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狭額・アルミ筐体・スタイリッシュ!Inspironでも高性能の15.6インチノート
DELL Inspiron 15 7000(7501)レビュー
Comet Lake-H設計のInspiron 15 7000こと、Inspiron 7501(コンピューターモデル名)をレビューする。規制モデル名はP102F、以下 便宜上、Inspiron 15-7501と呼称する。Inspironブランドで最上位の7000シリーズで、レビュー時点では11万円台から購入検討できるモデル。発売日は2020年5月15日。
第10世代Coreプロセッサ(ハイパフォーマンス版のHシリーズ)搭載の、15.6インチ非光沢・広視野角ノート(解像度1920 × 1080)。デュアルファンを内蔵しており、レビュー時点の最大では第10世代 Core i7-10750HとGeForce GTX 1650Ti の構成が可能であり、本格ゲームノート入門機同等のハイパフォーマンス。それにしても段々、パフォーマンスも高く、XPS風のデザインに近づいてきて「Inspironシリーズってなんぞや・・」って状態になっている。
天板、パームレスト、底面ともアルミ素材を採用しており、エッジには金属の光沢がアクセントになるダイヤモンドカット加工。Inspiron 15-7501は筐体にも高級感がある。
ディスプレイベゼルの幅はたった5mmほどしかなく、スタイリッシュな画面。さらに狭額でも小型Webカメラを内蔵しており、セキュリティ対策としてプライバシー ・シャッターも付いている。テンキー付きキーボードで、バックライト・キーボード機能を搭載している。リフト・ヒンジ構造なので、ディスプレイを開くとキーボード面に勾配がつき、底面の吸気スペースも広がる。
寸法は幅: 356 mm × 奥行き: 235 mm × 厚み: 18~19 mm 。 DELL公称の最小重量は 約1.75kgだが、レビュー実機の測量では1.876 kgだった。光学ドライブは搭載していない。
ディスプレイを開けば自動でPCが起動する「カバー・オープン・センサー」や、状況に合わせて温度とパフォーマンスのバランスを図るインテリジェント温度管理(アダプティブ サーマル)などのテクノロジーも搭載。Dell Power Managerで設定すれば、「Express Charge」により、バッテリー残量0%から80%まで1時間で急速充電できる。
Type-C端子×1基、USB3.2-Gen1 端子×2基、HDMI端子、Micro SDカードスロットなどを装備。GeForce GTX 1650Ti 搭載時ではType-C端子がThunderbolt 3対応となる。有線LAN端子は無しなので無線環境は必須。Wi-Fi 6(第6世代の無線LAN規格)なので、IEEE802.11axに対応する。
ストレージではM.2スロットを2基実装。HDDベイは実装していないのでHDD構成は無い。DELLでは1基のM.2スロットをサポートしており、高速であるPCI Express接続のNVMe SSDを搭載する。メインメモリはすでに8GB内蔵しており(オンボードメモリ)、さらにメモリスロットに8GBメモリ増設することで16GBメモリに対応している。
デメリットとしては次の点を挙げておく。本格ゲーミングノート並みの排気システムではなく、スタイリッシュ路線の構造であるため、Core i7-10750H + GeForce GTX 1650Ti というハイパフォーマンス化が可能でも、長時間の高負荷稼働には懸念がある。断続的ににハイパフォーマンスを求めるなら問題ないだろう。カードスロットはMicro SDなのでサイズが限定されてしまい、そこは使い勝手が悪い。
2020年9月論評 Comet Lake (Hシリーズ) |
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※2020年9月15日時点のレビュー。本製品の発売日は2020年5月15日。
レビューに関する、注意事項
当レビューでは「手元にある実機」を情報の軸にしており、標準搭載の範囲は不明瞭である。ユーザーのカスタマイズ選択や、メーカーの仕様変更により差異が生じることを了承いただきたい。
Inspiron 15-7501のスペック構成例(レビュー時点)
Inspiron 15-7501のプラットフォームではComet Lake-Hを採用している。2020年4月に発表された、第10世代Coreプロセッサのハイエンド版。本格的なゲームユーザーやクリエイター向けの高性能CPUとなる。ターボ・ブースト・マックス・テクノロジー 3.0を搭載しており、従来のターボ・ブースト・テクノロジー2.0よりも「シングルスレッド時の高クロック化」が可能となった。Inspiron 15-7501では、レビュー時点の構成例として以下のような選択が見られる。ディスプレイに選択肢はなかった。
第10世代Coreプロセッサ(Hシリーズ)
- 第10世代 Core i5-10300H
(4コア / 8T、8MBキャッシュ、2.5GHz / 最大 4.5 GHz) TDP 45W 【UHD グラフィックス 】 - 第10世代 Core i7-10750H
