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GeForce GTX 10 シリーズ搭載の、本格派13.3インチ・ゲーミング(KabyLake)
DELL ALIENWARE 13(R3)レビュー
- ALIENWARE 13(R3)の概要・デザイン~TOP
- 有機ELこと、OLEDディスプレイ搭載時のALIENWARE 13(R3)
- ALIENWARE 13(R3)のキーボード
- Core i7-7700HQ + NVIDIA GeForce GTX 1060の性能
2017年1月に発売したALIENWARE 13ゲーミングノートこと、ALIENWARE 13(R3)をレビューする。ALIENWARE 13の3番目のリリースはKabyLake設計で、単体GPUにGeForce GTX 10 シリーズを搭載するゲーミングノート。
搭載CPUは低消費電力のUシリーズではなく、ハイパフォーマンスのHQシリーズなので、13.3インチモバイルだからといって姉妹機に引けを取らない。レビューした構成は以下の通り。注目オプションとなるOLED(有機EL)ディスプレイ仕様で紹介する。
2017年3月論評 KabyLake設計 |
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※2017年3月2日時点のレビューであり、手元の実機における現状レポートである。
ALIENWARE 13(R3)の概要
ゲーミングノート:ALIENWAREシリーズの13.3インチモデル(KabyLake設計)。レビュー時点では最高でCore i7-7700HQ + GeForce GTX 1060 の構成が可能なハイスペック・モバイルゲーミングノート。VR Readyに対応(GeForce GTX 1060搭載時)。 高速PCI Express接続のSSDを2枚搭載するデュアルストレージも可能。従来のUSB3.0端子(Aコネクタ)に加え、USB Type-C端子も装備しており、次世代環境にも対応できている。またMini Display Port 端子、HDMI端子、ギガビットイーサーLAN端子なども装備しており、インターフェースは意外と豊富である。ただし光学ドライブは非搭載。
天板および底面はアルマイト加工のアルミボディで、マグネシウム合金のフレームにより高い剛性を持つ。銅製ヒートパイプ + デュアルファン内蔵の優れた冷却システム。ヒンジフォワードの機構により、ディスプレイは180度開き、しかもエアーフローの妨げにならない。2.2 mmのキーストロークやnキーロールオーバーに対応し、ゲームに適したキーボードの仕様。
バックライトキーボードを含む8箇所のイルミネーションゾーンに、20色からRGB-LEDのカラーを配色できる。LANコントローラーにKillerネットワークを搭載しており、安定した通信を確保できる。 IRプレゼンス検出カメラを内蔵しており、Windows Helloで顔を生体認証ログイン可能。外付けGPUであるAlienware Graphics Amplifierに対応。オプションでOLED(有機EL)ディスプレイも選べる。
当方レビューに関する注意事項
※記事はレビュー時点の情報である。標準搭載の内容や変更状況など、最新情報はDELLサイトにてご確認を。
※パーツ構成やカスタマイズ、採用パーツのベンダーは供給状況により変更がある。
※個人規模および、一個体の調査、また一部の情報のため、購入された場合の一致性は保証していない。
※状況については極力丁寧に説明するが、感想やアドバイスは個人的見解であり、その賛否は各々異なる。
※風景にある周辺機器等は、DELLとは関係のないアイテムである。
※DELLサイトにある販売名は気まぐれで、さらに新旧モデルの区別が困難なため、当方では唯一無二の「コンピューターモデル名」を重視している。コンピューターモデル名は、DELLサイトの該当ページにてURLを見れば判断がつくので、困惑したら参考に。
ALIENWARE 13(R3)の構成例~KabyLake
レビュー時点の構成例をまとめてみた。KabyLake設計であり、第7世代 Core i5-7300HQおよび、Core i7-7700HQが搭載できる。13..3インチモバイルだからUシリーズになりそうだが、ここはハイパフォーマンスのHQシリーズの搭載である。
グラフィックではエントリーミドルGPUのGeForce GTX 1050 / 1050Ti のほか、さらに上位のGeForce GTX 1060が搭載できる。(VR Ready対応にはALIENWARE 13(R3)の場合、GeForce GTX 1060の搭載が必要)
