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約6mmの狭額タッチ・ディスプレイ、広視野角IPS、Gorilla Glass採用!

13.3インチ2-in-1、Latitude 5300 2-in-1(P96G)レビュー

2019年4月発売!Whiskey Lake(Uシリーズ)設計のLatitude 5300 2-in-1をレビューする。規制モデル名ではP96Gと呼ばれている。360度回転できるヒンジ構造で、ノートからタブレット、テントモード、スタンドモードに可変できる13.3インチ2-in-1ノート。約6mm幅の狭額ディスプレイベゼルで、強化ガラス:Gorilla Glassを採用。広視野角 IPS パネル採用なので、 極度な角度から視聴しても色度変移が起きにくく見やすい。USB Type-C端子では、USB3.1-Gen2 、USB PD、Display Port 対応(オプションでThunderbolt 3も可能)。ほかに、オプションでWWANやスマートカードの搭載が可能。

アーキテクチャはWhiskey Lake(Uシリーズ)で、Core i5、Core i7のUシリーズが搭載できる。単体GPUのサポートはないので、内蔵グラフィック仕様となる。ストレージでは高速のPCI Express接続、NVMe SSD(M.2スロット)を搭載している。

Latitude 5300 2-in-1(P96G)レビュー
DELL Latitude 5300 2-in-1
2019年7月論評
Whiskey Lake
(Uシリーズ)

構成:今回レビューした、DELL Latitude 5300 2-in-1

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 13.3インチ IPS タッチ・ディスプレイ(解像度1920 × 1080)
  • 第8世代 Core i7-8665U
    (4コア / 8T、8MBキャッシュ、1.9GHz / 最大 4.8GHz) TDP 15W
  • 16GB(16GB×1) DDR4メモリ
  • インテル UHD グラフィックス620
  • 512GB NVMe SSD (M.2 / PCI Express)

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※2019年7月26日時点のレビュー。本製品の発売日は2019年4月30日である。

レビューに関する、注意事項

※レビュー時点および手元の実機に限った内容であり、選択や時期により仕様は異なる。※販売は既存構成(パッケージ)が基本で、そこから選択できるパーツは制限される。※搭載可能パーツやベンダーは、レビュー機と異なる場合がある。 ※標準搭載の範囲は不明。最終確認、最新情報はDELLサイトにてご確認を。※法人向けモデルの場合でも、個人ユーザーが購入することは可能。(注文は個人名の記入でOK)

レビュー実機の構成スペックと概要

Latitude 5300 2-in-1実機の構成とスペック調査したLatitude 5300 2-in-1実機の構成とスペック。アーキテクチャは、Whiskey Lake(Uシリーズ)。選択内容や時期により異なるのであしからず。

特徴

筐体サイズ

デメリットや購入前の留意事項

※調査時点における情報である。一部情報は時期により異なる場合もある。

Latitude 5300 2-in-1の構成例(調査時点)

レビュー時点のLatitude 5300 2-in-1の構成例をまとめてみた。組み合わせに関しては既存構成(パッケージ)によってその範囲が決まっている。

CPU ~ アーキテクチャはWhiskey Lake(Uシリーズ)

カスタマイズ解説

アーキテクチャにWhiskey Lake(Uシリーズ)を採用している。モバイルに適したTDP 15Wの低消費電力版である。レビュー時点で搭載可能なCPUは上記の通りで、そのスペックと統合されている内蔵グラフィックを確認されたし。 構成では単体GPU搭載は見られない。この選択肢ではすべて4コア / 8Tであるが、上位ほどキャッシュ容量とクロック数が高い。内蔵グラフィックはUHD グラフィックス620ですべて共通。この中では、正直言ってどれを選んでも劇的な差はない。

