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G5 15 (G5-5590) ~CoffeeLake / CoffeeLake Refreshモデル

G5 15 (G5-5590)のレビュー項目

G5 15 スペシャルエディション(G5-5590)の、 レビュー項目

2019年2月1日に発売したG5 15(コンピューターモデル名 G5-5590)は、ノーマル版とスペシャルエディション版に分かれて販売されているが、マニュアル等ではG5-5590として1つの製品で扱われている。基本的にはカスタマイズ性の違いと思われる。ただしデザイン面では細部で異なるようだ。例えばカラーバリエーションのホワイトと、底面吸気ファンが見えるクリア窓は、G5 15 スペシャルエディションのみで言及されている。

G5-5590はチップセットHM370を採用した、CoffeeLake(第8世代Coreプロセッサ-Hシリーズ)のプラットフォームだが、後にCoffeeLake Refresh(第9世代Coreプロセッサ-Hシリーズ)にも互換対応している。当サイトではG5-5590を異なる構成で複数台レビューしている。

互換性により第9世代Coreが搭載可能となった、15.6インチ・ゲーミングノート!

G5-15(5590) レビュー!Core i5-9300H +GeForce GTX 1650

2019年2月に発売したCoffeeLake(Hシリーズ)設計のG5-15 (5590)こと、G5-5590(コンピューターモデル名 / 規制モデル:P82F)をレビューする。G5-15(5590)の発売後に、CoffeeLake Refresh (Hシリーズ)の第9世代Coreプロセッサが登場し互換性により搭載可能となった。レビュー時点では、第9世代 Core i5-9300H や Core i7-9750H が搭載可能。さらに従来のプロセッサでは第8世代Core i5-8300H 、Core i7-8750Hが搭載できる。グラフィックでは最大NVIDIA GeForce RTX 2060が搭載可能。M.2 SSDや2.5インチHDDとのデュアルストレージ構成が可能。

15.6インチ・ゲーミングノート!DELL G5-15(5590) レビューパームレストはアルミ素材で高級感があり剛性もある。ディスプレイでは広視野角のIPSパネルで、オプションで高速駆動リフレッシュも選べる。ディスプレイベゼルが1cmほどでスタイリッシュ。4つの排気口を持つエアーフロー、後部に大型の冷却ユニットを内蔵できるヒンジフォワード採用、指紋認識リーダーが付いた電源ボタンを装備。テンキー付きのキーボードを搭載しているが、エントリーモデルの汎用パーツであり、ゲームに特化していないのが残念なところ。

筐体サイズ は幅: 365 mm × 奥行き: 274 mm × 厚み: 24 mm。 最小重量(公称) 約2.68 kg で、レビュー実機の測量では2.685 kg。 搭載するグラフィックによって、装備端子が異なるので要注意。当サイトのレビューでは、GeForce GTX 1650搭載での紹介となる。

DELL G5-15 (5590)
2019年8月論評
CoffeeLake-
Refresh互換
(Hシリーズ)

構成:今回レビューした、DELL G5-15 (5590)

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 15.6インチ 非光沢 IPS ディスプレイ(解像度1920 × 1080) 
  • 第9世代 Core i5-9300H
    (4コア / 8T、8MBキャッシュ、2.4GHz / 最大 4.1GHz)
  • 8GB(4GB×2) DDR4メモリ (2666MHz)
  • NVIDIA GeForce GTX 1650 4GB GDDR5
  • 128GB NVMe SSD (M.2 / PCI Express) + 1TB HDD(2.5インチ SATA)

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※2019年8月10日時点のレビュー。本製品の発売日は2019年2月1日である。

レビューに関する、注意事項

※レビュー時点および手元の実機に限った内容であり、選択や時期により仕様は異なる。※販売は既存構成(パッケージ)が基本で、そこから選択できるパーツは制限される。※搭載可能パーツやベンダーは、レビュー機と異なる場合がある。 ※標準搭載の範囲は不明。最終確認、最新情報はDELLサイトにてご確認を。※製品の「コンピューターモデル名」を必ず理解しておくこと。購入アドバイスは個人的意見。※法人向けモデルの場合でも、個人ユーザーが購入することは可能。(注文は個人名の記入でOK)

