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第9世代Core搭載可能!狭額21.5インチ一体型。非光沢・広視野角IPS
DELL OptiPlex 5270 オールインワン レビュー
2019年6月発売!狭額21.5インチ一体型パソコンの、OptiPlex 5270 オールインワンをレビューする。(規制モデル名はW20B)。CoffeeLake-Refresh互換機であり、第9世代 Coreプロセッサが搭載できる。(レビューではCore i5-9500搭載、内蔵グラフィック仕様)。モバイル向け(Uシリーズ)や低消費電力版(Tシリーズ)のCPUではないので、一体型としてはそこそこ高パフォーマンスが期待できる。ただ、単体GPUはないので本格グラフィック向けではない。
21.5インチ非光沢 広視野角IPS ディスプレイ(解像度1920 × 1080)。幅1センチの狭額で、画面に広がりを感じるフレームレス・デザイン。デュアルモードDisplayPortやUSB3.1-Gen2 対応のUSB Type-C端子を装備している。155W(80PLUS BRONZE)の電源を内蔵しており、ACアダプタのような煩わしさがない。ストレージではNVMe SSDや2.5 インチHDDが搭載できる。メモリやHDDを換装するための内部アクセスはやりやすく、一体型としてはかなり簡単な構造となっている。Webカメラはポップアップ式。光学ドライブは内蔵していない。Optane メモリーにオプション対応している。
スタンドを除く本体サイズは、幅: 498 mm × 高さ: 330 mm × 奥行き(厚み): 55 mm。DELL公称の重量では約5.33kg (非タッチパネル / スタンドを除く)。スタンドはオプションでいくつかの種類から選べるが、今回のOptiPlex 5270実機では「ベーシック スタンド」 となっている。※風景のマウスとキーボードはDELLと関係なし
2019年10月論評 CoffeeLake- Refresh互換 |
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※2019年10月15日時点のレビュー。本製品の発売日は2019年6月11日である。
CoffeeLake-Refresh互換モデル~第9世代Core搭載可能
レビュー時点では、以下のような構成例がある。第9世代 Core i3、i5、i7が搭載でき、それぞれ4コア、6コア、8コアが選べる。いずれもHTテクノロジーはないので、スレッド数はコア数と同じ。単体グラフィックの搭載はないので、各CPUの内蔵グラフィックが使われる。廉価なPentium Gold プロセッサー・シリーズ(Pentium G5420 、 Pentium G5600)の選択もみられるが、あまりオススメしない。
CPU
- 第9世代 Core i3-9100
4コア/4T、6MBキャッシュ、3.6GHz / 最大 4.2GHz) TDP 65W 【UHD グラフィックス630 】 - 第9世代 Core i3-9300
4コア/4T、8MBキャッシュ、3.7GHz / 最大 4.3GHz) TDP 62W 【UHD グラフィックス630 】 - 第9世代 Core i5-9500
(6コア/6T、9MBキャッシュ、3.0GHz / 最大 4.4GHz) TDP 65W 【UHD グラフィックス630 】 - 第9世代 Core i5-9600
(6コア/6T、9MBキャッシュ、3.1GHz / 最大 4.6GHz) TDP 65W 【UHD グラフィックス630 】 - 第9世代 Core i7-9700
(8コア/8T、12MBキャッシュ、3.0GHz / 最大 4.7GHz) TDP 65W 【UHD グラフィックス630 】 - インテル Pentium G5420
- インテル Pentium G5600
その他、パーツ構成
- 単体GPUの搭載なし。各CPUの内蔵グラフィックが使われる。
- ストレージでは、NVMe SSD (M.2 / PCI Express)または、2.5 インチHDDに対応可能
- メモリの最大は、32GB(16GB×2) DDR4 2666MHz
- Optane メモリー16GB オプション対応
- スタンドがオプションで選べる
Optane メモリーとは