メインメモリ

※エントリー構成で考えても、8GBメモリあったほうが安心できる。マニュアルによればスロットは2基ある。

ストレージ

※SATA接続よりも圧倒的に高速のPCI Express接続、NVMe SSD(M.2スロット)を搭載している

ACアダプタ

バッテリ

※1時間で80%の充電が可能なExpressCharge

Waves MaxxAudio Pro

ユーティリティソフト-Waves MaxxAudio Pro画像サウンドチューニングにWaves MaxxAudio Proを搭載。内蔵型で出力の弱い小型スピーカーでも、デジタル処理で効果的なサウンドを展開するサウンド補正技術。 ゲームサウンドでは良好な結果を残しているのだとか。ユーティリティソフトを使ってイコライザー調整ができる。

無線LANはIEEE802.11ac対応、オプションのLTE対応ではインテル XMM 7360

この実機の場合、無線LANはインテルWireless-AC 9560(IEEE802.11ac対応)搭載。Bluetoothも搭載している。ほか、無線LANではQualcomm の選択肢が見られる。LTE対応の構成では無線WANにインテル XMM 7360を搭載している。

3モードに可変できる2-in-1

2-in-1360度回転するヒンジ構造となっているため、ディスプレイを後方へ折り、360度回転させるとタブレットPCに変形できる。一定の角度まで曲げると、キーボード操作は無効になるので、誤操作の心配はない。

タブレットモードの縦位置利用タブレットモード。 タブレットモードの縦位置利用。ジャイロセンサーにより自動で画面が回転する。(任意で回転ロックも可能)。 このレビュー実機では1.426 kgだったため、タブレットPCとしては重量級である。これは本来はノートPCそのものであるため、「2-in-1タイプ全般に言えるデメリット」である。

また、支えている手の指先では、本体背後キーボードのプチプチ感が気になってしまうのもご愛嬌。 2-in-1タイプを選ぶ場合は、「ノートパソコンがあくまでメインであり、タブレット用途はおまけ機能」と捉えておけば、購入後の後悔はないだろう。やはり、軽量でお手軽な専用タブレットPCとは、ニーズがちょっと変わってくる。狭額ディスプレイベゼルなので、実質つかめるベゼルはヒンジがある方の一辺のみ。(この写真でいうと左側のベゼル)

テントモードノート形状からタブレット形状への、可変途中を利用した応用的なモードである「テントモード」。 角度次第では地面の設置スペースが最も少なく、手軽に配置できるモード。さらに無線のマウスやキーボードを追加して、一体型パソコン風に使うのも一興である。手前の机上スペースが広く使えるので、資料を広げたりと仕事用にも使える。

視界にキーボードが入ってこないテントモードの状態で、キーボード面を地面に伏せた格好が「スタンドモード」。タブレットPCをスタンドに置いたような感覚で使える。キーボード面を地面に伏せるため、汚い場所ではキーボードが汚れてしまうのがデメリット。視界にキーボードが入ってこないので、映画鑑賞などに向いている。

約6mmの狭額タッチ・ディスプレイ、広視野角IPS、Gorilla Glass採用!

狭額タッチ・ディスプレイ13.3インチ IPS タッチ・ディスプレイ(解像度1920 × 1080) を搭載。DELLの初期設定および推奨設定では150%拡大になっているが、ここでは(写真では)ドットバイドット表示-100%に設定し直している。13.3インチとしては高解像度仕様である。光沢ディスプレイであるが、DELLサイトには「Anti-Relective」とあるので、AR(アンチ リフレクション)コーティングのことだろう。つまり反射防止加工。非光沢ディスプレイと勘違いしないように。また珍しく、ディスプレイベゼルにはDELLロゴがない。

レビュー実機では、液晶パネルにLG Philips(LGエレクトロニクス製)のLGD05DCを採用。 このベンダーは2014年に液晶パネル世界シェア1位となった経歴がある。LGとは前身であった金星社(Lucky-Goldstar)の略。なお、採用されているベンダーは時期により異なると思われるので、あくまで一例と理解してほしい。

また、DELLサイトにはこうある。「この小型で軽量な2-in-1は、縁なしGorilla Glassを使用した4辺の狭額ベゼルを搭載しており・・・・」。特殊ガラス・メーカーのCorning社が開発したGorilla Glass(強化ガラス)を採用しているようだ。

