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ビジネス向け!拡張性とレガシーポートが充実!ハイパフォーマンスミニタワー
DELL OptiPlex 7071 デスクトップ レビュー
2019年9月発売!CoffeeLake Refresh・第9世代Coreプロセッサを搭載するミニタワー!OptiPlex 7071をレビューする。規制モデル名はD28M。製品マニュアル等ではOptiPlex 7071 Tower とも呼ばれている。メモリ、ストレージ、拡張スロットでは比較的充実しており、ミニタワーながら拡張性が高い。またNVIDIA GeForce RTX 2080などが搭載できるなど、ハイパフォーマンス構成が可能。
標準オンボード端子に最新の高速インターフェースである、USB Type-C端子(USB3.1-Gen2 対応)を装備。さらにシリアルポート、PS/2ポート、PCIバススロットなど、レガシー・インターフェースを未だに実装しており、古い環境にも対応するビジネスモデルらしさがある。電源ユニットは構成により総出力が異なり、460Wまたは260W電源となっている。いずれも変換効率で優秀とされる80PLUS BRONZE認証の電源。
公称寸法は、幅: 169 mm × 奥行き: 301 mm × 高さ: 367 mm 。 DELL公称の最小重量は 約9.11kg。スリットをデザインした特徴的なフロントパネル。PC筐体では工具レスでメンテナンスできる箇所が多い。
デメリットとしては次の項目が挙げられる。電源ユニットが専用タイプで換装不可、空冷システムが必要最低限の印象、SDカードスロットがオプション、第9世代Core(Kシリーズ)が選択できてもチップセット(Q370)の制限でオーバークロックは不可である。
手元のOptiPlex 7071実機における構成とベンダーを紹介。チップセットはQ370。この実機ではCore i5-9500を搭載。単体GPU(グラフィックカード)にはGeForce GTX 1660 6GB GDDR5を搭載しており、OptiPlex 7071構成の一例として紹介する。複数の構成販売およびカスタマイズ販売のため、同一製品でも差異があることに留意されたし。
メモリスロットは4基あるが、この実機では8GB DDR4メモリを1枚搭載。拡張スロットでは4基あり、「PCI Express x1、PCI Express x16、PCIバス、PCI Express x16(伝送はx4)」を実装している。
SATAストレージでは3.5インチベイ1基、2.5インチベイ2基あり、実機では3.5インチの1TB HDDを搭載。ストレージ用のM.2スロット(PCI Express)は2基あり、Type2230、Type2280・2230兼用を各1基ずつ実装。ただしこの実機ではNVMe SSD未搭載の状況。ウルトラスリム光学ドライブではHL(日立LG)GU90Nを搭載。
有線LANではインテル l219-LMなので、ギガビット・イーサネット・コントローラー (1GbE) である。また、LAN用M.2スロットの無線LANカードに選択肢があるが、この実機では非搭載の状況。当サイトのページでは、この実機の状況説明になるので、あくまでOptiPlex 7071の一例である。
2020年3月論評 CoffeeLake- Refresh |
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※2020年3月1日時点のレビュー。本製品の発売日は2019年9月24日である。
CoffeeLake Refresh対応!レビュー時点のカスタマイズ例
OptiPlex 7071では、CoffeeLake(第8世代Coreプロセッサ)から続くQ370チップセットを採用。主にビジネスモデル向けのチップセットなので自作ユーザーではあまり馴染みのないものだろう。そしてアーキテクチャの互換性により2018年10月に登場した「CoffeeLake Refresh」のCPUを搭載している。ブランドは第9世代Coreプロセッサとなる。CPUソケットは同じくLGA1151。CoffeeLakeからCPUの脆弱性に対しハードウェア的な対策が施されたというが、何が大きく変わったのか実ははっきりしていない。プロセスルールはCoffeeLakeと同じく14nm++。
レビュー時点では、OptiPlex 7071では以下の構成が可能となっている。注意事項としては、オーバークロック向けの第9世代Core(Kシリーズ)が搭載可能となっているが、Q370チップセットの機能制限によりオーバークロックはシステム上で不可である。そもそも、冷却システムがオーバークロックに適していない。Kシリーズを選んでもTDP(熱設計電力)が上がるだけで、わざわざ選ぶ必要性を感じない。
※調査時点における情報である。一部情報は時期により異なる場合もある。
