DELL XPS One 27の性能チェック
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【XPS One 27 (2710)レビュー項目】 【XPS One 27のキャンペーン特売情報!】
XPS One 27にてベンチマークテスト
XPS One 27(2710)をベンチマークテストでチェックしました。今回の実機ではGeForce GT 640M 2GB DDR5 を搭載してます。ノート用のGPUとは言え、ゲーミングノートに採用されるGPUだけあって本格ゲーム用にも実用的です。ここまでハイパフォーマンスな一体型パソコンも珍しいです。なお、XPS One 27製品といっても構成次第ですので、レビュー実機での結果とご理解ください。今回のXPS One 27の構成は以下の通り。
2012年5月発売の27インチ一体型PC。クアッドHD解像度(2560×1440)の広領域に27インチという大画面PC。全面ガラス加工のデザイン。単体GPUにGeForce GT 640Mを搭載するため、グラフィック系クリエイティブ、本格3Dゲームが遊べるハイパフォーマンス。Ivy Bridge設計で、省エネ版の第3世代Core i5 / i7搭載可能。Infinity Premiumスピーカ内蔵。キャッシュにSSDを活用するISRTにオプション対応。(2012年7月時点) |
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OS | Windows 7 Home Premium SP1 64bit | |
液晶ディスプレイ | 27インチWLED光沢液晶 / クアッドHD解像度(2560×1440) | |
プロセッサ | インテル Core i7-3770s (3.1GHz , 8MB キャッシュ) ※クロック数最大3.9GHz |
7.7 |
メモリ | 8GB (4GBx2) DDR3-SDRAMメモリ | 7.7 |
グラフィックス | インテル HDグラフィックス4000 【 グラフィックスのスコアはこちら側 】 ↑ (NVIDIA Optimusテクノロジーによる自動切替) ↓ GeForce GT 640M 2GB DDR5 |
(7.1) |
ゲーム用グラフィックス | (7.1) | |
プライマリハードディスク | 2TB SATA HDD(7200回転) + 32GB mSATA SSD ISRT(インテル スマート・レスポンス・テクノロジー)対応 |
5.9 |
ここにあるWindowsエクスペリエンスインデックスのグラフィックススコアは、 NVIDIA Optimusテクノロジーよる自動切替のせいか、「インテル HDグラフィックス4000」で表示されてしまいます。そのためGeForce GT 640M 2GB DDR5 のスコアは不明です。
CPUには、インテル Core i7-3770s (3.1GHz , 8MB キャッシュ ※クロック数最大3.9GHz)。末尾にsがつくので省エネ版です。4コア実装で、HTテクノロジーによって8スレッド動作します。つまり擬似8コアとして動作します。
Core i7-3770sの内蔵グラフィックは、インテルHDグラフィックス4000となります。
グラフィックですが、NVIDIA Optimusテクノロジーによって、「インテルHDグラフィックス4000」と「GeForce GT 640M」の切り替わりとなります。ゲームでは電力消費が上がりますがハイパフォーマンスのGeForce GT 640Mが発揮されます。普段のネットやビジネス用途では低消費電力のインテルHDグラフィックス4000が使われます。GeForce GT 640Mのシェーダー数は650Mと同じく384基。インテルHDグラフィックス4000では16基。
インストールされているDELL Support Centerを起動すると様々なスペックを確認できます。ISRT(インテル スマート・レスポンス・テクノロジー)で使われている32GB mSATA SSD は、SAMSUNG SSD PM830。HDDはST2000DM001-9YN164。光学ドライブはHT-DT-ST GA31Nでした。。メモリはサムスン製。最大サポートメモリ16GBなどとシステム詳細を知ることができます。なお、パーツメーカーは個体によって異なると思いますのであしからず
CINEBENCH R10のベンチマークCINEBENCH R10は、Cinema 4Dをベースとしたベンチマークソフトです。そのCinema 4Dというのは映画・テレビ業界・ゲーム制作・建築で採用されている3Dソフトです。マルチコアに最適化されているので、クロック数の高さだけでなくマルチスレッドでの能力を測ることができます。レンダリングにかかる時間を測定するテストですが、主にCPU性能を比較することができます。 |
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CINEBENCH R10のスコア | ||
CPUベンチマーク | 処理時間⇒36秒 スコア⇒24517 |
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OpenGL | スコア⇒6653 | |
※比較参考に別コンテンツ⇒これまでレビューしたPCと、CINEBENCH R10ベンチ比較 | ||
ストリートファイター4 のベンチマーク2009年にPC版が登場した対戦型格闘ゲーム、ストリートファイター4にてベンチマークテストを行なっています。2次元の操作ではありますが、描写は3Dという珍しいゲームです。高スペックが要求される本格PCゲームの中では、求められるスペックが比較的低めです。
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ストリートファイター4のベンチマーク結果 設定解像度 1280×720 ウィンドウ表示 | ||
RANK A ⇒ 快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能。 スコア 17167 |
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備考:クアッドHD解像度(2560×1440) フルスクリーン | ||
RANK A ⇒ 快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能。 |
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※比較参考に別コンテンツ⇒これまでレビューしたPCと、ストリートファイター4ベンチ比較 | ||
