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DELL 10型(10.8インチ)以下のノート / タブレット レビュー

10.8インチは「タブレットPCのスタンダード」と言える。セパレート・キーボードによる2-in-1対応の場合もある。最小のタブレットでは8インチほどになる。10.8インチノートでは、2009年のネットブック(ミニノート)ブームが去ってからは、ほとんど見られなくなった。当時10.8インチでは「ノートとして使うにはキーボードも画面も小さい」という声が聞かれ、2010年ごろになると、最小ノートは11型(11.6インチ)ノートに事実上移行したと思われる。

2013年ごろよりスマホに対抗したWindowsタブレットが注目され始めた。ちょうど、タッチ操作を意識したWindows 8が登場したころである。(Windows 8は2012年10月、Windows 8.1は、2013年10月登場)。しかし、2015年ごろには下火になった雰囲気がある。実際、タッチだけでのWindows操作は億劫であり、キーボードなしでは辛いことが多々ある。そこで、2014年ごろには「11型以上のノート形態をベースとした2-in-1ノート」が主力になってきた。ディスプレイを360度回転させてキーボード付きのままタブレットに変形するタイプである。

10型~ Atom系プロセッサ搭載モデル

2008年以降に登場したインテルのAtom系CPUは、「最も低消費電力」のコンセプトで作られている。かつてネットブックと呼ばれたジャンルで人気を博し、極めて低発熱、低コストという特長がある。初期ではネット用途が限界の性能だったが世代を重ねるごとに高性能化している。第3世代Atom以降は、ブランドにCeleronやPentiumが使われるようになった。

Atom系プロセッサ搭載の、DELLノー ト/ 2-in-1 / タブレット レビュー・全モデル

Silvermont~第3世代Atom系 (2014年~2015年)

2013年から登場~。第3世代のAtomとなるSilvermontマイクロアーキテクチャ。以前のAtomから機能を強化しているのが特長。従来、低電力のためにイン・オーダーを採用していたが、アウト・オブ・オーダーへ変更。HTテクノロジーが無くなったため、スレッドはコア数と同じで4コアなら4スレッド、2コアなら2スレッド。Atomブランドではなく、Celeron や Pentium ブランドも使われるようになった。(そのため当サイトではAtom系としている)。プロセスルールは22nm。

※イン・オーダーは古くからある「順序通り実行する方式」で低電力化しやすいが遅い。アウト・オブ・オーダーは順序に従わない実行で次々と処理をこなす方式だが電力に課題が出る。

開発コード名: Bay Trail-T と Moorefield

Bay Trail-Tは2013年9月に登場。Windows 8.1 タブレットなどで使われる。Atomブランド(頭にはZがつく)で、TDP 2W~2.2Wのラインナップ。Ivy Bridge 世代のインテル HD グラフィックスを内蔵している。Moorefield(ムーアフィールド)は、 2014年2ごろ登場。スマートフォンやタブレット向け。4コア実装し、内蔵グラフィックはPowerVR G6430。プロセスルールは22nm。Z3500番台がMoorefieldと呼ばれ、Z3400番台がMerrifieldと呼ばれる。

Venue 8-7840
2015年3月論評
Silvermont
(Moorefield)

Venue 8 7000シリーズ(7840) Android

6mmという世界最薄を誇る8.4インチタブレット。有機ELパネル、2,560 x 1,600の解像度を搭載した美しいディスプレイを採用。削り出しアルミ素材のボディで、堅牢性を兼ね備えたスタイリッシュなデザイン。前面ステレオスピーカの臨場感はなかなかのクオリティ。3台のカメラを使って撮影する、インテルRealSense Snapshotデプスカメラを内蔵している。

レビュー機はAtom Z3580 + 内蔵グラフィックの構成
Venue 8 Pro(3845)
2015年1月論評
Silvermont
(Bay Trail-T)

Venue 8 Pro(3845)

8インチタブレット。Atom Z3735を搭載。ストレージは少なく32GB eMMCであるため、不足であればオンラインストレージかMicroSDカードを活用する必要がある。また、メモリは1GBと少ないので、アプリの多重起動にはあまり向かない。5000シリーズと比べるとだいぶスペックダウンしているが、Office Personal が標準搭載されて 24,980円 (税抜・配送料込)という格安なのが最大のメリット!

