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キーボードが着脱できる、12.3インチ2-in-1ノート。稀なスクエア型ディスプレイ

DELL Latitude 7200 2-in-1(T04J) レビュー

2019年4月発売!Whiskey Lake (Uシリーズ)設計のLatitude 7200 2-in-1(規制モデル-T04J)をレビューする。キーボードが着脱できる「コンバーチブル」の12.3インチ2-in-1ノート。キーボードと一体型の2-in-1と比べて、タブレット形態が軽く1kgも満たない(実機の測量ではタブレットPCで887g)。キーボードも350gほどと軽く、合わせて携帯しても気軽に持ち運べる。

Whiskey Lake (Uシリーズ)設計のLatitude 7200 2-in-1(規制モデル-T04J)をレビューアスペクト比(横幅と縦幅の対比)が特殊でスクエア型に近い。横位置の場合でも縦のリーチが長いのがメリット。広視野角ディスプレイで、さらに高解像度の1920 × 1280。タブレットの一部はアルミニウム/マグネシウム合金のボディ。キーボードはアルミのパームレストでプレミアム感がある。暗い場所でも使える「バックライト・キーボード機能」を備えている。DELLサイトによれば、強化ガラスのCorning® Gorilla® Glass DXを採用、ARコーティングにより「反射を減らして太陽光での可読性を高めるとともに、優れた耐久性を提供します」とある。

装備するUSB Type-C端子では、Thunderbolt 3、Display Port 、USB PDに対応。USB3.1-Gen1 端子の1基はPowerShare対応なので、起動無しでUSB経由の充電が可能。スマートカードリーダーやNano SIMカードスロットがオプション対応。指紋認証リーダーはオプション対応。バッテリは1時間で80%充電できるExpressChargeタイプ。SDカードスロットがMicro-SDというのが扱いづらい。

レビューするLatitude 7200 2-in-1実機では第8世代 Core i5-8365Uを搭載。ストレージにはPCI Express接続で高速のNVMe SSD(M.2スロット)搭載。メモリはオンボード式のなので後からの換装や増設はできない。メモリ容量の選択は慎重に。

このレビューは一例として理解いろいろオプション要素があるので「Latitude 7200 2-in-1の標準」というものがわかりにくく、このレビューは一例として理解していただきたい。購入の際には機能等の有無をよく確認されたし。

Latitude 7200 2-in-1(T04J)
2019年8月論評
Whiskey Lake
(Uシリーズ)

構成:今回レビューした、DELL Latitude 7200 2-in-1(T04J)

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 12.3インチ 広視野角 ディスプレイ(解像度1920 × 1280)
  • 第8世代 Core i5-8365U
    (4コア / 8T、6MBキャッシュ、1.6GHz / 最大 4.1GHz) TDP 15W 
  • 8GB LPDDR3 オンボードメモリ(2133MHz)
  • インテル UHD グラフィックス620
  • 256GB NVMe SSD (M.2 / PCI Express)

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※2019年8月8日時点のレビュー。本製品の発売日は2019年4月30日である。

レビューに関する、注意事項

※レビュー時点および手元の実機に限った内容であり、選択や時期により仕様は異なる。
※販売は既存構成(パッケージ)が基本で、そこから選択できるパーツは制限される。
※搭載可能パーツやベンダーは、レビュー機と異なる場合がある。
※標準搭載の範囲は不明。最終確認、最新情報はDELLサイトにてご確認を。
※法人向けモデルの場合でも、個人ユーザーが購入することは可能。(注文は個人名の記入でOK)

実機の構成紹介(Core i5-8365U搭載)

Latitude 7200 2-in-1の実機構成まず今回レビューするLatitude 7200 2-in-1の実機構成。カスタマイズPCであるためこの限りではない。採用されているベンダーも時期により異なる。

