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13.3インチDELL最小ノート!狭額ディスプレイに広視野角!カーボン天板可能

DELL Latitude 7300(P99G) レビュー

2019年4月発売!Whiskey Lake (Uシリーズ)設計のLatitude 7300(規制モデル-P99G)をレビューする。なお、一部ではLatitude 13 7000シリーズ(7300)という呼び方もある。DELLサイトによれば、「デル最小の13インチのプレミアムなビジネス向けノートパソコン」とのこと。

13.3インチ画面にフルHD(1920 × 1080)や1366 × 768の解像度が選択できる。約5mmの狭額ディスプレイベゼルがスタイリッシュ。パネルの種類が不明だが、液晶は広視野角で見やすい(1920 × 1080の場合)。天板材質にカーボンファイバーまたはアルミ素材が選択可能。ディスプレイを180度オープンできる機構なので、外部ディスプレイ出力時には好都合。

レビューするLatitude 7300実機では第8世代 Core i5-8365Uを搭載。ストレージにはPCI Express接続で高速のNVMe SSD 搭載。装備するUSB Type-C端子では、Thunderbolt 3、Display Port 、USB PD、USB3.1-Gen2 に対応。USB3.1-Gen1 端子の1基はPowerShare対応なので、起動無しでUSB経由の充電が可能。

スマートカードリーダーやmicroSIMカードスロットがオプション対応。光学ドライブは搭載していない。SDカードスロットがMicro-SDというのが扱いづらい。

Whiskey Lake (Uシリーズ)設計のLatitude 7300(規制モデル-P99G)をレビューこの実機ではカーボン天板のモデルだが、幅: 306 mm × 奥行き: 207 mm × 厚み: 17.4~18.5 mm 。アルミ天板のモデルはさらに1mmほど薄くなるそうだ。最小重量(公称) 約1.24 kg とあるが、レビュー実機の測量では1.265 kgだった。バッテリでは高密度タイプやと1時間で80%充電できるExpressChargeタイプが選べる。


2019年8月論評
Whiskey Lake
(Uシリーズ)

構成:今回レビューした、DELL Latitude 7300 (P99G)

  • Windows 10 Home (64bit)
  • 13.3インチ 非光沢 広視野角 ディスプレイ(解像度1920 × 1080) 
  • 第8世代 Core i5-8365U (4コア / 8T、6MBキャッシュ、1.6GHz / 最大 4.1GHz)
  • 8GB(8GB×1) DDR4メモリ
  • インテル UHD グラフィックス620
  • 256GB NVMe SSD (M.2 / PCI Express)

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※2019年8月7日時点のレビュー。本製品の発売日は2019年4月30日である。

レビューに関する、注意事項

※レビュー時点および手元の実機に限った内容であり、選択や時期により仕様は異なる。※販売は既存構成(パッケージ)が基本で、そこから選択できるパーツは制限される。※搭載可能パーツやベンダーは、レビュー機と異なる場合がある。 ※標準搭載の範囲は不明。最終確認、最新情報はDELLサイトにてご確認を。※法人向けモデルの場合でも、個人ユーザーが購入することは可能。(注文は個人名の記入でOK)

一例:Latitude 7300の実機構成

Latitude 7300の実機構成とそのスペック今回レビューするLatitude 7300の実機構成とそのスペック、採用ベンダー。カスタマイズPCであるため、この限りではない。ベンダーも時期により異なる。

レビュー実機では、液晶パネルにLG Philips(LGエレクトロニクス製)のLGD05DBを採用。 パネルの種類が不明だが、実機を見る限り広視野角なのでIPSの類かと思われる。このベンダーは2014年に液晶パネル世界シェア1位となった経歴がある。LGとは前身であった金星社(Lucky-Goldstar)の略。

Latitude 7300のプラットフォームはWhiskey Lake (Uシリーズ)で、この実機では第8世代 Core i5-8365U (4コア / 8T、6MBキャッシュ、1.6GHz / 最大 4.1GHz) を搭載。TDP(熱設計電力)が15Wの低消費電力のタイプである。単体GPUの搭載サポートはないので、Core i5-8365Uに統合されているインテル UHD グラフィックス620が使われる。