Optane メモリーとは、HDDキャッシュメモリとして使われるM.2 SSDである。接続にはM.2スロットのNVMe SSD(PCI Express接続)を使う。SSDにはインテルとMicronが共同開発したメモリチップ「3D Xpoint」を採用している。3D XPointは、一般的なSSDに採用されるNAND型フラッシュメモリよりもランダムアクセスが速く、繰り返される読み書きの耐久性が高い。ハードそのものはストレージのSSDとして認識されるものだが、インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー(IRST)の有効化と設定でシステム・ストレージのキャッシュとして機能する。初回の挙動はキャッシュのため速くはないが、次回からはキャッシュから読み出されるため高速化する。メインメモリのような揮発性メモリではないので、一旦電源を落としてもキャッシュは保存されている。
【実例紹介 ~ のろまなHDDが、Optaneメモリーでありえへん速さに】OptiPlex 5270実機の構成(Core i5-9500)とスペック
まず、この手元にある実機を基にした限定的な情報となる。実際の購入となると、選択により様々な構成があるので注意されたし。また、時期による仕様変更で情報が相違している場合もある。
今回導入したOptiPlex 5270実機のスペック詳細。チップセットはインテルQ370なので、CoffeeLake(第8世代Coreプロセッサ)世代から存在するベースである。CoffeeLake Refresh(第9世代Coreプロセッサ)には互換対応ということになる。実機では第9世代 Core i5-9500搭載。
レビュー実機では、液晶パネルが「DEL93F2」となっている。ネームからしてDELLの特注品と思われるが、実物を見る限り広視野角であり、IPSパネルの類だと推測される(追記:セットアップと仕様ガイドにIPSと書いてあった)。なお、採用されているベンダーは時期により異なると思われるので、あくまで一例と理解してほしい
今回の実機構成では第9世代 Core i5-9500を搭載。デスクトップ向けの通常版CPUであり、ノート向けCPUではないので、一体型としては高いパフォーマンスが期待できる。スペックは、6コア/6T、9MBキャッシュ、3.0GHz / 最大 4.4GHz、TDP 65W、UHD グラフィックス630を統合。OptiPlex 5270に単体GPUの搭載はないので、CPUに統合型(内蔵)されているインテル UHD グラフィックス630が使われる。
CINEBENCH R15のマルチスレッドではスコアが975だった。パフォーマンスは上位ブランドの低消費電力版(Tシリーズ)であるCore i7-9700Tや8700Tに近い。
※比較するのはパソ兄さんが過去にレビューしたPCにおけるもの。重複するCPUでは最高値だったものを残している。オレンジ色のバーが今回のCPUのスコアである。
2019年10月論評 |
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スコア またはFPS |
ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター (1280×720 標準(ノートPC) DirectX 11 フルスクリーン) |
3676 |
ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーターのベンチマークテスト結果をみると、1280×720であればプレイ可能な範疇である。※ゲームタイトルのリンクをクリックすると、当方過去のレビューPCと比較できる。
初心者向けCPU基礎知識
※基本的な設計である、デスクトップPCのアーキテクチャ
※基本的なCPUのスペック : 動作周波数(GHz)や、キャッシュメモリ、TDPなど
※定格内の自動クロックアップ(最大~GHz)の、ターボ・ブースト・テクノロジーとは
※PCの複数同時処理! ~コア/~Tという、マルチコアとマルチスレッドとは
統合された内蔵GPU(内蔵グラフィック)とは
CPU内部には組み込まれたグラフィック機能(内蔵グラフィック)がある。CPUコアとGPUコアが統合しているため、厳密には「統合型グラフィック」とも言う。同世代の単体GPUよりも性能が控えめというのが通例だが、低消費電力、低コストのメリットがある。時代ごとに高性能化しており、本格ゲームなど高負荷な用途でない限り、これで十分というユーザーは多い。4Kコンテンツに対応するパフォーマンスがあり、2Dコンテンツでは十分。ストレージ
レビュー実機ではシステム用(Cドライブ)に2.5インチHDDを搭載。ベンダーはシーゲート製でST1000LM049。シーケンシャルリードでは153MB/sという鈍足。なお、選択可能なのでM.2 SSDの搭載をお勧めする。SSDだとかなり快適さが変わってくるので、この現状の構成はいただけない。
M.2 SSD+2.5インチHDDのデュアル構成が、物理的には可能だと思うが、レビュー時点のカスタマイズではその構成が見当たらない。セットアップガイドを見ると、M.2スロットではSATAとPCI Express(NVMe SSD)の両対応で、フォームファクタはType2280。