レビューするG5-15 (5590)の概要

CoffeeLake (Hシリーズ)世代のままで、HM370を採用。(互換対応)レビュー時点および、この実機を基にした概要をまとめておく。実機の構成はこの通り。時期により変更の場合もあるのでご理解を。また、組み合わせに関しては既存構成(パッケージ)によってその範囲が決まっている。実機ではCore i5-9300H、 NVIDIA GeForce GTX 1650 の構成で紹介!

CPU:カスタマイズ例

G5-15 (5590)のプラットフォームはCoffeeLake (Hシリーズ)であるが、発売後に登場したCoffeeLake Refresh (Hシリーズ)の第9世代Coreプロセッサが搭載可能になった。チップセットは、CoffeeLake (Hシリーズ)世代のままで、HM370を採用。(互換対応)。レビュー時点で搭載できるCPUは以下のとおり。

CoffeeLake Refresh (Hシリーズ)  / 第9世代Coreプロセッサ

CoffeeLake(Hシリーズ)の改良版である、第9世代Coreプロセッサ。ゲームノートなど高性能ノートPC向けのプラットフォーム。Dynamic Tuning(消費電力配分)に改良がされている。(登場:2019年4月ごろ~)

CoffeeLake (Hシリーズ) / 第8世代Coreプロセッサ(ノート向け第2弾)

第8世代Coreプロセッサでは第2弾目の登場。ハイパフォーマンスのHシリーズで、Core i7 / i9のHシリーズでは、6コア実装12スレッド動作であり、Core i5では4コア / 8スレッド。従来よりもマルチスレッドに強力なパフォーマンス。プロセスルールのサイズは、KabyLake Refreshから変わっていないが改良されており、14nm++となっている。(登場:2017年10月~)

単体グラフィック:カスタマイズ例

レビュー時点で搭載できる単体GPUは以上の通り。

NVIDIA Optimus テクノロジーにより、切り替え可能グラフィックとなっている。CPUが統合している内蔵グラフィックと切り替えて使うことが可能。NVIDIAコントロールパネルの設定では「グローバル設定」は全体的な設定。グローバル設定で意図した判断がされない場合は、「プログラム設定」でアプリごとに任意の指定をする。

切り替え可能グラフィックとは

単体GPUを搭載したノートパソコンに登場したのが、切替可能なグラフィックである。2Dコンテンツやネットなど低負荷の動作では「内蔵グラフィック」を使い、消費電力を抑える。一方、本格ゲームなど高負荷な動作では「単体GPU」を使い、消費電力は高くなるが処理能力を優先させる。つまり、常ではなく ” 必要なときだけ単体GPUが動いてくれればいい ” というもの。特にバッテリー駆動のモバイル用途には重宝できる機能。

NVIDIA Optimus テクノロジーにより、単体GPU(NVIDIA GeForce シリーズ)とCPUに統合されている内蔵グラフィックをシームレスに切り替えることができる。この機能はグラフィックをソフトウェア的に切り替えており、基本的には負荷に応じた自動切り替えである。

ところが自動切り替えでは実のところ、その判別はあまり賢くない。そのため単体GPUで確実に動かしたい場合は、NVIDIAコントロールパネルの「プログラム設定」から高パフォーマンス指定で、アプリごとに手動で指定したほうがいい。これを知らないユーザーは「想定していた性能が出ていない」とパニックになるようだ。確かに、バッテリー駆動がメインでない据え置きのノートPCでは、ありがた迷惑な機能ではある。

もっと、切替可能グラフィックの解説~NVIDIA Optimus と、AMD Enduro 電力管理テクノロジー】

ストレージ・パフォーマンス(M.2 SSDと、2.5インチHDDのデュアル構成)

