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パソ兄さんのDELL XPS 15(L521x)調査

スタイリッシュな15.6インチノート、XPS 15ことXPS L521xをレビューしました。アルミ削り出しボディ、Gorilla Glassの強化ガラスを用いた贅沢なデザインでありながら、ミドルスペックを持つ。デザイン性も重視した中級者向けモデル!

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(レビュー情報は2012年7月時点)

XPS 15(L521x) アルミ削り出しボディのスタイリッシュノート

今回は、2012年6月に発売されたDELLのXPS 15をレビューします。XPS 15は中級者以上にお勧めの15.6インチ・ミドルスペックノート。しかも、アルミ素材の塊(インゴッド)から削り出したとても贅沢なボディで、「厚さたったの24 mm」という薄型スタイリッシュモデルです。

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インテル HM77 Express のチップセットを採用したIvy Bridge設計で、第3世代Core i5 / i7搭載可能モデル。2012年7月レビュー時点では、グラフィックに「GeForce GT 630M、GT 640M」が搭載できるため本格3Dゲームの入門機にもなる高スペック。この手のデザイン性重視のノートは大概スペックが弱いのが定番なんですが、このXPS 15は中級者以上のユーザーに応えられる性能があるので、実用性とデザイン性をWで独占できるノートパソコンです。

今回紹介するXPS 15は、サポート管理されているシステムモデル名ではXPS L521xといいます。XPS 15という販売ネームは過去にもあり、L501x⇒L502xと続き、今回L521xで3代目になります。以下、本文ではXPS 15と呼称しますが、=XPS L521xとご理解ください。また、情報源は手元にあるXPS 15実機の現状と、2012年7月レビュー時点になります。DELLの仕様変更により、当情報と異なる場合も考えられますので、最新情報はDELLサイトにてご確認ください。当サイトは単に1ユーザーの情報発信に過ぎません。

Gorilla Glass
ディスプレイはスマートフォンでお馴染みの強化ガラス「Gorilla Glass」を採用しており、ガラス一枚板を張り付けたベゼルレスデザイン。これはEdge to Edgeというデザインで、実際のサイズよりも画面が広く感じられます。マグネシウム合金のパームレスト表面にはシリコン素材でコーティングされており、滑らかなソフトな手触りです。キーボードは、アイソレーションキーボードを採用。

インゴットから削り出したXPS15
天板もアルミ素材で出来ており、まさに金属プレートのような外観。(一見、前後がわからなくなる?)
言うまでもなく某製品のリスペクト・モデル。24mmという薄さでもスロットイン式の光学ドライブを搭載するので、メインの据え置きノートになります。

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天板のDELLロゴはいつものメッキ加工でなく、マット調。

削り出しボディの利点

金属加工では鋳造がありますが、形状によって素材密度のムラや強度のムラが生じます。そこでXPS 15の製造は、アルミの塊(インゴット)から削りだす加工なので、均一の強度が得られます。見た目だけでなく筐体の堅牢性にも関わっているわけです。ただし、削り出す際にでる摩擦熱を冷ますための冷却コスト、騒音の制約等、手間のかかる加工なので製品自体がコスト高になってしまうデメリットもあります。

持ち抱えたXPS15を見よ
幅371mm、奥249mm、厚み24mm。平べったいということ以外は一般的な15.6インチノートサイズ。9セルバッテリを搭載していますが(結構大容量バッテリだな・・)、2.7kgほど。持ち抱えてみるとズシッときて、見た目から勝手に想像するよりも重く感じますが、これは15.6インチノートとすれば一般的な重量です。特別軽量というわけではないようです。※ちなみにInspiron 15Rの最小で重量で2.74 kg。

なお、持ち抱えた様子の写真は鏡ですので、XPS15製品は反転しています。

今回紹介するXPS 15(L521x)の構成

DELLパソコンはカスタマイズ性があるので、購入時期によって搭載パーツが変更される場合がありますが、今回レビューするXPS 15(L521x)の構成は以下の通り。Ivy Bridge設計であり、 チップセットはインテル HM77 Express。

