- HOME
- DELLノートパソコン
- DELL個人ノート
- XPS 12 Ultrabook(9Q23)
DELL XPS 12 Ultrabookレビュー項目(XPS 9Q23)
- 今度のDELLウルトラブックはタブレット可変型だ!XPS 12 Ultrabook
- DELL XPS 12 Ultrabookの側面デザインと装備端子
- XPS 12 Ultrabookのディスプレイ~フルHD解像度・IPSパネル・ゴリラガラス採用!
- XPS 12 Ultrabookのアイソレーション・キーボード
- XPS 12 Ultrabook購入シミュレーション!梱包風景を紹介
今回レビューするXPS 12 Ultrabookはコンピューターモデル名で「XPS 9Q23」といいますが、ここではXPS 12 Ultrabookとだけで呼称します。レビュー情報は、2012年11/28調査時点になります。
レビュー紹介しているXPS 12 Ultrabook(9Q23)は、Haswell設計としてリニューアルされました(9Q33)。ここではデザイン等を参考にしてください。
★Alienwareノートの一部モデルに、24%オフ クーポン。★そのほか、17%~23%オフ クーポンの対象モデル多数あり!★8年連続世界シェア1位!DELLモニタがオンライン・クーポンで最大20%オフ!
クーポンコード掲載はこちら ⇒ 【DELL公式】 お買い得情報ページ
今度のDELLウルトラブックはタブレット可変型だ!XPS 12 Ultrabook
2012年10月にWindows 8が登場しましたが、それに合わせて2012年10月23日にDELLからXPS 12 Ultrabookが発売されました。最大の特徴は「タブレット可変型のウルトラブック」ということです。
XPS 12 Ultrabookは、インテルが提唱するUltrabookに準拠した12.5インチノートですが、回転式タッチディスプレイを搭載しており、閉じればタブレットPCに変形。
Windows 8はタッチ操作に特化したOSですが、やはり本領が発揮されるのはタブレット型ですよね。そんなニーズに応えるモデルが、XPS 12 Ultrabookです。ディスプレイには、スマートフォンにも採用される強化ガラス「Gorilla Glass」を採用しており、アルミ削り出しボディとカーボンファイバで構成されるプレミアム感の高いノートパソコンです。
もちろん、通常のウルトラブックとして普段使いできます。タッチパネルは標準搭載なので、ノートパソコン形体でもタッチ操作が可能です。
こんな応用方法もあります。天板側をディスプレイ面にして、まるでタッチパネルの一体型パソコンみたいな使い方です。使い慣れたキーボードとマウスを接続すればもっと使い勝手がよくなります。以下、XPS 12の要点をまとめてみました。
- ウルトラブックに準拠した軽量・薄型・スペックで、しかもタブレットにコンバーチブルできる
- 広視野角IPSパネル採用!12.5インチに広領域のフルHD解像度。
- 傷がつきにくい強化ガラスのGorilla Glassディスプレイを採用。
- アルミ削り出しのボディ、カーボンファイバ、マグネシウム製のパームレストで、筐体の材質が良い
- 天板、パームレスト、底面にはシリコン・コーティングで手触り滑らか。滑り止め効果もある
- SSD標準搭載であり、OS起動が極めて高速。当方チェックでは10秒ほどで起動
- 防滴のキーボードはバックライト装備であり、暗がりでも操作ができる。印字の点灯にムラがない
- 第3世代Core i5/i7搭載。タブレットとしては重いほうだが、Atom搭載のタブレットよりも性能が高い
- USB 3.0端子のひとつはPowerShare。起動なしにUSB経由の充電ができる
- 本体の傾き具合で画面の自動回転をする機能があるが、任意でオン・オフできる
- 5段階で認識できるバッテリー残量メータがXPS12本体側面についている
- 懸念要素は、SDカードスロット、HDMI端子、有線LAN端子がない。端子が右側面に偏っている
DELLは販売時期により選択できる構成が変化しますので、最新情報はDELLサイトにて確認してください。
※レビュー情報は2012年11/28調査時点
今回レビューするDELL XPS 12の構成とパフォーマンス
XPS 12 UltrabookはIvy Bridge設計で、第3世代Core i5搭載。今回のレビューではCore i5-3317U搭載で省エネタイプ。内蔵するグラフィックスは「インテル HDグラフィックス4000」で、すでにローエンドの単体グラフィックと同等のパフォーマンスを持ち合わせています。SSD搭載なので起動が速いです。(仕様書によるとmSATAタイプのようです。)今回レビューするXPS 12 Ultrabookの構成とベンチマークテストの結果は以下の通り。
2012年10月発売の、12.5インチ・タブレット可変型ウルトラブック。 第3世代Core i5搭載可能(チップセットはQS77 Express)。回転式タッチディスプレイを搭載しており、閉じればタブレットPCに変形。スマホでお馴染みのゴリラガラスを採用し、広視野角のIPSパネル、広領域のフルHD解像度を搭載。 アルミ削り出しボディと、軽量・耐久性で優れるカーボンファイバで構成されているプレミアムな筐体。防滴加工のバックライト・キーボード搭載。SSD標準搭載で起動が爆速。装備端子は控えめになるが、USB3.0端子を2つ、Mini DisplayPort を装備。高さ:8~20mmと薄く、幅:317mm 奥行き:214mm、 最小重量:1.52kg。(2012年11月時点) |