※複数の既存構成(パッケージ)から選び、そこからパーツ変更できるが、構成ごとに制限がある。
第9世代CoreCoreプロセッサ
- 第9世代 Core i3-9100
4コア/4T、6MBキャッシュ、3.6GHz / 最大 4.2GHz) TDP 65W 【UHD グラフィックス630 】 - 第9世代 Core i3-9300
4コア/4T、8MBキャッシュ、3.7GHz / 最大 4.3GHz) TDP 62W 【UHD グラフィックス630 】 - 第9世代 Core i5-9500
(6コア/6T、9MBキャッシュ、3.0GHz / 最大 4.4GHz) TDP 65W 【UHD グラフィックス630 】 - 第9世代 Core i5-9600
(6コア/6T、9MBキャッシュ、3.1GHz / 最大 4.6GHz) TDP 65W 【UHD グラフィックス630 】 - 第9世代 Core i7-9700
(8コア/8T、12MBキャッシュ、3.0GHz / 最大 4.7GHz) TDP 65W 【UHD グラフィックス630 】 - 第9世代 Core i9-9900
(8コア/16T、16MBキャッシュ、3.1GHz / 最大 5.0GHz) TDP 65W 【UHD グラフィックス630 】
第9世代Core(Kシリーズ)
- 第9世代 Core i7-9700K
(8コア/8T、12MBキャッシュ、3.6GHz / 最大 4.9GHz) TDP 95W 【UHD グラフィックス630 】 - 第9世代 Core i9-9900K
(8コア/16T、16MBキャッシュ、3.6GHz / 最大 5.0GHz) TDP 95W 【UHD グラフィックス630 】
アーキテクチャ解説 【 CoffeeLake Refresh設計 ※2019年~ 】
グラフィック構成
- 単体GPUの搭載なし ※各CPUの内蔵グラフィックが使われる(UHD グラフィックス630)
- AMD Radeon RX 550, 4GB
- AMD Radeon RX 550 4GB × 2枚構成
- NVIDIA GeForce GTX 1660 6GB GDDR5
- NVIDIA GeForce RTX 2080 8GB
解説 【 グラフィック専用のチップである単体GPUとは 】
拡張性
- DDR4 メモリスロットを4基実装
- ストレージ用のM.2スロット(PCI Express)は2基あり、
Type2230、Type2280・2230兼用を各1基ずつ実装 - 2.5 インチHDDベイ×2基、3.5インチHDDベイ1基
- 拡張スロットでは4基実装
PCI Express x1、PCI Express x16、PCIバス、PCI Express x16(伝送はx4)。 - ウルトラスリム光学ドライブはオプション
※レビュー時点での調査では最大メモリ128GB(32GB×4枚)。HDDベイではDELLで搭載しないとマウンタが付属しない模様。搭載できる最大容量はDELLサイトにて要確認。
レビューに関する、注意事項
この手元にある実機を基にした限定的な情報であり、購入者の選択により様々な違いがある(標準搭載の範囲を不明とする)。また、カスタマイズ更新や仕様変更によりレビューと異なる場合があり、採用ベンダー(パーツ・メーカー)も時期により異なる。 それに購入アドバイスはただの個人的意見である。
※コンピューターモデル名または、規制モデル名を必ず理解しておくこと。※法人向けモデルの場合でも、個人ユーザーが購入することは可能。(注文は個人名の記入でOK)
OptiPlex 7071のPCケース・デザイン
デザイン及びインターフェースの紹介となるが、いくつかオプション要素があるのですべてが標準搭載ではない。一例として参考にされたし。まず前面のデザイン。ウルトラスリムの光学ドライブを搭載し、右側に電源ボタンやオンボード端子を配置。装備インターフェースの詳細は後ほど解説。
上部では5.25インチの光学ドライブ用に見えるが、専用マウンタを使った3.5インチHDDベイとなっている。その下段に光学ドライブ(9.5mmのウルトラスリム)を配置。
大部分はスリットのデザインとなっており、斜めから見ると無数の突起で構成された複雑な形状。
複雑な形状ながら、配置されたDELLロゴの様子。
右下の「インテル入っているシール」の貼付。このOptiPlex 7071実機では第9世代 Core i5-9500搭載。
フロントパネルを開けた様子
フロントカバーを開けた様子。スチール筐体でも前面には無数のスリットがある。
フロントカバーを開けるのは、専用マウンタで搭載された3.5インチHDD、および光学ドライブの着脱時のみ。
右側面
右側面には通気孔なし。ロゴのプレス加工もなし。
背面および左側面
