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基本性能を装備した価格重視モデル!15.6インチのコストパフォーマンス・ノート
DELL Inspiron 15 3000 (3567)レビュー
- Inspiron 15(3567) ~概要・デザイン
- Core i3-6006U 搭載時~ Inspiron 15(3567)ベンチマークテスト
2016年12月に発売したInspiron 15 3000シリーズこと、Inspiron 15(3567)をレビューする。15.6インチノートのエントリーモデル(3000シリーズ)であり、基本性能を装備しつつ価格を重視したモデルである。KabyLake設計で第7世代Core-Uシリーズ搭載モデルだが、レビュー機では互換性により前世代Skylakeの第6世代Core i3-6006Uを搭載している。今回レビューしたInspiron 15(3567)実機構成は以下の通りで、レビュー時点での最安値構成。
2017年2月論評 KabyLake設計 Skylake互換 (Uシリーズ) |
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※2017年2月28日時点のレビューであり、手元の実機における現状レポートである。
※本製品は2016年12月16日発売。
Inspiron 15(3567)の概要
基本的なインターフェースを装備した15.6インチエントリーノート。「USB3.0端子×2基、USB2.0端子、HDMI端子、100BASE-LAN端子、SDカードスロット」を装備する。テンキー付きキーボード搭載。これといった付加機能はなく、デザイン面でも低コストであるが、コストパフォーマンスに優れている。ブラック (非光沢)のモデルでは、天板およびパームレストが立体的なテクスチャ加工。光学ドライブは構成により有無がある。ディスプレイの選択もあり。
KabyLake設計で低消費電力の第7世代Core-Uシリーズを搭載するモデルだが、前世代のSkylake設計と互換性があるため、第6世代Core-Uシリーズの搭載も可能となっている。
当方レビューに関する注意事項
※記事はレビュー時点の情報である。標準搭載の内容や変更状況など、最新情報はDELLサイトにてご確認を。
※パーツ構成やカスタマイズ、採用パーツのベンダーは供給状況により変更がある。
※個人規模および、一個体の調査、また一部の情報のため、購入された場合の一致性は保証していない。
※状況については極力丁寧に説明するが、感想やアドバイスは個人的見解であり、その賛否は各々異なる。
※風景にある周辺機器等は、DELLとは関係のないアイテムである。
※DELLサイトにある販売名は気まぐれで、さらに新旧モデルの区別が困難なため、当方では唯一無二の「コンピューターモデル名」を重視している。コンピューターモデル名は、DELLサイトの該当ページにてURLを見れば判断がつくので、困惑したら参考に。
Inspiron 15(3567)のパーツ構成例~Skylake互換対応
レビュー時点の構成例をまとめてみた。KabyLake設計であり、第7世代 Core i5-7200Uが搭載可能。また、前世代アーキテクチャのSkylake設計と互換性があるため、下位構成では第6世代 Core i3-6006U が搭載可能となっている。低消費電力のUシリーズなので、ワットパフォーマンスが良い。(少ない電力でも効率のよい処理能力)。ただ旧世代の通常版よりは処理性能が劣る場合もある。
※最近(KabyLake)のトレンドとして低消費電力版が一般化している。そのため現在のポジションではUシリーズが「標準扱い」であり、Yシリーズが「低消費電力」、HQおよびHが「ハイパフォーマンス」となっているようだ。
単体グラフィックの搭載はなく、各CPUに統合されている内蔵グラフィック仕様となる。そのためグラフィック性能は選ぶCPUによって左右される。ディスプレイの選択は2通りあり、光沢ディスプレイ(1366 × 768)、非光沢ディスプレイ・フルHD(1920 × 1080)のどちらか。Inspiron 15(3567)は基本、光学ドライブ搭載機だが、プレミアム フルHD SSD 搭載モデルの場合は光学ドライブ非搭載となるので留意が必要。カラーバリエーションには、ブラック (非光沢)とグレー (光沢)がある。
アーキテクチャ | KabyLake(Uシリーズ)設計 ※Skylakeと互換性あり |
ディスプレイ |
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CPU |
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グラフィック |
