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第6世代Core i5が搭載可能な、Vostro 3200シリーズ スモール!幅93mmのスリム筐体
DELL Vostro 3250 レビュー
- Vostro 3250スモール レビューTOP~インターフェースとベンチマーク(現在ページ)
- Vostro 3250の内部構造
Vostro 3200シリーズ スモール・デスクトップのうち、Vostro 3250をレビューする。Skylake設計、第6世代Core i5が搭載できるモデルで、幅93mm、高さ290mmのコンパクトスリムな筐体デザインである。レビューしたVostro 3250の構成は以下の通りで、Core i5-6400を搭載している。Skylake設計ではDDR4メモリの移行が主だが、Vostro 3250ではDDR3L メモリである。
※風景にある周辺機器などはDELLとは関係のない市販品である。
2016年1月論評 Skylake設計 |
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幅93mm、高さ290mmのコンパクトスリムなビジネスデスクトップ(Skylake設計)。光学ドライブも内蔵している。ロー・プロファイルに限られるが、PCI Express x1⇒1スロット、PCI Express x16⇒1スロットを装備。前面吸気のエアーフローで、防塵メッシュが取り付けてある。 |
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2016年1月25日時点のレビュー。パーツ構成やカスタマイズ、採用パーツのベンダーは供給状況により変更があるため、購入された場合の一致性は保証していない。あくまで、手元にあるVostro 3250実機(借用製品)における現状レポートである。
Vostro 3250とVostro3252の、設計の違い
Vostro 3200シリーズ スモールには2機種あり、Vostro 3250ならびに、Vostro 3252である。筐体デザインは同じだが、マザーボードの基本設計が異なる。※2016年1月25日時点の調査
今回レビューするVostro 3250はSkylake設計であるが、Vostro 3252はAirmont設計 (Braswell)であり、第4世代Atom系のCPUを採用している。つまり、Vostro 3252は非常に低消費電力だが、処理能力はVostro 3250よりも大きく劣る。(後述)
なお、Vostro 3250の搭載できるCPUのひとつに、「SKL Pentium デュアルコア」とある。Skylake設計のPentium のようだが、記載がないためファミリーナンバーまでは分からない。(どーなってんの?DELLさん)
CPU搭載例 |
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拡張スロット |
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電源 |
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Vostro 3252は外部電源(ACアダプタ)採用、PCI Expressの拡張スロットを実装しないなどの違いがある。(グラフィックカードは物理的に搭載できない)。おそらくAirmont設計のInspiron 3252と同じような内部構造だと思われる。
Vostro 3250のデザインと、インターフェース
Vostro 3250の設置風景。23インチモニタを隣に設置した様子。
フロントデザイン
Vostro 3250の前面には電源ボタン、HDDライトを配置。端子は「USB3.0端子×2基、ヘッドセット端子、5規格対応SDカードリーダー」を配置している。ただしDELLサイトのオーダーをみると、SDカードリーダーはオプション扱いになっている。レビュー時点では、SDカードリーダーの選択が+0円となっており、実際のところ標準というのかオプションというか、どちらとも言えない。ご自身で確認されたし。
Vostro 3250では光学ドライブを搭載しているので、CD/DVDを配布するようなユーザーには重宝される。ただし、ノートパソコン用のスリムドライブなので、読み込み速度は5.25インチ光学ドライブよりも低速となる。また、トレイの出し戻しはノート同様に手動である。
ダークシルバーのところにDELLロゴを配置。下部にはダイヤモンドカット状の凹みデザイン。全般的に非光沢のフロントパネルだが、三角形のうち1つは光沢処理であり、デザインにアクセントをつけている。また、三角形の1つは通気口で、赤色の防塵メッシュが裏側から貼り付けられている。
背面インターフェース
背面端子には、 5.1 サラウンド対応のアナログ音声端子、USB2.0端子×4基、ギガビットLAN端子を配置。そして、オンボードモニタ出力にVGAとHDMI端子を配置。
拡張スロットは2基あり、ロー・プロファイル対応のグラフィックカードを搭載できる設計だが、レビュー時点では選択肢はない。CPUの内蔵グラフィック・オンリーとなっている。メーカー保証の対象外だが、必要ならば自前の搭載ということになる。
PS/2などのレガシーポートはなく、どちらかといえば個人向けモデルに似ており法人用っぽくはない。欲を言えば、背面側にもUSB3.0端子がほしいところだ。
Vostro 3250左側面のパネルにはCPU用の吸気口が配置されており、その穴はデザイン的なパターン柄になっている。右側面には通気口はない。後方よりネジを2本外しサイドパネルを引けば、内部構造にアクセスできる。
カバーになっているパネルは1枚板を折り曲げた簡易的な加工となっているが、このクラスのパソコンでは一般的な剛性。Vostro 3250では、もともと横置きには対応していないが、通気口のない面を下にして、耐震マットでも貼っておけば横置きにしてもいいだろう。
Vostro 3653ミニタワーとのサイズ対比
Vostro 3250よりも拡張性が高いミニタワー、Vostro 3653と並べてサイズを対比してみる。
Vostro 3250は、Vostro 3653のように標準サイズのグラフィックカードを搭載することができない。またスロット数も少ないが、一回りサイズが小さく設置性に優れている。
そのほかの面からサイズ対比。奥行だけはさほど変わらない。どちらの機種も天井の筋目がちょっと気になるが、これは些細な事である。
Vostro 3250 ベンチマークテスト(Core i5-6400を搭載)
今回レビューしているVostro 3250では、インテル Core i5-6400 を搭載しており、4コア実装で4スレッド動作。HTテクノロジーはないので、スレッド数はコア数と同じ。グラフィックは内蔵しているインテル HD グラフィックス 530。つまりグラフィックカード無しの構成。
