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12.5インチ・IPS フルHDディスプレイ着脱式の、2 in 1モバイルノート

DELL Latitude 12 7000シリーズ 2-in-1(7275)レビュー

2016年1月に発売した法人向け2in1ノート、Latitude 12 7000 Series 2-in-1ことLatitude 12(7275)をレビューする。キーボードとはマグネットの着脱式になっており、気軽に切り離して12.5インチタブレットとして使うことができる。広視野角のIPSパネル採用で、フルHD(1920 × 1080)解像度と広領域である。ガラス面には強化ガラスのCorning® Gorilla® Glass NBTを採用しており、ソーダ石灰ガラスの最大10倍の強度を誇る耐久性。新インターフェイスUSB 3.1規格のUSB Type-C端子を搭載しており、将来性も高い。キーボードにはバックライト機能が付いており、暗い場所でも操作ができる。

Latitude 12 7000シリーズレビューテクノロジーにはSkylake世代のCore m5プロセッサを採用しており、今回のLatitude 12(7275))レビューでは、Core m5 6Y57を搭載している。このCore m5は2 in 1モバイルノート向けのCPUで、TDPが4.5Wとかなりの低消費電力。とくに際立つ特長として、内蔵グラフィック(インテル HD グラフィックス 515)がかなり強力なものになっている。当サイトの調査では、ストリートファイター4のHD解像度プレイで快適Aランクをマークした。タブレットや2in1ノートで、このグラフィックパフォーマンスは素晴らしい。

タブレット筐体はマグネシウム合金製のユニボディ構造で、堅固な作りになっている。液晶パネルの違いはあるが、見たところ筐体ベースはXPS 12(9250)と共通と思われる。今回レビューしたLatitude 12(7275)の構成は以下のとおり。

Latitude 12(7275)アイコン
2016年3月論評
Skylake設計
(Core mシリーズ)

DELL Latitude 12(7275) ※2016年 Skylake設計(Core mシリーズ)

  • Windows 8.1(64bit)
  • 12.5インチ IPS フルHD(1920 × 1080) タッチスクリーン
  • Core m5 6Y57 (4M キャッシュ, 最大 2.8 GHz)
  • 8GB LPDDR3-1600MHz(オンボードメモリ)
  • インテル HD グラフィックス 515
  • 256GB SSD
製品概要 キーボードとマグネット着脱することで、タブレットPCにもモバイルノートにもなる2 in 1タイプ。Skylake設計のCore mシリーズを搭載し、内蔵GPUのパフォーマンスが高い。12.5インチ・IPS フルHDディスプレイを採用。また、強化ガラスのCorning Gorilla Glass NBT採用なので傷にも強い。タブレット筐体は、マグネシウム合金製のユニボディ構造で堅固な作りになっている。新インターフェースにUSB Type-C端子を搭載。キーボードにはバックライト機能を搭載している。アウトカメラとWebカメラを内蔵する。

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2016年3月4日時点のレビュー。パーツ構成やカスタマイズ、採用パーツのベンダーは供給状況により変更があるため、購入された場合の一致性は保証していない。あくまで、手元にあるLatitude 12(7275)実機における現状レポートである。

Latitude 12(7275)の、プレミア・フォリオケースとキーボード

プレミア・フォリオケースLatitude 12(7275)にはフォリオケースが付いているが、こちらは英語表記で「Dell Premier Magnetic Folio」とマニュアルに書かれているタイプ。キーボードとはセパレートだが、DELLサイトの日本語表記で「プレミアフォリオキーボード」というものだろう。一方、補助スタンド付きのフォリオキーボードはカスタマイズ選択となっており、DELLサイトの写真で見る分にはXPS 12(9250)のレビューで紹介したものと同じと思われる。

latitude 12 7000 シリーズのカバープレミア・フォリオケースはシンプルに一枚のシート。内側は滑り止めの利いたラバー素材、外側は貼りつけた繊維生地となっている。

