Inspiron 17R Special Editionにて
DELLの17.3インチ娯楽ノート!Inspiron 17R Special Edition(7720)を紹介しています。実機を元にDELLサイトでは分からない詳細部分までレポートします。 【Inspiron 17R Special Edition レビューリスト】
ベンチマークテスト~GeForce GT 650M、Core i7-3610QM
Inspiron 17R Special Edition(7720)にてベンチマークテストを実施。構成は以下のとおりで、GPUにGeForce GT 650M、CPUはCore i7-3610QMを搭載しています。このパフォーマンスはゲーミングノートのDELL Alienware M14x (M14xR2)と同格。
2012年6月発売の17.3インチ・ミドルスペックノート 。第3世代Core i5 / i7搭載可能(チップセットはHM77)。新発売時点で単体GPUにGeForce GT 650M 搭載。パームレストはマグネシウム合金で、精密エッ チングのハニカムデザイン。 USB 3.0端子を4つ装備。サウンドシステムにWaves MaxxAudio 4 採用。サブウーファー内蔵の2.1chスピーカ。SSDを活用した高速起動「インテル スマート・レスポンス・テクノロジー」にオプション対応。(2012年7月時点) |
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OS | Windows 7 Home Premium SP1 64bit | |
液晶ディスプレイ | 17.3インチ光沢液晶/3D対応(1920x1080) | |
プロセッサ | インテル Core i7-3610QM (2.3GHz, 6MB キャッシュ) ※クロック数最大3.3GHz |
7.6 |
メモリ | 8GB (4GBx2) DDR3-SDRAMメモリ 1600MHz メモリ | 7.8 |
グラフィックス | GeForce GT 650M 2GB GDDR5 | 7.2 |
ゲーム用グラフィックス | 7.2 | |
プライマリハードディスク | 1TB SATA HDD(5400回転) + 32GB mSATA SSD ISRT(インテル スマート・レスポンス・テクノロジー)対応 |
5.9 |
ここ最近、NVIDIAのGPUを搭載するDELLノートパソコンではNVIDIA OptimusテクノロジーによってCPU内蔵グラフィックスと自動切替されるのですが、3D対応液晶(120Hz)で導入した場合はNVIDIA Optimusテクノロジーがありません。CPU内蔵グラフィックスこと「インテルHDグラフィックス」が3Dディスプレイ出力に対応していないためです。つまりGeForce GT 650Mオンリーです。windowsエクスペリエンスインデックスでは、GeForce GT 650Mのグラフィックス・スコアが表示されました。
windowsエクスペリエンスインデックスでは最大で7.9まで表示されますが、今回のInspiron 17R Special EditionではHDD以外、7.2以上あるのでかなり高いスコアです。
Core i7-3610QM (2.3GHz ※クロック数最大3.3GHz, 6MB キャッシュ)とGeForce GT 650M 2GB GDDR5のスペック詳細。Core i7-3610QMは4コア実装でHTテクノロジーによって8スレッド動作します。GeForce GT 650Mはシェーダー数が384基もあるハイパフォーマンスのモバイルGPU。
通常の環境でベンチマークテスト(リフレッシュレート60Hz)
以下のベンチマークテストは、通常のモニタと同じくリフレッシュレート60Hzの場合です。(つまり3D立体視ではない環境)。3D立体視のリフレッシュレート120Hzでは相当な負荷であり、単純に言うと2倍の負荷です。その場合のベンチマークテストは後ほど紹介します。
CINEBENCH R10のベンチマークCINEBENCH R10は、Cinema 4Dをベースとしたベンチマークソフトです。そのCinema 4Dというのは映画・テレビ業界・ゲーム制作・建築で採用されている3Dソフトです。マルチコアに最適化されているので、クロック数の高さだけでなくマルチスレッドでの能力を測ることができます。レンダリングにかかる時間を測定するテストですが、主にCPU性能を比較することができます。 |
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CINEBENCH R10のスコア | ||
CPUベンチマーク | 処理時間⇒41秒 スコア⇒21247 |
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OpenGL | スコア⇒7115 | |
※比較参考に別コンテンツ⇒これまでレビューしたPCと、CINEBENCH R10ベンチ比較 | ||
ストリートファイター4 のベンチマーク2009年にPC版が登場した対戦型格闘ゲーム、ストリートファイター4にてベンチマークテストを行なっています。2次元の操作ではありますが、描写は3Dという珍しいゲームです。高スペックが要求される本格PCゲームの中では、求められるスペックが比較的低めです。