(6コア / 12T、12MBキャッシュ、2.6GHz / 最大 5.0 GHz) TDP 45W 【UHD グラフィックス 】
※アーキテクチャ解説 【 Comet Lake(Hシリーズ)設計 ※2020年~ 】
Core i7-10750Hだと、Core i5-10300Hよりも全般的なスペックアップになるが、特に実装コアが6コアという面が大きいだろう。HTテクノロジーがあるのでスレッド数が倍になり、マルチスレッド対応の環境であればなお有利。マルチスレッドをさほど重視していないのなら、Core i5-10300Hで十分だろう。
単体GPU(グラフィック)
- NVIDIA GeForce GTX 1650 4GB GDDR6
- NVIDIA GeForce GTX 1650Ti 4GB GDDR6
※基礎知識 【 グラフィック専用のチップである単体GPUとは 】
ローエンドのGeForce GTX 1650シリーズであるが、ゲームPCの入門機くらいにはなるスペックである。さらに強化版の1650Ti であればGTX 1660にやや近づける。単体GPUなし(内蔵グラフィックのUHD グラフィックス)という選択はみられなかったので、単体GPUの搭載は固定構成と思われる。
メインメモリ
- 8GB DDR4(2933MHz) ※換装不可のオンボードメモリのみ
- 16GB DDR4(2933MHz) ※8GB オンボードメモリ + SO-DIMMの8GBメモリ
※基礎知識 【 メインメモリ(主記憶装置)とは 】
すでに換装不可な8GBオンボードメモリを内蔵しており、さらに別途、メモリスロットを1基実装している。そのため16GBメモリ構成では、オンボードメモリに加え、着脱可能な8GB メモリ(SO-DIMM)がメモリスロットに搭載される。
ストレージ
- 1TBまたは、512GB NVMe SSD (M.2 / PCI Express)
- 2.5インチベイは存在しないので、HDDの内蔵は不可。
※M.2スロットに搭載するSSDの基礎知識 【 NVMe SSDとSATA SSDについて 】
高速のPCI Express接続であるNVMe SSDをM.2スロットに搭載。内部を確認するとM.2スロットが2基あり、1つはType 2280 2242 2230対応、もうひとつはType 2280のみ対応となっていた。ただし、レビュー時点ではデュアル・ストレージのサポートは見られないため、M.2 SSD×2基のカスタマイズは自己責任の範疇になる。
構成の注意事項
※調査時点における情報。一部情報は時期により異なる場合もある。
※複数の既存構成(パッケージ)で販売されているが、構成ごとに選択の制限がある。
Inspiron 15-7501 レビュー実機のスペック詳細
手元にあるInspiron 15-7501 実機の詳細スペックを記載する。構成の一例として紹介しており、特にベンダー(部品メーカー)は各機で異なるのでご理解の上、参考にされたし。
レビュー実機ではCPUに第10世代 Core i7-10750Hを搭載、単体GPUにはGeForce GTX 1650Ti を搭載している。8GBオンボードメモリに加え、着脱可能な8GB メモリ(SKハイニックス製)の追加により16GBメモリ搭載となっている。このスペック表をみると、形態の異なるメモリでありながら、デュアルチャンネルの同期が取られているようだ。
モニタ構成では「15.6インチ 非光沢ディスプレイ 【広視野角】 (解像度1920 × 1080)」のみであり、実機では液晶パネルが、LG Philips(LGエレクトロニクス製)の【 LGD0637 】だった。 検索しても詳細不明だったが、広視野角なのでIPSパネルの類と思われる。なお、このベンダーは2014年に液晶パネル世界シェア1位となった経歴がある。LGとは前身であった金星社(Lucky-Goldstar)の略。
デバイスマネージャから、ネットワークコントローラをチェック。無線LANにはインテルWi-Fi 6 AX201 160MHzを搭載。Wi-Fi 6(第6世代の無線LAN規格)なので、IEEE802.11axに対応する。Wi-Fi 5(IEEE802.11ac)から通信速度が向上し、「複数端末環境における通信の安定性」、「接続する端末の省電力性」で向上している。
なお、有線LANは搭載していないので無線環境が必須となる。
ストレージにウエスタン・デジタル製のPC SN730を搭載している。(M.2スロットに1TBGB NVMe SSD搭載。フォームファクタはType 2280)。パフォーマンスはこの通りで、シーケンシャルリードでは3246MB/sという爆速。メーカーの公称値では3,400 MB/sとなっており、それにほぼ近い。一般的にSATA接続のSSDではシーケンシャルリードが大体500MB/sあたりだが、PCI Express接続のNVMe SSDとなるとその速度は圧倒的で桁違い。シーケンシャルライトも桁違いに速く2990MB/sだった。
なお、ベンダーは供給時期により異なり、SSDには個体差もあるので、あくまでこの実機に限った一例である。ちなみにSATA SSDでもすでに及第点の速度のため、一般的な操作でNVMe SSDとSATA SSDの差は体感しにくい。