東芝製の256GB NVMe SSDを搭載レビュー実機ではシステム用(Cドライブ)に東芝製の256GB NVMe SSDを搭載している。パフォーマンスはこの通りで、シーケンシャルリードでは1198MB/s。NVMe SSDとしては遅めであるが、HDDやSATAもSSDよりは圧倒的に速い。一般的にSATA接続のSSDではシーケンシャルリードが大体500MB/sあたりだが、PCI Express接続のNVMe SSDとなるとその速度は速い。一方、デュアル・ストレージとしてデータ用に東芝製のMQ04ABF100(1TB)を搭載しており、パフォーマンスはこの通り。

NVMe SSDの基礎知識と、パフォーマンス比較

M.2スロット(NVMe SSDとSATA SSD)について
※過去PCとストレージ比較 : SSD / HDD 各規格・接続による、ストレージ・パフォーマンス

ネットワーク アダプター

Wireless-AC 9560を搭載無線LANではインテルWireless-AC 9560を搭載。有線LANはRealtek(カニさん)のギガビットイーサーなので、サーバー構築している環境でも速度に問題なし。

DELLサイトにはKiller E2500 ネットワークがなんちゃら~と記載しているが、これはG5-15 (5590)スペシャルエディションの解説をそのままコピペしたミスっぽい。この通り、G5-15 (5590)ノーマル版には関係ない話である。

インターフェース ~ 搭載GPUによって違いがある

手元にあるG5-15 (5590)はNVIDIA GeForce GTX 1650 4GB GDDR5 搭載付属のクイックスタートガイド(簡易マニュアル書)によるインターフェースの記載。グラフィック構成によって搭載されるインターフェースは異なっているようだ。DELLサイトで確認すると、NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti またはGeForce RTX 2060を搭載しているときは、背面にミニDisplay Port 端子、左側面のUSB Type-C端子がThunderbolt 3に対応するようだ。

今回、手元にあるG5-15 (5590)はNVIDIA GeForce GTX 1650 4GB GDDR5 搭載なので、それらのインターフェースは搭載していない。光学ドライブは搭載していない。最近のノートでは少ない、背面に装備端子を持つスタイル。

今回は、第9世代 Core i5-9300H搭載

Core i5-9300Hのスペック。4コア実装レビューしているG5-15 (5590)に搭載している第9世代 Core i5-9300Hのスペック。4コア実装 / 8スレッド、8MBキャッシュ、動作クロック 2.4GHz / 最大 4.1GHz) TDP 45W 【UHD グラフィックス630を統合している 】

初心者向けCPU基礎知識

※基本的な設計である、ノートPC向けのアーキテクチャ
※基本的なCPUのスペック : 動作周波数(GHz)や、キャッシュメモリ、TDPなど
※定格内の自動クロックアップ(最大~GHz)の、ターボ・ブースト・テクノロジーとは
※PCの複数同時処理! ~コア/~Tという、マルチコアとマルチスレッドとは

統合された内蔵GPU(内蔵グラフィック)とは

CPU内部には組み込まれたグラフィック機能(内蔵グラフィック)がある。CPUコアとGPUコアが統合しているため、厳密には「統合型グラフィック」とも言う。同世代の単体GPUよりも性能が控えめというのが通例だが、低消費電力、低コストのメリットがある。時代ごとに高性能化しており、本格ゲームなど高負荷な用途でない限り、これで十分というユーザーは多い。4Kコンテンツに対応するパフォーマンスがあり、2Dコンテンツでは十分。

PCに単体GPUが搭載されていない場合は、この内蔵グラフィックが使われる。画像処理するにはビデオメモリが必要だが、内蔵グラフィックではビデオメモリがないのでメインメモリの一部を代用される。内蔵グラフィックだけだと、そこがデメリットとなる。(単体GPUだとビデオメモリも搭載している)。

