後方の排気口から出る熱気を吸気してしまわないために土手となっているのだろう。底面から端子がある側面まで一体型であり、トレイみたいな形状に成形されている。これはつなぎ目が少ない「ユニボディ設計」であり、比較的堅牢性に長けた設計である。最近の傾向としては当たり前の構造になっている。

傾斜部にスピーカの配置が見える。

ユーティリティソフト-Waves MaxxAudio Pro画像サウンドチューニングにはWaves MaxxAudio Proを搭載。内蔵型で出力の弱い小型スピーカーでも、デジタル処理で効果的なサウンドを展開するサウンド補正技術。 ゲームサウンドでは良好な結果を残しているのだとか。ユーティリティソフトを使ってイコライザー調整ができる。

ACアダプタ付属

65W-ACアダプタからPC側へのケーブルは比較的細めだが、ジョイントするAC電源ケーブルは太めなので取り回しはよくない。実物を測量したところ、本体194g、AC電源ケーブル100gだった。※一般的に市販されているメガネ型3P(通称ミッキー型 / IECコネクター・60320-C5)なので、市販品への変更は可能。

なお、90W AC アダプターやUSB Type-CコネクタのACアダプタなど、選択肢がいくつかある。Latitude 7400の構成からすると、十分すぎる電源容量だが、USB PD(Power Delivery)対応のため、余裕を持ってやや大きめにしているのだろう。

インターフェースの補足説明

※USB Type-Cは単なるコネクタ形状の規格であるため、どの転送規格に対応するかは各々異なる。
※PowerShare対応とは、PC起動なしでUSB充電用に使える機能。
※USB3.1-Gen1はUSB3.0と同じ(転送速度は5Gbps)
※USB3.1-Gen2は、USB3.0およびUSB3.1-Gen1の2倍の速度で、「10Gbps」
※Power Delivery(USB PD)とは、USB電力拡張規格のこと。ホスト側から電力を得て、数珠つなぎ式で対応周辺機器へ電源供給ができる。順に電力消費をしていって、電力不足になるまで繋いでいける。

※初心者向けに、周辺機器とつなぐ端子の知識を、パソコンの接続端子(シリアルバス規格)で解説。
※ディスプレイと接続する端子の知識を、パソコンのディスプレイ端子で解説

約5mmの狭額ディスプレイ

AU Optronics(BenQグループ)製の【AUO743C】一例であるが、このLatitude 7400実機では、14インチ非光沢ディスプレイに1366 × 768解像度の搭載。液晶パネルにAU Optronics(BenQグループ)製の【AUO743C】が採用されていた。供給時期によりベンダーは異なる。1366 × 768の解像度は、スタンダードでありDELLの初期設定および推奨設定でも100%のドットバイドット表示になっている。

なお、解像度ではフルHD(1920 × 1080)も選べる。なお、意味不明だが、ワイヤレスWANのオプション選択がディスプレイ欄に組み込まれているので要注意。

スタイリッシュな狭額ディスプレイベゼル。大体5mmほどしかなく、その分、筐体もコンパクト化している。

WebカメラスライドレバーによってシャッターできるWebカメラ。左右にデュアルマイク。シャッターをしたときにはレンズ部分が赤くなる。なお、Webカメラなしや赤外線(IR)カメラなど、選択肢があるのでカスタマイズのディスプレイ欄を要チェック!これは一例である。

ディスプレイベゼル下部のDELLロゴはクロム調。

青かぶりしているような印象パネルは若干青かぶりしているような印象。パネルの種類にもよるのだろうか。

視野角については要注意

そちらは明らかに広視野角であった。・・・ということはこの実機は1366 × 768解像度の選択であるが、これはどう見ても広視野角ではない。色度変移がはっきり現れており、この角度からの視認は無理。TNパネルだろう。

同じ7000シリーズで姉妹機であるLatitude 7300(P99G)を レビューしたときは、フルHD(1920 × 1080)の構成であったが、そちらは明らかに広視野角であった。・・・ということは、「1366 × 768」と「1920 × 1080」とでは解像度だけではなく、パネルのグレードも違うのではないかと推測する。いずれにしても、1920 × 1080のLatitude 7400を見ていないので、断言はできない。