NVMe SSDの基礎知識と、パフォーマンス比較
※M.2スロット(NVMe SSDとSATA SSD)について※過去PCとストレージ比較 : SSD / HDD 各規格・接続による、ストレージ・パフォーマンス
ネットワーク
【上記ストレージ欄のキャプチャ:ネットワーク アダプターを参照】 デバイスマネージャから、ネットワークコントローラをチェック。無線LANではインテルWireless-AC 9560を搭載しているが、インテル AX200、Qualcomm QCA61x4A、Qualcomm QCA9377などの選択肢もあり構成は様々。
有線LANではインテル I219-Vなので、ギガビット・イーサネット・コントローラー (1GbE) である。サーバー構築している環境でも速度に問題はない。
レビューに関する、注意事項
※レビュー時点および手元の実機に限った内容であり、選択や時期により仕様は異なる。
※販売は既存構成(パッケージ)が基本で、そこから選択できるパーツは制限される。
※搭載可能パーツやベンダーは、レビュー機と異なる場合がある。
※標準搭載の範囲は不明。最終確認、最新情報はDELLサイトにてご確認を。
※製品の「コンピューターモデル名」を必ず理解しておくこと。購入アドバイスは個人的意見。
※法人向けモデルの場合でも、個人ユーザーが購入することは可能。(注文は個人名の記入でOK)
装備端子(インターフェース)
まず先に、OptiPlex 5270が装備しているインターフェースをチェックする。
デュアルDisplay Port 端子、ギガビットイーサーLAN端子、USB2.0端子×2基、USB3.1-Gen1 端子×2基、ライン出力、電源コネクタを配置。(イラストは、クイックスタートガイドより)
※ギガビットイーサーLANなので、サーバー構築した環境でも高速アクセス。
※Dに++マークの「デュアルモードDisplayPort」なので、単なるコネクタ形状の変換でDVI/HDMIのディスプレイと接続可能。
※電源マークのあるUSB2.0端子(Smart power on)は「電源投入 / ウェイクアップサポート機能付き」であり、この端子に接続されているキーボードまたはマウスを使って、コンピュータをスタンバイからウェイクさせることができる。
左側面では、SDカードスロット、USB Type-C端子(USB3.1-Gen2 対応)、USB3.1-Gen1 端子(PowerShare対応)、ヘッドセット端子を配置。
※USB3.1-Gen2は「10Gbps」の高速アクセスが可能な最新インターフェース。
右側には装備端子はなく、HDDライトを配置しているのみ。光学ドライブは無し。
底部には吸気口スリットのみで、端子などは無い。
付属する電源ケーブルは、3ピンなので2ピン変換コネクタ付き。なお、OptiPlex 5270は内蔵電源なので、ACアダプタのような外部電源の煩わしさがない。
インターフェースの補足説明
※USB Type-Cは単なるコネクタ形状の規格であるため、どの転送規格に対応するかは各々異なる。※PowerShare対応とは、PC起動なしでUSB充電用に使える機能。
※USB3.1-Gen1はUSB3.0と同じ(転送速度は5Gbps)
※USB3.1-Gen2は、USB3.0およびUSB3.1-Gen1の2倍の速度で、「10Gbps」
※初心者向けに、周辺機器とつなぐ端子の知識を、パソコンの接続端子(シリアルバス規格)で解説。
※ディスプレイと接続する端子の知識を、パソコンのディスプレイ端子で解説。
21.5インチ 非光沢 広視野角IPS ディスプレイ(解像度1920 × 1080)
レビュー時点では、21.5インチ 非光沢 広視野角 ディスプレイ(解像度1920 × 1080)となっている。後に選択肢ができた場合にはご注意を・・。この画面サイズにフルHD(1920 × 1080)だと、ドットバイドット表示(100%)でも文字がわりと大きめで見やすい。液晶パネルが「DEL93F2」となっており、ネームからしてDELLの特注品と思われる。IPSパネルを採用しており、広視野角となっている。
広視野角!IPSディスプレイ
広視野角IPSディスプレイのため、極端な角度から視聴しても、色ムラや色調反転などの色度変移が起きていない。複数人で観るようなシチュエーション、つまり様々な角度から視聴する場合にも好都合。IPSパネルは普及しているTFT液晶の中でも視野角が広く色度変移が少ないため、DTP分野や医療用などシビアな色表現を求める業界で好まれる。
非光沢なので映り込みの心配がなく、IPSパネルの広視野角を堪能できる。様々な角度から見る、例えば複数人で動画を視聴するときにもいい。
ディスプレイ基礎知識