なお、このレビュー機の構成では単体GPUを搭載しているので、この内蔵グラフィックと切り替えながら利用することができる。切り替えは自動および任意設定できる。

CINEBENCH R15のベンチマークテスト

Core i5-9300Hのパフォーマンスをチェック今回レビューしているG5-15 (5590)に搭載したCore i5-9300Hのパフォーマンスをチェックする。ベンチマークテストはCINEBENCH R15によるレンダリングだが、比較するのはパソ兄さんが過去にレビューしたPCにおけるもの。(重複するCPUでは最高値だったものを残している) 。オレンジ色のバーが今回のCPUのスコアである。

今回のCore i5-9300Hではマルチスレッドでスコア801。シングルスレッドでスコア169。実のところ、前世代にあたるCore i5-8300Hと大差はなかった。

Core i5-9300Hよりの下のパフォーマンスだったCPU当レビューで、Core i5-9300Hよりの下のパフォーマンスだったCPU一覧。

CINEBENCH R15のベンチマークテストとは

3DCG作成ソフト「CINEMA 4D」がベースで、約30万ポリゴンある静止画のレンダリングにかかった時間などでスコアが算出される。CPUを100%稼働させるのでCPU性能指数の目安になる。最大256スレッドまで対応しているため、コア数が多く高クロックのCPUほど有利だが、アーキテクチャの新旧にもよる。なお、搭載グラフィックの性能にはあまり左右されない。

【 過去PCと比較 : CINEBENCH R15のレンダリングで、パフォーマンスチェック

GeForce GTX 1650 4GB GDDR5 搭載

GeForce GTX 1650今回のG5-15 (5590)レビュー機では、NVIDIA GeForce GTX 1650 4GB GDDR5 搭載。

ゲームのベンチマークテスト

ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーターをGeForce GTX 1650で測定本格ゲームのベンチマークテスト結果。かなり高負荷なFINAL FANTASY XVが、1920 × 1080 標準品質でなんとかプレイできるレベルには達する。(シーンによってはもたつくので、さらに上を目指すのも良い)。ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター、ラストレムナント、バイオハザード6では1920 × 1080設定でも余裕のパフォーマンス。

DELL G5-15 (5590)
2019年8月論評
CoffeeLake
(Hシリーズ)

互換:CoffeeLake
Refresh
(Hシリーズ)

構成:今回レビューした、DELL G5-15 (5590)

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 15.6インチ 非光沢 IPS ディスプレイ(解像度1920 × 1080) 
  • 第9世代 Core i5-9300H
    (4コア / 8T、8MBキャッシュ、2.4GHz / 最大 4.1GHz) 
    TDP 45W  【UHD グラフィックス630 】
  • 8GB(4GB×2) DDR4メモリ (2666MHz)
  • NVIDIA GeForce GTX 1650 4GB GDDR5
  • 128GB NVMe SSD (M.2 / PCI Express)
    + 1TB HDD(2.5インチ SATA)
スコア
またはFPS
紅蓮のリベレーター フルHD ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター
(1920 × 1080 最高品質 DirectX 11 フルスクリーン)
8867
ラスレム-フルHD ラストレムナント~2009年
(1920 × 1080 フルスクリーン)
234.78
バイオハザード6のフルHDプレイ バイオハザード6~2013年
(1920 × 1080 品質:初期設定 DirectX 9.0c フルスクリーン)
13466
FINAL FANTASY XV FINAL FANTASY XV・ベンチマークテスト
(1920 × 1080 標準品質 フルスクリーン)
5030

※ゲームタイトルのリンクをクリックすると、 当方過去のレビューPCと比較できる。
※ベンチマークテスト中では、ACアダプタは常時接続している。

デザイン~4つの排気口を持つエアーフロー

先述の通り、搭載するグラフィックによって装備する端子が異なっている。ここで紹介するG5-15 (5590)実機は、GeForce GTX 1650 搭載時のものである。NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti またはGeForce RTX 2060搭載時と異なるのでご留意を。

排気口を持つエアーフロー このモデルはケースカラー :ブラックと呼ばれており、若干ラメ粉塗装のガンブラックカラーだが、極めて黒に近いカラーリング。天板材質はどうやらポリカーボネート(工業プラスチック)で、エントリーの質感。中央にはメタリック・ブルーのDELLロゴが配置されている。