コンポーネント レビューした構成 Windows エクスペリエンス インデックスのスコア
OS Windows 7 Home Premium SP1 64bit
液晶ディスプレイ 15.6インチ光沢液晶(1920x1080)
プロセッサ インテル Core i7-3612QM (2.1GHz, 6MB キャッシュ)
※クロック数最大3.1GHz
7.5
メモリ 4GB (4GBx1) DDR3-SDRAMメモリ 1600MHz メモリ 5.9
グラフィックス
インテル HDグラフィックス4000
【 グラフィックスのスコアはこちら側 】

(NVIDIA Optimusテクノロジーによる自動切替)

GeForce GT 630M 1GB GDDR5
(5.1)
ゲーム用グラフィックス (6.7)
プライマリハードディスク 750GB SATA HDD(7200回転)+ 32GB mSATA SSD
ISRT(インテル スマート・レスポンス・テクノロジー)対応
5.9

Ivy Bridge(開発コード名)設計とは

Ivy BridgeはSandyBridgeの改良版なので、アーキテクチャ(基本設計)に大きな変化がないものの、新たに22mmプロセスルールの微細化設計となっています。従来にはなかった3次元構造の「Tri-Gate(トライゲート)トランジスタ」を採用しており、低電圧状態でリーク電流が10分の1に抑えられたとのことです。インテルいわく、前世代よりも同じ消費電力で「性能を約37%アップ」させたとのこと。※リーク電流とは、電流の漏洩であり水で例えると水漏れのようなもの。リーク電流が増すと消費電力も発熱量も増え、回路を傷める原因となる。つまりIvy Bridgeになって、性能の向上と低消費電力が顕著になったと言えます。

インテル スマート・レスポンス・テクノロジー(ISRT)とは

オプション構成のインテル スマート・レスポンス・テクノロジー(ISRT)とは、インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジーの追加機能であり、2台のストレージを活用する技術です。SSDをHDDキャッシュとして使用することでシステムの読み込みを高速化します。システムデータそのものはHDDに保存されていますので、SSDの容量の少なさを心配することがありません。ISRTはかつてはチップセットZ68のみの機能でしたが、Ivy Bridgeに引き継がれています。

今回は4コア8スレッド動作のCore i7-3612QM 搭載。GPUにはGeForce GT 630M 1GB GDDR5。ISRT(インテル スマート・レスポンス・テクノロジー)対応させているので起動が速くなっています。ベンチマークテストでのパフォーマンスチェックは後に紹介します。

DELL XPS 15のインターフェースと側面デザイン・チェック

インターフェースは特別豊富というわけではありませんが、高速インターフェースのUSB3.0×3つ装備。外部モニタ出力には、「mini DisplayPort、およびHDMI 」を装備するので基本は押さえてあります。ただ、内蔵メディアカードスロットはSDカード系(SD、SDHC、SDXC)のみ対応なので、SDカード系以外を使っており「外付け対応する気はない」というなら、ここは懸念ポイントです。

前面~端子はない


XPS 15の前面では、接続するような端子はありません。電源ライト兼バッテリステータスライトを中央に配置。
アルミ素材のエッジ部分で、カーブが綺麗に削り取られています。

背面のヒンジ


背面にも端子はありません。ヒンジ(蝶番部分)があるのみです。ここで特記すべきは、ヒンジが非常にワイドであること。背面面積の8割を占めています。薄型だとヒンジの脆さが気になりますが、ここまでワイドだと安心ですね。


ディスプレイの可動域はここまで。通常使用なら問題ない可動域です。

左側面~主要端子が揃う

XPS 15の左側面に主要な端子が集中しています。装備するUSB3.0×全3つはこの面だけなので、左側にアクセスしづらい環境のユーザーは要注意です。端子は分散されていません。また、この面に外部モニタ出力として「mini DisplayPort、およびHDMI 」を装備しています。奥手に電源コネクタ装備。