DELLには、ちゃんと視野角もしくは液晶パネルの種類を明記してもらいたい。

ディスプレイ基礎知識

※ディスプレイ表面処理 ~ 光沢(グレア)と非光沢(ノングレア)について
解像度と画素(ドット)について 
画面サイズと解像度の組み合わせ比較

Latitude 7400のキーボード

見たところ、これはLatitude 5400(P98G)で選べるキーボードパーツ。(パーツ詳細はリンク先にて)。

なお、英字キーボードやバックライト機能付きなど、搭載できるキーボードパーツは様々あるので、ここのLatitude 7400実機では一例である。

キーを拡大。Enterキーのサイズは十分確保されているが、その周辺のキーはやや小さくなっている。ただし、極端に小さいというデメリットはない。

棒状にLED点灯する電源ボタン。これは指紋認識リーダーを搭載していない場合の電源ボタンである。指紋認識リーダーを選択すると電源ボタンと併設になり、のっぺりしたデザインになる。

タッチパッドとクリックボタン。

Core i5-8265U搭載で紹介

Core i5-8265U今回レビューするLatitude 7400の実機構成とそのスペック、および採用ベンダー。カスタマイズPCであるため、この限りではない。ベンダーも時期により異なる。

Latitude 7400のプラットフォームはWhiskey Lake (Uシリーズ)で、この実機では第8世代 Core i5-8265U (4コア / 8T、6MBキャッシュ、1.6GHz / 最大 3.9GHz)を搭載。TDP(熱設計電力)が15Wの低消費電力のタイプである。単体GPUの搭載サポートはないので、統合されているインテル UHD グラフィックス620が使われる。

そして、8GB(8GB×1) DDR4メモリ搭載。高速ストレージの256GB NVMe SSD (M.2 / PCI Express)を搭載している。液晶パネルにAU Optronics(BenQグループ)製の【AUO743C】を採用。このベンダーは1996年に設立された達碁科技(Acerの子会社)が2001年に聯友光電と合併してAUOになった。LG電子、サムスン電子、イノラックスに次ぐ大手液晶パネルメーカーである。

レビュー時点で搭載可能なCPUは以下の通り。

第8世代Coreプロセッサ(ノート向け第3弾)

いずれも4コア実装でHTテクノロジーによって8スレッド動作する。 またいずれも統合するのはインテル UHD グラフィックス620。あとは上位ほどキャッシュメモリや動作クロック数が高くなる。これくらいだとパフォーマンスに劇的な差はない。単体GPUの搭載はサポートされていない。

Core i5-8265Uを搭載したLatitude 7400で、CINEBENCH R15のベンチマーク第8世代 Core i5-8265Uを搭載したLatitude 7400で、CINEBENCH R15のベンチマークテスト。少し昔のデスクトップ向けであったCore i5-6500や6400に近い性能である。

システム用(Cドライブ)にPM981 (256GB NVMe SSD / M.2スロット)このレビュー実機ではシステム用(Cドライブ)にPM981 (256GB NVMe SSD / M.2スロット)を搭載している。パフォーマンスはこの通りで、シーケンシャルリードでは3282MB/sと爆速。一般的にSATA接続のSSDではシーケンシャルリードが大体500MB/sあたりだが、PCI Express接続のNVMe SSDとなるとその速度は圧倒的。ただし、SATA SSDとNVMe SSDの差は、双方ともすでに及第点のため通常の操作では実感しにくい。実質、数値的な満足感。なお、ベンダーは供給時期により異なり、SSDには個体差もあるので、あくまでこの実機に限った一例である。なお、無線LANはインテルWireless-AC 9560を搭載しているが、Qualcommなどの選択肢もあり構成は様々。

NVMe SSDの基礎知識と、パフォーマンス比較

M.2スロット(NVMe SSDとSATA SSD)について
※過去PCとストレージ比較 : SSD / HDD 各規格・接続による、ストレージ・パフォーマンス

DELL Latitude 7400のレビューは以上。

最新情報など、詳しくはDELLサイトへ

Latitude 7400 (P100G)
2019年8月論評
Whiskey Lake
(Uシリーズ)

14インチDELL最小ノート!狭額ディスプレイ!カーボン天板可能
DELL Latitude 7400 (P100G)

14インチ画面にフルHDや1366 × 768の解像度が選択できる。約5mmの狭額ディスプレイベゼルがスタイリッシュ。天板材質にカーボンファイバーまたはアルミ素材が選択可能。ディスプレイを180度オープンできる機構なので、外部ディスプレイ出力時には好都合。 PCI Express接続で高速のNVMe SSD 搭載。装備するUSB Type-C端子では、Thunderbolt 3、Display Port 、USB PD、USB3.1-Gen2 に対応。USB3.1-Gen1 端子の1基はPowerShare対応なので、起動無しでUSB経由の充電が可能。スマートカードリーダーやmicroSIMカードスロットがオプション対応。光学ドライブは搭載していない。SDカードスロットがMicro-SDというのが扱いづらい。視野角に際しては選んだパネルによって異なる可能性あり(未検証)。

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