背面および左側面。左側面にも通気孔がなく、エアーフローは前面から後方へ突き抜けるスタイル。背面・排気ファンの位置には4箇所、緩衝用ゴムが確認できる。
背面上部の窪みは、持ち運びの際に利用できるリフト・ポイントになっている。
底面下部にはメーカー専用の電源ユニット(460W)を搭載。低スペック構成では260Wになるらしい。
左側面は内部開放のためのサイドパネルとなっており、リリースラッチをスライドすることでロックが解除され、内部にアクセスできる。
左側面パネルは一枚板を加工した簡易な構造。内部メンテナンスに必要な作業工程では、パネル裏側に貼られたマニュアルを見れば概ね理解できる。
天井面と底面
天井面の様子。左側面パネルが折れ曲がってやや天井面に掛かっているため、筋目が見える。
底面では4箇所にスタンドゴムを配置。仕様ラベルの記載もある。
OptiPlex 7071の、装備インターフェース詳細
前面では右端に、電源ボタン、ヘッドフォン / マイク端子、USB2.0端子×2基(一つはPowerShare対応)、USB3.1-Gen1 端子、USB Type-C端子(高速のUSB3.1-Gen2 対応、およびPowerShare対応)を配置。SDカードスロットはオプション搭載となっており、このOptiPlex 7071実機では非搭載構成のため塞がれている。
背面の実装オンボード端子では、ライン出力、Display Port 端子×2基(実機ではグラフィックカード搭載なので使用しない)、シリアルポート、PS/2ポート、USB3.1-Gen1 端子×4基、USB2.0端子×2基、ギガビットイーサーLAN端子を装備。
グラフィックカード:GeForce GTX 1660 6GB GDDR5を搭載したときのディスプレイ出力は、DVI端子、HDMI端子、Display Port 端子となっている。搭載では2スロット分のスペースを占有する。
付属のクイックスタートガイドによる装備端子の説明。オンボードにあるDisplay Port 端子×2基では、「デュアルモード Display Port」とある。中国語で記載された注釈を見ると、USB Type-Cでは「4K-60Hzのディスプレイ出力、Power Delivery対応」としているが当方では未検証。何かPower DeliveryとPowerShareを一緒にしている感じがある。
インターフェースの補足説明
※USB Type-Cは単なるコネクタ形状の規格であるため、どの転送規格に対応するかは各々異なる。
※PowerShare対応とは、PC起動なしでUSB充電用に使える機能。
※USB3.1-Gen1はUSB3.0と同じ(転送速度は5Gbps)
※USB3.1-Gen2は、USB3.0およびUSB3.1-Gen1の2倍の速度で、「10Gbps」
※ディスプレイと接続する端子の知識を、パソコンのディスプレイ端子で解説。
※アナログ音声端子の色分けなどの基礎知識は、サウンドデバイス知識ガイドで解説
付属していたキーボード&マウス
付属していたのはKB216 シリーズの有線キーボード(リンク先に詳細レビュー)。
マウスではMS116tシリーズ。梨地の表面加工で非光沢ベースの落ち着いたデザイン。左右クリックボタンとホイールだけのスタンダードマウス。標準的なサイズと思われる。(MS116tシリーズの詳細レビュー) 。「マウス なし」という構成も見られるため、標準付属とは言わないでおこう。購入の際はDELLサイトにて要確認。
OptiPlex 7071の内部構造
サイドパネルを外し、OptiPlex 7071の内部構造をチェック。
内部前方には吸気ファンなし。後方に排気用の8センチ角ファンを搭載。ファン8センチとは小型で大した冷却システムではなく、必要最低限という印象。第9世代Core(Kシリーズ)は、むしろ選ばないほうがいいと思う。
実機では構成により総出力460Wの電源搭載。ATX規格ではなくDELLの専用電源のようだ。メイン出力となる+12V系統は4つあり、それぞれ最大18Aである。ただしVA1とVA2の合計ではMAX18Aまでとある。スタンバイにも+12Vを使っているところに特殊性を感じる。何気に80PLUS BRONZEの電源を採用。
80PLUS BRONZEの電源とは
「80PLUS」とは、効率指標の共通規格。変換効率で優秀とされる基準は変換率80%であるが、「80PLUS認証」がついた電源ユニットであれば、それをクリアしている。(第三者機関による認証プログラムなので信用性が高い)。
※変換効率とは、「コンセントもとのAC(交流電流)から、PCで使うDC(直流電流)に変換したとき、どれだけ有効に変換できたか」の指数。例えば、変換効率70%なら、残りの30%は「変換時の電力」と熱としてPCに使われず消えている。80PLUSには以下のグレードがある。
グレード | 負荷率20%の場合 (クリアすべく変換効率) |
負荷率50%の場合 (クリアすべく変換効率) |