基礎知識
- ネットワーク基礎知識 【 無線LAN規格について 】
- 参考比較はこちら 【SSD/HDDの、ストレージ・パフォーマンス比較 】
装備するインターフェース
まず付属していたクイックスタートガイドで、Inspiron 15-7501が装備する端子をチェックしてみる。Type-C端子のインターフェースはPC構成によって異なり、レビュー時点ではGeForce GTX 1650Ti 搭載時にThunderbolt 3対応(Display Portも対応)となる。
備考欄をみると、Thunderbolt 3なしの方(GeForce GTX 1650Ti 非搭載)では「Display Port と USB3.2-Gen1」 の対応となっている。ちなみにDELLサイトではPower Deliveryの記載もあるが、これはどうなんだろう。いずれにしても現在では60WあたりのPower Deliveryアダプタしかないから、単体GPUを搭載するノートには無駄でしょう。
共通事項として光学ドライブの内蔵は無し、有線LAN端子無し。Type-C端子×1基、USB3.2-Gen1 端子×2基、HDMI端子、ヘッドセット端子の装備となる。カードスロットがMicro SDなのでサイズが限定されてしまい、そこは使い勝手が悪い。
では手元にあるInspiron 15-7501実機で確認。左側面では、電源コネクタ、HDMI端子、USB3.2-Gen1 端子、Type-C端子(GeForce GTX 1650Ti 搭載時なのでThunderbolt 3とDisplay Port 対応)がある。
右側面では、Micro SDカードスロット、USB3.2-Gen1 端子、ヘッドセット端子を配置。
※2019年2月、USB Implementers Forum(策定団体)によってUSB規格の名称が変更された。以前、「USB3.0、USB3.1-Gen1」と呼ばれていたのが「USB3.2-Gen1 」に変更。そして「USB3.1-Gen2」は「USB3.2-Gen2」に変更。過去にアップしたレビュー記事では修正を入れないのでご留意を。
インターフェースの補足説明
- USB Type-Cは単なるコネクタ形状の規格であるため、どの転送規格に対応するかは各々異なる
- USB3.2-Gen1 (旧名称:USB3.1-Gen1)の転送速度は「5Gbps」
- USB3.2-Gen2 (旧名称:USB3.1-Gen2)はUSB3.2-Gen1の2倍の速度で、「10Gbps」
- Power Delivery(USB PD)とは、USB電力拡張規格のこと。ホスト側から電力を得て、数珠つなぎ式で対応周辺機器へ電源供給ができる。順に電力消費をしていって、電力不足になるまで繋いでいける
- 初心者向けに、周辺機器とつなぐ端子の知識を、パソコンの接続端子(シリアルバス規格)で解説
- ディスプレイと接続する端子の知識を、パソコンのディスプレイ端子で解説
高級感あり!天板・パームレスト・底面にアルミ素材
天板には高級感があるアルミ素材を採用し、サンドブラストの梨地加工。アルマイト加工でさらっとした手触り。
天板中央には少し窪んだ状態でクローム調のDELLロゴが配置されている。 ※アルマイト加工(陽極酸化処理)とは酸化皮膜を生成させる表面処理で、これにより耐食性と耐摩耗性が向上する。
ボディタイプは、「底面カバー・フラットタイプ」。パームレスト側がトレイ形状になった筐体である。天板・パームレスト・底面の3パーツがアルミ素材で、アルミ削り出しボディほどではないが、高級感のある雰囲気が楽しめる。ノートPCの筐体素材については話しが長くなるので、以下の「アルミ筐体~どの部材がアルミなのか」の記事を参考に。
基礎知識 : いろいろある!ノートPCの筐体素材
前面のデザイン。底面側の先端がカーブになったデザイン。
ディスプレイを開いたときの正面。
右側面のデザイン。底面側にカーブをもたせることで、見た目の薄さに拍車をかけている様子。カーブ面にはスピーカーが配置されている。
左側面の様子。こうしてみると、15型ノートにしては装備端子が控えめと感じる。わりとスタイリッシュなモバイル系に寄せているのかもしれない。
背面とリフト・ヒンジ構造
背面は多角面の半円形状であり、両サイドに軟性プラスチック(グレーカラー)のスタンドが取り付けられている。ただ、実際の可動部分となるヒンジは2箇所であり、内側に回り込んでいる。
ディスプレイを開くと、キーボード面に勾配がつく機構(リフト・ヒンジ)。チルトスタンドの効果があり、傾斜面になったキーボードで打ちやすくなる。さらに底面側に空間が生まれるので、吸気スペースも拡張されるというもの。
底面側に回り込んだリフト・ヒンジの様子。
デスプレイは最大でここまで開く。
背面の排気口
デスプレイがInspiron 15-7501の背面に回り込んでしまう構造ゆえ、排気熱はディスプレイの上を通過するエアーフローとなる。デュアルファン内蔵なので、それぞれの排気口から熱が排気される。GeForce GTX 1650Tiを搭載しているので、熱の量もそれなりに発生する。
