Inspiron 11 2 in 1(3147)レビュー(キーボード&CPU性能編)
360度回転で、タブレットなど4モードに変形する11.6インチノートのInspiron 11 2 in 1(3147)レビュー。次はキーボードについて紹介する。部分的に小さなキーがあるものの、基本的にフルサイズキーボードとなっている。同型タイプのDELL XPS 11 (9P33) と比べて、しっかりしたキーストロークがあるので、使用感は通常の11.6インチモバイルノートと変わらない。
シルバーとブラックの2トーンデザイン。防水設計となっているので、防滴くらいの効果はあるようだ。後半では、レビューしたInspiron 11 2 in 1(3147)実機におけるベンチマークテストの結果を公開する。
2014年8月論評 Silvermont設計 |
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2014年8月時点のレビューおよび、撮影したInspiron 11 2 in 1(3147)実機の情報となる。
キー配列をチェック
爪の長い人でも操作しやすいアイソレーションキーボードとなっている。下段のキーおよび、半角/全角キー、¥、BackSpace、「、などが小さいこと以外は、通常のフルサイズキーボードと同じ感覚で操作できる。小さくなりがちなEnterキーが大きめなのは良好である。スペースキーがかなり長めになっている。
カーソルキーが小さいが、エリアが独立しているので接触による誤操作はほとんどない。CapsLock有効時はキーの左にあるLEDライトが点灯する。
ファンクションキーがコントロールキーと併用になっている。初期設定ではファンクションキーはFnキーと組み合わせることで使え、コントロールキーが優先になっているが、ファンクションキーを優先に設定することもできる。また、Windows 8.1の機能が使えるキーとなっている。
キーストロークは浅めであるが、手応はそれなりにあるので、不満はない。DELL XPS 11 (9P33) のような「キーストローク皆無」というわけではない。
タブレットモード時のキーボードの様子。この状態ではキーボード入力は自動的に無効化される。タブレットとして持つとき、タッチパッドを掴むとちょとパコパコするのが気になる。
ボタンが一体化したタッチパッド。多くのメーカーで最近の定番になりつつある。またジェスチャーサポートとなっている。
搭載するCPU(Pentium N3530) のパフォーマンス
Inspiron 11 2 in 1(3147)実機ではPentium N3530を搭載しているので、このパフォーマンスをチェックする。Inspiron 11 2 in 1(3147)にはCeleron N2830も搭載できるが、Pentium N3530よりもパフォーマンスが劣るのは明らかだ。
左・Pentium N3530詳細。こうみえても4コア(クアッドコア)実装で、4スレッド動作する。
CINEBENCH R10ベンチマークテスト
CPUの性能が顕著に現れるCINEBENCH R10ベンチマークテストでチェック。 CINEBENCH R10は、MAXON Computer社のCinema 4Dをベースとしたベンチマークソフト。 Cinema 4Dとは映画・テレビ業界・ゲーム制作・建築で採用されている3Dソフトである。このベンチマークテストのレンダリング処理時間で、主にCPU性能を測ることができる。 CINEBENCH R10はマルチコアに最適化されているので、クロック数の高さだけでなくマルチスレッド効果を発揮する。
備考:GPU性能が与える影響(当サイト調べ)
Win7 64bit + Core i7-2600 + Radeon HD 5770 + 8GBメモリ⇒38秒
Win7 64bit + Core i7-2600 + ”HDグラフィックス2000” + 8GBメモリ⇒43秒
※いかにハイエンドであってもGPU性能が与える影響はごく僅かと思われる。(数秒程度の影響力はある)
注意:OSを始め、ドライバや常駐ソフトなどシステム環境の違い、メモリの容量・規格の違いがあるため、厳密なCPU比較にはなっていないことをご理解いただきたい。
今回のInspiron 11 2 in 1(3147)に近いパフォーマンスの過去レビュー機
今回のInspiron 11 2 in 1(3147)では「処理時間 ⇒2分14秒」だった。この性能に近い過去のレビュー機をピックアップする。
厳密なCPU比較ではないが、Core i5-4210Y(2013年 Haswell設計)搭載機とほぼ同じ性能。ちょっと古いデスクトップ用CPUであるが、Core 2 Duo E8400よりもやや高性能であった。Pentium N3530はAtom系CPUでありながら、Core i5-4210Y やCore i3-4030U と張り合えるとはなかなかのものである。
2014年8月論評 Silvermont設計 |
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処理時間 ⇒2分14秒 |
2013年 Haswell設計 |
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処理時間 ⇒2分10秒 |
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処理時間 ⇒2分12秒 |
2014年 Haswell設計 |
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処理時間⇒2分17秒 |
2008年 Coreマイクロ~設計 |
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処理時間 ⇒2分31秒 |
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処理時間 ⇒2分33秒 |
2013年 Haswell設計 |
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処理時間 ⇒2分49秒 |
Atom搭載機との比較
Silvermont設計は第3世代Atomにあたる。Silvermont設計にはタブレット向けCPU(Bay Trail-T)とモバイルCPU(Bay Trail-M)がある。Pentium N3530は、モバイルCPU(Bay Trail-M)のほうで、タブレット用よりも性能が高い。ここで過去のレビュー機からAtom搭載モデルをピックアップ。もっと前の世代であるAtom Z2760やAtom N270 はもはや話にならない。
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処理時間 ⇒3分38秒 |
2013年 Silvermont設計 |
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処理時間 ⇒4分24秒 |
2013年 Saltwell設計 |
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処理時間 ⇒12分09秒 |
2009年 Intel Atom搭載 |
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処理時間 ⇒18分06秒 |
2009年~2011年のブームだったCULVノートと比較
ネットブックブームが落ち着き、「もう少しパフォーマンスの高い超低電圧CPU搭載ノート」として登場したのがCULVノート。(今では死語になっているが・・。)そこで、過去のレビュー機からCULVノートをピックアップ。遅すぎてもはやコメントはない。
2011年 Fusion APU搭載 |
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処理時間 ⇒6分49秒 |
2009年 Coreマイクロ アーキテクチャ設計 |
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処理時間 ⇒10分12秒 |
2009年 Coreマイクロ アーキテクチャ設計 |
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処理時間 ⇒12分28秒 |
かつてはミドル以上のパフォーマンスと言われたパソコンは・・・
Core 2 Duo T7100を搭載した2007年のミドルノート、DELL Inspiron 1520でも4分以上かかっている。当時は速さに感動したPentium D 915は5分以上、 Pentium 4 (3.00GHz)では7分以上。もはや、Inspiron 11 2 in 1(3147)の足元にも及ばない。
2007年 Coreマイクロ アーキテクチャ設計 |
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処理時間 ⇒4分18秒 |
2006年 NetBurst 設計 |
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処理時間 ⇒5分28秒 |
2003年 NetBurst 設計 |
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処理時間 ⇒7分36秒 |
2014年8月レビュー Silvermont設計 |
今回のInspiron 11 2 in 1(3147)でチェックしたが、CPU使用率が12%程度なので、充分余裕である。 |
過去のPCと比べると、Inspiron 11 2 in 1(3147)のパフォーマンスは侮れない。ピックアップしたレビュー機の世代のPCをお持ちなら、なんとなくInspiron 11 2 in 1(3147)のパフォーマンスを分かっていただけるのではないだろうか。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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