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表面積最小、狭額のフレームレス・デザイン!13.3インチ・モバイルノート
DELL Latitude 3301 (アルミモデル)レビュー
2019年6月発売!表面積最小13.3インチモバイルのLatitude 3301をレビューする。(規制モデル:P114G)。プラットフォームはWhiskey Lake(Uシリーズ)で、レビュー時点では第8世代 Core i3-8145U、 Core i5-8265U 、Core i7-8565Uが搭載できる。単体グラフィックの搭載はない。
今回レビューする「アルミニウムモデル」は、天板とパームレストの素材がアルミであり、わりとプレミアム感がある。ディスプレイではフルHD(1920 × 1080)解像度搭載で、広視野角のIPSパネルを採用している。約6mm幅・狭額ディスプレイベゼルのフレームレス・デザイン。タッチパッドはダイヤモンドカット加工でアクセントになっている。
幅: 308 mm × 奥行き: 205 mm × 厚み: 17 mm 。DELLの公称重量 約1.18 kg (レビュー実機の測量では1.163 kgだった)。カラーは異なるが、DELL Inspiron 13 5000(5390)Wi-Fiモデル
と同じ型の筐体。
温度管理センサーを備えており、外部からの熱に反応し冷却優先、パワー優先と切り替える。装備するUSB Type-C端子では、USB3.1-Gen1 、Display Port 、Power Delivery対応。ストレージでは、SATA接続のSSDよりも圧倒的に速いNVMe SSD(PCI Express接続 / M.2スロット)を搭載している。さらにNVMe SSDを追加したデュアルストレージ構成も可能。
懸念要素をまとめると次の通り。メモリでは換装や増設のできないオンボードメモリのため、容量選びには慎重に。(4GBと8GBの選択があるが、将来性を考慮すると8GBがお勧め)。有線LAN端子はない。microSDカードスロットのため扱いにくい。USB3.1-Gen2 なし。電源ボタンの位置はどうも好きになれない。アルミニウムモデルでは、SIMスロットなし。(ブラックモデルにSIMスロットあり)
2019年10月論評 Whiskey Lake (Uシリーズ) |
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※2019年10月12日時点のレビュー。本製品の発売日は2019年6月4日である。
プラットフォーム~Whiskey Lake(Uシリーズ)
レビュー時点では、以下のような構成例がある。ディスプレイでは選ぶ解像度によって、本体カラーやSIMスロットの有無がでてくる。実機での確認だが1920 × 1080(アルミ)モデルはIPSパネル採用。1366 × 768(ブラック)は実物を見ていないので筐体材質およびパネル種類は不明。すべての構成で単体グラフィックの搭載はなく、各々のCPUで統合された内蔵グラフィックが使われる。
ディスプレイ
- 13.3インチ 非光沢 ディスプレイ(解像度1366 × 768) ブラック(材質不明)、SIMスロット付き
- 13.3インチ 光沢 IPS ディスプレイ(解像度1920 × 1080) アルミニウム、SIMスロットなし
CPU
- 第8世代 Core i3-8145U
(2コア / 4T、4MBキャッシュ、2.1GHz / 最大 3.9GHz) TDP 15W 【UHD グラフィックス620 】 - 第8世代 Core i5-8265U
(4コア / 8T、6MBキャッシュ、1.6GHz / 最大 3.9GHz) TDP 15W 【UHD グラフィックス620 】 - 第8世代 Core i7-8565U
(4コア / 8T、8MBキャッシュ、1.8GHz / 最大 4.6GHz) TDP 15W 【UHD グラフィックス620 】
その他、構成
- 単体GPUの搭載なし。各CPUの内蔵グラフィック採用であり、現状ではUHD グラフィックス620
- 4GBまたは、8GB LPDDR3 オンボードメモリ。※換装、増設不可のオンボード搭載
- NVMe SSD (M.2 / PCI Express)×2基の、デュアル・ストレージ構成可能
- 指紋認証リーダー(電源ボタン統合型)の搭載可能
今回レビューする、Latitude 3301の構成(Core i5-8265U )
まず、この手元にある実機を基にした限定的な情報となる。実際の購入となると、選択により様々な構成があるので注意されたし。また、時期による仕様変更で情報が相違している場合もある。ほかの構成例はDELLサイトにて要確認!