CINEBENCH R10ベンチマークテスト
CPUの性能が顕著に現れるCINEBENCH R10ベンチマークテストでチェック。 ほかのSkylake設計デスクトップと比較してみよう。
2016年1月論評 Skylake設計 |
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⇒37秒 |
2016年1月論評 Skylake設計 |
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⇒43秒 |
2016年1月論評 Skylake設計 |
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⇒28秒 |
2016年1月論評 Skylake設計 |
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⇒50秒 |
Core i7-6700 ほどではないが、Core i5-6400はそこそこ速い。
CINEBENCH R15のスコア比較
CINEBENCH R15のスコアでパフォーマンスを比較してみる。今回レビューしているVostro 3250では、Core i5-6400を搭載しており、スコアは514。その上にあるスコア517は、Vostro 3653レビューのもの(Core i5-6400+NVIDIA GeForce 705搭載)
ちなみにこの表で最下位のCeleron N3050(スコア67)は、Airmont設計:BraswellのPCである。Vostro 3200シリーズ スモールのうち、Vostro 3252はAirmont設計:BraswellのPCなので、Skylake設計のVostro 3250より思いっきり性能が低いことが想像できる。(レビュー時点ではCeleron N3150 か、Pentium N3700の搭載となっている)
ストリートファイター4ベンチマークテスト
画像 | 構成 | 1280×720 ウィンドウ表示 (平均FPS) |
1920 × 1080 フルスクリーン (平均FPS) |
2016年1月論評 Skylake設計 |
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72.70 | 44.58 |
2016年1月論評 Skylake設計 |
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67.37 | 41.90 |
比較したVostro 3653 はNVIDIA GeForce 705 を搭載しているが、むしろ搭載しないほうが、FPSは若干高くなるという結果に。※どちらもCore i5-6400 プロセッサーを搭載しているなかでの比較
同じくSkylake設計のPCと比較する
画像 | 構成 | 1280×720 ウィンドウ表示 (平均FPS) |
1920 × 1080 フルスクリーン (平均FPS) |
2016年1月論評 Skylake設計 |
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103.20 | 61.53 |
2016年1月論評 Skylake設計 |
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143.44 | 83.64 |
2016年1月論評 Skylake設計 |
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64.36 | 42.21 |
2016年1月論評 Skylake設計 |
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64.47 | 40.13 |
なお、Vostro 3250では選べないが、Core i5-6500T やCore i7-6700 搭載PCではかなりスコアが伸びており、内蔵グラフィックの性能向上はすごいものがある。
このようにSkylake設計のPCにおけるベンチマークテスト結果をみると、ローエンド・グラフィックを搭載するのはよく検討したほうがよさそうだ。(内蔵GPUが優秀!!)
もちろんグラフィックカードを搭載すれば、CPU負担の軽減にはなるし、ビデオメモリが追加されるので、メインメモリの容量を食うこともなくメリットはある。しかし、ローエンドグラフィックカードを搭載する旨みは、ほぼないだろう。しいて言えば、モニタ出力端子が追加されることくらいか。
Vostro 3250の消費電力~HD グラフィックス 530
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レビューしたVostro 3250の消費電力。グラフィックカード無しの内蔵GPU仕様である。アイドル時は18W,CPU最大稼働である「CINEBENCH R10およびR15」のレンダリングでは53Wあたりだった。ストリートファイター4のベンチマークテストでは42Wあたりで、レンダリング時よりも低い。これはCPUが最大稼働するまでもないからだろう。
比較:Vostro 3653の消費電力~GeForce 705 搭載時
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比較としてVostro 3653の消費電力をチェック。NVIDIA GeForce 705 を搭載しており、搭載CPUは上に同じ。
アイドル時は29W,レンダリングでは63Wあたり、ストリートファイター4のベンチマークテストでは54Wあたり。
当然だが、NVIDIA GeForce 705 の搭載で、上記Vostro 3250よりも消費電力があがっている。ただしパフォーマンスは若干下。インターフェースはともかく、処理能力だけでいうと、ローエンドGPUの搭載は本当に必要性を感じない。GPUにコストをかけるなら、CPUにかけたほうがいいだろう。
なお、「意図的に低消費電力のように仕向けている、熱暴走寸前の負荷で消費電力を測れ!」という要望もあるのだが、そういう用途のPCではないし、ゲームPCとはジャンルが違う。それに、どんなPCであれ短命になる使い方は推奨しない。PCの構成も明記してあるわけだし、他のPCと比較するなら「同じ負荷でどうか?」で試してほしい。
レビュー項目
- Vostro 3250スモール レビューTOP~インターフェースとベンチマーク(現在ページ)
- Vostro 3250の内部構造
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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