長時間ゲームのベンチマークテストを回していると、ディスプレイベゼルにあたる熱風が気になった。(ディスプレイは全開にしている)。赤外線温度計で測ると直に熱が当たる場所は約60度もあり、指を差し込むと耐えられない熱さ。(当時、室内温度が34度という猛暑日も考慮しておくべきだが)
つまり、これは排気口を塞いでしまうのでアカン角度や。
設計においてはメーカーが検証を重ねて問題ない構造にしていると思うが、ゲーミングノートのように長時間高負荷には向かないと思われる。ユーザーとしてはスタイリッシュデザインを優先した分、排熱、冷却に関してゲーミングノート以上に気を使うべきだと思う。いずれにしても、高パフォーマンスであっても長時間の本格ゲーム用にはお勧めしない。
アルミカバーの底面
底面は全体が内部アクセスのカバーとなっており、アルミ材質である。中央にはinspironロゴがエンボス加工されている。デュアルファン内蔵であるため、吸気口のスリット面積はわりと広くなっている。
底面を斜めから見た様子。後方のスタンドゴムは長い土手になっている。
ヒンジは内側に隠れるような構造になっている。DELLサイトによれば「ドロップ ヒンジ デザイン」というらしい。
左右の曲面にスピーカー孔を配置しており、そこそこ広めにパンチングされている。
15.6インチ 非光沢ディスプレイ 【広視野角】 (解像度1920 × 1080)
レビュー時点ではディスプレイの仕様がこれのみとなっている。DELLサイトの表記では、「15.6インチ FHD (1920 x 1080) 非光沢LEDバックライト ノンタッチ 広視野角 sRGB100% 8bit」。なんとも無駄の多い記載だ。8bitとは、RGBの3原色でいうと24bit フルカラー(1677万色)のこと。当たり前のスペックをわざわざ書かんでも・・と思う。この実機ではLG Philips(LGエレクトロニクス製)の LGD0637 パネルだが、供給時期によりベンダーは異なる。
15.6インチに1920 × 1080解像度の搭載。この画面サイズだと高解像度でやや細かい表示になるため、DELLの初期設定および推奨設定では125%拡大になっているが、ここでは(写真では)ドットバイドット表示-100%に設定し直している。見え方の感じ方には個人差はあるだろうが、15.6インチに「1920 × 1080」はドットバイドット(100%)表示でもわりと実用的で、玄人ユーザーはわりとこの組み合わせを好む傾向にある。
パネルの種類が不明だが、見たところIPSパネルの類であろう広視野角。斜め角度でも著しい色度変移は見られない。ただARコーティング(反射防止加工)が無いのか、テラスのような明るい場所では陰が強めにでる。やや半光沢であるが、非光沢の部類であり映り込みの煩わしさはほぼない。非光沢は長時間の視聴でも目に優しい。
パネルの反射光をカットした状況(つまり暗闇環境)での視野角。確かに広視野角なので、一般的な部屋の明かりなら問題ないだろう。
※当方では撮影の為、かなりの照明をつけており一般的な室内環境よりも明るい状況下である(テラスに近い状況)。そのためでもないかぎり、斜め角度からだと画面に陰が載りやすい。
約5mm幅の狭額ディスプレイベゼル
左右のディスプレイベゼルの幅はたった5mmほどしかなく、スタイリッシュな画面デザインが堪能できる。上部ベゼルも狭額であり、上位機種XPSモデルのデザインが、Inspironシリーズにも舞い降りた気分だ。
ベゼル面積が小さい分、物理的に筐体サイズもコンパクト化している。
ディスプレイベゼルは少し段差になった形状。天面のアルミ・プレートがややベゼル側に被さるデザインになっている。
ディスプレイベゼル上部には小型のWebカメラを内蔵しており、左右にデュアルマイクを内蔵している。(レンズの右隣には動作ライトが付いている)。このように狭額ディスプレイに内蔵できる小型カメラの初見はXPSシリーズであったが、ついにコスパのInspironシリーズまでお下がりしてきたようだ。
セキュリティ対策として、プライバシー・シャッターが付いており、レバーを右方向にスライドするとレンズが塞がる。
ディスプレイベゼル下部は、少し窪んだシルバーカラーのDELLロゴを配置。
ディスプレイ基礎知識
- 広視野角の解説(おそらくIPSパネルの類) : 液晶パネル(TFT液晶)の駆動方式とは
- ディスプレイ表面処理 ~ 光沢(グレア)と非光沢(ノングレア)について
- ドットバイドット表示の解説 :解像度と画素(ドット)について
- 画面サイズと解像度の組み合わせ比較
アルミのパームレストと、テンキー付きキーボード
Inspiron 15-7501のパームレストはアルミ素材であり高級感がある。端子部分の側面まで一体型のトレイ形状になっている。表面は梨地でアルマイト加工。
テンキー付きキーボードなので、ホームポジションはやや左寄りになる。
パームレストの外周部は「ダイヤモンドカット加工」が施されている。ダイヤモンドカット(ダイヤカット)では、ダイヤモンドバイトという「精密金型加工に適した刃先の道具」で金属を削るため、そう呼ばれる。アルミの地色を削り出す表面処理加工法であり、エッジ部分の金属を削り出したそのままの肌がデザイン性を高める。
クリックボタン一体型のタッチパッドで、面積はわりと広め。
タッチパッド・エリアの外周部にも「ダイヤモンドカット加工」が施されており、金属の光沢がアクセントになっている。