今回は第8世代 Core i5-8265U (4コア / 8T、6MBキャッシュ、1.6GHz / 最大 3.9GHz)搭載。モバイル向け低消費電力版のUシリーズで、TDP(熱設計電力)は15Wとなっている。単体GPUの搭載はないので、CPUに統合型(内蔵)されているインテル UHD グラフィックス620が使われる。8GBオンボードメモリ構成。ストレージには256GBのNVMe SSD (M.2 / PCI Express)を搭載。ベンチマークテスト結果は後半で紹介する。
Latitude 3301レビュー実機では、液晶パネルに台湾の奇美電子(Chimei / チーメイ電子)のCMN1367を採用。このパネル名で検索をしたところ広視野角の「IPSパネル」ということがわかった。このパネルメーカーは台湾フォックスコングループに買収され、現在では「イノラックス」と呼ばれている。LG電子、サムスン電子に並ぶ世界有数の液晶パネルメーカーである。
ストレージ
ストレージではSATA接続よりも圧倒的に高速のNVMe SSD(PCI Express接続、M.2スロット)を搭載している。レビュー実機では東芝製KBG30ZMS256Gを搭載している。シーケンシャルリードでは1500MB/s近くの爆速。
一般的にSATA接続のSSDではシーケンシャルリードが大体500MB/sあたりだが、PCI Express接続のNVMe SSDとなるとその速度は桁が違う。ただし、SATA SSDとNVMe SSDの差は、双方ともすでに及第点のため通常の操作では実感しにくい。なお、ベンダーは供給時期により異なり、SSDには個体差もあるので、あくまでこの実機に限った一例である。
NVMe SSDの基礎知識と、パフォーマンス比較
※M.2スロット(NVMe SSDとSATA SSD)について※過去PCとストレージ比較 : SSD / HDD 各規格・接続による、ストレージ・パフォーマンス
ネットワーク
【上記ストレージ欄のキャプチャ:ネットワーク アダプターを参照】 デバイスマネージャから、ネットワークコントローラをチェック。この実機の無線LANではインテルWireless-AC 9560を搭載している有線LANは無い。
レビューに関する、注意事項
※レビュー時点および手元の実機に限った内容であり、選択や時期により仕様は異なる。
※販売は既存構成(パッケージ)が基本で、そこから選択できるパーツは制限される。
※搭載可能パーツやベンダーは、レビュー機と異なる場合がある。
※標準搭載の範囲は不明。最終確認、最新情報はDELLサイトにてご確認を。
※製品の「コンピューターモデル名」を必ず理解しておくこと。購入アドバイスは個人的意見。
※法人向けモデルの場合でも、個人ユーザーが購入することは可能。(注文は個人名の記入でOK)
天板とパームレストは、アルミ素材のプレミアム・ボディ
レビュー時点ではフルHD(1920 × 1080)のモデルがアルミニウム仕様となっている。1366 × 768のブラックモデルは実機を見ていないので材質不明。
このLatitude 3301実機の天板には高級感があるアルミ素材を採用し、サンドブラストの梨地加工。アルマイト加工でさらっとした手触り。天板中央には少し窪んだ状態でクローム調のDELLロゴが配置されている。 ※アルマイト加工(陽極酸化処理)とは酸化皮膜を生成させる表面処理で、これにより耐食性と耐摩耗性が向上する。
※撮影ではデジカメのホワイトバランスを間違えたので、アルミカラーに赤みを帯びている。あしからず。
世界最小
「世界最小の必須機能搭載13インチ ビジネス向けノートパソコン」というキャッチコピーであり、世界最小の定義を次のように説明している。「2019年4月に公開データを使用して実施されたデルの内部分析に基づきます。最小とは、ノートパソコンの表面積の合計を意味します。」
温度管理センサー
温度管理センサーを備えており、手、ひざ、またはデスクのいずれに置かれているかを認識できるという。(そこまでの識別をできるのは、どういう仕組みなんだろう?) これにより温度プロファイルを適応させ、冷却を維持することができるという。ひざの上にあるときには温度を下げ、デスクに固定されているときにはフルパワーを発揮。つまり、外部から熱が伝わると、処理性能が落ちるということか・・。
前面と背面
前面。17mmという薄さで、持ち運びしやすい。この面に端子はない。
背面にも端子はなく、ソフト・プラスチックで覆われたデザイン。ヒンジは両端に2箇所。
底面
底面の材質はポリカーボネート(工業プラスチック)なので、天板のアルミ素材と違って質感はエントリー感。底面には横長の吸気スリットを配置している。
スタンドゴムや両脇のスピーカ配置。
ヒンジ構造と排気口
ディスプレイを開くと、少し本体が持ち上がり、底面側の吸気口スペースが確保される。
DELLサイトではこう説明されている。「ヒンジ設計の改良:135度以上の角度で開いたときに、ノートパソコンがテーブルから少し離れるため、空気の循環が改善され、より快適に入力できます。」