ほか、8GB(8GB×1) DDR4メモリ (2666MHz)搭載。システムとしてはメモリスロット2基実装。 高速ストレージの256GB NVMe SSD (M.2 / PCI Express)を搭載している。

Core i5-8365UCore i5-8365U のスペック。パフォーマンスについては、同じ構成のDELL Latitude 5500 (P80F)レビューを参考にされたし。

第8世代Coreプロセッサ(ノート向け第3弾)

レビュー時点で搭載可能なCPUは上記の通り。 いずれも4コア実装でHTテクノロジーによって8スレッド動作する。 またいずれも統合するのはインテル UHD グラフィックス620。あとは上位ほどキャッシュメモリや動作クロック数が高くなる。これくらいだとパフォーマンスに劇的な差はない。

PM981 (256GB NVMe SSD / M.2スロット)レビュー実機ではシステム用(Cドライブ)にPM981 (256GB NVMe SSD / M.2スロット)を搭載している。パフォーマンスはこの通りで、シーケンシャルリードでは3323MB/sと爆速。一般的にSATA接続のSSDではシーケンシャルリードが大体500MB/sあたりだが、PCI Express接続のNVMe SSDとなるとその速度は圧倒的。ただし、SATA SSDとNVMe SSDの差は、双方ともすでに及第点のため通常の操作では実感しにくい。実質、数値的な満足感。なお、ベンダーは供給時期により異なり、SSDには個体差もあるので、あくまでこの実機に限った一例である。

無線LANはインテルWireless-AC 9560を搭載しているが、Qualcomm QCA61x4A などの選択肢もあり構成は様々。

NVMe SSDの基礎知識と、パフォーマンス比較

M.2スロット(NVMe SSDとSATA SSD)について
※過去PCとストレージ比較 : SSD / HDD 各規格・接続による、ストレージ・パフォーマンス

Waves MaxxAudio Pro

ユーティリティソフト-Waves MaxxAudio Pro画像サウンドチューニングにWaves MaxxAudio Proを搭載。内蔵型で出力の弱い小型スピーカーでも、デジタル処理で効果的なサウンドを展開するサウンド補正技術。 ゲームサウンドでは良好な結果を残しているのだとか。ユーティリティソフトを使ってイコライザー調整ができる。

デザイン~天板はカーボンファイバーの選択が可能!

カーボンファイバーのLatitude 7300天板はカーボンファイバーとなっており、耐久性はもちろん、高級感を演出している。表面にはシリコン・コーティングによって滑らかな手触りとなっている。中央にはクロム調のDELLロゴを配置。

ただし、DELLのカスタマイズ欄で「ディスプレイ」をみると、カーボンと書かれているものと、アルミニウムと書かれているものがある。どうやら標準仕様ではないようだ。わかりにくいの要注意!

カーボン・ファイバーとは

先述の通りこの機種は、カーボン・ファイバー複合材を採用したパームレストとなっている。カーボン・ファイバーとは、強化材として炭素繊維を編み込んだ繊維強化プラスチック(CFRP)である。高い強度と軽さが特長で、テニスラケットようなスポーツ用品、自動車などの産業製品、耐震補強など建築分野でも採用されている。生産はコスト高なので、耐久性の求められる局所でしか使われない場合がほとんどである。詳しくは、「繊維強化プラスチックの採用」を参考にしてほしい。

右側からの外観。端子は奥に配置されているので、USBケーブルなどの接続では操作のじゃまになりにくい。

左側からの外観。こちらも同様で、奥に端子を配置している。装備端子については後述する。

前面では、右端にステータスライトを配置している。

背面には横長のヒンジがあるのみ。このヒンジにもシリコン・コーティングが施されている。

排気口はヒンジの隙間に配置されており、あまり理想的ではないが、TDP(熱設計電力)15WのCPU搭載機で単体GPUが搭載されていないから許される構造なのだろう。

180度オープンできる機構なお、このヒンジはディスプレイを180度オープンできる機構。外部ディスプレイ出力時では、本体ディスプレイが邪魔にならない。

スタンドゴムは横長で2本、土手のように配置されている。後方の排気口から出る熱気を吸気してしまわないために土手となっているのだろう。底面から端子がある側面まで一体型であり、トレイみたいな形状に成形されている。これはつなぎ目が少ない「ユニボディ設計」であり、比較的堅牢性に長けた設計である。最近の傾向としては当たり前の構造になっている。