latitude 12 7000 シリーズのキーボードとカバーもともとセパレートのキーボードをプレミア・フォリオケースに乗せた。DELLサイトでは「画面を傷から守ると共にあらゆる角度に調整できる~」と書かれているが、キーボードにヒンジは無く、少なくてもドッキング中の角度調整は不可能。何かの間違いではないかと判断したが、何か特殊な使い方があるのだろうか?角度調整できるのは、キーボードと一体化した「補助スタンド付きのフォリオキーボード」のほうである。

latitude 12 7000 シリーズのセットになっているキーボードキーボードではパームレストおよび裏面にもシリコンコーティングが施してあり、滑らかな手触りとなっている。プラスチックのチープで軽いキーボードではなく、かなり剛性のあるキーボードでそこそこ重量感がある。DELLサイトでは「Latitude 12にはすべて、マグネシウム合金などの上質な素材が使用されており~」と書いているので、このキーボードも当てはまると思われる。

ドッキングコネクタタブレットジョイント部分のコネクタ。キーボードには、ドッキングコネクタ以外の端子は装備していない。ラッチなどのロック機構はなく、タブレットの着脱が楽。ただし、プレミア・フォリオケースを付けていると、タブレットの着脱工程の邪魔となる。

ディスプレイの角度調整はできないLatitude 12(7275)ディスプレイタブレットを乗せた様子。すでに角度のついた状態になっており、ディスプレイの角度調整はできない。席について通常の姿勢で操作するならいいが、寝そべった姿勢などイレギュラーの場合は、ちょっと不便かもしれない。ただ、広視野角のIPSパネルなので、斜めの角度からでも色度変移などの色ムラには悩まされない。そもそも、寝そべってビジネスをするか!という突っ込みはあるが。

プレミア・フォリオケースは持ち運び時プレミア・フォリオケースあり、なしの場合のLatitude 12(7275)側面。プレミア・フォリオケースは部分的に磁石が内蔵しており、キーボードやディスプレイに引っ付く。プレミア・フォリオケースは持ち運び時の傷防止程度の役割しか無い。あと、スタイラスペン(オプション)を引っ掛けるタブが付くくらい。タブレットをキーボードから離すときに、プレミア・フォリオケースが引っ付いて邪魔するので、ワン工程の手間がかかる。

DELLの評価-Latitude 12(7275)プレミア・フォリオケースを巻いたときの、Latitude 12(7275)左右側面。折りたたむと、必然的にドッキングが解除される。

Latitude 12(7275)前面と背面プレミア・フォリオケースを巻いたときの、Latitude 12(7275)前面と背面。

バックライト付きのキーボード

Latitude 12(7275)用キーボードプレミア・フォリオケースとセットのLatitude 12(7275)用キーボードだが、配列をチェックする。剛性がしっかりしており、このキーボード面だけなら、ウルトラブック相応といえる。使い心地にもプレミアム感をキープしている印象。

Latitude 12(7275)キー配列BackSpaceと¥のキーなど小さめのキーがあるが、主要キーでは概ねフルサイズをキープしている。Enterキーも幅が狭いが、一番端にあるので、操作にさほど影響はない。

指先にフィットする形状この薄いキーボードにしては、そこそこキーストロークがある印象で押下の手応えを感じる。剛性のためか、たわみもほとんど感じない。キートップがはっきり湾曲しており、指先にフィットする形状だ。カーソルキーは小さいが、一段下がって配置されており扱いやすくなっている。

これまでレビューしたDELLパソコンタッチパッドはクリックボタン一体型。これまでレビューしたDELLパソコンの中でも、かなり滑るタッチパッドで、慣れるのにちょっと時間がかかった。