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メモリ |
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ストレージ |
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光学ドライブ |
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カラー |
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装備する主要端子 | USB3.0端子×2基、USB2.0端子、HDMI端子、100BASE-LAN端子、SDカードスロット |
サイズ(公称値) | 幅:380 mm × 奥行:260 mm × 厚み: 23.7mm / 重量 : 約 2.25 Kg |
備考 |
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※ほぼ構成販売なので、パーツの組み合わせは制限される。採用パーツやベンダーは供給状況により変更がある。
※構成に関してはレビュー時点であり、変更の可能性もある。
デザイン(非光沢ブラック)と、インターフェース
この実機のカラーバリエーションはブラックで、天板は非光沢となっている。中央のDELLロゴは光沢となっている。表面は立体的なテクスチャ加工がされており、ザラザラした手触り。この加工で指紋はつきにくい印象がある。なお、このブラック以外にはグレーがあるようでそちらは光沢処理のようだ。であれば表面処理もこれとは異なるだろう。
Inspiron 15(3567)の筐体サイズは、幅:380 mm × 奥行:260 mm × 厚み: 23.7mm 。
上位機種のスタイリッシュノートに見慣れると厚ぼったいイメージだが、光学ドライブ搭載ではこんなものだろう。このInspiron 15(3567)実機では、公称値通りの重量 : 約 2.25 Kgだった。
45WのACアダプタが付属。PC側へのケーブルは細いが、ジョイントする電源ケーブルは太めなので取り回しはよくない。アダプタ自体はコンパクトで持ち出しやすいし、場所も取らない。
基本をおさえたインターフェースのチェック
Inspiron 15(3567)の右側面では、SDカードスロット(SD、SDHC、SDXC)、ヘッドセット端子、USB2.0端子×1基、DVDスーパーマルチドライブを配置。なお、DELLサイトによると「プレミアム フルHD SSD構成」の場合は、光学ドライブを搭載しないとのこと。ペラのクイックガイドにも光学ドライブはオプション扱いとある。挿入したSDカードはわりと突っ張るので、引っ掛けないように注意が必要。
左側面では「電源コネクタ、100BASE-LAN端子、排気口、HDMI端子、USB3.0端子×2基」を配置。
前面の中央には動作ライトを配置しており、「電源・バッテリライト」と「HDDライト」の兼用となっている。Fn + Hキーを押すことでライト機能をどちらかに切り替えられる。ステレオスピーカがやや底面側の傾斜面に配置されている。
背面には装備端子なし。両端にヒンジがあり、中央の一部がバッテリーの装着部となっている。この面は非光沢だが、Inspiron 15(3567)の左右・前側面は光沢処理となっている。
このように、ごく一般的な活用で必要と思われる端子を一通り装備している。USB Type-C端子といった次世代端子やPowerShare(PC起動なしでUSB充電用に使える機能)がないところは、エントリーモデルらしい。端子の配置場所として、ユーザーの手前側にあるのでUSBメモリなどの頻繁な抜き差しには便利。ただし、ケーブル等の常時接続ではケーブルが煩わしくなるデメリットがある。
15.6インチ光沢ディスプレイ(1366 × 768)
今回手元にあるInspiron 15(3567)は、15.6インチ光沢ディスプレイ(1366 × 768)の仕様。レビュー時点では非光沢ディスプレイ・フルHD(1920 × 1080)の選択もあるので、レビューは一例として見ていただきたい。
解像度1366 × 768は、15.6インチでは一般的な領域であり、ドットバイドット表示でもそこそこ文字やアイコンは大きめ。とくに広領域を必要としていないなら無難な解像度である。一方、15.6インチにフルHD(1920 × 1080)は細かいので玄人向き。ドットバイドット表示に拘っていないなら、どの高解像度でもいいだろう。ディスプレイベゼルには、上部中央にWebカメラを内蔵、下部にはプリントのDELLロゴがある。