レビュー機はAtom Z3735 + 内蔵グラフィックの構成
(追記:Atom Z3735搭載機では、Windows 8ベースからのバージョンアップができない不具合が報告された。サーマル ・ フレームワーク(DPTF)ドライバーのバグが原因。)
Venue 11 Pro
2014年4月論評
Silvermont
(Bay Trail-T)

Venue 11 Pro(5130)

10.8インチタブレット。レビュー実機ではインテル Atom Z3770 を搭載している。モデル7130よりもスペック面で劣るが、薄型になっている。64GB eMMCを搭載。eMMCはSSDよりも転送速度が遅いが、消費電力は低くかなりの小型。スマートフォンでもよく採用されるストレージである。

レビュー機はAtom Z3770 + 内蔵グラフィックの構成
DELL Venue 8 Pro (64G)
2014年2月論評
Silvermont
(Bay Trail-T)

Venue 8 Pro(5830)

8インチタブレットPC。解像度1280 × 800、10点マルチタッチに対応する。視野角の広いIPSパネル採用。120万画素Webカメラのほかに、500万画素アウトカメラを内蔵する。最小重量: 395 gと非常に軽く気軽に携帯できる。

Micro USB端子 x 1(電源供給用にも使う)、SDXC対応microSDメモリーカードスロットなどを装備。 CPUに内蔵するグラフィックは、インテルHDグラフィックス。小型タブレットだから言って性能の低さを懸念する必要はない。 レビュー機はAtom Z3740D搭載。

【レビュー機は3G SIMフリー、非3G SIMモデルの2機】
2機とも構成は同じ: Atom Z3740D + 内蔵グラフィック

Saltwell~第2世代Atom系(Clover Trail) 2013年

2011年9月ごろから登場。Saltwell マイクロアーキテクチャはBonnell(45nm)から32nmプロセスルールへ縮小したもの。第2世代のAtomプロセッサ。開発コード名:Clover Trail(クローバートレイル)は2012年9月ごろに登場。主にWindows 8タブレットで使われる。CPUのラインナップが少ない。Atom Z2760では2コア実装、HTテクノロジーによって4スレッド動作する。グラフィックにPowerVR SGX 545 を内蔵する。TDP 1.7W。

タブレットpc選び、Latitude 10の画像
2013年3月論評
Saltwell
(Clover Trail )

バッテリー対策OK!低価格で購入できる本格タブレットPC
Latitude 10

2013年1月発売。700g未満という軽量の10.1インチタブレットPC。Atom Z2000シリーズ搭載。マルチタッチでは5点認識のタッチ機能搭載。広視野角のIPSパネルを採用(解像度1366 × 768)。強化ガラスのGorilla Glassやマグネシウム合金のフレーム採用で、低価格とは思えないほど堅固な構造。200万画素Webカメラ以外にも、800万画素カメラ+フラッシュ機能搭載する。

バッテリー対策がされた仕様なのが特長。背面よりバッテリーの着脱が可能で予備バッテリーを購入しておけば長時間使用に安心。また、マイクロUSB端子を使って充電できるので、充電しながらLatitude 10を使うこともできる。

レビュー機は Atom Z2760 + 内蔵グラフィックの構成

Bonnell~初代Atomシリーズ(Diamondville) 2008年~2009年

Bonnellアーキテクチャが、第1世代のAtomプロセッサとなり新規に開発された構造。Core 2 Duoと互換性のある命令セットを使用している。「順序通りの命令実行をする」という古い形式(イン・オーダー)を採用することで、低消費電力化を図っている。トランジスタ数が少なく、当時はインテル史上で最も低電力で動作する設計だった。最大でも2コアしかない。2008年3月ごろに発表された Diamondville(ダイアモンドビル) はBonnell の第1弾で、ネットブック向けAtomプロセッサ。頭にN がつくAtomシリーズがネットブック向けだが、小型デスクトップPCでも採用された。Atom N270やN280ではTDP 2.5W。プロセスルールは45nm。グラフィックはCPUに内蔵しておらず、チップセットのオンボード・グラフィックが使われる。

Inspiron Mini 10v
2009年8月論評
Bonnell
(Diamondville)

Inspiron Mini 10の廉価版ミニノート!
Inspiron Mini 10v(1011)

10.1インチワイド光沢液晶のミニノート。 キーボードもフルサイズキーボードに近いサイズで操作しやすく、携帯サイズや重量もミニノートならでは特長。インテル Atomプロセッサー搭載。HDD搭載で充分な保存容量があります。標準で130万画素Webカメラ標準搭載。 レビュー機ではインテル Atom N270搭載。