このレビュー実機では、液晶パネルにシャープ製のSHP14A3を採用している。メインメモリは換装不可のオンボードメモリで、8GB LPDDR3 (2133MHz)を搭載。16GBメモリも選択できる。いずれにしても後からの増設や換装ができないので選択は慎重に。ストレージでは高速の256GB NVMe SSD (M.2 / PCI Express)を搭載している。

プラットフォームはWhiskey Lake (Uシリーズ)で、この実機では第8世代 Core i5-8365U (4コア / 8T、6MBキャッシュ、1.6GHz / 最大 4.1GHz)を搭載。TDP(熱設計電力)が15Wの低消費電力のタイプである。グラフィックには、CPUに統合されているインテル UHD グラフィックス620が使われる。

第8世代Coreプロセッサ(ノート向け第3弾)

レビュー時点で搭載可能なCPUは上記の通り。 Core i5-8265U以上が4コア実装でHTテクノロジーによって8スレッド動作する。そこが大きな境目といえる。あとは上位ほどキャッシュメモリや動作クロック数が高くなる。これくらいだとパフォーマンスに劇的な差はない。統合するグラフィックはすべてインテル UHD グラフィックス620。

Core i5-8365Uのパフォーマンスを、CINEBENCH R15でチェック今回搭載しているCore i5-8365Uのパフォーマンスを、CINEBENCH R15でチェック。スコアは482で、同じくCore i5-8365Uを搭載した過去レビューノート製品(スコア661)と比べると、ややパフォーマンスが低い。発熱対策でパワーセーブしているのかもしれない。

KBG30ZMS256G (256GB NVMe SSD / M.2スロット)を搭載ストレージでは東芝製のKBG30ZMS256G (256GB NVMe SSD / M.2スロット)を搭載している。パフォーマンスはこの通りで、シーケンシャルリードでは1588MB/sの速度。一般的にSATA接続のSSDではシーケンシャルリードが大体500MB/sあたりだが、PCI Express接続のNVMe SSDとなるとその速度は圧倒的。ただし、SATA SSDとNVMe SSDの差は、双方ともすでに及第点のため通常の操作では実感しにくい。なお、ベンダーは供給時期により異なり、SSDには個体差もあるので、あくまでこの実機に限った一例である。

無線LANはインテルWireless-AC 9560を搭載しているが、Qualcomm QCA61x4A などの選択肢もあり構成は様々。

NVMe SSDの基礎知識と、パフォーマンス比較

M.2スロット(NVMe SSDとSATA SSD)について
※過去PCとストレージ比較 : SSD / HDD 各規格・接続による、ストレージ・パフォーマンス

Latitude 7200 2-in-1のデザイン

キーボードとドッキングまずはデザイン紹介から。キーボードとドッキングした状態での右側面。

キーボードがなくても世界で最も安全な12インチ 2-in-1ビジネス向け取り外し可能2-in-1左側からの外観。やはり、一般的なノートより設置の安定性がないので、ちょっとした移動でも丁寧な手作業が必要。タブレットのスタンドは金属なので、引きずる移動はご法度。

タブレットPCで887g、キーボードで350g各パーツ。測量したところ、この実機ではタブレットPCで887g、キーボードで350g。ここに写っているアクティブ ペンのPN579Xはオプション販売。

65W ACアダプタUSB Type-Cコネクタの65W ACアダプタ。測量したら本体は202g、AC電源ケーブルは98gだった。ジョイントするAC電源ケーブルは太めなので取り回しはよくない。持ち運びでは邪魔くさくなるのがデメリットだが、一般的に市販されているメガネ型3P(通称ミッキー型 / IECコネクター・60320-C5)なので、市販品への変更は可能。