PowerShare仕様~USB3.0が3つ並んでいますが、一番右側のUSB3.0端子に限ってはPowerShare仕様であり、パソコンを起動しなくても周辺機器への充電が可能です。パソコンを使う予定がなくてもケータイやデジタル・オーディオプレイヤの充電器として活用できます。

それにしても、この厚みにすごいスレスレ位置に端子が配置されていますね。削り出しの強度があるから、このような形状が可能なんでしょうね。


24mmの薄さじゃ有線LAN端子の装備は無理かと思われますが、しかし、下顎が延長する(腹話術人形の口みたいな)機構になっているので無線LANは勿論、有線でギガビットイーサーLAN接続が可能です。

右側面~スロットイン式光学ドライブとメモリカードスロット


XPS 15の右側面にスロットイン式光学ドライブを装備。メモリカードスロットは3規格対応のみで、SD、SDHC、SDXCのSD系カードのみの対応です。普段は防塵用のダミーカードが挿入されています。
ほか、この面には「ヘッドフォン端子、ヘッドフォン&マイクのコンボ端子、セキュリティケーブルスロット」を装備。


スロットイン式光学ドライブでは、トレイを引き出す手間が必要ないのでアクセスが速いです。レビュー時点でブルーレイコンボドライブが搭載可能でした。


DVDがキーになっているPCゲームも楽しめます。

Gorilla Glassの15.6インチ液晶ディスプレイ

XPS 15は傷がつきにくいGorilla Glassのディスプレイ採用で、Edge-to-Edgeというベゼル段差がないフラットな画面です。(一枚板のガラスを張り付けた構造。)極めて狭いベゼル部分なので、画面が広々感じます。


特殊ガラス・メーカーのCorning社が開発したGorilla Glassは、プラスチックの数十倍の強度とされる強化ガラス。スマートフォンを始め、iPhone 4、Galaxy Tabなどタッチスクリーンのデバイスで多々採用されています。触れてもベタつきにくいのは、さすがタッチスクリーンでも実績のあるGorilla Glassです。 Gorilla Glassのアピールとして、工具ドライバで擦りつけても傷がつかないデモをよく見かけまが、ここでは検証をご遠慮しました。
スマートフォンで実験してみてはいかがでしょうか。

光沢液晶なので、背景が映らないように配置する必要がありますが、コントラスト比の高いメリハリ有る画像が楽しめます。


上部にWebカメラ、集音マイクが2つ内蔵されているので、クリアな音質で録音できます。下部にはXPSロゴ。


ディスプレイ周辺に緩衝材ラバーが1周しており、キーボード部分との摩擦防止を担っています。通常では唐突にベゼルに棒状のゴムが取り付けられているものですが、XPS 15ではデザイン性を損なわない配慮がされています。バックライトにLEDが採用されてから薄型ディスプレイは珍しくなくなりましたが、それでもアルミプレートのスタイリッシュさには注目度が高いですね。


あと特記すべきは、レビュー時点でフルHD解像度(1920 × 1080)のみということです。15.6インチだと、個人的には高解像度すぎると判断しています。「目が悪いんだろ」、いわれちゃ元も子もないですが・・。

ちょっと見え方を比較してみましょうか。以下、いろいろなPC製品からドットバイドット表示で撮影したもので、100円玉を横に貼り付けています。15.6インチなら解像度1366×768が定番ですが、それよりも大幅に文字が小さくなります。高領域というメリットはありますが、細かい文字はあまり得意でない方は避けるべきでしょう。勿論、拡大表示は可能ですが、レイアウト崩れなどのデメリットを考慮しなくてはなりません。

みいみのinspiron15
15.6インチ(解像度1366×768)(アスペクト比16:9)

inspiron15rでフルHD
15.6インチ(解像度1920×1080)(アスペクト比16:9)

DELL L701xの1600-900
17.3インチ(解像度1600×900)(アスペクト比16:9)

inspiron17rseでフルhd
17.3インチ(解像度1920×1080)(アスペクト比16:9)

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より

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