バイオハザード5のベンチマーク2009年9月にPC版が登場した、バイオハザード5のベンチマークテストを行いました。日本ゲーム大賞2009 優秀賞を受賞したゲームであり、NVIDIA社の3D Visionにネイティブ対応した初の立体3D対応ゲーム。
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バイオハザード5 「ベンチマークテストA」の結果 ※DirectX 10 解像度 1280 × 720 ウィンドウ表示 |
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107.1 fps | RANK S ⇒ すべてのシーンで非常に快適に動作。 エリア1⇒135.0 エリア2⇒111.8 エリア3⇒81.4 エリア4⇒109.6 |
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備考:クアッドHD解像度(2560×1440) フルスクリーン | ||
36.2 fps | RANK B ⇒ 一部の動作で重くなりますが、問題なく動作。 エリア1⇒36.6 エリア2⇒38.7 エリア3⇒31.8 エリア4⇒37.8 |
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※比較参考に別コンテンツ⇒これまでレビューしたPCと、バイオハザード5のベンチ比較 | ||
ラストレムナントのベンチマークテスト2009年にPC版が登場した「ラストレムナント」でベンチマークテストを実施しました。RPGなのでアクションゲームほどリアルタイム処理にシビアではないものの、ロールプレイングでは異例の最大70体による集団バトルが展開するなど高負荷なゲームです。バトルもイベントシーンも高画質で製作されています。 プレイの目安ですが、45fps以上で普通レベルと判定され標準設定ならストレスなしのプレイが可能。ただし高負荷なシーンでは動作が重くなることがあります。そして、65fps以上なら快適レベルの判定でグラフィックを高めにしても快適な動作です。90fps以上ならグラフィックを最高にしても非常に快適なプレイが可能です。
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ラストレムナントのベンチマーク結果(解像度 1280×720 ウィンドウ表示) | ||
Average FPS | 75.08 | |
備考:クアッドHD解像度(2560×1440) フルスクリーン | ||
Average FPS | 32.44 | |
※比較参考に別コンテンツ⇒これまでレビューしたPCと、ラストレムナント ベンチ比較 | ||
デビル メイ クライ4 ベンチマークテスト2008年に発売した「デビル メイ クライ4 」にてベンチマークテストを行いました。家庭ゲーム機では表現できない、多数の敵キャラクターが登場。(PC版のみのモード:LEGENDARY DARK KNIGHT)
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デビル メイ クライ4のスコア(解像度 1280×720 ウィンドウ表示) DirectX 10 | ||
RANK S ⇒ すべての動作において快適に動作。 |
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備考:クアッドHD解像度(2560×1440) フルスクリーン | ||
RANK B ⇒ 所々、動作低下の場面がでる可能性あり。 シーン1⇒46.83 シーン2⇒40.60 シーン3⇒51.12 シーン4⇒38.09 |
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※比較参考に別コンテンツ⇒これまでレビューしたPCと、デビル メイ クライ4 ベンチ比較 | ||
ファイナルファンタジーXIV2010年9月に発売した、ファイナルファンタジーXIVのベンチマークテスト。先を見越した設定となっており、パソコン性能の向上を前提にしているため、要求されるスペックが非常に高いです。当サイトのテストではヒューラン(男)で統一。キャラクターによる負荷率は微々たる差のようです。 スコアの目安ですが【2500~2999】で標準的な動作となります。 それに満たない場合はプレイできても動作が一部または全般に重いと判定されます。なお、【1500 未満】 は動作困難でプレイ不可です。
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ファイナルファンタジーXIV オフィシャルベンチマーク スコア | ||
LOW(1280×720) | SCORE = 2923 (普通 ) | |
HIGH(1920×1080) | SCORE = 1574 (重い ) | |
※比較参考に別コンテンツ⇒これまでレビューしたPCと、ファイナルファンタジーXIVベンチ比較 | ||
XPS One 27のパフォーマンスについて感想
今回のXPS One 27のベンチマーク調査では、
クアッドHD解像度(2560×1440) で満足に遊べるのはストリートファイター4だけでした。あとは一部なら、フルHD解像度でもいけるタイトルがあります。
1280×720なら結構行けるタイトルが多いので、引き伸ばしのフルスクリーンとなりますが27インチの大画面で楽しめます。
ツールが大量に表示できるという面で、クアッドHD解像度の恩恵があるのはもっぱらクリエイター系の方々となるでしょう。
ついでに消費電力を測ってみました。アイドル状態では62~70Wあたりをピコピコしていました。「あれ?通常のデスクトップよりも高消費電力か?」と思いましたが、そういえばモニタ分の電力も必要なんですね。
ゲームのベンチマークでは大体110Wあたりです。むろん、モニタ分込みです。単体GPUがノート用ということもあり、「多少、省エネになっているのではないか」と思います。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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XPS One 27 レビューの更新履歴(2012年)
- 07/18 XPS One 27がすごい!27インチ・クアッドHD解像度の一体型PC (インターフェース概要)
- 07/20 XPS One 27の、27インチ液晶画面/クアッドHD解像度をチェック
- 07/21 XPS One 27にてベンチマークテスト~
- 07/21 梱包、および付属ワイヤレスキーボード&マウス