バックライトキーボードバックライトキーボードを搭載している。F10のキーがライトキーと兼用になっているが、2段階の調光が可能となっている。

これで暗い場所でも操作をLatitude 12(7275)かすれることなく印字がくっきり見えるので、視認性良好。これで暗い場所でも操作が可能。

Core m5 6Y57搭載で、ベンチマークテスト

Core m5 6Y57今回、Latitude 12(7275)ではCore m5 6Y57を搭載している。これに内蔵するのはインテル HD グラフィックス515。
Skylake設計であるCore m5 6Y57は2コア2スレッドのCPUで、TDPはなんと4.5Wという低消費電力。
※注:2016年3/5時点では、インテル Core m3-6Y30 の搭載となっている。供給状況はDELLサイトにてご確認を。

ストリートファイター4 ベンチマークテスト

Latitude 12(7275)でストリートファイター41280×720 解像度であれば、ストリートファイター4が快適にプレイできるパフォーマンス(60FPS以上達成)。フルHD(1920 × 1080)ではまだ厳しい様子。過去のレビューPCと比較すると、単体GPUのGeForce GT 420Mを搭載したXPS 14(L401x)に近いパフォーマンスである。

Latitude 12(7275)アイコン
2016年3月論評
Skylake設計
(Core mシリーズ)

DELL Latitude 12(7275) ※2016年 Skylake設計(Core mシリーズ)

  • Windows 8.1(64bit)
  • 12.5インチ IPS フルHD(1920 × 1080) タッチスクリーン
  • Core m5 6Y57 (4M キャッシュ, 最大 2.8 GHz)
  • 8GB LPDDR3-1600MHz(オンボードメモリ)
  • インテル HD グラフィックス 515
  • 256GB SSD
1280×720 ウィンドウ表示 ⇒ AVERAGE FPS 69.13
フルHD(1920 × 1080) フルスクリーン表示 ⇒ AVERAGE FPS 45.48
画像 1280×720 ウィンドウ表示で比較
※ローエンド単体GPU搭載の、過去PC
XPS15人気デルノート

DELL XPS 14(L401x)  ※2010年 Nehalem設計

  • Windows 7 Home Premium 64bit
  • Core i5-460M (2.53GHz, 3MB L3キャッシュ)
  • 4GB (2GBx2) DDR3メモリ
  • GeForce GT 420M /1GB GDDR3
AVERAGE FPS 69.94
15Rスペシャル・エディション

DELL Inspiron 15R Special Edition(7520) ※2012年 Ivy Bridge設計

  • Windows 7 Home Premium SP1 64bit
  • Core i7-3612QM (2.1GHz, 6MB キャッシュ)
  • 8GB (4GBx2) DDR3メモリ 1600MHz
  • AMD Radeon HD 7730M 2GB DDR3
AVERAGE FPS 67.67

低消費電力のタブレットが、ここまでのグラフィックパフォーマンスを叩き出すのは、これまでの常識を超えている。

CINEBENCH R15 ベンチマークテスト

Latitude 12(7275)のスコアは、183CINEBENCH R15のレンダリングで、CPUパフォーマンスをチェック、このLatitude 12(7275)のスコアは、183だった。
同じCPUを搭載したXPS 12(9250)では194だが、誤差という印象。先ほどのグラフィックパフォーマンスほどの驚きはないが、Core i3-530に近いスコアをみると、2010年ごろのエントリーデスクトップ(Inspiron 580)並か。

消費電力

Latitude 12(7275)の消費電力満充電、ディスプレイ輝度最大時で、消費電力を測ってみた。キーボードはドッキングさせている。アイドル時では9W(輝度をMINにすると7W)、CINEBENCH R15では16W、ストリートファイター4では19Wと低消費電力だ。

ストレージ・パフォーマンス(Crystal Disk Mark)

サムスン製PM871今回のLatitude 12(7275)では、サムスン製PM871(M.2スロットSATA接続)を搭載していたが、パフォーマンスは上記の通り。HDDと比べてダントツに速い。

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より

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