ディスプレイはTN 非光沢(1366 x 768)、IPS 非光沢(1920 x 1080)、有機ELの光沢タッチディスプレイ (2560 x 1440)があり、パネルの種類や解像度の違うスペックで選べる。高速PCI Express接続のSSDを2枚搭載するデュアルストレージも可能で、最大では1TB SSD(PCI Express接続) × 2がある。メモリでは高周波数のものが選べるが、これは目に見えた効果がわかりにくいと思われる。
※ちなみに最近2017年(KabyLake世代)のトレンドとして低消費電力版が一般化している。そのため現在のポジションではもともと低消費電力版だったUシリーズが「標準扱い」であり、Yシリーズが「低消費電力」、HQおよびHが「ハイパフォーマンス」となっているようだ。
アーキテクチャ | KabyLake設計 |
ディスプレイ |
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CPU |
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グラフィック |
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メモリ |
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ストレージ |
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装備する主要端子 | Type-C端子(USB3.0)、Type-C端子(USB3.1、Thunderbolt 3、Display Port ) USB3.0端子、USB3.0端子(※PowerShare対応) Mini Display Port 端子、HDMI端子、ギガビットイーサーLAN端子、 Alienware Graphics Amplifier専用端子 |
サイズ(公称値) | 幅:330 mm × 奥行269 mm × 厚み: 22mm(タッチ仕様) / 24 mm(非タッチ仕様) / 重量 : 約 2.6Kg |
備考 |
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※ほぼ構成販売なので、パーツの組み合わせは制限される。採用パーツやベンダーは供給状況により変更がある。
※構成に関してはレビュー時点であり、変更の可能性もある。
幅:330 mm × 奥行269 mm × 厚み: 22mm(OLEDディスプレイのタッチ仕様)。
なお、液晶ディスプレイ非タッチ仕様では、厚さ24 mmとのこと。OLED(有機EL)ではバックライトが不要な分、さらに薄型設計が可能みたいだ。天面の面積は広いが、従来モデルよりも厚みがなくなってスッキリした印象がある。
DELLサイトでは平均重量2.6kgとあるが、当方がレビューしたALIENWARE 13(R3)の構成では、2.454kgだった。もちろん、13.3インチノートとしてはヘビー級だが、このくらいの重量であれば難なく屋外にも持ち出せるだろう。
180WのACアダプタが付属(GeForce GTX 1060搭載時)。構成によりACアダプタの容量は異なる。
さすがにハイエンド機用となると重く、重量は790gあった。ALIENWARE 13(R3)本体と合わせると3kg以内には収まらないか。ケーブルは太め。
別売りPCアクセサリのALIENWARE VINDICATORバックパック に、ALIENWARE13(R3)を収めるとこんな感じ。我こそは「ALIENWAREマニア」と言う方は検討してみては!【ALIENWARE VINDICATORバックパックのレビュー】
剛性アルミボディと、ヒンジフォワードの機能デザイン
ALIENWARE 13(R3)の天板はアルマイト加工されたアルミ素材。内部ではマグネシウム合金のフレームにより剛性が高められている。なお、カラーはエピックシルバーと呼ばれている。ALIENWARE シリーズのシンボルである、3本の溝ラインとエイリアンヘッドのデザインになっている。
※アルマイト加工(陽極酸化処理)とは、酸化皮膜を生成させる表面処理。これにより耐食性、耐摩耗性が向上する。
天板のエイリアンヘッドは20色からLEDカラーを配色できる。
ヒンジフォワードで排熱を妨げずに180度オープン!