AR(アンチ リフレクション)

AR(アンチ リフレクション)コーティングとは反射防止加工のこと。その仕組は、画面に射し込む「入射光」と跳ね返った「反射光」の角度を合わせることで干渉させ、映り込みの原因となる正反射を抑制するものである。(光の干渉効果を利用)。スパッタリング(真空めっき)などで、表面にフッ化マグネシウムなどの薄い膜を作りコーティング(薄膜)することが、一般的に知られている。

Gorilla Glass

特殊ガラス・メーカーのCorning社が開発したGorilla Glassは、プラスチックの数十倍の強度とされる強化ガラス。スマートフォンを始め、iPhone、Galaxyなどタッチスクリーンのデバイスで多々採用されている。触れてもベタつきにくい特長を持つ。 高性能さのアピールとして、工具ドライバで擦りつけても傷がつかないデモも過去に行われた。

ディスプレイ・ベゼル

その幅は約6mm左右のディスプレイベゼルは狭額でスタイリッシュ。その幅は約6mmほど。

ノイズ リダクション機能付きデュアル アレイ マイクこの実機では、HD RGBカメラと、ノイズ リダクション機能付きデュアル アレイ マイク内蔵。ほかには、「Webカメラなし」や、「赤外線Webカメラ搭載」などの選択肢が見られる。

広視野角のIPSパネル

IPSディスプレイのため、極端な角度から視聴しても、色ムラや色調反転などの色度変移が起きていない。広視野角IPSディスプレイのため、極端な角度から視聴しても、色ムラや色調反転などの色度変移が起きていない。複数人で観るようなシチュエーション、つまり様々な角度から視聴する場合にも好都合。IPSパネルは普及しているTFT液晶の中でも視野角が広く色度変移が少ないため、DTP分野や医療用などシビアな色表現を求める業界で好まれる。

IPSパネルなら問題なくTNパネルだと視認不可な角度からでも、IPSパネルなら問題なく見られる。

ディスプレイ基礎知識

※広視野角 IPS ディスプレイの解説 : 液晶パネル(TFT液晶)の駆動方式とは
※ディスプレイ表面処理 ~ 光沢(グレア)と非光沢(ノングレア)について
解像度と画素(ドット)について 
画面サイズと解像度の組み合わせ比較

Latitude 5300 2-in-1の装備するインターフェース

USB3.1-Gen2 とUSB PDに対応している付属のクイックスタートガイド(簡易マニュアル書)にて、Latitude 5300 2-in-1のインターフェースをチェック。装備するインターフェースはオプション選択により異なってくる。USB Type-C端子のThunderbolt 3対応はオプション。接触型スマートカード リーダー(SC)やmicro-SIMカードスロットもオプションとなっている。

このクイックスタートガイドやDELLサイトの製品説明には記載されていないが、製品マニュアルによれば、「USB Type-C端子では、Display Port のほか、USB3.1-Gen2USB PDに対応している」そうだ。USB PDにおいては、自前のAUKEY PA-Y12(最大60W出力のPD対応ACアダプター)で動作を確認した。

インターフェースの補足説明

※USB Type-Cは単なるコネクタ形状の規格であるため、どの転送規格に対応するかは各々異なる。
※PowerShare対応とは、PC起動なしでUSB充電用に使える機能。
※USB3.1-Gen1はUSB3.0と同じ(転送速度は5Gbps)
※USB3.1-Gen2は、USB3.0およびUSB3.1-Gen1の2倍の速度で、「10Gbps」
※Power Delivery(USB PD)とは、USB電力拡張規格のこと。ホスト側から電力を得て、数珠つなぎ式で対応周辺機器へ電源供給ができる。順に電力消費をしていって、電力不足になるまで繋いでいける。

※初心者向けに、周辺機器とつなぐ端子の知識を、パソコンの接続端子(シリアルバス規格)で解説。
※ディスプレイと接続する端子の知識を、パソコンのディスプレイ端子で解説。

