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DELL XPS One 27 (2710)レビュー

グラフィックワークやゲームユーザー向けとして、ついにハイパフォーマンスな一体型PCが登場。しかも27インチ大画面で、クアッドHD解像度(2560×1440)という、とんでもない仕様。「玄人ユーザーだが、一体型PCの恩恵を受けたい」という方は必見!

XPS One 27がすごい!27インチ・クアッドHD解像度の一体型PC

2012年5月に発売されたDELLの一体型パソコンである、XPS One 27をレビューします。2012年7月レビュー時点で、GeForce GT 640Mを搭載するハイパフォーマンス。一般的に、一体型パソコンはグラフィック性能をはじめ総合的な性能面でロースペックが多いですが、このモデルは一体型らしからぬ高性能。グラフィックデザイナーや本格ゲームユーザーのニーズに応えられる仕様です。それでいて、設置がしやすい!極めてワイヤレス環境という一体型の恩恵が受けられます。

27インチ大画面に、クアッドHD解像度(2560×1440)!

何よりもXPS One 27の最大の特長は、27インチという大画面!そしてフルHD解像度(1920×1080)を超える、クアッドHD解像度(2560×1440)のディスプレイであり、とんでもない広領域を誇ります。アプリケーションのツールは大量に表示できるし、Wedの表示領域が広いので、作業の効率化が図れます。

外部モニタへの出力がOK、また27インチ単体モニタとしても使える応用性!

ここが購入ポイント!HDMI端子に入力用と出力用があるので、別のモニタへ映像を出力することもできるし、別PCや家庭ゲーム機、ブルーレイ・DVDプレイヤを接続して、単なる27インチモニタとして使うことができます。
「やっぱり、PCとモニタをセパレートにしておけば良かった」なんて後悔はしないはずです。

DELLの27インチ一体型XPS One 27レビュー
ワイヤレスキーボード&マウス、無線LAN・Bluetoothが標準搭載なので、ケーブルは電源ケーブルのみの極めてシンプルな設置ができます。そして上級者向けの仕様になっているので一体型としては異例なモデル。
ちなみにワイヤレスキーボードは、ちょっとばかりグレードの高い印象を受けました。

サポート管理されているシステムモデル名では「XPS One 2710」といいます。DELLは販売製品名を使いまわすことがあるので、唯一無二のシステムモデル名も明記しておきます。以下、XPS One 27 = XPS One 2710とご理解ください。レビューは2012年7月時点の調査および、手元にあるXPS One 27実機の現状レポートとなります。DELLのカスタマイズ特性により、特にパーツ構成の変更等がありますので最新情報はDELLサイトにてご自身でご確認ください。

今回レビューするXPS One 27実機の構成は以下の通り。搭載できるパーツは時期によって異なるので、ご理解の上、参考になさってください。

2560×1440のハイパフォーマンス一体型DELLパソコン

XPS One 27 (2710)

2012年5月発売の27インチ一体型PC。クアッドHD解像度(2560×1440)の広領域に27インチという大画面PC。全面ガラス加工のデザイン。単体GPUにGeForce GT 640Mを搭載するため、グラフィック系クリエイティブ、本格3Dゲームが遊べるハイパフォーマンス。Ivy Bridge設計で、省エネ版の第3世代Core i5 / i7搭載可能。Infinity Premiumスピーカ内蔵。キャッシュにSSDを活用するISRTにオプション対応。(2012年7月時点)

コンポーネント レビューした構成 Windows エクスペリエンス インデックスのスコア
OS Windows 7 Home Premium SP1 64bit
液晶ディスプレイ 27インチWLED光沢液晶 / クアッドHD解像度(2560×1440)
プロセッサ インテル Core i7-3770s (3.1GHz , 8MB キャッシュ)
※クロック数最大3.9GHz
7.7
メモリ 8GB (4GBx2) DDR3-SDRAMメモリ 7.7
グラフィックス
インテル HDグラフィックス4000
【 グラフィックスのスコアはこちら側 】

(NVIDIA Optimusテクノロジーによる自動切替)

GeForce GT 640M 2GB DDR5
(7.1)
ゲーム用グラフィックス (7.1)
プライマリハードディスク 2TB SATA HDD(7200回転) + 32GB mSATA SSD
ISRT(インテル スマート・レスポンス・テクノロジー)対応
5.9