なお、DELLサイトをみると、45W ACアダプタ(USB Type-Cコネクタ)の選択もみられた。

USB-PD(Power Delivery)電源はUSB PD(Power Delivery)対応。

PN579Xこれはオプション販売の、Dellプレミアム アクティブ ペン | PN579X

スクエア型に近いディスプレイ

キーボードから切り離せば、タブレット単体マグネットでジョイントしているキーボードから切り離せば、タブレット単体として使える。この実機では887gで1Kg未満でありすこぶる軽量。これがキーボードと一体型の2in1にはないメリット。

タブレットを離脱させるとき、持ち上げるだけではキーボードが引っ付いたままになるので、手で押さえる必要がある。つまり両手での作業。片手で済む機構なら良かったのだが。

スクエア型に近いアスペクト比が今の主流である16:9ではなく、縦のリーチが長い。昔のオフィスで使われていたスクエア型に近い感覚で使える。1920 × 1280の高解像度仕様だが、この写真ではドットバイドットではなく150%拡大で設定した状態。ちなみに、DELLの初期設定および推奨設定でも150%拡大になっているが、必要に応じて100%に設定し直してもよい。

Webカメラディスプレイベゼル上部中央のWebカメラ。DELLサイトでは赤外線(IR)Webカメラの選択肢もみられた。

Latitude 7200 2-in-1のクイックスタートガイタブレット部分の説明(Latitude 7200 2-in-1のクイックスタートガイドより)。指紋認証リーダーはオプション。

タブレット裏面~折りたたまれたアルミ製のスタンド

アルミ製のスタンド裏面の下半分は折りたたまれたアルミ製のスタンドになっており、ヘアライン加工がされている。DELLサイトでは「アルミニウムとマグネシウム製の新しいボディは、スタイリッシュでモダンなスタイルを実現し・・・」とあるが、この部分だけだとちょっと大げさな印象を受ける。

DELLロゴクロム調のDELLロゴと、アウトカメラ。

指紋認識リーダーオプションの指紋認識リーダー。

Latitudeのロゴスタンド部分にLatitudeのロゴ。

スタンドタブレットを立てた様子。

ギミックスタンドの関節ギミック部分。

スピーカの穴が2面にある。反対側でも同様。

タブレットのインターフェース

Latitude 7200 2-in-1の装備インターフェースクイックスタートガイドにかかれているLatitude 7200 2-in-1の装備インターフェース。ちょっと分かりにくい書き方をしているが、SC(スマートカードリーダー)がオプション扱いと言っている。DELLサイトをみると、micro SIMカードスロット(DELLサイトではNano SIM) もオプションとなっている。

装備インターフェースもカスタマイズなので一例となるが、手元にあるLatitude 7200 2-in-1実機でチェックしてみよう。これを標準装備と勘違いせず、購入の際はきちんと各々の内容を確認されるように。

USB3.1-Gen1 端子(PowerShare対応)右側面では、スピーカ、セキュリティロック・スロット、USB3.1-Gen1 端子(PowerShare対応)を配置。

USB Type-C端子×2基左側面では、ヘッドセット端子、音量ボタン、隅の方にスマートカードリーダー(SC)、microSDカードスロット、USB Type-C端子×2基、スピーカを配置。この実機にはNano-SIMなし。

電源ボタンの配置上面側では内蔵マイク×2基、電源ボタンの配置。

キーボード・ジョイント部分底面のキーボード・ジョイント部分。

インターフェースの補足説明

※USB Type-Cは単なるコネクタ形状の規格であるため、どの転送規格に対応するかは各々異なる。
※USB3.1-Gen1はUSB3.0と同じ(転送速度は5Gbps)
※Power Delivery(USB PD)とは、USB電力拡張規格のこと。ホスト側から電力を得て、数珠つなぎ式で対応周辺機器へ電源供給ができる。順に電力消費をしていって、電力不足になるまで繋いでいける。※初心者向けに、周辺機器とつなぐ端子の知識を、パソコンの接続端子(シリアルバス規格)で解説。

