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フルHD・広視野角IPS!プライベートに最適な21.5インチ一体型。モニタ単体利用もOK
【KabyLake】 Inspiron 22 3000(3264) レビュー
2016年12月に発売したInspiron 22 3000 オールインワンこと、Inspiron 3264をレビューする。以降、当サイトでは便宜上、Inspiron 22(3264)と呼ぶ。2016年6月に発売したInspiron 22(3263)のリニューアルモデルで、Skylake設計からKabyLake設計へと刷新されている。筐体デザインは変わっておらず、装備する端子等にも変更はない。ゆえにデザイン紹介は簡素に行うため、細部の写真は前モデルのInspiron 22(3263)(Skylake設計)レビューを参考にしてほしい。
今回レビューするInspiron 22(3264)実機は、非タッチスクリーンで第7世代Core i3-7100U搭載モデル。カラーはホワイトである。なお、タッチ仕様ではディスプレイ・デザインが異なるのでご留意を。
2017年2月論評 KabyLake設計 (Uシリーズ) |
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2017年2月10日時点のレビューであり、手元の実機における現状レポートである。
Inspiron 22(3264)の概要
Inspiron 22(3264)はエントリーモデルの21.5インチ一体型パソコン。スタンドはイゼール式を採用しており、設置が省スペースで済む。画面がそこそこ大きく、フルHD(1920 × 1080)の広領域なので、表示量が多く広々と作業がこなせる。この画面サイズと解像度の組み合わせなら、ドットバイドット表示でも文字やアイコンが小さすぎることはなく、年配者でも使いやすいだろう。そして広視野角のIPSパネル採用なので、いろんな角度から見ても色ムラに苛まれることなく、すっきりと見渡せる。
もうひとつのおすすめポイントとして、HDMI入力端子の装備が挙げられる。つまり、単に液晶モニタとして2次利用することができるため、ハイエンドPCやブルーレイレコーダーと繋いでモニタのみで娯楽を楽しむのもいいだろう。一体型PCであるが、筐体サイズはほとんど液晶モニタと変わらない。装備端子は控えめだが、「USB3.0端子×2基、USB2.0端子×2基」があるので、問題無いだろう。光学ドライブも内蔵しているので、映画レンタルなどの鑑賞で娯楽PCにもなる。
イーゼルスタンドによって支えられているので、設置の奥行きが短い。ワイヤレスキーボードとマウスならば、手軽に片隅へ置けるので、机上が広々と使え、本やノートを広げることができる。ワイヤレス環境を利用すれば、ACアダプタの接続だけという設置のしやすさ。気分やシーズンによって気軽に設置場所を変えるには適したタイプだ。
無線環境を利用すれば、ACアダプタの接続だけですみ手間いらず。また、短い奥行きで設置できるので、机が広々使えるのが一体型のメリット。VESAマウント対応なので、モニタアームの取り付けが可能であり、さらに省スペース設置が可能となる。
前モデルでSkylake設計のInspiron 22(3263)と筐体は同じだが、Inspiron 22(3264)はKabyLake設計でありテクノロジーが次世代へと移行している。なお、前モデル同様に、デスクトップ向けではなくウルトラブック向けのCPUを搭載している(Uシリーズ)。かなり低消費電力であるが、処理能力は一般的なデスクトップほど高くはないので、そこは留意すべきである。
当方レビューに関する注意事項
※記事はレビュー時点の情報である。標準搭載の内容や変更状況など、最新情報はDELLサイトにてご確認を。
※パーツ構成やカスタマイズ、採用パーツのベンダーは供給状況により変更がある。
※個人規模および、一個体の調査、また一部の情報のため、購入された場合の一致性は保証していない。
※状況については極力丁寧に説明するが、感想やアドバイスは個人的見解であり、その賛否は各々異なる。
※風景にあるキーボード&マウス以外の周辺機器等は、DELLとは関係のないアイテムである。
Inspiron 22(3264)の構成例~KabyLake設計のCore-Uシリーズ