キーボードの上部には一列に並んだパンチング穴のデザインになっている。ここはスピーカー部分ではないので、補助的な吸気口になっているようだ。
テンキー付きのキーボードとなっている。テンキーの上には電卓機能キーが付いており、横にはCEキーと+/-キーがあり、ダイレクトに電卓操作が可能。
右上には「指紋認証リーダーと統合した電源ボタン」を配置している。Windows Hello対応。(マニュアルによればオプション扱い)。横の指紋マークシールは剥がせる。
バックライト・キーボード機能を搭載している。(F5を繰り返し押すことで、ライトのオンオフおよび、2段階の調光可能)。薄暗い会議室や、寝室などとっさの使用でも室内照明を点けずに操作することができ、わりと重宝する機能である。機能がオンのときは、キーに触れると自動的に点灯する。しばらく操作をしないと自然に消灯する。
キーボードの使用感はこちらの記事によりまとめて紹介している。
【パーツ詳細はリンク先にて: Inspiron 15-7501で採用のキーボード・パーツ 】
130WのACアダプタが付属(GeForce GTX 1650Ti 搭載時)
GeForce GTX 1650Ti 搭載時では、130WのACアダプタが付属する。ACアダプタからPC側へのケーブルは比較的細めだが、ジョイントするAC電源ケーブルは太めなので取り回しはよくない。PCへつなぐプラグ先に白LEDの電源ライトを配置している。
実物を測量したところ、アダプタ本体397g、AC電源ケーブル105gだった。※AC電源ケーブルは一般的に市販されているメガネ型3P(通称ミッキー型 / IECコネクター・60320-C5)なので、市販品への変更は可能。ちなみに当方では細めの市販ケーブルを予備にストックしている。
固有の機能、およびユーティリティソフト(一部)
このInspiron 15-7501に搭載されている固有の機能、およびユーティリティソフトの一部を紹介しておく。アプリではバージョンやインターフェース・デザインが刷新される場合もあるのであしからず。
カバー・オープン・センサー搭載
ディスプレイを開くと、自動でWindowsが起動する「カバー・オープン・センサー」搭載。PC起動が目的なら電源ボタンを押す手間が省ける。しかし清掃のために開いたなど” 起動目的ではないとき ” はシャットダウンする手間がかかる。
インテリジェント温度管理機能(アダプティブ サーマル)
人体またはデスクの上に置かれている状況を識別し、パフォーマンス調整で温度管理する機能がある。 手に持っているとき、膝に置いたときは不快感軽減のため熱くなりくく、デスク上のときは熱くなっても高速処理優先する。
Dell Power Manager(v3.6.0) ~ 電源・温度の管理アプリ
レビュー時点では、Dell Power Manager(v3.6.0)が搭載されている。電源プロファイル管理や、静音性(ファン速度)・温度・パフォーマンス(処理速度)のカスタマイズがここで行える。このシステムは、インテルDynamic Tuning Technology(インテル DTT)に基づいたチューニング機能である。
バッテリー情報の「バッテリ設定」では、「バッテリーの長寿命を優先するか・・、寿命よりも急速充電」を優先するか・・・、そのバランスを取るか・・」という選択ができる。バッテリー残量0%から80%まで1時間で急速充電する機能「Express Charge」の設定もここで行える。
機能のカテゴリは以下の通り。なお、バッテリーの種類によっては、利用可能な設定が制限される場合があるとのこと。
この実機では「ピークシフト」が省かれたバージョン3.6.0が搭載されている。バッテリーの種類によっては、利用可能な設定が制限される場合があるというので、これはバッテリーの製造元に起因することなのだろう。この実機ではSMPというメーカーのバッテリーが内蔵されていた。
- バッテリー情報 (充電レベル・状況・正常性のモニタリング)
- 高度な充電 (バッテリ寿命の最適化~寿命を延ばす設定)
- ピークシフト ※この実機では省かれていた
- サーマル管理 (システム温度およびファン設定~低温・静音・高パフォーマンス優先など)
- バッテリエクステンダ (バッテリ消費の最小化~CPU処理速度を低下、画面輝度など抑えるなど)
- アラート設定 (電源アダプター・バッテリー・温度に関するアラートをサポート)
※購入時期により、Dell Power Managerのバージョンが更新されている場合がある。
※ちなみに、当サイトのベンチマークテストでは、最適化(標準設定)にしている。
さらに詳しく 【 DELL Power Manager(電源・温度の管理アプリ)のレポート 】
Waves MaxxAudio Pro ~サウンドチューニング
サウンドチューニングにWaves MaxxAudio Proを搭載。内蔵型で出力の弱い小型スピーカーでも、デジタル処理で効果的なサウンドを展開するサウンド補正技術。 ゲームサウンドでは良好な結果を残しているのだとか。
項目は、イコライザー調整ができる「再生」、ヘッドフォンでのリスニング環境調節 「Waves Nx」、声の聞こえ方を向上させる「音声」の3つ。それぞれサンプル音楽を流してサウンドテストできる。※このバージョンはWaves MaxxAudio Pro 3.0.30.0
