クアッドコアのCore i7 / i5が搭載可能な中級者向けモデル、Studio XPS 8000。ゲーム専用やHD映像の動画編集など高度な使用が可能でありながら、購入しやすいコスト。今回はGeForce GTX 260の高パフォーマンスもレビューします。
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市販の電源ユニットを取り付ける(400W編)
では、Studio XPS 8000(後継8100)に市販の電源ユニットを交換します。市販には静音タイプや、変換効率が80%以上ある「80PLUS」電源等あり、こだわりの製品が選べるのが楽しいですね。また、電源ユニットは傷みが早いので消耗品と言われ、壊れていなくても2年で交換するシビアなユーザーがいるくらいです。
今回交換するのは持て余していた400W電源。たったの+50Wでは交換の意味がありませんが、余興ということでご容赦を。そもそも、既製の電源でデビルメイクライ4やロストプラネットなど高度な3Dゲームをやっていましたが、何もトラブルはありません。
むしろ、交換したら動作音が大きくなってしまったという、悲しい結果に・・。
そもそも、電源ユニットの役割とは電源ユニットは電源を供給するわけですが、それ以前に「AC-DC変換」の役割をします。ACとは交流電気、DCとは直流電気。つまり、AC(交流)をDC(直流)に変換するパーツです。 安定して電気を供給、そして保護 |
ATX電源ユニットサイズは、幅150×高さ86×奥行140mmです。
背面に4箇所のビス止めをします。ATX電源準拠なので、ぴったりサイズ。
固定完了。次はコネクタを差し込みます。
マザーボード電源供給用の24ピンコネクタを接続。
CPU電源供給用の4ピンコネクタ。今回の電源ユニットは8ピンものでしたが、4ピン分だけ使用。
HDDのコネクタ(電源用とSATAケーブル)を接続。光学ドライブも同様です。
グラフィックカードの補助電源を接続。GeForce GTX 260では6ピンでした。この接続をうっかり忘れると、起動時にドキッとするような警告音がなります。(一度経験あり・・。)
電源ユニットを交換しても、処理能力が上がるわけではないのですが(安定性は向上しますが)、なにやら大幅にパワーアップした気分になります。
最後にひとこと。掲示板で「パソ兄さんはStudio XPS 8100を勧めておきながら、自分は電源交換している」と書き込みをみかけましたが、これはレビューのためで、必要性があってのことではありません。確かにゲームユーザーからすれば350Wというのは、やや不満要素であることは分かります。ただし、DELLでカスタマイズした分においてはまず問題ないでしょう。補助電源のいるGeForce GTX 260を搭載して、10時間くらいロストプラネットを続けてプレイしたこともありますが、電源が落ちたことは一度もありません。
6ピンを超える補助電源が必要なグラフィックカードなら、350Wは考え物ですが、これは独自カスタマイズでの範疇です。初めからDELLの構成で使う分には、問題視しなくてもいいと思います。
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出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より
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