※広視野角 IPS ディスプレイの解説 : 液晶パネル(TFT液晶)の駆動方式とは※ディスプレイ表面処理 ~ 光沢(グレア)と非光沢(ノングレア)について
※解像度と画素(ドット)について
※画面サイズと解像度の組み合わせ比較
狭額ディスプレイベゼル
ディスプレイベゼルの幅が1センチほどで、21.5インチ画面としては狭額デザイン。
スタイリッシュなフレームレスで、映像コンテンツを楽しめる。ゲームPCとは言い難い構成だが、ライトなゲームであれば動かせるのでフレームレスは活かせる。(・・って、OptiPlex 5270はビジネス向けPCだった。)
下部のベゼルはパンチングメッシュのデザインだが、実際に穴が空いているのはスピーカと内蔵マイクの位置だけ。中央にクロム調のDELLロゴ、右端に電源ボタンを配置している。
ポップアップ式Webカメラ
頭頂部では左右に排気口のスリット。中央にポップアップ式のWebカメラが格納されている。
一度ぐっと押して放すと、Webカメラがゆるゆると立ち上がってくる。格納できるのはセキュリティ対策の仕様。ちなみにWebカメラの出しっぱなしは、見た目ではかっこ悪い。
オプションのスタンドについて
OptiPlex 5270の背面。スタンドはオプションで選択できるが、DELLサイトでの呼称が統一されておらず、ムカつくほどわかりにくい。注文ページのスタンド名が意味不明だったので、DELLサイトに掲載されていた説明やマニュアルからキーワードを拾って当てはめてみた。
注文ページのスタンド名 | DELLサイトに掲載されていたキーワードと説明から、 どれに該当するのか推測してみた結果 |
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【呼称1】OptiPlex All-in-One向けベーシック スタンド 【呼称2】ベーシックなオールインワンスタンド |
内蔵 スタンド (ODM) なし | そのままスタンドなしか? 別途、VESA規格のモニタアームを使う人向けかな。 |
ハイト Adjustable スタンド (ODM) | 【呼称1】OptiPlex All-in-One向け高さ調節可能スタンド(オプション) 「この調整可能なスタンドを使用すると、モニターの上げ下げ、前後角度調整、回転、左右角度調整ができるので、快適性および生産性を最大化できます。」 ※adjustable とは「調整できる」だから、ハイトの調節。 |
Articulating スタンド (ODM) | 【呼称1】OptiPlex All-in-One向け連結式スタンド(オプション) 「モニターを前方や後方に傾けたり60°の角度にまで横たえたりできる連結式スタンド」 ※articulating の「関節」という意味がキーワードとなった。つまり多関節スタンドなので、細かい角度調整ができる機構。 |
OptiPlex 5260/5270 All-in-One DVD+/-RW enclosed in Height Adjustable スタンド(ODM) |
【呼称1】高さ調節可能スタンドに統合可能な 【呼称2】高さ調整可能スタンド(光学ドライブ内蔵) 「この高さ調節可能なカスタム スタンドには、最適な生産性を実現するDVDスーパーマルチがスタンドの基部に内蔵されています。」 |
スタンドの選択で、ここまでカオスなのもDELLくらいだな・・。ODMの意味がさっぱりわからん。ODMで検索したところ、Original Design Manufacturingの略語とある。VESA規格ではなく、DELL専用(あるいはOptiPlex 5270専用)のスタンドと言いたいのだろうか。
ベーシック スタンド
今回レビューしているOptiPlex 5270のスタンドは、ベーシック スタンド。OptiPlex All-in-One向けベーシック スタンド とか、ベーシックなオールインワンスタンドとか呼ばれている。外装はポリカーボネート(工業プラスチック)だが、内部はアルミ合金やスチールを使っている。アームの中央には穴が空いており、ケーブルを通すことができる。
スタンドの接続面では、100mm×100mmのネジ受けがあり、VESA規格対応。市販のモニタアームも取り付けできる。DELLのベーシック スタンドは専用機構でありOptiPlex 5270オンリー。
上部の穴にスチールをかませてから、カチコン!と・・はめる。スタンドを取り外すときは、リリースラッチを押してロックを解除する。
台座の外装はポリカーボネート(工業プラスチック)だが、内部はアルミ合金。手回しネジでアーム部分と連結させる。
セッティング完了。ワイヤレス環境にすれば、「接続は電源ケーブルだけというシンプルさ」が一体型のメリット。
チルト(上下首振り)の可動域。前方へ5度、後方へ30度となっている。スイベル(左右回転)はなし。
標準付属のキーボードとマウス