ALIENWARE 13(R3)はヒンジフォワードの機構を採用しており、ディスプレイがややユーザーの手前側に取り付けられている。
ヒンジフォワードの機構により、ディスプレイを180度開いても背面にある排気口の妨げにならない。
デュアルファン内蔵の強力な冷却システムであるため、排熱フィンも大型。後方排気なので、ユーザーに当たらず不快にならない。
ALIENWARE 13(R3)の側面デザインと、インターフェース
ALIENWARE 13(R3)の底面では、天板と同じくアルマイト加工されたアルミ素材。
スタンドゴムがわりと高めになっており、底面側からしっかり吸気できるような構造になっている。
銅製ヒートパイプ + デュアルファンの位置に大掛かりな吸気口を配置。
前面デザイン
前面にはとくにインターフェースはなし。先端が少し三角形になったデザイン。
左側面インターフェース
右側面では、「USB 3.0 Type-C端子、USB3.0端子、排気口」を配置。なお、ユーザーの手前側となるスリットはスピーカとなっている。スピーカでは、DELLサイトによると「大きく効果的なスピーカボックスが取り付けられた」とのこと。そしてALIENWARE 13(R3)では光学ドライブを搭載していない。
左側面インターフェース
左側面では「排気口、USB3.0端子、マイク端子、ヘッドセット端子」を配置している。ユーザーの手前側となるスリットはスピーカとなっている。この面のUSB3.0端子はPowerShare対応(PC起動なしでUSB充電用に使える機能)。
背面
背面では、「ギガビットイーサーLAN端子、Mini Display Port 端子、HDMI端子、USB Type-C端子(USB3.1、Thunderbolt 3、Display Port対応)、Alienware Graphics Amplifier専用端子」を配置。ケーブルなどがユーザーの邪魔にならないように、極力背面に端子を配置したという。
外付けGPUのAlienware Graphics Amplifierとは
このALIENWARE Graphics Amplifierを接続すれば、さらなるパフォーマンスアップが期待できるわけだが、3.5kgほどあり、サイズも大きいため持ち運びには向かない。GPUが交換できないノートのデメリットを払拭し、グラフィックカードを換装すれば、未来の高負荷ゲームにスペックを対応させていくことができる。しかし、サイズ、価格、設置性、汎用性を考慮すると、「いっその事、デスクトップ・ゲーム機にしたほうがいいのではないか?」と、いろいろ葛藤がありそう。別売りの外付けグラフィック(GPU-BOX)である「ALIENWARE Graphics Amplifier」を接続すれば、デスクトップ用のグラフィックカードを搭載でき、自宅用途でさらなるパフォーマンスアップが期待できる。Graphics Amplifier端子を装備するALIENWAREシリーズで接続可能。 |
マニアックな設定が楽しめる!ALIENWARE コマンドセンター
様々な設定に、ユーティリティソフトであるALIENWARE コマンドセンターを使う。そのうち、AlienFXは照明演出であり、20色のLEDカラーを組み合わせて、好みのイルミネーションが楽しめる。
AlienFX
AlienFXの設定画面。8箇所のゾーンにそれぞれRGB-LEDによるカラー配色ができる。カラーパレットより、20色から選べる。キーボードでは4つのエリアに分けて配色できる。もちろん、LEDが眩しいと思うならすべて非点灯も可能である。
電源ボタンのLEDカラーでは、ACアダプタ接続時と、バッテリー駆動時で異なった設定が同時にできる。また、ただの点灯ではなく、点滅させたり、モーフィングなどのアクションも可能。
適当に配色を設定して撮影。雰囲気が代わるので所有を飽きさせないお遊び機能でもある。
ALIEN FUSION
ユーティリティソフトのALIENWAREコマンドセンターにあるALIEN FUSIONから、電源プランを設定できる。
ALIEN ADRENALINE
ALIEN ADRENALINEは、外付けGPU:Alienware Graphics Amplifierをつなぐときの接続設定。
安定した通信が確保!killerネットワーク搭載
ALIENWARE 13(R3)ではLANコントローラーに、クアルコム・アセロス社(Qualcomm Atheros, Inc.)のKillerネットワークを搭載している。※クアルコム・アセロス社は、アメリカの半導体メーカーでLAN関連製品のトップシェアを誇っている。
専用のユーティリティソフト「Killer Network Manager」で設定することにより、ネットワーク接続をモニタリングし、オンラインゲームのパフォーマンスを最大化することができる。KillerはWindowsが抱えるネットワーク処理の一部を肩代わりする機能を持つ。優先度の設定に基づいてネットワーク帯域幅を最適化、管理する。CPU負荷を低減させ、ネットワークの遅延を抑えるため、とくにオンラインゲームでは安定した通信が確保できる。
DELLサイトでは、Killer E2400の搭載と書かれていたが、手元のALIENWARE 13(R3)実機ではKiller E2500の搭載となっていた。供給時期によって最新版に更新されるのであろう。
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