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第7世代Core i7が搭載可能なスモールPC!拡張性は控えめだが、設置しやすいサイズ

Vostro 3268 スモールデスクトップ レビュー

2017年1月に発売した「Vostro 3200シリーズ スモールデスクトップ」こと、Vostro 3268をレビューする。KabyLake設計で、第7世代のCore i7が搭載可能なスモールタワー。拡張性は低いが、高さ:293 mm × 幅: 93 mmの設置しやすいスリム型。なお、2016年1月にレビューしたVostro 3250(前世代にあたるSkylake設計)と同じPCケースだと思われる。

Vostro 3268 スモールデスクトップ レビュー
DELL Vostro 3268
2017年8月レビュー

今回レビューする、DELL Vostro 3268

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 第7世代 Core i3-7100 プロセッサー (3MB キャッシュ, 最大 3.90 GHz)
  • 4GB DDR4-2400MHz メモリ
  • インテル HD グラフィックス630
  • 500GB SATA HDD (7200回転)

DELL公式サイト詳細

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2017年8月30日時点のレビューであり、手元の実機における現状レポートである。

Vostro 3268の概要

姉妹機のVostro 3668よりもさらにコンパクトでスリムなタワー。電源容量が180Wとエントリー仕様で、拡張性も少ない。ゆえに設置性とコスパを最優先したモデルといえる。ストレージベイでは3.5インチベイ × 1基、拡張スロットでは、PCI Express x16(1スロット)、PCI Express x1(1スロット)を装備。スリムのため、搭載できる拡張カードは、ロー・プロファイルに限られる。光学ドライブにはノートPCと同じスリムドライブを採用しているため、読み取り速度は5.25インチドライブよりも遅い。

なお、エントリーモデルでは珍しく前面吸気ファンを内蔵しており、正圧タイプのエアーフローである。自然排気の構造であるため、排気ファンはなしである。アーキテクチャはKabyLake設計で、レビュー時点では第7世代 Core i7-7700が搭載できる。また、DELLではグラフィックカードのサポートがないため、必要なら自前のカスタマイズとなる。

当方レビューに関する注意事項

※記事はレビュー時点の情報である。標準搭載の内容や変更状況など、最新情報はDELLサイトにてご確認を。
※パーツ構成やカスタマイズ、採用パーツのベンダーは供給状況により変更がある。
※個人規模および、一個体の調査、また一部の情報のため、購入された場合の一致性は保証していない。
※状況については極力丁寧に説明するが、感想やアドバイスは個人的意見なので、それが正解だと押し付ける気はない。
※風景にあるキーボード&マウスなど周辺機器等は、DELLとは関係のないアイテムである。

構成例~KabyLake設計

レビュー時点で、Vostro 3668の構成例をまとめてみた。最大では4コア(8スレッド)のCore i7-7700が搭載可能。ほかには4コア(4スレッド)のCore i5-7400、2コア(4スレッド)のCore i3-7100がある。さらに下にはPentium G4560、Celeron G3930があるが、この2つは内蔵グラフィックが「インテル HD グラフィックス610」なのでCore iシリーズ「630」のよりもランクが低いことに留意。

どうしてもコストを抑えたい場合は、Core i3-7100と同じ2コア(4スレッド)で、少々のスペックダウンですむPentium G4560も悪くはない。(ただし内蔵グラフィックは下のランク)。なお、Celeron G3930 はかなりお手頃価格だが、2コア(2スレッド)なので、見劣りも目立ちあまりお勧めしない。

DELLでのグラフィックカード搭載サポートは確認できず、すべてCPUに内蔵するグラフィック仕様となる。自前でグラフィックカードを搭載するにしても、電源が少ないのでかなりローエンドに限られるし、サイズもロー・プロファイルのみとなる。