負荷率100%の場合 (クリアすべく変換効率) |
80PLUS Standard | 80% | 80% | 80% |
80PLUS BRONZE | 82% | 85% | 82% |
80PLUS SILVER | 85% | 88% | 85% |
80PLUS GOLD | 87% | 90% | 87% |
80PLUS PLATINUM | 90% | 92% | 89% |
負荷率20%、50%、100%のときの変換効率がチェックされる。やはり電源ユニットは負荷率50%のとき、変換効率が良い。80PLUS BRONZE以上は負荷率50%時の変換率が高く設定されている。 なお、電源ユニットならびに80PLUSにこだわるユーザーであれば、80PLUS BRONZE以上がトレンドとなっている。
【電源ユニットの変換効率とは~指標の共通規格!80PLUSとは】
SATAのドライブベイ
前方の上部。元々の設計は5.25インチベイなのだが、専用マウンタを使って3.5インチHDDを搭載している。その下にはウルトラスリムの光学ドライブを搭載。
後方上部には2.5インチベイが2基。見たところ、専用マウンタを使ってスライド式の搭載になると思われる。今回のOptiPlex 7071構成では2.5インチドライブ非搭載のため、専用マウンタが付属していない。そのため自前での搭載では制限されてしまう。ただ、2.5インチSSDならば振動がないので、この空間に収めてしまうだけで問題なさそうだ。SATA電源コネクタはそのまま付属しているので、ドライブの固定以外では問題なし。
GeForce GTX 1660 6GB GDDR5の搭載
グラフィックカード(GeForce GTX 1660 )を搭載したときの様子。6ピンの補助電源を接続している。あと8ピン(6+2ピン)が残っているが、460W電源では6pin+8pinのグラフィックカードはかなりギリギリの印象がある。この補助電源(PCI Express電源ケーブル )は電源ユニットから直接伸びている。
搭載している、GeForce GTX 1660のモジュール。3方面から外観チェック。
グラフィックカードを始め拡張カードの搭載では、開閉ワンタッチ式の固定となっており、ネジおよび工具レスとなっている。
マザーボード詳細
OptiPlex 7071のマザーボードを詳しくチェック。専用電源ユニットにより、マザーの電源面でも特殊であることが確認できる。ざっと見ると、コンデンサでは耐久性の高い固体コンデンサでほぼ占めている。
OptiPlex 7071の電源周りの特殊性はマザーボードからも読み取れる。マザーボードへの電源供給はATX規格であれば24ピンであるが、これは特殊なので6ピン。SATA電源は電源ユニットから直接出ておらず、一旦マザーボードを介して各SATAドライブへ供給される。
SATA電源ケーブルでは出力元のコネクタが特殊なものになるが、ドライブ側へのコネクタは通常通り。NVMe SSDのみの構成でもこのケーブルが付属するのかは不明。とりあえず、この実機例では3.5インチHDDを搭載しているので、ケーブルは必然と付いている。
通信用のSATAコネクタは4基実装。この実機では3.5インチHDDと光学ドライブで2基使用している状態。
メモリスロット
メモリスロットが4基あり、実機では8GB DDR4メモリを1枚搭載。
CPU
CPUの搭載および、CPU空冷ファンの様子。CPU用電源に4ピンコネクタが2基接続されている。
拡張スロット
拡張スロットでは4基あり、上からPCI Express x1、PCI Express x16、PCIバス、PCI Express x16(伝送はx4)。
レガシーであるPCIバスを実装しているのはいかにもビジネスモデルっぽい。マニュアルによればPCI(32bit)だそうだ。PCI Express x16のスロットが2基あるが、片方(黒いスロット)は伝送がx4に制限されているので留意すべし。
M.2スロット
拡張スロットの上には、PCI Express接続のM.2スロットが1基。ネジ受けを移動することで、Type 2280、2230に対応している。この実機ではNVMe SSDが非搭載だが、自前で搭載するなら固定ネジが必要になる。
メモリスロットの隣りにあるM.2スロット。左側のはPCI Expressに対応するType 2230。右側のは無線LANカード用のM.2スロット。この実機ではいずれもカード非搭載の状況。
Core i5-9500 と GeForce GTX 1660搭載にて、ベンチマークテスト
実機で搭載している第9世代 Core i5-9500のスペック。6コア実装、HTテクノロジーはないのでコア数と同じ6スレッド動作する。TDP(熱設計電力)は65W。ベースクロックは3GHzだがターボブーストにより最大4.4GHzまでアップする。内蔵グラフィックのUHDグラフィックス630を統合しているが、今回の構成ではNVIDIA GeForce GTX 1660 6GB GDDR5を搭載しているため、内蔵グラフィックは使用しない。