さらに詳しく → 【 Waves MaxxAudio Proの解説 】
※バージョンが更新されている場合もあり
Core i7-10750Hのパフォーマンス
今回のInspiron 15-7501で搭載したCore i7-10750Hのスペック。6コア実装、HTテクノロジーによって12スレッド動作する。TDP(熱設計電力)は45WでハイパフォーマンスのHシリーズ。ベースクロックは2.6GHzGHzだがターボブーストにより最大5.0 GHzまでアップする。ついにメインストリームのモデルにも5GHzが降臨!ありがたやあ~!Core i7-10750Hには内蔵グラフィックの「UHDグラフィックス」を統合しており、単体GPUとの切り替え使用が可能。
初心者向けCPU基礎知識
- 基本的なCPUのスペック : 動作周波数(GHz)や、キャッシュメモリ、TDPなど
- 定格内の自動クロックアップ(最大~GHz)の、ターボ・ブースト・テクノロジーとは
- PCの複数同時処理! ~コア/~Tという、マルチコアとマルチスレッドとは
CPUの内蔵グラフィックとは
UHDグラフィックスとは内蔵グラフィックで、CPUコアと統合している「統合型グラフィック」。低消費電力、低コストのメリットがある。本格ゲームなど高負荷な用途でない限り、これで十分というユーザーは多い。4Kコンテンツに対応するパフォーマンスがあり、2Dコンテンツでは十分。さらに解説 【CPUに統合された、内蔵グラフィックとは】CINEBENCH R15のベンチマークテスト
このInspiron 15-7501で搭載したCore i7-10750Hのパフォーマンスをチェックする。ベンチマークテストはCINEBENCH R15によるレンダリングだが、比較するのはパソ兄さんが過去にレビューしたPCにおけるもの。(重複するCPUでは最高値だったものを残している) 。オレンジ色のバーが今回のCPUのスコアである。なお、CINEBENCH R15の結果がCPU性能の全てではないのでご留意を。
今回のCore i7-10750Hではマルチスレッドで1271。6コア実装12スレッド動作がかなり影響しており、Core i9-8950HKやCore i7-9750Hと並ぶ様子。当レビューではノート向けのCore i7で過去最高スコアを達成(2020年9月15日時点)。前世代にあたるCore i7-9750Hとの差は微妙なところだが、さらに前のCore i7-8750Hとならやや超えた印象がある。
1コアのパフォーマンスであるシングルスレッドでは、スコアが197。1コアのパフォーマンスもなかなか良い。ただ、比較的近い時期のCPUだと似たようなスコアなので、このテストは意味があるのかわからなくなっている。
CINEBENCH R15ベンチマークテストとは
ドイツMAXON社の3DCG作成ソフト「CINEMA 4D」をベースとしており、レンダリングにかかった時間などでスコアが算出される。CPUを100%稼働させるので「CPU性能指数」の目安になり、コア数が多く(スレッド数が多く)高クロックのCPUほど短時間で処理できる。主にマルチコア環境での参考になる。搭載GPUの影響はほぼ受けない。
【CINEBENCH R15ベンチマークテスト ~ 過去レビューPCとの、マルチスレッド比較 】GeForce GTX 1650Ti 4GB GDDR6搭載
Inspiron 15-7501に搭載した単体GPU、NVIDIA GeForce GTX 1650Ti 4GB GDDR6のスペック。NVIDIA Optimus テクノロジーにより、切り替え可能グラフィックとなっていため、Core i7-10750Hが統合している内蔵グラフィック「UHD グラフィックス 」と切り替えて使うことが可能。
切り替え可能グラフィックとは
単体GPUを搭載したノートパソコンに登場したのが、切替可能なグラフィックである。2Dコンテンツやネットなど低負荷の動作では「内蔵グラフィック」を使い、消費電力を抑える。一方、本格ゲームなど高負荷な動作では「単体GPU」を使い、消費電力は高くなるが処理能力を優先させる。つまり、常ではなく ” 必要なときだけ単体GPUが動いてくれればいい ” というもの。特にバッテリー駆動のモバイル用途には重宝できる機能。
NVIDIA Optimus テクノロジーにより、単体GPU(NVIDIA GeForce シリーズ)とCPUに統合されている内蔵グラフィックをシームレスに切り替えることができる。この機能はグラフィックをソフトウェア的に切り替えており、基本的には負荷に応じた自動切り替えである。
ところが自動切り替えでは実のところ、その判別はあまり賢くない。そのため単体GPUで確実に動かしたい場合は、NVIDIAコントロールパネルの「プログラム設定」から高パフォーマンス指定で、アプリごとに手動で指定したほうがいい。これを知らないユーザーは「想定していた性能が出ていない」とパニックになるようだ。確かに、バッテリー駆動がメインでない据え置きのノートPCでは、ありがた迷惑な機能ではある。
さらに切替可能グラフィックの解説:【NVIDIA Optimus と、AMD Enduro 電力管理テクノロジー】ゲームのベンチマークテスト