レビュー実機での、装備インターフェース

選択により違いがあることを理解していただいた上で、一例としてレビュー実機での装備インターフェースを見ていこう。前面の中央にはステータスライト(電源&バッテリーライト)を配置。

右側面では、ヘッドセット端子、Micro-SDカードスロット、Micro-SIMカードスロット、USB3.1-Gen1 端子(PowerShare対応)、セキュリティロック・スロットを配置。

左側面では、電源コネクタ、USB Type-C端子、HDMI端子、USB3.1-Gen1 端子。

USB Type-C端子では、Display Port のほか、USB3.1-Gen2 とUSB PDに対応している。この実機ではマークで分かるようにThunderbolt 3がオプションで追加されている。

背面の排気口

メタル外装のヒンジが2箇所にあり、右端には2段に分かれて排気口のスリットがある。このため、開いているディスプレイの角度によって排気口が完全に塞がることはない。

ディスプレイを180度オープンにしても、排気口は塞がれない。

底面

底面では吸気口のスリットがあり、スタンドゴムは横長なのが2本、前後に配置されている。

僅かな傾斜部(ほとんど底面)にスピーカを配置している。

斜め角度から底面を見た様子。

パームレストとキーボード

このLatitude 5300 2-in-1実機は英字キーボードだが、レビュー時点では日本語キーボードのみとなっており、バックライト機能の有無が選べる。

レビュー時点では選べないとはいえ、念の為、英字キーボードの拡大写真を掲載。

指紋認識リーダーなしの電源ボタン。棒状にLED点灯する。

タッチパッドと独立したクリックボタン。

Core i5-8665Uのパフォーマンス

第8世代 Core i7-8665U Latitude 5300 2-in-1のプラットフォームはWhiskey Lake (Uシリーズ)である。この実機では、第8世代 Core i7-8665U を搭載している。4コア実装、HTテクノロジーによって8スレッド動作する。TDP(熱設計電力)は15Wで低消費電力。ベースクロックは1.9GHzだが最大4.8GHzまでアップする。統合している内蔵グラフィックは、インテル UHD グラフィックス620。

Whiskey Lake (Uシリーズ)の概要は以下で解説。

主なCPUブランド 第8世代Coreプロセッサ(第3弾)
プロセスルール 14nm++
PCトレンド時期 2018年末~ (登場:2018年9月ごろ~)
概要

2018年9月に発表。第8世代Coreプロセッサの第3弾だが、第1弾目(Kaby Lake Refresh)の改良版といえる。Kaby Lake Refreshから大したパフォーマンスアップはないが、統合PCH(コントローラー系)に改良が加えられている。ネットワークの強化で、4K解像度のストリーミング再生などに有効。 プロセスルールは14nm++。

「TDP15Wで4コア実装8スレッド」は、Kaby Lake Refresh(第1弾・8世代)ですでに存在していたが、改良点は統合PCH(メモリやグラフィックなどのインターフェース・コントローラー)である。ネットワークでは、インテルWireless-AC 160MHzの「ギガビットWi-Fiコントローラー」が内蔵されており、4K解像度のストリーミング再生がシームレスに行える。

高性能化に関しては、旧8世代よりもブーストクロックが引き上げられている。ただ、統合型(内蔵)グラフィックは、Kaby Lake Refreshと大差はない。それでも従来と比べると、TDP15Wのプロセッサとしてはパフォーマンスが高い。

主なCore i5 / i7では4コア実装8スレッド(TDP 15W)、 Core i3では2コア実装4スレッド(TDP 15W)、 それぞれターボ・ブーストを実装しており、クロックアップ数も高い。過去のアーキテクチャではCore i3にターボ・ブーストが無いことがほとんどだが、Core i3-8145Uでは最大 3.9GHzのクロックアップをする。また、それぞれインテル UHD グラフィックス620を統合(内蔵)している。つまりCoffeeLake-H/U(第2弾・8世代)よりも内蔵グラフィックがグレードダウンしている。