||
OS | Windows 8 (64bit) | |
液晶ディスプレイ | 12.5インチ光沢液晶(1920×1080) | |
プロセッサ | インテル Core i5-3317U (1.7GHz, 3MB キャッシュ) ※クロック数最大2.6GHz |
6.9 |
メモリ | 4GB DDR3-SDRAMメモリ | 5.9 |
グラフィックス | インテル HDグラフィックス4000 | 5.4 |
ゲーム用 グラフィックス |
6.4 | |
プライマリ ハードディスク |
128GB SSD | 8.1 |
CINEBENCH R10のスコア | ||
CPUベンチマーク | 処理時間⇒1分36秒 スコア⇒9161 |
|
OpenGL | スコア⇒5384 | |
ストリートファイター4のベンチマーク結果 / 設定解像度 1280×720 ウィンドウ表示 | ||
AVERAGE 47.42 FPS |
RANK C ⇒ プレイできる環境。設定を下げれば快適になる。 スコア 8905 |
ストリートファイター4のベンチマーク・設定解像度 1280×720 ウィンドウ表示では、AVERAGE 47.42 FPS。プレイに充分とは言えないものの、インテル HDグラフィックス4000のグラフィックパフォーマンスは、かつての内蔵型とは比較にならないくらい性能が高くなっています。まさにローエンドGPU市場のキラー的な存在です。(本格ゲームやらないなら単体GPUなんていらないじゃん、みたいな。)
過去の当方レビューから情報を拾うと、GeForce GT 520Mに近いと判断できます。(むろん、ベンチマークテストは総合的な構成にも影響されるので、かなりアバウトな判断ですけど。) 2007年のミドルノートだったInspiron 1520(GeForce 8600M搭載)ではAVERAGE 24.77 FPS しかでていません。
Inspiron 1520(GeForce 8600M搭載)とXPS 12の2ショット。XPS 12はこんなコンパクト(しかもタブレットPC)なのに、2007年のミドルノートを超える性能。
|
CINEBENCH R10のスコアでは処理時間⇒1分36秒。Core i5-3317Uは省エネ版で、2コア4スレッド動作ということもあり、第3世代インテルCore iシリーズとしては下のほう。それでも、第2世代Core i5や第1世代Core i7と同格と思われます。下の比較表をご参考に。
- Inspiron 17R Special Edition(7720) 【2012年6月~】
(Core i7-3610QM / GeForce GT 650M / 8GB) 処理時間⇒41秒 - XPS 15(L521X) 【2012年6月~】
(Core i7-3612QM / GeForce GT 630M / 4GB) 処理時間⇒45秒 - XPS 17(L702X) 【2011年2月~】
(Core i7-2670QM / GeForce GT 555M / 8GB) 処理時間⇒49秒 - Inspiron 15R Special Edition(7520) 【2012年5月~】
(Core i7-3612QM / Radeon HD 7730M / 8GB) 処理時間⇒1分00秒 - Inspiron 15(3520) 【2012年7月~】
(Core i5-3210M / インテル HDグラフィックス4000 / 4GB) 処理時間⇒1分19秒 - XPS 17 (L701x) 【2010年10月~】
(Core i7-740QM / GeForce GT 445M / 4GB) 処理時間⇒1分19秒 - XPS 14 Ultrabook(L421X) 【2012年6月~】
(Core i7-3517U / GeForce GT 630M / 8GB) 処理時間⇒1分23秒 - XPS 15(L502X) 【2010年10月~】
(Core i5-2410M / GeForce GT 525M / 4GB) 処理時間⇒1分33秒 - Studio 15(1557) 【2009年10月~】
(Core i7-720QM / RADEON HD 4570 / 4GB) 処理時間⇒1分33秒
2013年5月においては、搭載できるCPUファミリーが更新されており、「Core i5-3337U 、Core i7-3537U 」が搭載可能となっています。Core i5-3337Uを搭載した別モデルを調査したので、結果をアップします。
OS | Windows 8 (64bit) | |
液晶ディスプレイ | 12.5インチ光沢液晶(1920×1080) | |
プロセッサ | インテル Core i5-3337U (1.8GHz, 3MB キャッシュ) ※クロック数最大2.7GHz |
6.9 |
メモリ | 4GB DDR3-SDRAMメモリ | 5.9 |
グラフィックス | インテル HDグラフィックス4000 | 5.4 |
ゲーム用グラフィックス | 6.4 | |