※ドットバイドットとは、1pxの情報を「ディスプレイの1ドットで表示させること」で、拡大縮小をしていない状態のこと。ドットバイドット表示以外は尻切れや滲みの原因となる。システム上では基本表示といえる。高解像度仕様のノートでは、初期設定で拡大されている場合があるが、当レビューの掲載写真ではドットバイドット表示(100%)にしてある。
視野角をチェックしてみよう。見たところエントリー製品で一般的なTNパネルだと思われる。左右からのちょっとした角度なら許容範囲だが、上下からの視野角は狭く、色度変移が顕著に現れる。なお、Inspiron 15(3567)では1366 × 768解像度のディスプレイ仕様だと光沢パネルなので、背景の映り込みや反射がある。場合により角度調整の対策が必要。※当環境では、撮影のためにかなりの照明を設置しており、一般的な環境よりも映り込みが顕著になっている。
ディスプレイのヒンジは両端にあり、ディスプレイは最大ここまで開く。(写真参照)。バッテリが収まるスペースのところは、カマボコ状に盛り上がっており、ディスプレイの下部はその形状に合わせてえぐれた構造となっている。(ディスプレイを畳んだ時に収まるように)
バッテリー着脱が可能!Inspiron 15(3567)底面
Inspiron 15(3567)の底面はマット調で梨地表面。傾斜面にスピーカを配置。中央あたりに吸気口。
最近はバッテリー内蔵のノートPCが多いが、Inspiron 15(3567)ではリリース・ラッチがあり、ロック解除でバッテリーが着脱できる。
Inspiron 15(3567)のテンキー付きキーボード
Inspiron 15(3567)では、テンキー付きのキーボードとなっている。そのためホームポジションでは、やや左寄りの構えとなる。また、エントリーモデルのためバックライトキーボードのような付加機能はない。
キーボードとパームレストの様子。現在では主流となったアイソレーション・キーボード(浮石型キーボード)を採用。アイソレーションとは「分離、独立、絶縁」という意味。キー同士の間隔が広く取られているので、キーが浮石のように独立している。この構造は誤接触が軽減されるため、爪の長いユーザーでも扱いやすい。そしてキーボードの内側にホコリが入りにくいメリットもある。
Inspiron 15(3567)のキーボードでは、「地盤と一体化しているパーツ」がはめ込まれている。とくに底部に鉄板が敷かれた構造ではないため、上部あたり(ファンクションキーの横一列)などで” たわみ ” を感じる。
(ちなみにDELLの上位機種では、パームレストの一枚板からキーごとに穴がくり抜かれており、そこからキートップが頭を出しているので、ほとんど ” たわみ ” を感じない。)
このように「地盤と一体化しているパーツ」がはめ込まれている構造は低価格なモデルに多い。PCボディにキーボード枠だけハメ込む穴があればいいから、たぶん製造コストが安いのだろう。このタイプの場合、ソフトなキータッチであれば問題ないが、強いキータッチをするユーザーであれば、端の方でしなる手応えが気になるかもしれない。
左上に電源ボタンを配置している。ボタンがLED点灯しないところはエントリーモデルらしく、コストダウンというところか。タッチパッドはボタンと一体型。パームレストは立体のテクスチャ加工になっており、指紋がべったり付くことがない。(でも指紋はある程度付く)
キーボードのメイン部分。15.6インチノートにテンキー付きだから仕方がないが、BackSpaceや¥のキーが小さく、ENTERキーもさほど大きめではない。この辺は少々慣れが必要かと思われる。メイン部分だけで言えば、13.3インチモバイルノートに近い操作性である。カーソルキーも小さいが、隣接しない独立配置なので操作に不自由はない。
キーストロークでは据え置きノートにしてはやや浅い印象だが、最低限の底打ち感はキープしている印象。キートップはほぼフラットなので、指先にフィットするキーではない。滑らすようにタイプするユーザーに向くと思われる。ファンクションキーとコントロールキーは兼用となっており、キーは小さいがアイソレーションで間隔が開いているため、誤接触による操作ミスはほとんどない。
テンキーおよびENTERキー周辺。
追記
2018年5月にレビューした、Inspiron 15-3576のキーボードパーツと同じ。2014~2018年にかけて15.6インチDELLノートの3000/5000シリーズでたびたび採用されているキーボードパーツである。15.6インチノートにテンキー付きなので、Enterキー、BackSpace、¥キーが窮屈になっている。さらに詳しくはリンク先にて。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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