レビューしたInspiron 15-7501における本格ゲームのベンチマークテスト結果。 GeForce GTX 1650Ti でちゃんと動くように自動切り替えではなく、NVIDIAコントロールパネルから任意指定した。(自動認識が信用できないのがNVIDIA Optimusの面倒くさいところ)。依存具合はゲームタイトルによるが、搭載しているCPUの性能もスコアに影響を与える。むろんGPUが主体ではあるけれども、「CPUとGPUの組み合わせによるパフォーマンス」としてチェックしたほうがいい。
かなり高負荷なFINAL FANTASY XVのベンチマークテスト。個人的な及第点はスコア5000としているが、標準品質ならフルHD(1920 × 1080)解像度でプレイが可能な性能がある。指標では9000以上で「とても快適」となるが、軽量品質で1280×720解像度であれば、近いところまで達する。
そのほか、ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター、ラストレムナント~2009年、バイオハザード6~2013年でも測ってみたが、高品質/1920 × 1080に設定してもすでに十分すぎるほどの性能を持っている。
この構成は、DELLのゲーミングノート「G3」「G5」と同等なので、性能としてはゲーミングノートといえる。しかしGシリーズと比べると、スタイリッシュ・デザイン寄りのため冷却面で貧弱さを感じ、長時間プレイ用ではお勧めしない。時々、高いグラフィックパフォーマンスが必要なニーズなら良いだろう。(一応、デュアルファン内蔵なので、スタイリッシュノートの中では冷却力は強い)
以下、今回の構成におけるベンチマークテスト結果のまとめ。ゲームタイトルのリンクをクリックすると、当方過去のレビューPCと比較できる。これまでのゲーミングノートと並ぶポジションにある。
2020年9月論評 Comet Lake (Hシリーズ) |
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ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター (1920 × 1080 最高品質 DirectX 11 フルスクリーン) |
9784 | |
ラストレムナント~2009年 (1920 × 1080 フルスクリーン) |
257.16 | |
バイオハザード6~2013年 (1920 × 1080 品質:初期設定 DirectX 9.0c フルスクリーン) |
13306 | |
FINAL FANTASY XV・ベンチマークテスト 1280×720 (1280×720 軽量品質 フルスクリーン) |
8939 | |
FINAL FANTASY XV・ベンチマークテスト 1920 × 1080 (1920 × 1080 標準品質 フルスクリーン) |
5164 |
ゲームのベンチマークテストについて
- バッテリー駆動では著しくパフォーマンスが下がるので、ACアダプタは常時接続している。
- 電源管理(Dell Power Manager)を、最適化(標準設定)にしている。
- PCの排熱性能(冷却システム)によって、CPUやGPUのパフォーマンスに影響がでるため、純粋にそのCPUやGPUだけの性能とは言えない。(ポテンシャルを引き出していない場合もある)
- CPUに統合されている内蔵グラフィックの場合(単体GPUの搭載なしの場合)は、ビデオメモリを持たないため、メインメモリが代用される。そのため、搭載メモリによってパフォーマンスが左右されやすい。
- 3Dゲームでは美麗な描写処理を担うグラフィック(GPU)の性能が重視されるが、CPUも軽視できない。炎、煙、風、速度などの自然現象をシミュレーションする物理演算(エフェクト)や、プレイヤーが操作しないキャラクター(NPC-non player character)を動かすのは人工知能(AI)であり、それはCPUが担っている。ゆえにCPUの依存度はゲームの処理内容による。
消費電力(ワットチェッカー)
ベンチマークテストでは、「ディスプレイ輝度最大時」 で実施。バイオハザード6の測定中では、70~90Wあたりの変動だった。ベンチマークテストでの消費電力はシーンにより変動がある。そのため、比較的よくみられた数値をワットチェッカーを眺めながら直感的に判断した。ざっくりとした目安で厳密性はない。130WのACアダプタなので、電源にゆとりはあるようだ。
底面カバーを外し、Inspiron 15-7501の内部へアクセス
換装のための内部アクセスは、底面カバーを取り外す構造なのでややハードルが高い。DELLサイトにて分解マニュアルがダウンロードできるので、分解手順を知ることができる。ただし自己責任の作業であるため、当サイトでは推奨していない。リスクを理解されていることを前提に紹介する。ネジを外し底面カバー全体を外す工程になるが、肝となる作業は多数に引っ掛けてあるツメを丁寧に外していくことである。無理に力を加えるとツメの破損につながるため、パテ用のプラスチックヘラが必需品となる。いくつか幅の異なるヘラを取り揃えるとよい。
