DELLノートパソコンのキーボード例
XPS 15(9570)などで採用のキーボードパーツ
XPS 15(9570)などで採用のキーボードパーツ。同じパーツを使った複数のDELLノート・レビューでも流用ができるように、パーツに特化した記事にしている。当方ではもっぱら15.6インチノートで確認しているが、そのサイズからして13.3インチモバイル向けに作られたキーボードと思われる。
基本スタイル
このモデルは、地盤がパームレスト部分と一体型のタイプ(くり抜き型)。キーボードエリアが少し窪地になって、くり抜かれた穴からキーが頭を出している構造。つまりキーボードの地盤もそのままパームレスト全体の一部(1プレート)となっている。そして「アイソレーション・キーボード」を採用している。(補足:キーボードの地盤について)
アイソレーション・キーボードとは
アイソレーションとは「分離、独立、絶縁」という意味である。キー同士の間隔が広く取られているので、キーが浮石のように独立している。この構造は誤接触が軽減されるため、爪の長いユーザーでも扱いやすい。そしてキーボードの内側にホコリが入りにくいメリットもある。ただし、ゲームユーザーには好まれていないタイプである。現在では主流となっており、当方のレビューを通してみると、2011年を境にして急増した。BackSpaceや¥キー、Enterキーの幅が狭く、若干慣れが必要となるのがデメリット。ただ、従来のモバイルノート・キーボードと比較すると、サイズの均等化で極端に小さいキーを削減した様子が伺える。それにしても13.3インチノートならともかく、幅に余裕のある15.6インチで採用されると腑に落ちないところだ。カーソルキーは小さいものの、周辺には他のキーを置かない独立配置になっている。ただ、欲を言えば段差がほしいところだ。カーソルキーの「上キー」は上下のリーチが短いため、指先を立てて突っつく押下となる。バックライト・キーボード機能を装備しており、兼用キーとなっているF10を押すことで任意のオンオフおよび、2段階の調光が可能。
2018年8月レビューのXPS 15 (9570)。15.6インチノートにはめると、左右のスペースがわりと余っている。以下、被写体となっているのは、XPS 15 (9570)のキーボードである。
キーボードの右側。Enterキーの幅は狭いが一番端にあるので、非常に使いづらいほどではない。慣れればまずまず。BackSpaceや¥キーの小ささが、一番のデメリットといえる。
左側。CapsLockキーにはオンオフの確認用LEDライトが付いている。
CapsLockキー
ファンクションキー(F1 ~ F12)とマルチメディアキー/設定キーが兼用になっているため、優先キーになっていない方はキーボード左下側にあるFnキーと同時押しで使う。なお、「Fn + Esc キー」を押すと、その優先順を切り替えることができる。F1~F6まではメディア・コントロールキー、F8はディスプレイの切り替え、F10はバックライトキーボード、F11・12はディスプレイ輝度調整の操作になっている。
キートップを斜めから見た様子。キートップはあまり湾曲している様子はなく、どちらかというとフラットに近い。
メインキーの押下。
Enterキーの押下。
カーソルキーの押下。
キーピッチとキーストローク
公称値は確認していないが、ざっくり家庭レベルで測ると1.2か1.3mmくらいのキーストローク。1.5mmはないようだ。浅すぎることもなく、モバイルとして底打ち感は及第点といえる範囲。
キーピッチでは、メインのところでフルサイズ(19mm)をしっかりキープ。ファンクションキーではだいたい17mmくらい。
Enterキーの幅は最長幅で15mmくらい。
バックライトキーボード
キーボードバックライト機能を装備。
暗い会議室や明かりを消した寝室などでも操作できるので、重宝できる機能。
バックライトで印字がかすれているキーはなく、視認性は良好。2段階の調光もできる。
バックライトキーボード・その2(Precision 5530編)
同じキーボードだが、Precision 5530の撮影で上手く撮れたので追加。
実際の見た目に近い写真が撮れた。
視認性が良い。
バックライト点灯中のキーボード右側。
文字がかすれるような点灯はない。
薄暗い会議室や、寝室などとっさの使用でも照明を点けずに操作することができ、わりと重宝する機能である。機能がオンのときは、キーに触れると自動的に点灯する。数秒ほど操作をしないと自然に消灯する。
このキーボードが採用されている例
2015年12月レビューの、DELL XPS 15(9550)。当方ではこれがこのキーボードの初見である。このように15.6インチでは余白があまりすぎるため、根本的に13.3インチノート向けに作られたキーボードパーツであろう。
2015年12月レビューの、DELL Inspiron 15 7000シリーズ 2 in 1(7568)。
2018年2月にレビューした、DELL Precision 15 5000 シリーズ(5520)。
【備考】似ているが、異なるキーボード
2015年8月レビューのXPS 13(9343)、2015年12月レビューのXPS 13(9350)、 2016年12月レビューのXPS 13-9360では、よく似ているが異なるキーボードパーツである。13.3インチモバイルでよく採用されている。
これはXPS 13-9360のキーボード。これまで紹介してきたXPS 15(9570)のと一見そっくりだが、半角全角、=、~のキーが小さい。さらにEnterキーの左隣4つのキーも若干小さい。つまり、XPS 15(9570)のキーボードではて極力サイズを均等化させていることが分かる。
レビューは以上。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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