付属していたキーボードはKB216t。(KB216シリーズ詳細レビュー)。
付属マウスはMS116t1。梨地の表面加工で非光沢ベースの落ち着いたデザイン。左右クリックボタンとホイールだけのスタンダードマウス。標準的なサイズと思われる。(MS116tシリーズの詳細レビュー)
OptiPlex 5270の内部構造
OptiPlex 5270は、内部アクセスが比較的簡単に行える構造で、メンテナンスや換装がしやすい。スタンドの接続面に1箇所フックで固定されているので、それを解除して裏カバーを上方向にスライドすると内部にアクセスできる。
内部構造。メモリやHDDの換装はここから行える。
メモリスロット
中央の金属フタを開けるとSO-DIMMスロットが2基ある。今回は8GBメモリ1枚を搭載。NVMe SSDのM.2スロットは、さらにスチールカバーの内側のようだが、確認を忘れた。
2.5インチHDD
2.5インチHDDの搭載例。水色の専用マウンタをかませたHDDが、ダイレクトにSATAコネクタに差し込まれ固定されている。ケーブルレス、ネジフリーの構造。
内蔵電源(155W)~何気に80PLUS BRONZE認証
OptiPlex 5270はACアダプタの外付け電源ではなく内蔵電源。だからアダプタの煩わしさがない。
総出力155Wの電源なので、一体型としてはまあまあの容量。通常版のデスクトップ向けCPUを搭載するからだろう。一般的にメイン出力となるのは+12V系統だが、これは+19.5V系統と特殊であり計2つある。それぞれの最大7.5A、7Aである。
何気に、80PLUS BRONZEの電源を採用している。DELLサイトを見ると200W(80PLUS Platinum)の構成もあるようだが、その条件はよくわからない。
80PLUS BRONZEの電源を採用
「80PLUS」とは、効率指標の共通規格。変換効率で優秀とされる基準は変換率80%であるが、「80PLUS認証」がついた電源ユニットであれば、それをクリアしている。(第三者機関による認証プログラムなので信用性が高い)。
※変換効率とは、「コンセントもとのAC(交流電流)から、PCで使うDC(直流電流)に変換したとき、どれだけ有効に変換できたか」の指数。例えば、変換効率70%なら、残りの30%は「変換時の電力」と熱としてPCに使われず消えている。80PLUSには以下のグレードがある。
グレード | 負荷率20%の場合 (クリアすべく変換効率) |
負荷率50%の場合 (クリアすべく変換効率) |
負荷率100%の場合 (クリアすべく変換効率) |
80PLUS Standard | 80% | 80% | 80% |
80PLUS BRONZE | 82% | 85% | 82% |
80PLUS SILVER | 85% | 88% | 85% |
80PLUS GOLD | 87% | 90% | 87% |
80PLUS PLATINUM | 90% | 92% | 89% |
負荷率20%、50%、100%のときの変換効率がチェックされる。やはり電源ユニットは負荷率50%のとき、変換効率が良い。80PLUS BRONZE以上は負荷率50%時の変換率が高く設定されている。 なお、電源ユニットならびに80PLUSにこだわるユーザーであれば、80PLUS BRONZE以上がトレンドとなっている。
【電源ユニットの変換効率とは~指標の共通規格!80PLUSとは】
CPUファン
ヒートパイプを使ったCPUファンの空冷。ノートパソコンと同じ構造だが、放熱フィンが大きい。
OptiPlex 5270のレビューは以上!
最新情報など、詳しくはDELLサイトへ
2019年10月論評 CoffeeLake- Refresh互換 |
21.5インチ非光沢 広視野角IPS ディスプレイ(解像度1920 × 1080)。狭額のフレームレス・デザイン。デュアルモードDisplayPortや、USB3.1-Gen2 対応のUSB Type-C端子を装備。155W(80PLUS BRONZE)の電源を内蔵。 モバイル向け(Uシリーズ)や低消費電力版(Tシリーズ)のCPUではないので、一体型としてはそこそこ高パフォーマンスが期待できる。ただ、単体GPUはないので本格グラフィック向けではない。ストレージではNVMe SSDや2.5 インチHDDが搭載可能。Webカメラはポップアップ式。光学ドライブは内蔵していない。Optane メモリーにオプション対応している。スタンドはオプションでいくつかの種類から選べる。メモリやHDDを換装するための内部アクセスが楽にでき、一体型としてはかなり簡単な構造となっている。 |
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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