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DELLパソコン・レビュー比較資料・ベンチマークテスト

SSD/HDD 各規格・接続による、ストレージ・パフォーマンス比較

パソ兄さんが過去のレビューPCでチェックした「ストレージのパフォーマンス」を掲載しておく。各PCレビューのページで掲載しているものだが、比較資料としてここに寄せ集めた。同じ規格、同じ接続インターフェースであっても「製品の個体差」があるので、パフォーマンスの範囲で理解・把握することをオススメする。また、それぞれ異なるPCでの結果のため、厳密な比較ではない。

※ベンチマークソフト:Crystal Disk Mark 5.1.2 x64を使用。過去のレビューにおいて 「5.1.2 x64」以前の旧バージョンでチェックしたストレージは、新たに「5.1.2 x64」で測り直している。

※最終更新日:2020年4月。

Crystal Disk Mark 新バージョンと、旧バージョン(5.1.2 x64)との誤差

1TB NVMe SSD(KGB40ZNS1T02)過去レビューPCとの比較になるため、Crystal Disk Markのバージョンが古いままで統一せざるを得ない(5.1.2 x64で統一)。そこで同じNVMe SSDを測定し、最新バージョン(2021年10月時点)との誤差を確認しておいた。デザインの変更で位置は変わっているが、速度の結果は誤差程度である。バージョンの違いは問題視しなくてもよさそうだ。

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M.2 SSD~NVMe(PCI Express接続)

2013年ごろから、PCI Express ネイティブ接続でM.2規格対応のNVMe SSD が登場した。接続インターフェースがSATA3.0規格では「転送速度600MB/s」までのボトルネックがあったが、PCI Expressのネイティブ接続によってSSDの性能を引き出せる環境となった。

個体差のばらつきはあるが、シーケンシャルリードで1500MB/s以上はかたい。速いものだと3000MB/sを超える。このように1500~3000MB/sが目安だが、すでに体感速度が及第点であるため、この差を体感するのはほぼ不可能。

ノートパソコンだけでなくデスクトップPCでも2017年ごろよりNVMe SSDの採用例が増え始め、かなり普及しつつある。2019年にはローエンド・ノートPCでも当たり前のように搭載していることが多い。

2020年(NVMe SSD)

2020年のNVMe SSD (PCI Express接続)事情

2019年(NVMe SSD)

2019年版NVME-SSD性能

2018年(NVMe SSD)

2018年版NVME-SSD性能

2017年(NVMe SSD)

画像-M.2 SSD(PCI Express接続)

2016年(NVMe SSD)

2016-M.2 SSD

M.2 SSD(SATA接続)

M.2スロットに差し込むカード型のM.2 SSD。SATAのタイプだと、SATA3.0規格「転送速度600MB/s」までのボトルネックがある。2016年頃より128~256GB SSDの採用例が多く見られる。その時代で比較すれば、パフォーマンスは2.5インチSSD(SATA接続)と似たようなもので、500~550MB/sあたりが目安になってくる。

2018年(M.2 SSD ※SATA接続)

2018年のssd-sata-m.2

2016~2017年(M.2 SSD ※SATA接続)

画像-M.2 SSD(SATA接続)

mSATA SSD(SATA接続) ※流行は2012年~2013年頃

mSATAは「Mini SATA」の略。SATA接続カード型のSSDとしてはM.2 SSDの前世代にあたる。当方のレビューでは、DELL XPS 8700(2013年-Haswell)がデスクトップでは最後の目撃例となった。後継機のXPS 8900(2015年-Skylake)から次世代のM.2 スロットに置き換えられている。

mSATA SK Hynix SC2102015年にレビューしたLatitude E7250に、唯一mSATA SSDのデータが残っていた。ベンダーはSK Hynix SC210。ただし測定しているCrystal Disk Markのバージョンが同じではないので、ほかのデータとは比較できない。ゆえに色調を変えて差別化しておいた。(ほかのはCrystal Disk Mark 5.1.2 x64で統一している)。2015年にはM.2スロットにほぼ置き換わっており、mSATAの流行は2012~2013年ごろ。

2.5インチSSD(SATA接続)

SATA接続はHDDの接続で長く利用されてきたインターフェースだが、フラッシュメモリの半導体で構成されたSSDのポテンシャルを引き出すことはできない。SATA3.0規格では「転送速度600MB/s」までのボトルネックがあるため、それ以上の高速化はできない。2.5インチSSDなので、扱いや接続は2.5インチHDDと同じ。

2011年には64GB SSDが値ごろ感が出てきたが、その頃はシーケンシャル・リードが大体350~400MB/sあたり。2016年ごろには128GB SSDに値ごろ感が出てきて、その頃より500~550MB/sあたりが目安になってくる。同じSATA接続でも書き込み速度が顕著に速くなっている。

2016年~2019年(2.5インチSSD ※SATA接続)

SSD(SATA接続)

2011年(2.5インチSSD ※SATA接続)