アーキテクチャ KabyLake設計
CPU
  • 第7世代 Core i7-7700 プロセッサー (8MB キャッシュ, 最大 4.20 GHz)
  • 第7世代 Core i5-7400 プロセッサー (6MB キャッシュ, 最大 3.00 GHz)
  • 第7世代 Core i3-7100 プロセッサー (3MB キャッシュ, 最大 3.90 GHz)
  • Pentium G4560 プロセッサー (3MB キャッシュ, 最大 3.50 GHz)
  • Celeron G3930 プロセッサー (2MB キャッシュ, 最大 2.90 GHz)
グラフィック
  • インテル HD グラフィックス630
    (Core i7-7700 、Core i5-7400、Core i3-7100 の内蔵グラフィック)
  • インテル HD グラフィックス610 (Pentium G4560、Celeron G3930の内蔵グラフィック)
メモリ
  • 4GB (4GBx1) DDR4 2400MHz
  • 8GB (8GBx1) DDR4 2400MHz
ストレージ
  • 500GB HDD (7200回転) ※3.5インチ / SATA
  • 1TB HDD (7200回転) ※3.5インチ / SATA
光学ドライブ
  • DVDスーパーマルチドライブ(スリム)
装備する主要端子 前面:USB3.0端子× 2基、SDカードスロット(5規格対応)
背面: USB2.0端子× 4基、ギガビットLAN端子、オンボードモニタ端子(VGA、HDMI端子)
サイズ(公称値) 高さ:293 mm × 幅: 93 mm × 奥行き: 315 mm / 重量 約4.4kg
備考
  • デル ワイヤレス 1707 カード
  • 5 in 1 カードリーダー
  • キーボード Dell KB216 、光学 マウス MS116 付属
  • 拡張スロット:PCI Express × 16が1基、PCI Express × 1が1基
    ※サイズはロー・プロファイルに限る
  • メモリスロット2基
  • 3.5インチベイ × 1基
  • 電源ユニット 180W

※ほぼ構成販売なので、パーツの組み合わせは制限される。採用パーツやベンダーは供給状況により変更がある。
※構成に関しては、レビュー時点であり変更の可能性もある。

Vostro 3268のスモール・デザイン

スモール・デザインフロントパネルは概ねフラットだが、下部がピラミッド型に凹んだデザインとなっている。

ミニタワーデザインとなっている前面にはUSB3.0端子×2基、5規格対応カードスロット、ヘッドセット端子を配置する。そして電源ボタンとHDDライト。ノートパソコンで使われるスリム型光学ドライブを搭載しており、縦位置に配置している。従来のようにデスクトップ用(5.25インチドライブ)を採用しないことで、さらにコンパクトなミニタワーデザインとなっている。ただし、スリム型なのでディスク読み込み速度はノート同様に遅めになる。また、トレイをみるとディスクの落下防止ツメがあり、トレイ自体はデスクトップ対応で作られているようだ。

前面吸気ファンの位置三角形のひとつは光沢で、ほかの2面は非光沢。また左側では前面吸気ファンの位置に三角形のスリットがあり、内側には赤色の防塵メッシュが配置されている。

Vostro 3668と並べた状態同時にレビューしたミニタワーのVostro 3668と並べた状態で紹介する。Vostro 3668もかなりコンパクト化したミニタワーであるが、さすがにVostro 3268では拡張性を犠牲にした分、もっとコンパクトで高さも低く、机上に置いてもさほど圧迫感がない。

右側面には、通気口もなし。正規ではないが横置きにするなら、この面に耐震マットでも張り付けて対応できそうだ。
奥行きは若干、Vostro 3268のほうが長いのが玉にキズ。

左側面ではデザインパターンの通気口が空けられている。

CPUクーラーのすぐ側面に吸気口を配置。三角形のパターンデザインを施した通気口となっている。内部ではパッシブダクトを使っているので、集中的にCPUへ吸気される構造となっている。

天井にサイドパネルとのつなぎ目ラインが見えており、少々気になるが微々たるものだ。Vostro 3268はかなりスリムだが、標準サイズの拡張カードは搭載できない。(ロー・プロファイルのみ)

