追加レビュー!DELL XPS One 27 タッチスクリーンモデル
新たにXPS One 27(XPS One 2710)のタッチスクリーンモデルを導入したので、こちらもレビューします。2013年3月時点 【XPS One 27のキャンペーン特価情報!】
タッチスクリーンで、Windows 8の操作性を最大限に活用
前ページまでは、XPS One 27の非タッチスクリーンモデルのレビュー(2012年7月時点)でしたが、ここではXPS One 27 タッチスクリーンモデルを新たにレビューします。2013年3月時点での情報になります。Windows 8を導入するなら「是非、タッチスクリーンで!」という方は要チェックです。
構成に関してですがチップセットはH77で、搭載できるCPUはCore i5-3330SかCore i7-3770S。単体グラフィックスではGeForce GT 640Mなので非タッチモデルとの差別化は無さそうです。装備するインターフェースも変化ありません。(※搭載パーツは2013年3/20時点の情報)
そして、「ワイヤレス・キーボードと、ワイヤレス・マウス」が標準付属なのも変わりません。
スタンド以外は見た目もサイズも違いは見られません。なお、XPS One 27 タッチスクリーンでは、多関節スタンドが採用されます。
広大なタッチパネル
静電容量方式のタッチスクリーン搭載で、10指認識だそうです。マウス操作ではしっくりこないチャームバーの呼び出しも、タッチ操作ではしっくり来ます。ストアアプリや対応Webサイトでは、直感的に閲覧操作ができて楽しい。
クアッドHD解像度(2560×1440) での地図の表示領域はすごい。これをタッチ操作で調べられるのは便利。ディスプレイは一枚ガラスをかぶせたデザインで、ベゼルとの段差がありません。そのためタッチ操作では端の方までストレス無く操作できます。
ただし、クアッドHD解像度(2560×1440)といえど、デスクトップアプリIEやデスクトップ画面での操作をすべてタッチでこなすのは難しい。(※ドットバイドット表示の場合)。ずっと使っていると画面に指紋痕が増えていくことは否めない。
27インチ画面なので、上下に黒帯が入る映画(シネマスコープ)でも充分大画面。
装備端子の違いはない
装備するインターフェースは、タッチスクリーンモデルになっても変わりません。「セキュリティケーブルスロット、S/P DIF(デジタル音声出力)、出力用と入力用のHDMI端子、ギガビットイーサLAN、USB3.0端子 ×計6つ、メディアカードスロット、ヘッドフォン・マイク端子」を装備。 そのうちスリープチャージ対応のUSB3.0は2基。
このレビュー機ではブルーレイコンボドライブを搭載。
底面にあるInfinity Premium製スピーカ。ウーファー内蔵の2.1chサウンド構成です。サウンドシステムには、Waves MaxxAudio 4を採用。本格的な音楽鑑賞用とはいかないものの、ゲームや映画でわりと臨場感のあるサウンドを堪能できます。ちなみに隠れUSB端子も健在(ワイヤレスキーボードのレシーバ用)。これらも非タッチスクリーンモデルと同じです。
XPS One 27タッチスクリーンモデルの、多関節スタンド
XPS One 27タッチスクリーンモデルが非タッチモデルと大きく異なるのはスタンド部分です。XPS One 27タッチスクリーンモデルでは多関節スタンドが採用されています。
チルト(首振り)の可動領域が広いギミックになっている。非タッチモデルでは関節部分は本体とのジョイント部だけですが、タッチスクリーンモデルではスタンド中間部分にも関節があります。
立ったままタッチ操作ができるくらい角度がつきます。スタンド中間部分の関節を曲げれば、もっと腰を落とすことができます。
角度をつけた状態でタッチ操作。XPS One 27はそこそこ重量があるし、関節部もしっかりしているので、タッチ操作をしていても安定感がある。スイベル(左右の首振り)機能がないのが、逆に安定感を増しているのかもしれない。視野角ではかなり広く感じ、大画面であっても色度変移が気になることなく、快適です。
これなら立ったままでも操作できる角度です。撮影し忘れましたが、XPS One 27本体部分を地面すれすれまで伏せさせることも可能です。
多関節スタンドのデザインをクローズアップ。ケーブルを通してまとめられるホールもある。
ケーブルの様子。
XPS One 27 タッチスクリーンモデルにて、ベンチマークテスト
今回レビューしている「XPS One 27 タッチスクリーンモデル」の構成にて、ベンチマークテストを実行しました。DELLでは構成を選べますが、一例としてご参考にどうぞ。前回レビューの非タッチモデルと比べると、Core i7-3770s⇒Core i5-3330s へグレードダウンした状態です。また、Windows7⇒Windows 8などの環境も異なっています。
2013年1月ごろには登場。XPS One 27のタッチスクリーンモデル。27インチ一体型PC。クアッドHD解像度(2560×1440)の広領域に27インチという大画面PC。全面ガラス加工のデザイン。単体GPUにGeForce GT 640Mを搭載するため、グラフィック系クリエイティブ、本格3Dゲームが遊べるハイパフォーマンス。Ivy Bridge設計で、省エネ版の第3世代Core i5 / i7搭載可能。Infinity Premiumスピーカ内蔵。(2013年3月時点) |
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OS | Windows 8 64bit | |
液晶ディスプレイ | 27インチWLED光沢液晶 / クアッドHD解像度(2560×1440) | |
プロセッサ | インテル Core i5-3330s (2.7GHz , 8MB キャッシュ) ※クロック数最大3.2GHz |
7.4 |
メモリ | 8GB (4GBx2) DDR3-SDRAMメモリ | 8.1 |
グラフィックス | インテル HDグラフィックス4000 【 グラフィックスのスコアはこちら側 】 ↑ (NVIDIA Optimusテクノロジーによる自動切替) ↓ GeForce GT 640M 2GB DDR5 |
4.9 |
ゲーム用 グラフィックス |
6.8 | |
プライマリハードディスク | 1TB SATA HDD(7200回転) | 5.9 |
ストリートファイター4のベンチマーク結果 設定解像度 1280×720 ウィンドウ表示 |
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AVERAGE 106.02 FPS | RANK A ⇒ 快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能。 スコア 13763 |
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ストリートファイター4のベンチマーク結果 備考:クアッドHD解像度(2560×1440) フルスクリーン |
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AVERAGE 92.24 FPS | RANK A ⇒ 快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能。 スコア 8656 |
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バイオハザード5 「ベンチマークテストA」の結果 ※DirectX 10 解像度 1280 × 720 ウィンドウ表示 |
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104.1 fps | RANK S ⇒ すべてのシーンで非常に快適に動作。 エリア1⇒126.3 エリア2⇒108.9 エリア3⇒107.5 エリア4⇒104.1 |
グラフィックではゲームノートでも採用される「GeForce GT 640M」 を搭載しているので、クアッドHD解像度(2560×1440) フルスクリーンであってもストリートファイター4が余裕で遊べる能力です。バイオハザード5くらいの中堅負荷のゲームなら充分なスペックです。Core i5-3330s ではなくCore i7-3770sにすれば、さらに快適になると予想されます。
クアッドHD解像度(2560×1440) フルスクリーンでの、ストリートファイター4は大迫力。それにしても、ボードゲームでない限り、タッチスクリーンのメリットはなさそう。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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DELL XPS One 27 レビュー(モデル名:XPS One 2710)~2012年7月時点