レビュー機は Atom N270 + オンボード・グラフィック(GMA 950)の構成
Inspiron Mini 10
2009年4月論評
Bonnell
(Diamondville)

バランスのとれた10.1インチワイドミニノート
Inspiron Mini 10

10.1インチワイド光沢液晶のミニノート。 キーボードもフルサイズキーボードに近いサイズで操作しやすい。HDMI端子搭載にカスタマイズでGPS機能やワンセグ機能を内蔵できるなど、通常のミニノートより娯楽性が高い。 インテル Atomプロセッサー搭載。HDD搭載で充分な保存容量があります。

レビュー機は展示品
Inspiron 910
2008年9月論評
2018年11月回顧
Bonnell
(Diamondville)

DELL初となる、Atomプロセッサ搭載の8.9インチ・ミニノート!
Inspiron Mini 9 (Inspiron 910)

8.9インチ光沢液晶(1,024×600)のミニノート(ネットブック)。大人の両手を広げたくらいのコンパクトサイズ。重量はバッテリー込みでも約1Kgと軽量。ネットサーフィンやネット動画視聴する程度の低性能だが、かなり低価格だったこともあり人気を博した。構成にもよるがInspiron Mini 9の予算目安は5万円前後だったと記憶している。このサイズの制約で仕方がないとはいえ、キーボードの配列がトリッキーだったのが難色を示すところ。

レビュー機は展示品

2015年
Broadwell(Yシリーズ)~Core Mプロセッサ

2014年9月に登場~。 主力は第5世代Coreプロセッサ。プロセスルールでは前世代Haswellの22nmから14nmにシュリンク。Haswellと類似しているが、改良によりクロックあたりの命令実行数がやや向上。翌年2015年には次世代のSkylakeが早くも登場したため、Broadwell製品ラインナップは少ない。YシリーズはTDP 4.5W の超低消費電力版。当時、YシリーズはTDP 10W以下でタブレットPC向けという住み分けがあった。Core mブランドが使われる。

Broadwell 設計の、DELLノートPC / タブレット レビュー・全モデル

Venue 11 Pro 7140
2015年2月論評
Broadwell
(Yシリーズ)

Venue 11 Pro 7000シリーズ(7140)

Core M プロセッサーを搭載した10.8 インチ タブレット。 Broadwell-Y設計である「Core M プロセッサー」はタブレットPCや2in1タイプPC向けに開発されたCPUだが、前世代テクノロジーよりも処理能力が優秀になっている。4G SIMフリーもラインナップされている。 ストレージにM.2規格のSSD搭載。

レビュー機はCore M-5Y10 + 内蔵グラフィックの構成

2014年
Haswell(Yシリーズ)~第4世代Coreプロセッサ

2013年6月に登場~。 前世代のIvy Bridgeと変わらず22nmを引き継いでいる。主力は第4世代Coreプロセッサ。新命令拡張のAVX2のサポート、アーキテクチャの拡張で内部構造の改良、そしてCPUに電圧レギュレーターの一部を内蔵し、効率的な電源管理を可能としている。様々な省電力技術が導入されたのは、インテルが提唱するUltrabookの普及のためかと思われる。超低消費電力版 Yシリーズ(TDP 11.5W)の登場で、タブレットPCや2-in-1ノートのラインナップが増えてきた時代。タッチスクリーン用途を強く意識したOSであるWindows 8(2012年)、Windows 8.1(2013年)の登場もあり、2014年にはWindowsタブレットがちょっとしたブームになった。

Haswell 設計の解説とPCレビュー

Venue 11 Pro
2014年1月論評
Haswell
(Yシリーズ)

Venue 11 Pro(7130)

2013年12月発売。別売りのDELLタブレット用キーボードをドッキングして、ノートパソコンにすることもできる。10.8インチ画面にフルHD解像度(1920×1080)搭載。工具なしでバッテリー着脱ができるので、予備バッテリー持参もできる!バッテリー駆動時間は公称で約10時間。タブレット用キーボードには、追加バッテリーを搭載した「モバイル版」、超軽量フルサイズキーボードの「スリム版」がある。また、ドッキングステーションを使うことも可能。

フルサイズのUSB3.0 x 1、Micro USB、 SDXC対応microSDメモリーカードスロット、ミニ HDMI x 1 などを装備。第4世代Core i3/i5(Yシリーズ)が搭載可能。ストレージには次世代高速の M.2規格SSDを採用。

レビュー機は Core i5-4210Y + 内蔵グラフィックの構成

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より

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