底面と4つのスタンドゴム。開閉用のサイドパネルを避けてスタンドゴムが配置されているので、やや偏った見栄え。
しかし、Vostro 3268を立てたまま、地面に引きずることなくサイドパネルの開け閉めができる。

背面の装備端子

背面の装備端子ではVostro 3268と同じだが、マザーボードは同じ型ではない。

Vostro 3668の背面:装備端子は、 USB2.0端子× 4基、ギガビットLAN端子、オンボードモニタ端子(VGA、HDMI端子)、オーディオ端子。拡張スロットは2つあり、PCI Express x1が1基、PCI Express x16が1基となっている。スリムワイドなので、搭載できるカードは細めのロー・プロファイルのみとなる。

標準付属のキーボードとマウス

キーボード KB216 Vostro 3268で同梱されるキーボードとマウスは、前モデルの時と同じである。キーボードはKB216 。質感のチープさはあるものの、実用性には問題ない。とりあえず1000円あたりで売っていそうなキーボードと認識すればいい。そこそこ重めの押下で、個人的には好みのタイプである。

マウスMS116スタンダードなマウスMS116。梨地で非光沢であるため指紋が付きにくい。個人差はあるだろうが、自身の感覚では万人向けの中間サイズと思った。

Core i3-7100 搭載時のベンチマークテスト

DELL Vostro 3268
2017年8月レビュー

今回レビューする、DELL Vostro 3268

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 第7世代 Core i3-7100 プロセッサー (3MB キャッシュ, 最大 3.90 GHz)
  • 4GB DDR4-2400MHz メモリ
  • インテル HD グラフィックス630
  • 500GB SATA HDD (7200回転)

今回レビューしているVostro 3268では、Core i3-7100 プロセッサーを搭載している。グラフィックカードは非搭載なので、Core i3-7100 に内蔵しているインテル HD グラフィックス630が使われる。この構成でのベンチマークテスト結果を紹介する。

(Core i3-7100 搭載構成)まず、Core i3-7100のスペックをチェックしよう。TDP(熱設計電力)が51W、2コア実装でHTテクノロジーによって4スレッド動作する。内蔵(厳密には統合)しているGPUは、インテル HD グラフィックス630。

ほかの選択肢であるPentium G4560、Celeron G3930では、インテル HD グラフィックス610になるので、CPUパフォーマンスだけでなく、グラフィックパフォーマンスも同時に劣ることは推測できる。

レンダリング・パフォーマンス (Core i3-7100)

CINEBENCH R15でレンダリングを行った。CPUを100%稼働させるのでCPU性能指数の目安になる。コア数が多く、高クロックのCPUほど短時間で処理できスコアが高くなるが、アーキテクチャの新旧にもよる。搭載グラフィックの性能にはあまり左右されない。(ハイエンドのグラフィックを搭載していても微々たる影響しか無い)。CINEBENCH R15は、MAXON社のプロ用3DCG作成ソフト「CINEMA 4D」をベースとしており、レンダリングにかかった時間でスコアが算出される。掲載しているスコアは、すべて当方がレビューしたPCにて計測したものである。(環境による違いや、バックグランドの状態などで起きる個体差にはご容赦願う。)

Core i3-7100レンダリングこのVostro 3268実機に搭載していたCore i3-7100ではスコアが402。他のPCではあるが、Core i5-7400ではスコア547あり、やはり2コアと4コアの違いがハッキリしている。スコアで比較すると、微々たる差だが、前世代に当たるCore i3-6100よりやや高性能化していることが伺える。Core i7-7700ではスコア869あるので、Core i3-7100よりも格段に速い。

Core i3-7100より下のスコアだったCPUと比較。第1世代の似たようなポジションだったCore i3-530がスコア200だったので、第7世代ともなると、パフォーマンスアップ率も大きいようだ。ちなみにVostro 3268の消費電力は45Wだった。(アイドル時では16Wほど)