ヒンジ近くの排気口のスリット。ディスプレイを開いたときの空間を、排気スペースとして活用している。内蔵グラフィック仕様ならこれでも十分なのだろう。
左右側面デザイン
右側からのアングル。
スタイリッシュなスリム型。
左からのアングル。
インターフェース~装備端子(一例)
まず右側面。この実機では「ヘッドセット端子、USB3.1-Gen1 端子」を配置。SIMカードスロットはオプションであり、DELLサイトによれば、ブラックカラーのモデルで搭載しているとのこと。
左側面のインターフェース。電源コネクタ(横に電源ライト)、HDMI端子、USB Type-C端子(USB3.1-Gen1 、Display Port 対応、DELLサイトによればPower Delivery対応)、MicroSDカードスロットを配置。
MicroSDカードスロットとは使用範囲が限定的で扱いにくい。カードはわりと奥まで挿入される。
インターフェースの補足説明
※USB Type-Cは単なるコネクタ形状の規格であるため、どの転送規格に対応するかは各々異なる。
※USB3.1-Gen1はUSB3.0と同じ(転送速度は5Gbps)
※Power Delivery(USB PD)とは、USB電力拡張規格のこと。ホスト側から電力を得て、数珠つなぎ式で対応周辺機器へ電源供給ができる。順に電力消費をしていって、電力不足になるまで繋いでいける。
※ディスプレイと接続する端子の知識を、パソコンのディスプレイ端子で解説。
ACアダプタ付属 (65W)
65WのACアダプタが付属している。ACアダプタからPC側へのケーブルは比較的細めだが、ジョイントするAC電源ケーブルは太めなので取り回しはよくない。実物を測量したところ、アダプタ本体228g、AC電源ケーブル101gだった。※AC電源ケーブルは一般的に市販されているメガネ型3P(通称ミッキー型 / IECコネクター・60320-C5)なので、市販品への変更は可能。
このLatitude 3301の構成にしては65Wとは容量が大きめ。Latitude 3301がUSB PD(Power Delivery)に対応しているので、出力用に電源容量にゆとりをもたせているのだろう。
狭額ディスプレイ~13.3インチ・フルHD(1920 × 1080)の場合
このLatitude 3301実機(アルミモデル)では、13.3インチ(1920 × 1080)ディスプレイとなっている。TrueLife(光沢仕様)である。DELLサイトを見ると、他にも非光沢の1366 × 768(ブラックモデル)といった選択がある。
この13.3インチ(1920 × 1080)ディスプレイでは、液晶パネルに奇美電子(Chimei / チーメイ電子)のCMN1367を採用しているため、広視野角のIPSパネルだとわかった。
13.3インチにフルHD(1920 × 1080)の高解像度では細かい表示になるため、DELLの初期設定および推奨設定では150%拡大になっているが、ここでは(写真では)ドットバイドット表示-100%に設定し直している。ドットバイドット表示はかなり細かい見え方になるが、人によってはそれでも使える印象がある。個人的には小画面の高解像度ディスプレイに触れることが多くて、13.3インチに1920 × 1080はわりと許容範囲になってきた。
ただしディスプレイの見え方に関しては、視力や好みの違いにより意見が分かれるので、あまり正解/不正解をいう気はない。ドットバイドットに拘らなければ、自由に拡大設定をすればいい。拡大時に発生する「にじみ」を軽減する機能も付いている。
狭額ディスプレイベゼルのデザインで、その幅は6mmほど。画面とは少し段差になっている。上部ベゼルもわりと狭額でありながらも、小型Webカメラとマイクを内蔵している。このようなフレームレスデザインのため、コンパクトな13.3インチノートとなっている。
ディスプレイベゼル下部のDELLロゴは、少し窪んだ配置でクロム調。
広視野角 IPSパネル
とりあえずこのディスプレイではパネルパーツが判明しているので、広視野角のIPSパネル。
極端な角度から視聴しても、色ムラや色調反転などの色度変移が起きていない。複数人で観るようなシチュエーション、つまり様々な角度から視聴する場合にも好都合。IPSパネルは普及しているTFT液晶の中でも視野角が広く色度変移が少ないため、DTP分野や医療用などシビアな色表現を求める業界で好まれる。
光沢ディスプレイなので、コントラストが高く黒の引き締まった画質を楽しめる。ただし照明や日光の当たる角度により背景の映り込みが生じるので、環境に応じて角度や照明の調整が必となる。
ディスプレイ基礎知識
※広視野角 IPS ディスプレイの解説 : 液晶パネル(TFT液晶)の駆動方式とは※ディスプレイ表面処理 ~ 光沢(グレア)と非光沢(ノングレア)について
※解像度と画素(ドット)について
※画面サイズと解像度の組み合わせ比較