バックライト付きキーボード、アルミのパームレスト

パームレストで素材にプレミアム感アルミのパームレストで素材にプレミアム感がある。ヘアライン加工がされている。

2020年9月追記:後継機であるLatitude 7210 2-in-1でも同じキーボードが採用されている。【パーツ詳細はリンク先にて → Latitude 7210 2-in-1 のキーボドパーツ

スエードのような手触り裏面はスエードのような手触り。これが接地面へのグリップを与えているようだ。

実物を測量したところ350g非常に薄い。実物を測量したところ350gであり軽量。

デル 最薄のLatitude 2-in-1があれば、いつでも、どこでも生産性を維持タブレットとのジョイント部分。磁力でくっつく仕組み。

タッチパッド。何かのコーティングなのか、これまでにレビューしたノート製品よりも滑らかな指の運び。

Latitude 7200 2-in-1のデスクトップ用基本周辺機器13.3インチモバイルに近いキーボードであるが、半角全角キーがやや小さい。

コンパクトなデザイン:厚さ 9.35 mmのスリムデザインEnterキーはそこそこのサイズをキープできている。Enterキーの周辺のキーはやや小さめだが許容範囲だろう。カーソルキーはPgUp、PgDnキーがカーソルキーの操作でちょっと邪魔くさいか。

マルチメディアキー/設定キーが兼用ファンクションキー(F1 ~ F12)とマルチメディアキー/設定キーが兼用になっているため、優先キーになっていない方はキーボード左下側にあるFnキーと同時押しで使う。なお、「Fn + Esc キー」を押すと、その優先順を切り替えることができる。F1~F6まではメディア・コントロールキー、F8はディスプレイの切り替え、F10はバックライトキーボードの操作になっている。

メインのキーはフルサイズ(19mm)のキーピッチ。Enterキー周辺の小さなキーで15mmほど。

キートップはフラットなので指先にフィットするタイプではなく、滑らすようなタッチに向いている。

押下圧を重めにして誤操作のリスクを下げたのだろうキー・ストロークは浅めで1mmほど。最近の一般的なノートは1.5mmあたりが多いので、それと比べると打鍵感が浅い。Gのキーにて分銅を置き押下圧を測ってみたが、63gだった。当方はレビューを通して60gを一定基準としているが、比較的重めの押下となる。キーストロークが浅い分、押下圧を重めにして誤操作のリスクを下げたのだろう。

キーボードバックライトバックライト機能を備えている。薄暗い会議室や、寝室などとっさの使用でも室内照明を点けずに操作することができ、わりと重宝する機能である。

機能がオンのときは、キーに触れると自動的に点灯Fn+F10でオンオフおよび、2段階の調光可能。機能がオンのときは、キーに触れると自動的に点灯する。しばらく操作をしないと自然に消灯する。Latitude 7200 2-in-1のレビューは以上。

最新情報など、詳しくはDELLサイトへ

Latitude 7200 2-in-1(T04J)
2019年8月論評
Whiskey Lake
(Uシリーズ)

キーボードが着脱できる、12.3インチ2-in-1ノート。稀なスクエア型ディスプレイ
DELL Latitude 7200 2-in-1(T04J)

キーボードが着脱できの12.3インチ2-in-1ノート。タブレットが軽く1kgも満たない(実機の測量では887g)。キーボードも350gほどと軽く、合わせて携帯しても気軽に持ち運べる。スクエア型に近く横位置の場合でも縦のリーチが長いのがメリット。広視野角ディスプレイで、高解像度の1920 × 1280。タブレットの一部はアルミニウム/マグネシウム合金のボディ。キーボードはアルミのパームレスト。「バックライト・キーボード機能」を備えている。強化ガラスのCorning® Gorilla® Glass DXを採用、ARコーティング。 装備するUSB Type-C端子では、Thunderbolt 3、Display Port 、USB PDに対応。USB3.1-Gen1 端子の1基はPowerShare対応。バッテリは1時間で80%充電できるExpressChargeタイプ。

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より

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