ACアダプタ付属

ACアダプタからPC側へのケーブルは比較的細め65W-ACアダプタからPC側へのケーブルは比較的細めだが、ジョイントするAC電源ケーブルは太めなので取り回しはよくない。実物を測量したところ、本体216g、AC電源ケーブル100gだった。※一般的に市販されているメガネ型3P(通称ミッキー型 / IECコネクター・60320-C5)なので、市販品への変更は可能。

なお、90W AC アダプターやUSB Type-CコネクタのACアダプタなど、選択肢がいくつかある。Latitude 7300の構成からすると、十分すぎる電源容量だが、USB PD(Power Delivery)対応のため、余裕を持ってやや大きめにしているのだろう。

Latitude 7300の装備インターフェース(一例)

Latitude 7300のクイックスタートガイド付属のクイックスタートガイド(簡易マニュアル書)によるインターフェースの記載。選択により装備端子も様々で、スマートカードリーダーやmicroSIMカードスロットがオプション対応となっている。ここで紹介しているLatitude 7300実機もその構成の一例である。光学ドライブは搭載していない。

USB Type-C端子電源コネクタ、USB Type-C端子(Thunderbolt 3、Display Port 、USB PD(Power Delivery)対応、さらにマニュアルの方ではUSB3.1-Gen2 も記載されている)、HDMI端子、USB3.1-Gen1 端子

なお、USB PD(Power Delivery)に関しては、自前のAUKEY PA-Y12(最大60W出力のPD対応ACアダプター)で動作を確認した。

オプションのmicroSIMカードスロットヘッドセット端子、microSDカードスロット、オプションのmicroSIMカードスロット、USB3.1-Gen1 端子(PowerShare対応)、セキュリティロック・スロット。

インターフェースの補足説明

※USB Type-Cは単なるコネクタ形状の規格であるため、どの転送規格に対応するかは各々異なる。
※PowerShare対応とは、PC起動なしでUSB充電用に使える機能。
※USB3.1-Gen1はUSB3.0と同じ(転送速度は5Gbps)
※USB3.1-Gen2は、USB3.0およびUSB3.1-Gen1の2倍の速度で、「10Gbps」
※Power Delivery(USB PD)とは、USB電力拡張規格のこと。ホスト側から電力を得て、数珠つなぎ式で対応周辺機器へ電源供給ができる。順に電力消費をしていって、電力不足になるまで繋いでいける。

※初心者向けに、周辺機器とつなぐ端子の知識を、パソコンの接続端子(シリアルバス規格)で解説。
※ディスプレイと接続する端子の知識を、パソコンのディスプレイ端子で解説

ディスプレイ

非光沢ディスプレイに1920 × 1080解像度一例であるが、このLatitude 7300実機では、13.3インチ非光沢ディスプレイに1920 × 1080解像度の搭載。この実機では液晶パネルにLG Philips(LGエレクトロニクス製)のLGD05DBを採用だが、供給時期によりベンダーは異なる。

高解像度で細かい表示になるため、DELLの初期設定および推奨設定では150%拡大になっているが、ここでは(写真では)ドットバイドット表示-100%に設定し直している。13.3インチ画面にこの解像度はかなり細かい見え方になるが、人によってはそれでも使える印象がある。個人的には小画面の高解像度ディスプレイに触れることが多くて、13.3インチに1920 × 1080はわりと許容範囲になってきた。(ただしディスプレイの見え方に関しては、視力や好みの違いにより意見が分かれるので、あまり正解/不正解をいう気はない)

なお、解像度1366 × 768も選べる。表示領域が狭くても、ドットバイドットでアイコンや文字を大きめにしたい方はそちらを選ぶと良し。意味不明だが、ワイヤレスWANのオプション選択がディスプレイ欄に組み込まれているので要注意。