4つの排気口G5-15 (5590)の筐体は4つの排気口を持つエアーフロー・システム。

大型排気口。背面の大型排気口。

前面~スピーカ

前面の左右にはスピーカこちらの側面は格子状のデザインになっており、前面の左右にはスピーカを配置している。

背面の端子

GeForce GTX 1650 搭載電源コネクタ、HDMI端子、USB3.1-Gen1 端子、ギガビットイーサーLAN端子、セキュリティロック・スロット。※この実機の構成(GeForce GTX 1650 搭載)では、ミニDisplay Port 端子がつかない。

右側面

G5-15 (5590)デザイン右側面から見た様子

USB3.1-Gen1 端SDカードスロット、USB3.1-Gen1 端子。

SDカード挿入の様子。やや突き出し気味。

左側

左側のデザイン左側から見た様子。

Display Port とUSB3.1-Gen2 端子に対応USB Type-C端子ではDisplay Port とUSB3.1-Gen2 端子に対応(この実機の構成ではThunderbolt 3はつかない)。そしてUSB3.1-Gen1 端子(PowerShare対応)、ヘッドセット端子を配置。

インターフェースの補足説明

※USB Type-Cは単なるコネクタ形状の規格であるため、どの転送規格に対応するかは各々異なる。
※PowerShare対応とは、PC起動なしでUSB充電用に使える機能。
※USB3.1-Gen1はUSB3.0と同じ(転送速度は5Gbps)
※USB3.1-Gen2は、USB3.0およびUSB3.1-Gen1の2倍の速度で、「10Gbps」

※初心者向けに、周辺機器とつなぐ端子の知識を、パソコンの接続端子(シリアルバス規格)で解説。
※ディスプレイと接続する端子の知識を、パソコンのディスプレイ端子で解説。

底面

G5ロゴがエンボス加工2本の長いスタンドゴムを配置。中央少し上にはG5ロゴがエンボス加工されている。

スタンドゴムが土手になっている吸気口。デュアルファンを内蔵。スタンドゴムが土手になっているので、背面排気口から出る熱気を吸気しないようにをブロックしている。

130W-ACアダプタ

130WのACアダプタとなるこの実機の構成では、130WのACアダプタとなる。ACアダプタからPC側へのケーブルは比較的細めだが、ジョイントするAC電源ケーブルは太めなので取り回しはよくない。一般的に市販されているメガネ型3P(通称ミッキー型 / IECコネクター・60320-C5)なので、AC電源ケーブルでは市販品への変更可能。

ブルーのLEDコネクタ先にはブルーのLED。

15.6インチ狭額ディスプレイ!広視野角IPSパネル

このG5-15 (5590)では広視野角IPSパネルこれは「15.6インチに1920 × 1080解像度の搭載。IPSパネルで広視野角である。なお、この実機は違うがオプションには高速駆動の「144Hz ディスプレイ」の選択肢がある。※高速駆動(144Hz)のリフレッシュレートとは。

15.6インチに1920 × 1080だと高解像度で細かい表示になるため、DELLの初期設定および推奨設定では125%拡大になっているが、ここでは(写真では)ドットバイドット表示-100%に設定し直している。ドットバイドット表示で十分実用的だと思うのだが・・、好み次第か。

このレビュー実機では、液晶パネルにAU Optronics(BenQグループ)製のAUO24EDを採用。(IPSパネル)。このベンダーは1996年に設立された達碁科技(Acerの子会社)が2001年に聯友光電と合併してAUOになった。LG電子、サムスン電子、イノラックスに次ぐ大手液晶パネルメーカーである。