初心者向けCPU基礎知識

※基本的な設計である、ノートPC向けのアーキテクチャ
※基本的なCPUのスペック : 動作周波数(GHz)や、キャッシュメモリ、TDPなど
※定格内の自動クロックアップ(最大~GHz)の、ターボ・ブースト・テクノロジーとは
※PCの複数同時処理! ~コア/~Tという、マルチコアとマルチスレッドとは

統合された内蔵GPU(内蔵グラフィック)とは

CPU内部には組み込まれたグラフィック機能(内蔵グラフィック)がある。CPUコアとGPUコアが統合しているため、厳密には「統合型グラフィック」とも言う。同世代の単体GPUよりも性能が控えめというのが通例だが、低消費電力、低コストのメリットがある。時代ごとに高性能化しており、本格ゲームなど高負荷な用途でない限り、これで十分というユーザーは多い。4Kコンテンツに対応するパフォーマンスがあり、2Dコンテンツでは十分。

PCに単体GPUが搭載されていない場合は、この内蔵グラフィックが使われる。画像処理するにはビデオメモリが必要だが、内蔵グラフィックではビデオメモリがないのでメインメモリの一部を代用される。内蔵グラフィックだけだと、そこがデメリットとなる。(単体GPUだとビデオメモリも搭載している)。

Core i5-8665Uで、CINEBENCH R15のベンチマークテスト

Core i5-8665Uのパフォーマンスをチェックする。ベンチマークテストはCINEBENCH R15によるレンダリングだが、比較するのはパソ兄さんが過去にレビューしたPCにおけるもの。(重複するCPUでは最高値だったものを残している) 。オレンジ色のバーが今回のCPUのスコアである。

第8世代 Core i7-8665U でCINEBENCH R15マルチスレッドでは、Core i7-6700HQに迫るパフォーマンスであり、TDP(熱設計電力)15WのUシリーズとしてはワットパフォーマンスに優れている。少し前のデスクトップ向けではCore i7-7400よりも速い。

シングルスレッドでは、これまで当方がレビューしたCPUの中でも上位のスコアである。。

CINEBENCH R15のベンチマークテストとは

3DCG作成ソフト「CINEMA 4D」がベースで、約30万ポリゴンある静止画のレンダリングにかかった時間などでスコアが算出される。CPUを100%稼働させるのでCPU性能指数の目安になる。最大256スレッドまで対応しているため、コア数が多く高クロックのCPUほど有利だが、アーキテクチャの新旧にもよる。なお、搭載グラフィックの性能にはあまり左右されない。

【 過去PCと比較 : CINEBENCH R15のレンダリングで、パフォーマンスチェック

ゲームのベンチマークテスト(Core i7-8665U + 統合のUHD グラフィックス620)

ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーターが1280×720 標準(ノートPC)で一応プレイ可能な範囲ではある。ドラゴンクエストX:は1280×720 標準品質なら快適に遊べる性能。ラストレムナントは1280×720でも厳しい。

DELL Latitude 5300 2-in-1
2019年7月論評
Whiskey Lake
(Uシリーズ)

DELL Latitude 5300 2-in-1 (P96G)

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 13.3インチ IPS タッチ・ディスプレイ(解像度1920 × 1080)
  • 第8世代 Core i7-8665U (4コア / 8T、8MB、最大 4.8GHz)
  • 16GB(16GB×1) DDR4メモリ
  • インテル UHD グラフィックス620
  • 512GB NVMe SSD (M.2 / PCI Express)
スコア
またはFPS
FF14紅蓮HD ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター
(1280×720 標準(ノートPC) DirectX 11 フルスクリーン)
3629
ドラクエ10-HDベンチ

ドラゴンクエストX: 2013年~ Ver.1.10
(1280×720 標準品質 ウィンドウ)

備考:

過去PCとの比較のため、旧バージョン(Ver.1.10)のままにしている。
最適化した後発バージョンのほうが、スコアが高めになる傾向にあり、当方では検証にてVer.1.51では10%ほどスコアが高くなると認識している。
8646
ラスレム-ベンチHD ラストレムナント~2009年
(1280×720 フルスクリーン)
50.91