プライマリハードディスク | 128GB SSD | 8.1 |
ストリートファイター4のベンチマーク結果 設定解像度 1280×720 ウィンドウ表示 |
||
AVERAGE 50.36 FPS |
RANK B ⇒ 快適にプレイできる環境。 スコア 9149 |
|
(備考)設定解像度 1280×720 フルスクリーン | ||
AVERAGE 51.74 FPS |
RANK B ⇒ 快適にプレイできる環境。 スコア 9264 |
1280×720 ウィンドウ表示とフルスクリーンの両方で調査しましたが、いずれもRANK Bに達しました。快適にプレイできる環境であり、Core i5-3317U搭載時よりも若干性能アップです。クロック数が若干高くなっているからだと思います。
XPS 12 Ultrabookをタブレットへ!トランフォーメーション
12.5インチウルトラブックのXPS 12 Ultrabookがタブレット型へ変形する様子を紹介します。変形といえば、ゴールドライタンやZガンダム、ビルバインの飛行形態など80年代のアニメを思い出します。おっと、パソ兄さんではなく「パソおっさん」であることがバレてしまいますねえ。
ディスプレイを回転させる方向は決まっています。天板側の下からキーボード方面に押し上げます。
ディスプレイを360度回転させ、天板面をキーボード側に向けます。
天板をひっくり返すと、こうなります。なんとも異様なノートパソコンに見えますね。
後はディスプレイをたたむだけ。
フレームの強度をチェック
ディスプレイのフレームはアルミ製で、無駄にスペースを取らないように細くできています。おそらく強度のため、アルミ削り出し加工かと思われます。フルームを捻ってみましたがかなり強固でした。これなら耐久性で心配することはないでしょう。
ディスプレイとフレームはラッチでロックされる機構です。ラッチ部分がフレームに近づくと磁力で吸い寄せられるので、快適に変形作業が行えます。
2箇所ずつあるラッチ部分。
XPS 12 Ultrabookのサイズと重量
XPS 12 Ultrabookは最薄部で8mm、最厚部で20mmでかなり薄型。幅:317mm 、奥行き:214mm、。最小重量で1.52kgなので、気軽にモバイルできます。
ただ、タブレットPCとしては1.52kgは重いほうになります。タブレットPC市場では700g以下あたりが相場ですからね。しかし決定的に違うのはスペックの高さ。処理能力で比較すると、Atom搭載タブレットPCよりも、Core i5/i7を搭載するXPS 12のほうが圧倒的に上です。「ウルトラブックをメインとして選び、サブ用途でタブレットができればいい!」こんな選び方に見合うモデルです。ある意味、最強スペックのタブレットPCですね。
XPS 12 Ultrabookを持ち抱えた様子。一見では、タブレットPCになる製品とは思えません。この状態で持ち運ぶなら、画面を保護しなくても済みそうです。ボディに傷を付けたくないのなら、市販なりで保護ケースを使いましょう。
★Alienwareノートの一部モデルに、24%オフ クーポン。★そのほか、17%~23%オフ クーポンの対象モデル多数あり!★8年連続世界シェア1位!DELLモニタがオンライン・クーポンで最大20%オフ!
クーポンコード掲載はこちら ⇒ 【DELL公式】 お買い得情報ページ
★DELL直販合計8万円(税抜)以上購入で、楽天ポイント3,000ポイントプレゼント!★合計15万円(税抜)以上購入なら、楽天ポイント7,500ポイントプレゼント!
※パソ兄さんサイトの経由特典となっており、リンク先の優待専用ページでの手続きが必要になります。(それ以外の注文では対象外) ※予告なく変更または終了する場合があります。
8万円以上購入なら ⇒ 【 3,000ポイント付与の優待専用ページへ招待 】
15万円以上購入なら ⇒ 【 7,500ポイント付与の優待専用ページへ招待 】
※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
DELL法人モデル(Vostro、Precision、OptiPlex、Latitudeシリーズ)の購入を希望なら、当サイトの「特別なお客様限定クーポン情報」を御覧ください。掲載コンテンツ・ページはこちら!
コンテンツ ⇒DELLパソコンをもっとお得に購入!クーポン情報
DELL XPS 12 Ultrabook レビュー(XPS 9Q23)~2012年11月時点
- 今度のDELLウルトラブックはタブレット可変型だ!XPS 12 Ultrabook
- DELL XPS 12 Ultrabookの側面デザインと装備端子
- XPS 12 Ultrabookのディスプレイ~フルHD解像度・IPSパネル・ゴリラガラス採用!
- XPS 12 Ultrabookのアイソレーション・キーボード
- XPS 12 Ultrabook購入シミュレーション!梱包風景を紹介
DELL XPS 12(9250)レビュー項目(2016年 Skylake設計Core Mシリーズ)
- 12.5インチ4Kディスプレイ着脱式の、2 in 1モバイルノート!XPS 12(9250) レビュー
- XPS 12(9250)のベンチマークテスト!Core m5 6Y57の実力
- XPS 12(9250)のフォリオ・キーボード