底面カバーの裏側。アルミ・プレートがプラスチック材で補強された構造で、本体に引っ掛けるツメ部分になっている。
プラスチック材ならびにツメ部分の拡大。
パームレストから端子がある側面までアルミ一体型の、ユニボディ設計。つまりトレイみたいな形状に成形されている。
内部全体。空冷システムではデュアルファンの内蔵となっている。M.2スロットが2基あり、構造上ではSSDのデュアル・ストレージ構成が可能だが、レビュー時点ではDELLでのカスタマイズ選択がない。黒いシートの内側にはメモリスロットが1基あるが、すでに8GBメモリがオンボードで内蔵されている。2.5インチベイは無いので、HDDや2.5インチSSDは搭載できない構造。
手を置くパームレストの位置にバッテリーが内蔵されているため、バッテリー駆動では手元が熱くなりやすい欠点がある。
スピーカが内蔵されている位置。
デュアル・ファン内蔵
左に配置されているファンの様子。薄型スタイリッシュボディのため、空冷ファンもかなり薄型。デュアル・ファンとはいえ、流石にがっつりしたゲーミングノートのファンよりパワーは弱いと思われる。
右側に配置されているほうのファン。ヒートパイプが2本橋渡ししている様子が分かる。排気口の放熱フィンはやや控えめな印象。
メモリスロットと無線LANカード(Wi-Fi 6対応)
ファンとファンの間には、ヒートパイプのほか、メモリスロットと無線LANカードの搭載が確認できる。メモリスロットは黒いシートで覆われている。
メモリスロット
DIMM1/DDR4 onlyの印字があるシートをめくるとメモリスロットが1基ある。Inspiron 15-7501では8GBメモリがオンボードで内蔵されているが、レビュー実機ではこのスロットで8GBメモリが増設され、計16GBメモリ構成となっている。
無線LANカード(Wi-Fi 6)
メモリスロットの左側をめくると、無線LANカード(Wi-Fi 6)が搭載されている。
2基あるM.2スロット
ファンの下と、メモリスロットの下にM.2スロットがあり、SSDのデュアル・ストレージが可能な構造となっている。ただし、レビュー時点でのDELLサポートでは、左側のM.2スロットのみが使われる。
Type 2280、2240、2230に対応するM.2スロット(メイン側)
メイン・ストレージで使用されるM.2スロットには、Type 2280のNVMe SSDが搭載されている。
SSD上に載せられているアルミカバーはヒートシンクではなく帯電防止用と思われる。SSDとの間には弱粘性の緩衝材が付いている。
スロット部分をみると、固定金具の位置を変えることで、Type 2280、2240、2230に対応できるようだ。
セカンド・ストレージ側のM.2スロット
ちょうどメモリスロットの下に配置されている、もうひとつのM.2スロット。現状、DELLでのサポートはなく、今回SSDの搭載はないがアルミプレートは付属している。
セカンドのM.2スロットは、Type 2280のみの対応である。
備考:15.6インチノートのサイズ比較(dynabook AZ65/DG)
15.6インチノートの東芝dynabook AZ65/DG(2017年12月7日発表のモデル)と、サイズを比較のため横に並べてみた。「狭額ではない一般的なノートとの比較」ということでご覧いただきたい。
やはり、ディスプレイベゼルが狭額になっている分、Inspiron 15-7501の筐体サイズは15.6インチノートとしてはコンパクトになっている。
最新情報など、詳しくはDELLサイトへ
Inspiron 15-7501のレビューは以上。ここで紹介した実機は一例の構成であり、ユーザーの選択や販売時期により異なる。紹介した内容がすべて標準搭載というものではなく、購入の際はオプション搭載があることを留意していただきたい。
2020年9月論評 Comet Lake (Hシリーズ) |
15.6インチ非光沢・広視野角ノート(解像度1920 × 1080)。デュアルファンを内蔵しており、最大で第10世代 Core i7-10750HとGeForce GTX 1650Ti の構成が可能。 天板、パームレスト、底面ともアルミ素材を採用。 ディスプレイベゼルの幅はたった5mmほど。狭額でも小型Webカメラを内蔵、プライバシー ・シャッターも付いている。 テンキー付きキーボードで、バックライト機能を搭載。GeForce GTX 1650Ti 搭載時ではType-C端子がThunderbolt 3対応となる。ストレージではM.2スロットを2基実装。HDDベイは実装していないのでHDD構成は無い。PCI Express接続のNVMe SSDを搭載。メインメモリはすでに8GB内蔵しており(オンボードメモリ)、さらにメモリスロットに8GBメモリ増設することで16GBメモリに対応。 本格ゲーミングノート並みの排気システムではなく、スタイリッシュ路線の構造であるため、ハイパフォーマンス化が可能でも、長時間の高負荷稼働には懸念がある。断続的ににハイパフォーマンスを求めるなら問題ないだろう。 |
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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