XPS One 27はチップセットにH77 Expressを採用したIvy Bridge設計。今回は4コア8スレッドのCore i7-3770s搭載。末尾にsが付くので省エネタイプです。単体GPUにはゲームノートでも採用されるGeForce GT 640Mを搭載。キャッシュ用に32GB mSATA SSDを搭載しており、起動が速くなるISRT(インテル スマート・レスポンス・テクノロジー)仕様です。これはオプション構成です。

Windowsエクスペリエンスインデックスのスコアを見ると結構高く、プロセッサでは最大値の7.9に近い7.7もあります。GPUでは省エネモードとして内蔵GPUに切り替わる「NVIDIA Optimusテクノロジー」が稼働しているため、GeForce GT 640Mのスコアは分からず。ノートパソコンじゃないので、NVIDIA Optimusテクノロジーは必要ないはずですが、GeForce GT 640Mはモバイル向けGPUなので必然的にそういう仕様になるのでしょうかね?

パフォーマンステストは後ほど紹介。GeForce GT 640Mは高いグラフィック性能ですが、2560×1440の解像度ともなると、快適に遊べるのはストリートファイター4くらい。それ以上の負荷がかかるゲームタイトルでは、動作は可能ですが場合によっては・・」という状態です。2560×1440の解像度は、広領域を求めるクリエイターに恩恵があります。

Ivy Bridge(開発コード名)設計とは

Ivy BridgeはSandyBridgeの改良版なので、アーキテクチャ(基本設計)に大きな変化がないものの、新たに22mmプロセスルールの微細化設計となっています。従来にはなかった3次元構造の「Tri-Gate(トライゲート)トランジスタ」を採用しており、低電圧状態でリーク電流が10分の1に抑えられたとのことです。インテルいわく、前世代よりも同じ消費電力で「性能を約37%アップ」させたとのこと。※リーク電流とは、電流の漏洩であり水で例えると水漏れのようなもの。リーク電流が増すと消費電力も発熱量も増え、回路を傷める原因となる。つまりIvy Bridgeになって、性能の向上と低消費電力が顕著になったと言えます。

インテル スマート・レスポンス・テクノロジー(ISRT)とは

オプション構成のインテル スマート・レスポンス・テクノロジー(ISRT)とは、インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジーの追加機能であり、2台のストレージを活用する技術です。SSDをHDDキャッシュとして使用することでシステムの読み込みを高速化します。システムデータそのものはHDDに保存されていますので、SSDの容量の少なさを心配することがありません。ISRTはかつてはチップセットZ68のみの機能でしたが、Ivy Bridgeに引き継がれています。

なお、「システム用にSSD、バックアップデータにHDD」と別けて使うメジャーな方法がありますが、しかしゲームユーザーにとっては複数のゲームがSSDの低容量ではインストールしきれない場面があります。そこでISRTではSSDはキャッシュだけなので、大容量のHDDにたくさんのシステムを入れておくことができます。ただ、もともとSSDで充分事足りていたユーザーなら、ISRTの必要はないでしょう。

クアッドHD解像度

フルHD(1920×1080)を超える、クアッドHD解像度(2560×1440)。HD解像度(1280×720)パネルの4枚分の領域なので、クアッドHDと呼びます。略せばQHD。

ファイナルファンタジー14とXPS One 27
XPS One 27にて、フルHD(1920×1080)でファイナルファンタジー14のベンチマークを回したときの画面。XPS One 27はクアッドHD解像度(2560×1440)なので、まだまだ領域に余裕があります。

クアッドHD解像度(2560×1440)
Yahooトップページを2画面並べても、まだまだ余裕のある領域。
しかもあと少しの下スクロールでYahoo!TOPページの全画面が見えてしまう広領域。27インチ画面もあるので、文字やアイコンが極端に小さいという辛さもありません。XPS One 27のディスプレイデザインは次のページで紹介します。

サイズ・重量と設置性

XPS One 27のサイズは幅664mm、高さ493mm、スタンド部分は240mmの正方形。重量は約16kgあるので、持ち運ぶときは結構ズッシリした重みを感じます。ちょっとばかし気合を入れてからの運搬です。ワイヤレス環境を整えれば、電源ケーブルのみ接続でいいので、重さは別として設置場所の移動は楽。

XPS One 27持ち抱える
XPS One 27を持ち抱えたときの様子と、17.3インチノート(DELL XPS 17 / L702x)を並べたときの様子。
地面の設置面積で比較すると、17.3インチノートよりも少ないスペースで設置できます。

インターフェース

XPS One 27には背面と左側面に接続端子を装備しています。側面デザインと併せて紹介していきます。背面パネルの素材はポリカーボネート(工業用プラスチック)。メッキ加工のDELLロゴが配置されています。