Core i5-8265U(内蔵:UHD グラフィックス620)のパフォーマンス
Latitude 3301のプラットフォームはWhiskey Lake (Uシリーズ)である。今回導入した実機では、第8世代Core i5-8265Uを搭載。4コア実装、HTテクノロジーによって8スレッド動作する。TDP(熱設計電力)は15Wで低消費電力。ベースクロックは1.6GHzだが最大3.9GHzまでアップする。統合している内蔵グラフィックは、インテル UHD グラフィックス620となる。単体グラフィックの搭載は無し。
初心者向けCPU基礎知識
※基本的な設計である、ノートPC向けのアーキテクチャ※基本的なCPUのスペック : 動作周波数(GHz)や、キャッシュメモリ、TDPなど
※定格内の自動クロックアップ(最大~GHz)の、ターボ・ブースト・テクノロジーとは
※PCの複数同時処理! ~コア/~Tという、マルチコアとマルチスレッドとは
統合された内蔵GPU(内蔵グラフィック)とは
CPU内部には組み込まれたグラフィック機能(内蔵グラフィック)がある。CPUコアとGPUコアが統合しているため、厳密には「統合型グラフィック」とも言う。同世代の単体GPUよりも性能が控えめというのが通例だが、低消費電力、低コストのメリットがある。時代ごとに高性能化しており、本格ゲームなど高負荷な用途でない限り、これで十分というユーザーは多い。4Kコンテンツに対応するパフォーマンスがあり、2Dコンテンツでは十分。
PCに単体GPUが搭載されていない場合は、この内蔵グラフィックが使われる。画像処理するにはビデオメモリが必要だが、内蔵グラフィックではビデオメモリがないのでメインメモリの一部を代用される。内蔵グラフィックだけだと、そこがデメリットとなる。(単体GPUだとビデオメモリも搭載している)。CINEBENCH R15のベンチマークテスト
今回レビューしているLatitude 3301に搭載したCore i5-8265Uのパフォーマンスをチェックする。ベンチマークテストはCINEBENCH R15によるレンダリングだが、比較するのはパソ兄さんが過去にレビューしたPCにおけるもの。(重複するCPUでは最高値だったものを残している) 。オレンジ色のバーが今回のCPUのスコアである。茶色は同じCPUを搭載した別PC。
今回のCore i5-8265Uではマルチスレッドで541。4コア8スレッドということもあり、7世代のCore i5/i7(Uシリーズ)よりはまずまずパフォーマンスが高くなっていることがわかる。デスクトップ向けではCore i5-6400や6500に近い。
1コアのパフォーマンスであるシングルスレッドでは、スコアが155。1コアのパフォーマンスなら、昔のデスクトップ向けCPUを超えるパフォーマンスを見せている。少なくてもCore i7-2600には誤差のレベルではなく、確実に超えているだろう。
CINEBENCH R15のベンチマークテストとは
3DCG作成ソフト「CINEMA 4D」がベースで、約30万ポリゴンある静止画のレンダリングにかかった時間などでスコアが算出される。CPUを100%稼働させるのでCPU性能指数の目安になる。最大256スレッドまで対応しているため、コア数が多く高クロックのCPUほど有利だが、アーキテクチャの新旧にもよる。なお、搭載グラフィックの性能にはあまり左右されない。
【 過去PCと比較 : CINEBENCH R15のレンダリングで、パフォーマンスチェック 】ゲームのベンチマークテスト
内蔵グラフィック仕様であり、本格ゲームをプレイするような構成ではないが、ストリートファイター4だとフルHD(1920 × 1080)でもコマ落ちなく完全快適にプレイできる性能はある。ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター やラストレムナントでは「1280×720」であればプレイできなくもないが、やや心もとない。
※ゲームタイトルのリンクをクリックすると、当方過去のレビューPCと比較できる。
※ベンチマークテスト中では、ACアダプタは常時接続している。
2019年10月論評 Whiskey Lake (Uシリーズ) |
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スコア またはFPS |
ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター (1280×720 標準(ノートPC) DirectX 11 フルスクリーン) |
3978 | |
ラストレムナント~2009年 (1280×720 フルスクリーン) |
52.39 | |
ストリートファイター4~2009年 (1920 × 1080 デフォルト 垂直同期OFF フルスクリーン) |
74.23 |
基礎知識:ゲームのベンチマークテストについて