狭額ディスプレイベゼルで、その幅は1cmほど。

ゲームプレイパソコンベンチマークテスト時の画面だが、ゲームプレイではこんな感じに。

ディスプレイベゼルのWebカメラとデュアルマイクの内蔵。

メタリックブルーのDELLロゴを配置ベゼルの下部では、メタリックブルーのDELLロゴを配置。クロム調なので角度によってかなり色が変わる。実際はもっとブルーである。

ips非光沢ディスプレイ。

IPSディスプレイ広視野角IPSディスプレイのため、極端な角度から視聴しても、色ムラや色調反転などの色度変移が起きていない。複数人で観るようなシチュエーション、つまり様々な角度から視聴する場合にも好都合。IPSパネルは普及しているTFT液晶の中でも視野角が広く色度変移が少ないため、DTP分野や医療用などシビアな色表現を求める業界で好まれる。

ディスプレイ基礎知識

※広視野角 IPS ディスプレイの解説 : 液晶パネル(TFT液晶)の駆動方式とは
※ディスプレイ表面処理 ~ 光沢(グレア)と非光沢(ノングレア)について
解像度と画素(ドット)について 
画面サイズと解像度の組み合わせ比較

ヒンジフォワード採用

いわゆる前方式のヒンジディスプレイはここまで開く。ヒンジフォワード採用しており、いわゆる前方式のヒンジ。このスタイルは後部に大型の冷却ユニットを内蔵できる構造である。

横長のヒンジが一本中央に配置。

切れ込みが入ったG5ロゴヒンジには斜めの切れ込みが入ったG5ロゴを配置。

テンキー付きの汎用的なキーボード、パームレストはアルミで剛性高し

パームレストはアルミ素材テンキー付きキーボードで、バックライト機能はなし。レビュー時点では、日本語キーボードはこのパターンのみとなっている。英語キーボードのほうでは、バックライトやイルミネーション機能を備えているようだ。

パームレストはアルミ素材であり、ポリカーボネート(工業プラスチック)の天板と比べて高級感がある。金属質の手触りと剛性には好印象。

これはG7-15(7588)などで採用されているキーボード・パーツと同じものキーボード部分を拡大。エントリーモデルでよく採用される汎用的なキーボードパーツであり、ゲーム用に特化していないのが残念なところである。プレートの穴開けが英字キーボードと一致していることから、加工をグローバルで共通化させてコストダウンを図っているようだ。カーソルキーが小さく、アクションゲームなどのジャンルには向かない。

なお、これはG7-15(7588)などで採用されているキーボード・パーツと同じもの。過去にレビューしており、このページでは細部の解説を省略する。パーツとしての詳細解説はリンク先にてどうぞ。

GPUのブランドシールCPUとGPUのブランドシール。

キーボードの上部には光沢のバーが配置されており、その中央に指紋認識リーダーが付いた電源ボタンがある。DELLサイトには「標準搭載の指紋認証リーダー」と記載されている。

G5ロゴミラー調のG5ロゴを配置。

縁にはブルーのラインがプリント一体型のタッチパッド。エリア内はパームレストよりも濃い漆黒になっており、縁にはブルーのラインがプリントされている。G5-15 (5590)のレビュー以上!

最新情報など、詳しくはDELLサイトへ


2019年8月論評
CoffeeLake
(Hシリーズ)

互換対応:
CoffeeLake-
Refresh
(Hシリーズ)

互換性により第9世代Coreが搭載可能、15.6インチ・ゲーミングノート!
DELL G5-15 (5590)

G5-15(5590)の発売後に、CoffeeLake Refresh (Hシリーズ)の第9世代Coreプロセッサが登場し、G5-15(5590)でも互換性により搭載可能となった。グラフィックでは最大NVIDIA GeForce RTX 2060が搭載可能。

M.2 SSDや2.5インチHDDとのデュアルストレージ構成が可能。パームレストはアルミ素材で高級感があり剛性もある。ディスプレイでは広視野角のIPSパネルで、オプションで高速駆動リフレッシュも選べる。ディスプレイベゼルが1cmほどでスタイリッシュ。4つの排気口を持つエアーフロー、後部に大型の冷却ユニットを内蔵できるヒンジフォワード採用、指紋認識リーダーが付いた電源ボタンを装備。

テンキー付きのキーボードを搭載しているが、エントリーモデルの汎用パーツであり、ゲームに特化していないのが残念なところ。

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より

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