2017年2月10日時点の構成例をまとめてみた。ディスプレイは、21.5インチ・IPSパネル(解像度1920x1080)であるが、非光沢・非タッチ仕様のものと、光沢でタッチスクリーン仕様の選択がある。カラーリングでは、ホワイトとブラックがある。
KabyLake設計(低消費電力 Uシリーズ)なので、中身はウルトラブック系のモバイルノートと同じ。レビュー時点では、第7世代Core i3-7100Uまたは、Core i5-7200Uの2択。内蔵グラフィックはどちらも同じで、インテル HD グラフィックス620。
アーキテクチャ | KabyLake設計(低消費電力 Uシリーズ) |
ディスプレイ |
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CPU |
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内蔵グラフィック |
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メモリ |
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ストレージ |
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光学ドライブ |
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装備する主要端子 | USB2.0端子× 2基、USB3.0端子× 2基、HDMI入力端子、LAN端子 メディアカードリーダー(4規格対応) |
サイズ(公称値) | タッチ非対応パネル(スタンドなし)の場合 高さ:347 mm × 幅: 526.2 mm × 奥行き: 34.2 mm |
備考 |
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※ほぼ構成販売なので、パーツの組み合わせは制限される。採用パーツやベンダーは供給状況により変更がある。
※構成に関しては、レビュー時点であり変更の可能性もある。
デザインと装備端子
今回レビューするInspiron 22(3264)は、非タッチスクリーンで第7世代Core i3-7100U搭載モデル。ボディカラーはホワイト。他にはタッチスクリーンやブラックのモデルもある。タッチスクリーンモデルは、フラットのガラスに覆われるため、ディスプレイでデザインが異なる。なお、撮影したものの、以前レビューした前モデル・Inspiron 22(3263)と外観は変わっていないので、ここではさらりと紹介する。
背面は、光沢ボディとなっている。中央のDELLロゴはスパークリング調のシルバーカラー。右側面では光学ドライブを搭載しており、BDドライブの搭載も可能となっている。左側面および、背面の右下に端子を装備している。
底面および上部に通気口のスリットがある。Inspiron 22(3264)は一体型PCだが、このように厚みはほとんど液晶モニタと変わらない。イーゼルスタンドなので、収納しても場所を取らない。
インターフェース~HDMI入力端子があるので、単にモニタ代わりにもなる!
左側面の端子では、SDカードスロット、USB3.0端子×2基、ヘッドセット端子を配置している。そして背面の装備端子は、「電源コネクタ、オーディオ出力、LAN端子、USB2.0端子×2基、HDMI入力端子」を配置。
HDMI入力端子があるので、単にモニタとして使うこともでき、PCとしての引退後も流用できるし、家電レコーダや家庭ゲーム機とつなげて、PCと交互に使うのも良い。
右側面に、「輝度調整ボタンが2つ、画面のオン・オフボタン、電源ボタン」を配置している。
モニタアームも取り付けられる、VESA規格
写真立てのようなイーゼルスタンドを採用しており、12.5°からマイナス45°の可動域がある。下の穴からはケーブルが通せる構造。 Inspiron 22(3264)では、VESA規格のマウントに対応しているため、市販のモニターアームの取り付けで更に省スペース設置が可能である。
イーゼルスタンドの付け根部分が、はめ込みカバーされているので、ホームセンターなどで売られているプラスチック・ヘラを使い、こじ開ける。(手だけでも開けられそうだが、レビューを多々しているので、ヘラで手軽に行っている)。 スチール板が2本のビスで固定されているので外して、上で引っ掛けているところを外して持ち上げると、イーゼルスタンドが外れる。後はVESAのモニターアームを取り付けるだけ。
広視野角IPSディスプレイ!