※3Dゲームでは美麗な描写処理を担うグラフィック(GPU)の性能が重視されるが、CPUも軽視できない。炎、煙、風、速度などの自然現象をシミュレーションする物理演算(エフェクト)や、プレイヤーが操作しないキャラクター(NPC-non player character)を動かすのは人工知能(AI)であり、それはCPUが担っている。ゆえにCPUの依存度はゲームの処理内容による。なお、CPUに統合されている内蔵グラフィックの場合(単体GPUの搭載なしの場合)は、ビデオメモリを持たないため、メインメモリが代用される。そのため、搭載メモリによってパフォーマンスが左右されやすい。消費電力(ワットチェッカー)
条件 コンディション 「バッテリー満充電、ACアダプタ接続」ベンチマークテストでは、「ディスプレイ輝度最大時」 |
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アイドル時(待機時) | ディスプレイ輝度最大時: 9W、輝度最小:5W |
FF14 紅蓮のリベレーター | 33~34Wあたり |
ラストレムナント |
構成から分かるように、低消費電力構成のモバイルである。ディスプレイ輝度の調整により4Wあたりはコントロールできる。高負荷時でも33~34Wあたり。
※ベンチマークテストでの消費電力はシーンにより変動がある。そのため、比較的よくみられた数値をワットチェッカーを眺めながら直感的に判断した。ざっくりとした目安で厳密性はない。内蔵グラフィックということもあり、あまり激しい変動はなかった。
Latitude 3301のキーボード、アルミのパームレスト
パームレスト素材がアルミニウムなので、質感ではそこそこプレミアム感がある。打鍵の力加減次第ではあるが、中央あたりは比較的しなる印象を受けた。どっしりと安定した剛性は期待できない。キーボードの色は黒というよりややグレーに近い。これまでになかった特徴としては、電源ボタンがキーボードパーツのエリア内に組み込まれてしまったこと。Backspaceキーの上に配置されており、キーのタイピング中は押さないように気を使う。これも慣れが必要となりそうだ。
なお、ディスプレイを開くたびにPCが起動してしまう。ディスプレイベゼルが電源ボタンを押してしまう欠陥かと思ったが、どうやらディスプレイを開いたことをセンサー感知し、自動起動する機能だそうだ(DELLにて確認)。・・・・そんな機能いらないのだが、それは人によるのだろうか。検証しなかったが、デバイスマネージャーから機能を止めればなんとかなりそう。
キーボード全体。
キーボードパーツとしては、Inspiron 13 5000(5390)Wi-Fiモデル と同じものが採用されているが、このLatitude 3301 ではバックライト機能が省かれていることに注意。※キーボードのカラーは複数ある模様。【パーツ詳細はリンク先にて→Inspiron 13 5000(5390)Wi-Fiモデル で採用のキーボードパーツ】
一部のキー(BackSpace、Enter、shiftなど)はその横のキーと隣接させつつ、キートップの段差で隔離している加工がされている。これはユーザービリティのためではなく、単なるコストダウン加工と思われる。プレートの穴開けが英字キーボードと一致していることから、加工をグローバルで共通化させてコストダウンを図っているようだ。
BackSpaceと¥のキーが小さいのでやや扱いづらいのがデメリット。カーソルキーに隣接するpg upやpg dnも位置が邪魔くさい。電源ボタンもここにあるメリットはない。オプションで指紋認証リーダーが追加できるが、その場合は電源ボタンと統合型になるそうだ。
印字が細い書体であっさり系。ファンクションキーのF1~F12のサイズがかなり小さく見えづらい。
ファンクションキー(F1 ~ F12)とマルチメディアキー/設定キーが兼用になっているため、優先キーになっていない方はキーボード左下側にあるFnキーと同時押しで使う。なお、「Fn + Esc キー」を押すと、その優先順を切り替えることができる。F1~F4まではメディア・コントロールキー、、F6・7はディスプレイ輝度調整、F8はディスプレイの切り替えなどの兼用となっている。
Latitude 3301のホームポジションの様子。
一体型のタッチパッド。
ダイヤモンドカット(ダイヤカット)により、タッチパッドのエッジがアクセントになっている。ダイヤモンドバイトという「精密金型加工に適した刃先の道具」で金属を削るため、そう呼ばれる。アルミの地色を削り出す表面処理加工法であり、金属を削り出したそのままの肌がデザイン性を高める。
Latitude 3301(アルミモデル)のレビューは以上!
最新情報など、詳しくはDELLサイトへ
2019年10月論評 Whiskey Lake (Uシリーズ) |
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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