C300-ssd-2011年

eMMC 【embedded Multi Media Card 】

SSDと同様に、NAND型フラッシュメモリを搭載したストレージに「eMMC」がある。NAND型フラッシュメモリと制御回路をまとめ、メモリカードのMMCと同じインターフェースを用いている。転送速度はSSDよりも遅いが、さらに低消費電力であり、小型である。タブレットPCやスマートフォン、カーナビ等で採用されている。着脱不可のオンボード・ストレージである。シーケンシャルリードではHDDに似たようなものだが、NAND型フラッシュメモリのためランダムアクセスはHDDよりも速い。

eMMCのパフォーマンス2014年~2016年のタブレットPCレビューで、搭載されていたもの。

2.5インチHDD

HDDは主に、記録用の磁気ディスク(プラッタ)、読み書き用の磁気ヘッド、プラッタを回転させるスピンドルモーター、磁気ヘッドを動かすステッピングモーターから構成されている。つまりモーター駆動の装置であるため、構造上、速さに限界がある。メリットは容量の単価が安いこと。なお、同時期で比較すると、2.5インチHDDよりも3.5インチHDDのほうがやや速い。

HDDはSATA接続のみとなる。時代を追って少しずつ高速化はしているものの、劇的な速さにはなっていない。それにSATA3.0規格のボトルネック「転送速度600MB/s」に届く気配はない。2.5インチHDDでは、2013年以前はシーケンシャルリード 100MB/sに満たないものが多かったが、その後は130MB/sを超えるものが結構ある。2017年以降の目安は130~140MB/sあたり。150MB/s近くあれば最速レベル。

2019年(2.5インチHDD)

2019年のサブストレージの2.5インチHDDのパフォーマンス

2018年(2.5インチHDD)

2018年の2.5インチHDD

2017年(2.5インチHDD)

画像-2.5インチHDD(SATA接続)

2016年(2.5インチHDD)

画像-2.5インチHDD(SATA接続)

2010~2013年(2.5インチHDD)

2010年のHDD

3.5インチHDD

2006年頃はシーケンシャルリード100MB/s以下であったが、SATAのバージョンアップもあってか時代を追うごとに高速化している。2016年以降ではシーケンシャルリード180~200MB/sあたりが目安で、同時期の2.5インチHDDよりもやや速い。これはモーター駆動部品が大きいため高速化が可能だからだろう。2017年以降には200MB/s超えというのがざらにある。

2019年(3.5インチHDD)

3.5インチHDD-2019年のDELLパソコン

2018年(3.5インチHDD)

2018年の3.5インチHDD(SATA接続)

2017年(3.5インチHDD)

2017年3.5インチHDD

2016年(3.5インチHDD)

sataで3.5インチHDD

2006年(3.5インチHDD)

MAXTOR 6L160M0 (160G SATAII 7200)

【特殊系】 2.5インチ ハイブリッドHDD

ハイブリッドHDDは、HDDをベースとしてキャッシュメモリ用にSSDを内蔵したストレージ。Solid State Hybrid Driveから頭文字をとってSSHDとも呼ばれる。内蔵するキャッシュメモリにSSDを使うことで、通常のHDDよりもやや高速化している。一度、キャッシュにデータが保持されれば、次回からは起動が速くなる。キャッシュがSSDなので、通常のHDDと異なり、電源を切ってもキャッシュデータは保持されている。

2017年製 シーゲートST1000LX015の例

ST1000LX015ではシーケンシャルリード当方の検証は1例のみ。シーゲート製ST1000LX015を検証。2017年製である。

本来なら使い始めから測定すべきところだが、手順は逆からとなる。まず2年半使い込んだ(つまり十分にキャッシュされている状態)のST1000LX015ではシーケンシャルリードで144.8MB/sだった。(念の為デフラグをかけてパフォーマンスを測定している)。

次にキャッシュが保持されていない状況を作るため、工場出荷状態に初期化してパフォーマンスを測定。結果、シーケンシャルリードで115.0MB/sだった。この差がSSDにキャッシュしたことによるパフォーマンスアップと理解してよさそうだ。この例だとシーケンシャルリードで、26%増しくらい。シーケンシャルライトは倍の速度になっており、キャッシュのSSD化の恩恵は感じられる。

しかし、上記に掲載したように、2018年以降、通常の2.5インチHDDでもこれくらいのパフォーマンスは出ており、ハイブリッドHDDの恩恵は感じにくい。PC起動直後でもキャッシュ済みというアドバンテージくらいか。

【特殊系】 Optaneメモリーで高速化した3.5インチHDD

Optaneメモリーによって高速化したHDDのパフォーマンス。Optaneメモリーとは「HDDキャッシュメモリ」として使われる特殊なNVMe SSDである。HDDとは別にOptaneメモリー(特殊なNVMe SSD)はセパレートで搭載されている。HDDアクセスで頻繁に使われるキャッシュデータがOptaneメモリーに保存され、HDDが高速化する仕組みである。詳しくは 【 Optaneメモリーとは / 実例紹介 】へ。

Optaneメモリー + 3.5インチHDD (2019年検証)

Optaneメモリーによって高速化した、3.5インチHDD3.5インチHDD(ST1000DM010-2EP102)のシーケンシャルリードが、素のパフォーマンスから約4.5倍アップという驚異的な速度になった。すべての項目で驚異的な数値になっている。SATA3.0規格のボトルネック「600MB/s」を軽く超えてしまっており、もはや知っているHDDのパフォーマンスではない。

しかし、一般的にNVMe SSDだとシーケンシャルリードで1500MB/s~3000MB/sあるのに、Optane メモリーをやってまでHDDを900MB/sまで高める必要性があるのかは疑問である。むろん容量単価のメリットはあるが、それならNVMe SSD + HDDのデュアル構成のほうが無難。

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より

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