Inspiron 22(3264)のディスプレイ部デザインに関しては、仕様により異なる。レビューしているInspiron 22(3264)実機では、非タッチで非光沢のモデルである。、広視野角のIPSパネル採用なので、際どい角度からみても、ほとんど色度変移を感じない。また、非光沢ディスプレイなので、映り込みもなく長時間使用でも目に優しい。視野角の様子は、前モデルのレビュー、Inspiron 22(3263)を参考にされたし。
21.5インチ画面にフルHD(1920 × 1080)解像度を搭載している。個人的な主観では、フルHDのドットバイドット表示は「21.5インチ~24インチ」がベストな見栄えと考える。筐体は大きすぎず、小さすぎずで、作業が広々のフルHD領域と言える。つまり映像視聴などの娯楽や仕事用にもがっつり使えるタイプ。
※ドットバイドットとは、1pxの情報を「ディスプレイの1ドットで表示させること」で、拡大縮小をしていない状態のこと。ドットバイドット表示以外は尻切れや滲みの原因となる。システム上では基本表示といえる。
底辺ではスピーカーグリルのデザインとなっている。サウンドのチューニングにWaves MaxxAudioを搭載している。音量を高くすると若干こもる感じがあるが、それでもノートパソコンよりかはしっかりと低音が出る。DELL AUDIOでイコライジングして、好みのサウンドに調整するといいだろう。よほどのこだわりがなければ、娯楽用に十分なスピーカだと思われる置。
Core i3-7100U搭載で、ベンチマークテスト
手元のInspiron 22(3264)実機では、第7世代Core i3-7100Uを搭載している。デュアルコアだがHTテクノロジーによって4スレッド動作する。内蔵グラフィック仕様なので、Core i3-7100Uに統合されているGPUは、インテル HD グラフィックス620。
TDP15Wとという低消費電力版CPUで、一般的にはモバイルPCに使われるCPUである。そのため、同世代デスクトップ機のなかでは低性能になるが、2Dコンテンツやビジネス用途では十分な性能である。ちなみにストリートファイター4くらいの負荷であれば、1280×720 解像度で快適に動作する性能を持っている。
2017年2月論評 KabyLake設計 (Uシリーズ) |
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ベンチマークテストをしたInspiron 22(3264)の構成は、上記の通り。
ストレージ
搭載されている2.5インチHDD【9.5mm】 のパフォーマンス。HDDでは現在の一般的なパフォーマンスといえる。
ベンダーは東芝製MQ01ABD100であったが、供給時期により異なる。できればSSDの対応もほしいところだった。
CPUパフォーマンス~レンダリング
CINEBENCH R15のレンダリングスコア。これはグラフィックの影響はあまりないので、CPU比較に良い。これまでパソ兄さんがレビーしたパソコンのCPUと比較すると、Pentium 4405U(以前レビューしたInspiron 22-3264に搭載)より、少々高めのスコアとなっている。一体型では第4世代Atom系のPentium N3700を搭載するもの(Inspiron 20 -3052)があったが、これよりも大分快適である。
比較的ライトなゲームのベンチマークテスト
ストリートファイター4では、1280×720 ウィンドウ表示(品質デフォルト)で快適にプレイできるパフォーマンス。ドラゴンクエストX では、1280×720 ウィンドウ表示(標準品質)で普通(スコア4438)。
ゲーム・パフォーマンス比較~ドラゴンクエストX編
【 設定 】 | ドラゴンクエストX (1280×720 標準品質 ウィンドウ) |
スコア |
2017年2月論評 |
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4438 |
以下、同じ条件でベンチマークテストしたPCと比較してみよう。第4世代Atom系のPentium N3000シリーズよりは大分ゲーム処理性能は高いことが分かる。なお、ドラゴンクエストX をプレイするなら、5500以上は欲しいところだが、事例を見るとCore i5-7200Uを搭載すれば何とかなりそう。
【 設定 】 | ドラゴンクエストX (1280×720 標準品質 ウィンドウ) |
スコア |
2016年12月論評 |
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5547 |
2015年12月論評 |
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4791 |
2016年9月論評 |
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4502 |
2016年9月論評 |
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3996 |
2016年5月論評 |
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2160 |
2016年9月論評 |
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1933 |
消費電力
ディスプレイ輝度最大にして消費電力を測ってみた。BD超える高画質映像コンテンツ(平均Rate 50Mbps)の再生では36W程度。アイドル時では31W程度。CINEBENCH R15のレンダリングやドラゴンクエストX のベンチマークテスト中では41W程度だった。
ちなみに高画質映像コンテンツ再生中のCPU使用率は13%程度なので楽勝であるが、メモリは4GB搭載だと60%の使用率となる。このような動画を再生しながらもうひと作業を同時にするのであれば、8GBの搭載は必要となるだろう。Inspiron 22(3264)のレビューは以上。
Inspiron 22(3264)について、詳しくはDELLサイトへ
2017年2月論評 KabyLake設計 (Uシリーズ) |
KabyLake設計UシリーズのCPUを搭載した、低消費電力の21.5インチ一体型パソコン。イーゼルスタンド式で、設置は省スペースですむ。フルHD・広視野角IPSパネル採用しており、作業や娯楽が快適に楽しめる。HDMI入力端子を装備しているので、単に液晶モニタとしても使える。装備端子は控えめだが、「USB3.0端子×2基、USB2.0端子×2基」があるので、問題無い。VESAマウント対応なので、モニタアームの取り付けが可能。レビュー時点では、非光沢・非タッチのモデルと、光沢・タッチスクリーンのモデルがラインナップされている。 |
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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