DELL XPS 8900 購入&我流使用レポート
3通りのグラフィック構成で比較~ベンチマーク
購入したXPS 8900ではCore i7-6700と、グラフィックカードに「NVIDIA GeForce GT 730 2GB DDR3」を搭載している。ここでは3通りに構成を変えつつ、ベンチマークテストにて比較してみた。実験用としてストレージは換装しているので既存のHDDではないが、パフォーマンスに開きがでるほどではないだろう。

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テストのため |
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グラフィック比較
もともと搭載されていたNVIDIA GeForce GT730は、DDR3 / 64bitのタイプ。そして以前より所有していたGDDR5 / 64bitのタイプ(玄人志向のGF-GT730-LE1GHD/D5)があるので比較してみた。また内蔵GPUであるインテル HD グラフィックス530とも比較する。2つのNVIDIA GeForce GT730

メモリ・インターフェース | DDR3 / 64bit | GDDR5 / 64bit |
アーキテクチャ | Kepler世代 | Kepler世代 |
プロセス | 28nm | 28nm |
CUDA コア | 384基 | 384基 |
コアクロック数 | 902MHz | 902MHz(通常版の場合) ※今回のGF-GT730-LE1GHD/D5では、 「954Mhz」にクロックアップされている。 |
ビデオメモリ量 | 2GB | 1GB |
メモリクロック | 1800MHz | 5000MHz |
マルチディスプレイ | 3 | 3 |
Core i7-6700に内蔵するインテル HD グラフィックス530
グラフィックカード無しの場合は、Core i7-6700に内蔵するインテル HD グラフィックス530が使われる。
ベンチマークテスト結果
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先述の3つのグラフィックで、パフォーマンスを比較してみた。その他のXPS 8900構成は共通である。
スコアおよび、FPS比較
GeForce GT730 (DDR3 / 64bit)、 GeForce GT730 (GDDR5 / 64bit)、グラフィックカードなしでの、ベンチマークテスト結果は以下のとおり。 GeForce GT730 (GDDR5 / 64bit)は自前の市販品であり、DELLでは注文できない。ゲームタイトル / グラフィック | GeForce GT730 (DDR3 / 64bit) ※DELL提供パーツ |
GeForce GT730 (GDDR5 / 64bit) 市販品(玄人志向) |
Core i7-6700に内蔵の インテル HD グラフィックス530 (グラフィックカードなし) |
ストリートファイター4 1280×720 ウィンドウ表示 FPS |
106.83(Rank A) | 164.52(Rank A) | 141.67(Rank A) |
ストリートファイター4 1920 × 1080 フルスクリーン FPS |
67.65 (A) | 105.01(A) | 85.06(A) |
ドラゴンクエストX 標準:1280×720 ウィンドウ表示 |
6086(快適) | 9696(とても快適) | 5989(快適) |
ラストレムナント 1280×720 ウィンドウ表示 FPS |
52.23 | 99.65 | 61.92 |
バイオハザード5 ※DX10 1280×720 フルスクリーン |
75.7 (A) | 121.1(S) | 72.7(A) |
バイオハザード6 ※DX9 1280×720 フルスクリーン |
3194(B) | 4763(A) | 2931(C) |
FF14 エオルゼア 標準品質(デスクトップPC) 1280×720 フルスクリーン |
6474(とても快適) | 10756(非常に快適) | 6984(とても快適) |
FF14 イシュガルド 標準品質(デスクトップPC) 1280×720 フルスクリーン |
6068(とても快適) | 9694(非常に快適) | 6154(とても快適) |
GeForce GT730 (GDDR5 / 64bit)搭載時が、このなかでは圧倒的にスコアが高い。 一方、GeForce GT730 (DDR3 / 64bit)は インテル HD グラフィックス530 (グラフィックカードなし)に近く、ストリートファイター4では完全に抜かれている。ゲームのために搭載したのなら意味が無いと思われる。トリプル・モニタ出力をしたいときぐらいか、ニーズがあるとすれば。
消費電力チェック
各負荷をかけた時の消費電力をチェックした。一応多く見られたワット数を確認したが、多くのゲームではピーク時には+10~15Wほど変動する。消費電力がほぼ一定なのはラストレムナントであり、、こちらを参考にしたらいいだろう。
GeForce GT730 (GDDR5 / 64bit)がゲームのスコアが高いだけあって一番消費電力がかかっている。しかし、グラフィックカード搭載でこのくらいだったらかわいいものだろう。