【 過去レビューPCと比較 : CINEBENCH R15のレンダリングで、パフォーマンスチェック

ゲーム・パフォーマンス(Core i3-7100 + HD グラフィックス630)

ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド

蒼天のイシュガルドファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルドでは、 (1280×720  標準品質・デスクトップPC DirectX 9 フルスクリーン)の設定なら「やや快適」という結果に。この設定であれば、まずまずプレイも可能なようだ。消費電力では39Wあたり。

ドラゴンクエストX

ドラゴンクエストX1920 × 1080 最高品質ベンチマークテスト「1280×720 標準品質 ウィンドウ」で、ベンチマークテストを実施。

ドラゴンクエストX では、1280×720 標準で ”快適” という結果だった。プレイにはスコア5000以上ほしいところなので、この設定ならおおむね合格ラインだ。ベンチマークテスト中では、消費電力36Wほど。

過去のレビューと比較してみると、Core i7-7700を搭載したVostro 3668は8000超えていたので、同じインテル HD グラフィックス630でも、CPUパフォーマンスの影響は意外と大きい。

【 設定 】 ドラゴンクエストX (1280×720 標準品質 ウィンドウ) スコア
DELL Vostro 3268
2017年8月レビュー

DELL Vostro 3268

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 第7世代 Core i3-7100 プロセッサー (3MB キャッシュ, 最大 3.90 GHz)
  • 4GB DDR4-2400MHz メモリ
  • インテル HD グラフィックス630
5566

【 過去レビューPCと比較 : ドラゴンクエストX ~ 1280×720 標準品質 ウィンドウ

ストリートファイター4

ストリートファイター4ベンチマークテスト比較パソコン1280×720 ウィンドウ表示(品質デフォルト)で、コマ落ちなしの60 FPSをクリア。ギリギリではあるが・・・。フルHD(1920 × 1080)になると、41.43 FPSになるので、コマ落ち発生。消費電力が38Wあたり。 なお、Core i7-7700を搭載したVostro 3668は、フルHDでも60 FPS超えていたので、同じインテル HD グラフィックス630でも、CPUパフォーマンスの影響は意外と大きい。
【 設定 】 ストリートファイター4
1280 × 720 品質:デフォルト 垂直同期OFF ウィンドウ表示
FPS
DELL Vostro 3268
2017年8月レビュー

DELL Vostro 3268

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 第7世代 Core i3-7100 プロセッサー (3MB キャッシュ, 最大 3.90 GHz)
  • 4GB DDR4-2400MHz メモリ
  • インテル HD グラフィックス630
61.00

【 過去レビューPCと比較 : ストリートファイター4 ~ 1280 × 720 品質:デフォルト 垂直同期OFF ウィンドウ表示

【 設定 】 ストリートファイター4
1920 × 1080 品質:デフォルト 垂直同期OFF フルスクリーン
FPS
DELL Vostro 3268
2017年8月レビュー

DELL Vostro 3268

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 第7世代 Core i3-7100 プロセッサー (3MB キャッシュ, 最大 3.90 GHz)
  • 4GB DDR4-2400MHz メモリ
  • インテル HD グラフィックス630
41.43

【 過去レビューPCと比較 : ストリートファイター4 ~ 1920 × 1080 品質:デフォルト 垂直同期OFF フルスクリーン

ラストレムナント

ラストレムナントベンチマークテストパソ兄さんのDELLパソコン「1280×720 フルスクリーン」で、ベンチマークテストを実施。 結果は厳しい。 消費電力では37Wあたり。
【 設定 】 ラストレムナント(1280×720 フルスクリーン) FPS
DELL Vostro 3268
2017年8月レビュー

DELL Vostro 3268

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 第7世代 Core i3-7100 プロセッサー (3MB キャッシュ, 最大 3.90 GHz)
  • 4GB DDR4-2400MHz メモリ
  • インテル HD グラフィックス630
26.73

【 過去レビューPCと比較 : ラストレムナント ~ 1280×720 フルスクリーン

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