XPS 17（コンピューターモデル名：L702X）をレビュー

XPS 17は3Dゲームを始め、高度なエンターテインメントを楽しみたい中級者以上の17.3インチノート。フルサイズのアイソレーションキーを採用。テンキーもフルサイズで、まさにデスクトップ同様の操作性。17.3インチノートという筐体サイズならではの仕様です。

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DELL XPS 17のキーボードを詳しく

XPS 17（L702X）のキーボードを細かくレビューしていきます。テンキー付きのフルサイズキーボードで、デスクトップパソコンのキーボードに使用感が近い。性能だけでなく、まさにデスクトップの代替え機。アイソレーションキーボード（浮石型キー）を採用しており、キーの間隔が完全に空いたキーボード。好みはあるかもしれませんが、接触による誤操作が軽減できて個人的には使いやすいと思います。

フルサイズキーボード

XPS 17キーボード左側。スタートキーのあたりは幅が狭く縦長なキー。

XPS 17キーボード
キーボード右側。

カーソルキーがやや小ぶりなのが残念。ゲームユーザーなら多用するでしょうに。それでも独立配置なので、操作しにくいことはないです。

最近、DELLノートでも15.6インチノートにテンキーを装備するケースが増えましたが、スペースの都合でキーの幅が狭いものとなっています。しかし、XPS 17（L702X）ではワイドがあるので、何ら縮小されることのないテンキーを装備しています。

ファンクションキー列

ファンクションキー列を見ていきます。ノートなので小ぶりですが、浮石キーなので隣のキーを押してしまう誤操作はほとんどありません。

オレンジの印字のところは、ESCキーから右へ「ディスプレイ切り替え、ワイヤレスON/OFF、タッチパッドON/OFF、画面輝度のアップとダウン、キーボードバックライトの調光と機能オンオフ」の操作キー。
ファンクションキーと兼用になっていますが、優先順位を設定で変えることも出来ます。初期設定ではオレンジ印字キーはFnキーと同時押しで使用します。（初期設定はファンクションキー優先）。

BIOSによってファンクションキーの優先を切り替えるところ。のちに紹介するWindowsモビリティ・コントロールボタンでも可能です。また、BIOSのここでPowerShare USBの有効無効も設定できます。

こちらはマルチメディアキー。コンテンツの操作（スキップ・バック・音量調整など）をワンタッチで行えます。

なお、情報は2011年12月時点になります。

電源ボタンとコントロールバー

XPS 17（L702X）のキーボード上部、右側にある「電源ボタンとコントロールバー」をチェックします。

光沢処理がされている、コントロールバーエリア。

LEDで点灯する電源ボタン。サイズもちょうどいい。

ワイヤレスの状態ライト。点灯中は機能オン。

バッテリーの状態ライト。点灯中は充電中を表します。消灯すれば充電完了。

左から、「Windowsモビリティ、インスタント起動、オーディオコントロール」のタッチセンサー式操作パネルです。

Windowsモビリティ

Windowsモビリティ・コントロールボタンを押したときに「Windowsモビリティセンター」が起動します。ディスプレイやバッテリー、ワイヤレスLAN、タッチパッドなどの設定をまとめて行えます。かつてはBIOS設定が必要だった「ファンクションキーとマルチメディアキーの優先順位」をこの画面でも行えます。

インスタント起動

インスタント起動コントロールボタンを押すと、最初は「DELL Instant Launch Manager」が起動します。以降、ここで選択した定義済みのアプリを一発起動できます。

オーディオコントロール

DELL オーディオXPS 17
オーディオ・コントロールボタンを押したときに「DELL オーディオ」が起動します。様々なサウンド系の設定が可能です。名門JBL（ジェイビーエル）スピーカーとウーファ内蔵で、しかもWaves社のサウンド技術「MaxxAudio」を採用しているので、重低音から高音まで音質向上させ、自然な音の広がりを演出できます。
Waves MaxxAudioって、単なる取ってつけたようなセールスポイントだと思っていましたが、画面にあるスピーカーアイコンをクリックしてサンプル音楽を聞いたら、そのサウンドに結構感動しました。映画鑑賞やゲームプレイに内蔵スピーカーで満足できるかと思います。