GeForce GT730 (DDR3 / 64bit)とインテル HD グラフィックス530 (グラフィックカードなし)で比較した場合、当然、すべてにおいて「グラフィックカード無しのほうが低消費電力」と思いがちだが、例外もある。
ストリートファイター4やFF14 エオルゼア、イシュガルドでは、インテル HD グラフィックス530 (グラフィックカードなし)のほうが、10Wくらい消費電力が高い結果となった。インテル HD グラフィックス530はCPUと統合したGPUであるため、一部ゲームタイトルによっては消費電力が上がってしまうのかもしれない。さすがにアイドル時(待機時)では、グラフィックカードなしが最も省エネ。
ベンチ / グラフィック | GeForce GT730 (DDR3 / 64bit) ※DELL提供パーツ |
GeForce GT730 (GDDR5 / 64bit) 市販品(玄人志向) |
Core i7-6700に内蔵の インテル HD グラフィックス530 (グラフィックカードなし) |
XPS 8900 アイドル時 | 28W | 31W | 22W |
CINEBENCH R10 (CPUメインのレンダリング) |
95W | 忘れた | 88W |
CINEBENCH R15 (CPUメインのレンダリング) |
97W | 忘れた | 92W |
ストリートファイター4 1280×720 ウィンドウ表示 |
45W(+10~15W) | 58W(+10~15W) | 56W(+10~15W) |
ドラゴンクエストX 標準:1280×720 ウィンドウ表示 |
65W(+10~15W) | 77W(+10~15W) | 60W(+10~15W) |
ラストレムナント 1280×720 ウィンドウ表示 |
75W(+1~2W) | 88W(+1~2W) | 70W(+1~2W) |
バイオハザード5 ※DX10 1280×720 フルスクリーン |
65W(+10~15W) | 78W(+10~15W) | 66W(+10~15W) |
バイオハザード6 ※DX9 1280×720 フルスクリーン |
55W(+10~15W) | 68W(+10~15W) | 50W(+10~15W) |
FF14 エオルゼア 標準品質(デスクトップPC) 1280×720 フルスクリーン |
55W(+10~15W) | 75W(+10~15W) | 63W(+10~15W) |
FF14 イシュガルド 標準品質(デスクトップPC) 1280×720 フルスクリーン |
55W(+10~15W) | 75W(+10~15W) | 65W(+10~15W) |
ベンチ後のグラフィックカード ヒートシンクの温度(赤外線で) |
38.4℃ / 気温26.4度 | 40.4℃ / 気温27.3度 | - |
とにかく、当方のWeb制作マシンとしては、Core i7-6700に内蔵のインテル HD グラフィックス530 (グラフィックカードなし) で十分。 GeForce GT730 (DDR3 / 64bit)を外したことで、ちょっとばかり省エネになった。
ちなみに2015年11月にレビューした、ハイパフォーマンス構成のXPS 8900では、以下の構成で次のような消費電力であった。一応、掲載しておく。(関連記事はこちら⇒Core i7-6700K + NVIDIA GeForce GTX 960構成のパフォーマンス! XPS 8900のベンチマークテスト)。パソ兄さんの購入したXPS 8900よりもかなりのハイスペック構成であるが、アイドル時やCPUメインの利用では、僅かに消費電力が高い程度である。(ゲームプレイ中では倍以上の消費電力になるのは当然だが。)
![]() 2015年11月論評 Skylake設計 |
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アイドル時 | 36W |
CINEBENCH R10 | 111W |
CINEBENCH R15 | 115W |
ストリートファイター4 | 180Wあたり |
ドラゴンクエストX | 145Wあたり |
ラストレムナント | 171Wあたり |
バイオハザード5 ※DX10 | 185Wあたり |
バイオハザード6 ※DX9 | 180Wあたり |
XPS 8900について、詳しくはDELLサイトにて
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第6世代Core i7搭載。グラフィックカードはローエンドから補助電源のいるミドルレンジまで搭載でき、動画編集や本格ゲームの入門機としてオススメできるモデル。 天井にはUSB端子付きのメディアトレイを配置し、小型機器の置き場所となる。USB3.0端子は6基も装備。M.2スロット装備でSSDを搭載すれば高速起動が堪能できる。PC市場では拡張性が狭まっている傾向だが、まずまずの拡張性を持つミニタワー型は重宝できる存在。パソ兄さんの一押しデスクトップパソコン。 |
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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