※ゲームタイトルのリンクをクリックすると、 当方過去のレビューPCと比較できる。
※ベンチマークテスト中では、ACアダプタは常時接続している。

Core i5-8265U搭載機と比較

以前レビューした、Core i5-8265U搭載のDELL Latitude 5300の場合。上記Core i7-8665UのLatitude 5300 2-in-1 よりスコアは低いが劇的な差ではないのがわかる。

対象PCは、DELL Latitude 5300
2019年7月論評
Whiskey Lake
(Uシリーズ)

比較対象モデル:DELL Latitude 5300 (P97G)

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 13.3インチ 非光沢 ディスプレイ(解像度1366 × 768)
  • 第8世代 Core i5-8265U(4コア / 8T、6MB、最大 3.9GHz)
  • 8GB(8GB×1) DDR4メモリ
  • インテル UHD グラフィックス620
  • 256GB NVMe SSD (M.2 / PCI Express)
スコア
またはFPS
FF14紅蓮HD ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター
(1280×720 標準(ノートPC) DirectX 11 フルスクリーン)
3126
ドラクエ10-HDベンチ

ドラゴンクエストX: 2013年~ Ver.1.10
(1280×720 標準品質 ウィンドウ)

7228
ラスレム-ベンチHD ラストレムナント~2009年
(1280×720 フルスクリーン)
42.64

基礎知識:ゲームのベンチマークテストについて

※3Dゲームでは美麗な描写処理を担うグラフィック(GPU)の性能が重視されるが、CPUも軽視できない。炎、煙、風、速度などの自然現象をシミュレーションする物理演算(エフェクト)や、プレイヤーが操作しないキャラクター(NPC-non player character)を動かすのは人工知能(AI)であり、それはCPUが担う。ゆえにCPUの依存度はゲームの内容による。なお、CPU内蔵グラフィック仕様の場合(単体GPUの搭載なし)は、ビデオメモリを持たないため、メインメモリが代用される。そのため、搭載メモリの環境によってパフォーマンスが左右されやすいことを念頭に置いたほうがいい。

ストレージ・パフォーマンス

東芝製KBG60ZNV512G (512GB NVMe SSD)を搭載レビュー実機では東芝製KBG60ZNV512G (512GB NVMe SSD)を搭載している。パフォーマンスはこの通りで、シーケンシャルリードでは3000MB/sを超える爆速。一般的にSATA接続のSSDではシーケンシャルリードが大体500MB/sあたりだが、PCI Express接続のNVMe SSDとなるとその速度は圧倒的。ベンダーは供給時期により異なり、SSDには個体差もあるので、あくまでこの実機に限った一例である。

NVMe SSDの基礎知識と、パフォーマンス比較

M.2スロット(NVMe SSDとSATA SSD)について
※過去PCとストレージ比較 : SSD / HDD 各規格・接続による、ストレージ・パフォーマンス

ACアダプタ

こちらは65WのACアダプタオプションで選択肢があるが、こちらは65WのACアダプタ。なおオプションで、USB Type-Cの65W-ACアダプタ、90W-ACアダプタがある。このPCの構成からすると45Wでも十分かと思われるが、USB PD対応なので、電源にゆとりを持たせているのかもしれない。オプションで90W-ACアダプタも用意されていることから推察できる。

ACアダプタからPC側へのケーブルは比較的細めだが、ジョイントするAC電源ケーブルは太めなので取り回しはよくない。一般的に市販されているメガネ型3P(通称ミッキー型 / IECコネクター・60320-C5)なので、市販品への変更は可能。

オプション紹介:Dellプレミアム アクティブ ペン PN579X

PN579Xプロフェッショナル向けにPN579Xがオプション販売されている。

単6電池×1本を内蔵DELLロゴの付いたキャップを外し、単6電池×1本をセットする。

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より

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