若干半光沢に近い非光沢パネルだが、若干半光沢に近い。最近は「非光沢」と言うと半光沢の場合が多い。トレンドなのだろうか。

大体5mmほどスタイリッシュな狭額ディスプレイベゼル。大体5mmほどしかなく、その分、筐体もコンパクト化している。

シャッターできるWebカメラスライドレバーによってシャッターできるWebカメラ。左右にデュアルマイク。シャッターをしたときにはレンズ部分が赤くなる。なお、Webカメラなしや赤外線(IR)カメラなど、選択肢があるのでカスタマイズのディスプレイ欄を要チェック!これは一例である。

DELLロゴはクロム調ディスプレイベゼル下部のDELLロゴはクロム調。

広視野角(1920 × 1080の場合)

広視野角パネル実機を見る限り広視野角パネル。安価なTNパネルではないことは確実。

DELLサイトでは液晶パネルについて詳しく記載されていないが、次のような説明がある。「超省エネ型パネルを使用することで、解像度、色、または輝度を損なうことなく、標準のFHDパネルよりも効率性を50%向上できます。」・・・うーむ、パネルの種類を言ってくれねば、その根拠がわからん。

視野角については、推測すべきことがある

推測ではあるが、1366 × 768解像度の場合は、広視野角ではない可能性がある。Latitude 7300と同じ7000シリーズで、姉妹機であるLatitude 7400(P100G)をレビューしたが、そちらは広視野角ではなかった。レビュー構成が1366 × 768解像度だったため、「1920 × 1080とではパネルのグレードも違うのではないか」と推測している。

ディスプレイ基礎知識

※ディスプレイ表面処理 ~ 光沢(グレア)と非光沢(ノングレア)について
解像度と画素(ドット)について 
画面サイズと解像度の組み合わせ比較

パームレスト、キーボード

、ここのLatitude 7300実機では一例である。見たところ、キーボード形状はLatitude 7390などに採用されているキーボード・パーツと同じと思われるが、まず印字デザインが異なる。さらにファンクションキーなどにある機能の兼用内容も異なっている。このキーボードにはバックライト機能は無し。

なお、英字キーボードやバックライト機能付きなど、搭載できるキーボードパーツは様々あるので、ここのLatitude 7300実機では一例である。

キーボードキーを拡大。Enterキーのサイズは十分確保されているが、その周辺のキーはやや小さくなっている。ただし、極端に小さいというデメリットはない。

電源ボタン棒状にLED点灯する電源ボタン。これは指紋認識リーダーを搭載していない場合の電源ボタンである。指紋認識リーダーを選択すると電源ボタンと併設になり、のっぺりしたデザインになる。

クリックボタンタッチパッドとクリックボタン。Latitude 7300のレビューは以上!

最新情報など、詳しくはDELLサイトへ


2019年8月論評
Whiskey Lake
(Uシリーズ)

13.3インチDELL最小ノート!狭額ディスプレイに広視野角!カーボン天板可能 DELL Latitude 7300 (P99G)

DELLサイトによれば、「デル最小の13インチのプレミアムなビジネス向けノートパソコン」とのこと。 13.3インチ画面にフルHD(1920 × 1080)や1366 × 768の解像度が選択できる。約5mmの狭額ディスプレイベゼルがスタイリッシュ。パネルの種類が不明だが、液晶は広視野角で見やすい。天板材質にカーボンファイバーまたはアルミ素材が選択可能。ディスプレイを180度オープンできる機構なので、外部ディスプレイ出力時には好都合。

ストレージにはPCI Express接続で高速のNVMe SSD 搭載。装備するUSB Type-C端子では、Thunderbolt 3、Display Port 、USB PD、USB3.1-Gen2 に対応。USB3.1-Gen1 端子の1基はPowerShare対応なので、起動無しでUSB経由の充電が可能。また、スマートカードリーダーやmicroSIMカードスロットがオプション対応。光学ドライブは搭載していない。SDカードスロットがMicro-SDというのが扱いづらい。 バッテリでは、高密度タイプやと1時間で80%充電できるExpressChargeタイプが選べる。

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より

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