初心者向けCPU基礎知識
※基本的なCPUのスペック : 動作周波数(GHz)や、キャッシュメモリ、TDPなど※定格内の自動クロックアップ(最大~GHz)の、ターボ・ブースト・テクノロジーとは
※PCの複数同時処理! ~コア/~Tという、マルチコアとマルチスレッドとは
CINEBENCH R15のベンチマークテスト
今回レビューしているOptiPlex 7071に搭載したCore i5-9500のパフォーマンスをチェックする。ベンチマークテストはCINEBENCH R15によるレンダリングだが、比較するのはパソ兄さんが過去にレビューしたPCにおけるもの。(重複するCPUでは最高値だったものを残している) 。オレンジ色のバーが今回のCPUのスコアである。
今回のCore i5-9500ではマルチスレッドで979。同じCPU搭載の過去レビューPCでも978であったため、概ね適正値と判断している。Core i5ブランドだが、Core i7-9700TやCore i7-8700Tに近いパフォーマンスのようだ。6スレッドのCPUとしては上位に位置しており、1コア分のパフォーマンスの高さがうかがえる。なお、CINEBENCH R15の結果がCPU性能の全てではないのでご留意を。
【CINEBENCH R15ベンチマークテストとは / および、過去PCと比較 】
ゲームのベンチマークテスト
かなり高負荷なFINAL FANTASY XVでは、1920 × 1080 標準品質 で「7444-快適」という指標。古いゲームだがラストレムナント(1920 × 1080 フルスクリーン)では、311.02 FPS。
依存具合はゲームタイトルによるが、搭載しているCPUの性能もスコアに影響を与える。むろんGPUが主体ではあるけれども、「CPUとGPUの組み合わせによるパフォーマンス」としてチェックしたほうがいい。
※以下、ゲームタイトルのリンクをクリックすると、当方過去のレビューPCと比較できる。
2020年3月論評 |
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スコア またはFPS |
ラストレムナント~2009年 (1920 × 1080 フルスクリーン) |
311.02 | |
FINAL FANTASY XV・ベンチマークテスト 1920 × 1080 (1920 × 1080 標準品質 フルスクリーン) |
7444 |
基礎知識:ゲームのベンチマークテストについて
※3Dゲームでは美麗な描写処理を担うグラフィック(GPU)の性能が重視されるが、CPUも軽視できない。炎、煙、風、速度などの自然現象をシミュレーションする物理演算(エフェクト)や、プレイヤーが操作しないキャラクター(NPC-non player character)を動かすのは人工知能(AI)であり、それはCPUが担っている。ゆえにCPUの依存度はゲームの処理内容による。なお、CPUに統合されている内蔵グラフィックの場合(単体GPUの搭載なしの場合)は、ビデオメモリを持たないため、メインメモリが代用される。そのため、搭載メモリによってパフォーマンスが左右されやすい。OptiPlex 7071のレビューは以上。ここで紹介した実機は一例の構成であり、ユーザーの選択や販売時期により異なる。紹介した内容がすべて標準搭載というものではなく、購入の際はオプション搭載があることを留意していただきたい。
最新情報など、詳しくはDELLサイトへ
2020年3月論評 CoffeeLake- Refresh |
メモリ、ストレージ、拡張スロットでは比較的充実したミニタワー。GeForce RTX 2080などが搭載できるなど、ハイパフォーマンス構成が可能。USB Type-C端子(USB3.1-Gen2 対応)を装備。シリアルポート、PS/2ポート、PCIバススロットなど、レガシー・インターフェースも実装。補助電源のいる構成では460Wの電源ユニットを搭載。変換効率で優秀とされる80PLUS BRONZE採用。 デメリットは次の通り。「電源ユニットが専用タイプで換装不可、空冷システムが最低限、SDカードスロットがオプション、第9世代Core(Kシリーズ)が選択できてもチップセットの制限でオーバークロックは不可」 |
★Alienwareノートの一部モデルに、24%オフ クーポン。★そのほか、17%~23%オフ クーポンの対象モデル多数あり!★8年連続世界シェア1位!DELLモニタがオンライン・クーポンで最大20%オフ!
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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