DELL
上部にはワイドな排気口を配置。下部から吸気して上部へ排気されるエアーフローです。

HDMI端子と、入力用のHDMI端子
背面に装備するインターフェースは、左からセキュリティケーブルスロット、S/P DIF(デジタル音声出力)、そして出力用のHDMI端子と、入力用のHDMI端子を装備。つまり別のモニタへの映像出力ができるし、別のPCやデジタル映像家電の液晶モニタとして使うことができるのです。27インチの単体モニタとして使うことができるので、閉鎖的な一体型PCとは違います。

中央には電源コネクタがあり、その右側へは「ギガビットイーサLAN、USB3.0端子 ×4つを装備。※仕様マニュアルによると右から2番目のUSB3.0端子はWindows デバッグ機能搭載とあるが、DELLサイトの仕様詳細ではふれらていない。どういうものか、分かりません・・。

なお、仕様マニュアルによると、地デジチューナー内蔵モデルならS/P DIF端子の左隣にアンテナ端子が配置されるようですが、2012年7月レビュー時点では地デジチューナーのカスタマイズは確認できませんでした。後日対応するのかしないのかは不明。


背面端子エリアの下には、Windowsライセンスラベルとサービスタグ・エクスプレスサービスコードのラベルが貼付されています。サービスタグ・エクスプレスサービスコードはいわばDELLの保証書のようなもの。
サポートを受けるときには番号を告げる必要があります。所有しているXPS One 27の仕様等は登録済みなので、サポートで事前説明の手間が省けます。


XPS One 27左側面では、「マイク / ヘッドフォン端子、USB3.0端子×2つ、8規格対応メディアカードスロット」を装備。


右側面ではスロットイン式の光学ドライブ、LEDライト付きの電源ボタンを配置。HDDアクセスライトがありますが、これは場所的に見づらい。気になった時に覗きこむ使い方になります。

XPS One 27にブルーレイ搭載できるのか
スロットイン式ドライブは、トレイを引き出す手間が省けるのでアクセスが速いです。

Infinity Premiumスピーカ内蔵

XPS One 27の底面に、アメリカ Infinity社製のスピーカ内蔵。最近、めっぽう聞かなくなったオーディオメーカーですが、なかなかシブいメーカーを採用していますね。アメリカではまだまだメジャーなんでしょうかね。12Wのウーファと20Wのツイーターを内蔵した2.1chサウンド構成です。

サウンドコントローラにWaves MaxxAudio 4搭載のIntel ハイフィニッション・オーディオを採用。Waves(Waves Audio社)はイスラエルの音響デジタル技術メーカーで、オーディオのデジタル処理技術に長けています。
MaxxAudioでは内蔵型で出力の弱い小型スピーカーでも、デジタル処理で効果的なサウンドを展開。特に効果音のクオリティが定評でゲームサウンドでは良好な結果を残しているのだとか。

Infinity社製スピーカの効果か、Waves MaxxAudio 4の効果か、素人の判断では何とも言いようがないのですが、臨場感ある2.1chサウンドであることはよくわかるので、一体型パソコンのスピーカーとしてはかなり満足度が高いです。


XPS One 27の底面にて、ふと、隠しUSB端子を発見しました。DELLサイトにも仕様もニュアルにも載っていなかった仕様です。ここには、ワイヤレスキーボードのレシーバが接続されていました。これで背面や左側面にあるUSB3.0端子が1つ塞がるリスクがなくなりました。

なお、ビス止めが見えますが、ここから背面パネルを外すことができ、内部にアクセスすることができます。DELLサイトからオーナーズマニュアルをダウンロードすると、かなり込み入った分解方法まで掲載されています。保証が受けられなくなるので開封はお勧めしませんが、玄人ユーザーにはありがたいサポートです。

XPS One 27のスタンドを詳しく

スタンド部分を詳しくチェックして行きましょう。金属製ですがおそらくステンレス・スチールかと思われます。さすがに27インチディスプレイを支えていることだけはあって、強固な造りです。


シルバーカラーで統一したシンプルデザイン。


傾斜角度(チルト機能)は-5~20度。通常の使用であれば支障のない可動域。


スタンドの裏面をみると、中央の円盤には滑り止めのゴムがついていて、その外側にには滑るようにフェルト生地が4つ付いています。これで回転(スイベル機能)できそうなんですが、できない。仕様では回転角度0~360度とあるので、何かしなければいけないのだろうか?

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より

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