XPS 8300のグラフィック
今回レビューしているXPS 8300には、ATI Radeon HD 5770を搭載していますが、このATI Radeon HD 5770を詳しくチェックしていきましょう。また、HDMI接続すると黒枠(黒帯)に囲まれて全画面表示できない現象の解決方法を紹介します。
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ATI Radeon HD 5770のグラフィックカードをチェック
XPS 8300といってもいろいろな構成があるのですが、今回レビューしているXPS 8300には、ATI Radeon HD 5770 1GBのグラフィックカードを搭載しています。
このATI Radeon HD 5770を詳しくチェックしていきましょう。
レビュー情報は2011年4月時点。最新情報はDELLサイトにて。
GPU-ZにてATI Radeon HD 5770のスペックを確認。40nm設計ですね。シェーダー数は800基。1GBのGDDR5メモリを搭載。3Dゲームの使用ではDirectX11に対応。
グラフィックカードの固定具が付いています。家庭で使用している状況では、固定具がいるほどではないですが、輸送時の安全用として設置されているような気がします。
固定具。
拡張スロット用の固定具を外す。
放熱用のフィンがかなりロング。こんな大型グラフィックカードでもXPS 8300は格納できるんですね。
6ピンの補助電源が接続されています。
背面基板の様子。
HDMI接続時における、ATI Radeonの困った仕様対策
ATI Radeonシリーズには困った初期設定があり、HDMI接続時にはこのようにフル画面表示できないことがあります。接続しているモニタの解像度に合わせているのに、画面が中央に寄った状態で黒枠に囲まれてしまいます。上記写真ではフルHD(1920×1080)モニタですが、HDMI接続にするとこのように黒枠が出てしまいます。正当であるドット・バイ・ドットの表示ではないので多少にじみも発生しています。
今回のXPS 8300でも同様でした。これはDELLがどうこうでなく、ATI Radeonそのものが原因です。パソ兄さんも以前は原因がわからず、ATI Radeonシリーズ搭載時にはHDMI接続を避けていました。今回はその回避法を紹介します。
その解説方法を紹介します。作業は簡単、ドライバ・ユーティリティソフトであるCatalyst Control Centerにて、スケーリングオプションを表示させます。
アンダースキャンとオーバースキャンの比率が画面枠の設定です。初期設定ですでに15%あり、これが黒枠の正体でした。これを0%にすれば黒枠は消えます。
初期設定でなぜ15%あるのかというと、次の理由があります。液晶テレビでは、ドット・バイ・ドット表示だと映像がわずかに画面からはみ出してしまうことがあり、オーバースキャン機能によって画像全体を枠に収めているようです。つまりHDMI接続をしている以上、「テレビに接続している」と決めつけているのでしょう。ずいぶん、早とちりな(余計な)事をしてくれますね。
初期設定では15%ですが、100%にするとここまで黒枠に囲まれます。パソコンモニタに接続するときは0%でいいのです。これを知らないと対処できないので、本当に迷惑な設定ですね。
ATI Radeon HD 5770を搭載した今回のXPS 8300も、スケーリングを0%にしてフル表示ができるようにしました。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より