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DELL Inspiron 3847 レビュー!
- Inspiron 3847で、ライトに動画編集を楽しむ!概要編(現在のページ)
- Inspiron 3847のグラフィックパフォーマンス比較(NVIDIA GeForce 705搭載時)
Graphic Pro に属するミニタワー、Inspiron 3847をレビューする。Graphic Proということで、アドビ動画像編集ソフトウェア(Adobe Photoshop Elements 12 & Adobe Premiere Elements 12 )を標準搭載している。
高さ:368.3 mm、幅: 177.8 mm、奥行き:431.8 mm 最小重量: 7.93 kgのミニタワー型。
天井は少し凹んでおり、小型機器やメディア等を置くスペースとなっている。天井には端子がないので特別な利便性はない。おそらくDELL Inspiron 660(2012年5月発売・Ivy Bridge設計)とまったく同じPCケースだと思われる。
Inspiron 3847はGraphic Proといいつつも、グラフィックカードがエントリー構成であるため、ライトな動画編集用のデスクトップである。今回のレビュー実機ではCore i5-4460とNVIDIA GeForce 705を搭載している。2014年7月31日レビュー時点において、Windows 7 Home Premium SP1 64 ビットが選べる以外、搭載パーツのカスタマイズ選択はできなかった。最近のDELLはほとんどカスタマイズ性がなくなってきている。
Haswell設計 |
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2014年7月時点のレビューおよび、撮影したInspiron 3847実機の情報となる。
Inspiron 3847で、ライトに動画編集を楽しむ!概要編
装備端子 |
前面 USB 2.0端子 x 2基、マイク/ヘッドフォン端子 背面 USB 3.0端子 x 2基、USB 2.0端子 x 4基、HDMI端子、VGA端子、ギガビットイーサーLAN端子、アナログオーディオ端子 |
備考 |
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前面・左右側面デザイン
光沢ブラックのフロントパネルでシルバーカラーのトリムデザイン。右側にイジェクトボタンがあり、2基の光学ドライブベイがある。中央より下にDELLロゴと電源ボタン、HDDライトがある。
前面からも吸気ができるよう、筐体に穴が空いている。フロントカバーも空洞になっている。
光学ドライブベイの下にあるカバーを開くと、USB 2.0端子 x 2基、マイク/ヘッドフォン端子 メディアカードリーダー がある。
カードリーダーは(SDカード、SDXC、SDHC、メモリースティック(MS)、MS PRO、MMC、MMC+、xDピクチャカード)に対応。
開けたカバーは奥に収納され、極力突き出さない機構になっている。開けっ放しでもさほど邪魔にはならない。
左側面に通気口があり、右側面にはない。
Inspiron 3847の背面インターフェース
Inspiron 3847の背面をチェックする。正方形のスリットが印象的。
エントリーらしく300WのATX電源ユニットを搭載。少し凹んでいるので、持ち運ぶときに手を添えやすい。メーカー保証対象外であるが、ATX電源なので市販製品との換装が可能。
I/Oパネルでは、USB 3.0端子 x 2基、USB 2.0端子 x 4基、ギガビットイーサーLAN端子、 アナログオーディオ端子を装備。
オンボードのモニタ出力にHDMI端子、VGA端子を装備しているが、グラフィックカードを搭載しているので、これらの端子は使わない。(初心者が間違えて接続しないようにキャップをしなくて大丈夫なんだろうか?)
