クアッドコアのCore i7 / i5が搭載可能な中級者向けモデル、Studio XPS 8000。ゲーム専用やHD映像の動画編集など高度な使用が可能でありながら、購入しやすいコスト。今回はGeForce GTX 260の高パフォーマンスもレビューします。
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グラフィックカードのドライバ更新で、パフォーマンスの向上
ゲームの処理能力はグラフィックカード自体が問われますが、グラフィックカード(正しくは搭載するGPU)のドライバによっても影響があります。今回、Studio XPS 8000(後継8100)にはGeForce GTX 260を搭載していますが、購入当時のドライバと、最新ドライバ(2010年9月時点)とでベンチマークテストの比較をしてみます。DELLサイトからドライバをダウンロードできますが最新版でないことが多いので、GeForce GTX 260の製造元であるNVIDIAのサイトから最新ドライバをダウンロードします。通常、パソコンが安定しているなら無理にドライバ更新する必要ありません。ただ、今回いくつかのゲームタイトルにおいてパフォーマンスアップしたようなので、ドライバ更新してみることにしました。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2020年 ノートPC部門2年連続1位」
出典-日経コンピュータ 2019年8月22日号 顧客満足度調査より
2010年9月時点の最新バージョンは、258.96です。リリースは7月19日でした。NVIDIAのサイトによると、「Final Fantasy XIV Onlineにて7%上昇 (1920x1080 – ベンチマーク)、ほかAliens vs Predatorにて最大11%、Crysis: Warheadにて最大7%」などいくつかのゲームに対してパフォーマンスを向上させたようです。
当方の環境にて実際に比較
では、当方の環境にて実際に比較して見ます。リストにないゲームも試してみます。なお、Studio XPS 8000購入当時のドライバ・バージョンは忘れました。
まず、NVIDIAによるとHIGH(1920×1080)で7%向上したという、ファイナルファンタジーXIVのベンチマークからチェック。
DELL Studio XPS 8000の構成 | ||
OS | Windows 7 Professional 64bit | Win7 スコア |
プロセッサ | インテル Core i7-860 (2.8GHz , 8MB L3キャッシュ) ※クロック数最大3.46GHz |
7.4 |
メモリ | 4GB (2GBx2) DDR3-SDRAMメモリ | 7.5 |
グラフィックス | GeForce GTX 260 1792MB | 7.1 |
ゲーム用 グラフィックス |
7.1 | |
プライマリ ハードディスク |
500GB SATA HDD(7200回転) | 5.9 |
ドライバ更新前 | ||
LOW(1280×720) | SCORE = 3674 (やや快適 ) | |
HIGH(1920×1080) | SCORE = 2083 (やや重い ) |
LOW(1280×720) | SCORE = 3812 (やや快適 ) | |
HIGH(1920×1080) | SCORE = 2196 (やや重い ) |
当方の環境では、HIGH(1920×1080)において、5.4%の向上が確認できました。
デビル メイ クライ4でもチェックしてみます。このタイトルは、NVIDIAサイトにて向上したという記述はありませんでした。
解像度 1920×1080 | ||
シーン | ドライバ更新前 | ドライバ・バージョン258.96 に更新後 |
シーン1⇒ | 110.50 |
134.01 |
シーン2⇒ | 84.92 | 103.83 |
シーン3⇒ | 130.39 | 162.16 |
シーン4⇒ | 72.43 | 88.59 |
一番重いシーン4において22%もの向上が見られました。ちょっと上がりすぎなので設定ミスを疑いましたが、思い当たらず。ドライバ更新前ですでに最高ランクSだったので、見た目でも変化が分からず。
ストリートファイター4でもチェックしてみます。このタイトルは、NVIDIAサイトにて向上したという記述はありませんでした。
解像度 1920×1080 | ||
- | ドライバ更新前 | ドライバ・バージョン258.96 に更新後 |
スコア | 15865 |
15838 |
AVERAGE | 150.97 FPS | 150.62 FPS |
ドライバ更新後、極わずかにスコアダウンしていますが、これは誤差の範疇です。結論、最新ドライバの影響は無しです。
「バイオハザード5」ベンチマーク。このタイトルは、NVIDIAサイトにて向上したという記述はありませんでした。
解像度 1920×1080 | ||
- | ドライバ更新前 | ドライバ・バージョン258.96 に更新後 |
- | 71.43 fps | 85.1 fps |
エリア1⇒ | 86.2 |
100.8 |
エリア2⇒ | 74.5 | 88.3 |
エリア3⇒ | 60.1 | 69.9 |
エリア4⇒ | 69.6 | 86.6 |
総合スコアで、19%の向上が見られました。
次は、「ラストレムナント」のベンチマーク。NVIDIAサイトにて向上したという記述はありませんでした。
設定解像度 1920×1080 | ||
ドライバ更新前 Average FPS | 78.15 | |
ドライバ・バージョン258.96 に更新後 | 76.41 |
ドライバ更新後、わずかにスコアダウンしていますが、これは誤差の範疇です。結論、最新ドライバの影響は無しです。
カプコン社のハンティングアクションゲーム「モンスターハンター フロンティア オンライン」のベンチマーク。NVIDIAサイトにて向上したという記述はありませんでした。
設定解像度 1280×720 | ||
ドライバ更新前 スコア | 14690 | |
ドライバ・バージョン258.96 に更新後 | 14803 |
ドライバ更新後、少しスコアが上がっていますがおそらく誤差レベルだと思われます。結論、最新ドライバの影響は無しです。
グラフィックカードのドライバ更新について
グラフィックカードそのものも重要ですが、それを動かすドライバも重要であることが分かります。すでに満足な性能を発揮しているなら、ドライバの更新を無理にすることありません。ただ、プレイしたい設定でギリギリラインだったり、ワンランク上のグラフィックカードに交換しようかと思ったら、まずドライバの更新をしてみるとよいでしょう。まったく変化のないゲームもあれば、誤差レベルとは思えない明らかな向上が表れるゲームもあります。
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