グラフィックカードにNVIDIA GeForce 705 1GB DDR3を搭載している。グラフィックカードに装備されているDVI端子、HDMI端子、VGA端子からモニタに接続する。
内部構造~マザーボードの構成
インチネジを外し、サイドパネルを後方に引くことで内部にアクセスできる。従来のモデルよりも開け閉めしやすくなった感覚がある。サイドパネルは一枚板だが、従来と違ってきっちり折り返していないのであまり強度はない。一度歪むとハメづらくなるので取り扱いには要注意。
Inspiron 3847の内部。マイクロATX相当のマザーボードといったところ。ずいぶん、簡素で見晴らしのいい内部構造。
3.5インチHDDドライブベイが2基あり、HDDの両サイドにスライド用マウンタが取り付けてある。これでスライドさせてHDDを搭載する。また、レビュー実機では、2台目用のマウンタも付属してあった。
光学ドライブベイが2基。2箇所のミリネジで固定する機構。ATX電源と光学ドライブの間にはそこそこ空間があり、もう少し奥行きのあるATX電源でも換装できそうな印象。
グラフィックカードなどの拡張カードは、専用固定具でまとめて固定する機構。工具レスで着脱が可能となっている。
総出力300WのATX電源は、+12Vが2系統あり、それぞれ17A,9Aが最大出力。補助電源もなく、搭載できるのはローエンド・グラフィックカードに限られる。
メモリスロットが2基、SATAコネクタが4基ある。
Inspiron 3847のPCケース外観をみると、拡張スロットは4基あるはずだが、マザーボードでは4番目の拡張スロットがごっそりと省かれている。製造コストカットといってもこれは露骨過ぎて「やり過ぎ感」が否めない。
ただし、省かれた箇所をみると、PCIと記載されており、もともとのマザーボードの仕様ではPCI Express規格ではなかったと思われる。PCI規格はすでに市場から淘汰された規格であるため、「スロットを取り付けても意味が無い」と判断された可能性もある。それにしても「Haswell設計のマザーボードで未だにPCIをつけることがあるのか」と思った。
Inspiron 3847の搭載拡張スロットは、PCI Express x1が2基、PCI Express x16(グラフィックカード搭載)が1基となる。
有線キーボードとマウスが付属しているが、面倒くさいので省略。2013年にレビューしたエントリーデスクトップ機と同じものである。
Inspiron 3847のパフォーマンスチェック&比較
Inspiron 3847レビュー実機に搭載した、Core i5-4460 プロセッサー とNVIDIA GeForce 705 1GB DDR3のスペック詳細。
Core i5-4460 は4コア実装で、HTテクノロジーはないのでコア数通り4スレッド動作。動作周波数は3.2 GHz だが、ターボ・ブースト利用時の最大周波数 3.4 GHz である。NVIDIA GeForce 705 は、GPUコア数が48基というなんとも超ローエンドグラフィック。CPUに内蔵するGPUが高性能化している現在では、これを搭載する値打ちがあるのか微妙なスペック。
ビデオメモリを搭載しているので、PC全体の負荷軽減にはなっていることは確かなのだが。
いずれにしても、PCゲームをやらないユーザーであれば、CPUパフォーマンスが非常にPCの快適さを左右する。そのためCINEBENCH R10ベンチマークテストにて、Inspiron 3847の快適度を測る。
過去レビューPCと、CPU性能比較(CINEBENCH R10ベンチマークテスト)
CINEBENCH R10のレンダリングにかかった処理時間を、過去のレビューパソコンと比較。搭載グラフィック(GPU)の影響は数秒程度あるが、概ねCPU性能として比較できる。CINEBENCH R10は、MAXON Computer社のCinema 4Dをベースとしたベンチマークソフト。Cinema 4Dとは映画・テレビ業界・ゲーム制作・建築で採用されている3Dソフトである。
このベンチマークテストのレンダリング処理時間で、主にCPU性能を測ることができる。 CINEBENCH R10はマルチコアに最適化されているので、クロック数の高さだけでなくマルチスレッド効果を発揮する。 当方の調査事例で判断すると、いかにハイエンドであってもGPU性能が与える影響はごく僅かと思われる。(無論、数秒の影響力はある)
例:Win7 64bit + Core i7-2600 + Radeon HD 5770 + 8GBメモリ⇒38秒
例:Win7 64bit + Core i7-2600 + ”HDグラフィックス2000” + 8GBメモリ⇒43秒
Inspiron 3847(Core i5-4460 搭載時)では、かなりパフォーマンスが高い
Inspiron 3847(Core i5-4460 搭載時)では、処理時間⇒39秒だった。過去のレビューPCと比較してみると、最近のハイエンド機にせまるパフォーマンスをみせている。これならCPUの得意とするエンコード作業では、かなり快適なマシンである。 CPUの汎用性処理ならエントリー機であっても侮れない。
Haswell設計 |
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処理時間⇒39秒 |
2013年 Haswell設計 |
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処理時間⇒30秒 |
2012年 Ivy Bridge設計 |
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処理時間⇒34秒 |
2012年 Sandy Bridge設計 |
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処理時間⇒34秒 |
2013年 Haswell設計 |
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処理時間⇒35秒 |
2011年 Sandy Bridge設計 |
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処理時間⇒38秒 |
Inspiron 3847(Core i5-4460 搭載時)のパフォーマンスよりもやや下だった過去PCをみてみよう。2009年のモンスターマシンAlienware Aurora ALX (Core i7-975 Extreme Edition 搭載)を超えているのには驚く。
以下のデータを比較すると、第1世代Core i7-860、Core i7-975 Extreme Edition、Core i7-960よりも確実に速いと判断できる。(むろん、CPU単体ではなく全体の構成も考慮する必要があるが)。
2012年 Ivy Bridge設計 |
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処理時間⇒44秒 |
2010年 Nehalem設計 |
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処理時間⇒46秒 |
2009年 Nehalem設計 |
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処理時間⇒46秒 |
2012年 Ivy Bridge設計 |
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処理時間⇒48秒 |
2009年 Nehalem設計 |
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処理時間⇒51秒 |
2010年 AMD Phenom II 搭載 |
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処理時間⇒54秒 |
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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