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ストリートファイター4のベンチマーク結果 設定解像度 1280×720 ウィンドウ表示 |
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RANK A ⇒ 快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能。 スコア 19158 |
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(備考)設定解像度 1920×1080 フルスクリーン | ||
RANK A ⇒ 快適にプレイできる環境。より高度な設定も可能。 |
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※比較参考に別コンテンツ⇒これまでレビューしたPCと、ストリートファイター4ベンチ比較 | ||
バイオハザード5のベンチマーク2009年9月にPC版が登場した、バイオハザード5のベンチマークテストを行いました。日本ゲーム大賞2009 優秀賞を受賞したゲームであり、NVIDIA社の3D Visionにネイティブ対応した初の立体3D対応ゲーム。
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バイオハザード5 「ベンチマークテストA」の結果 ※DirectX 10 解像度 1280×720 ウィンドウ表示 |
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114.3 fps | RANK S ⇒ すべてのシーンで非常に快適に動作。 エリア1⇒139.9 エリア2⇒117.7 エリア3⇒90.0 エリア4⇒118.1 |
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(備考)解像度 1920×1080 フルスクリーン | ||
66.0 fps | RANK A ⇒ 快適に動作します。 エリア1⇒71.5 エリア2⇒69.5 エリア3⇒57.1 エリア4⇒67.7 |
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※比較参考に別コンテンツ⇒これまでレビューしたPCと、バイオハザード5のベンチ比較 | ||
ラストレムナントのベンチマークテスト2009年にPC版が登場した「ラストレムナント」でベンチマークテストを実施しました。RPGなのでアクションゲームほどリアルタイム処理にシビアではないものの、ロールプレイングでは異例の最大70体による集団バトルが展開するなど高負荷なゲームです。バトルもイベントシーンも高画質で製作されています。 プレイの目安ですが、45fps以上で普通レベルと判定され標準設定ならストレスなしのプレイが可能。ただし高負荷なシーンでは動作が重くなることがあります。そして、65fps以上なら快適レベルの判定でグラフィックを高めにしても快適な動作です。90fps以上ならグラフィックを最高にしても非常に快適なプレイが可能です。
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ラストレムナントのベンチマーク結果(解像度 1280×720 ウィンドウ表示) | ||
Average FPS | 111.99 | |
(備考)(備考)解像度 1920×1080 フルスクリーン表示 | ||
Average FPS | 60.87 | |
※比較参考に別コンテンツ⇒これまでレビューしたPCと、ラストレムナント ベンチ比較 | ||
デビル メイ クライ4 ベンチマークテスト2008年に発売した「デビル メイ クライ4 」にてベンチマークテストを行いました。家庭ゲーム機では表現できない、多数の敵キャラクターが登場。(PC版のみのモード:LEGENDARY DARK KNIGHT)
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デビル メイ クライ4のスコア(解像度 1280×720 ウィンドウ表示) DirectX 10 | ||
RANK S ⇒ すべての動作において快適に動作。 |
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(備考)解像度 1920×1080 フルスクリーン | ||
RANK A ⇒ 一部、動作低下の場合があるが、通常のプレイで問題なく動作。 |
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※比較参考に別コンテンツ⇒これまでレビューしたPCと、デビル メイ クライ4 ベンチ比較 | ||
ファイナルファンタジーXIV2010年9月に発売した、ファイナルファンタジーXIVのベンチマークテスト。先を見越した設定となっており、パソコン性能の向上を前提にしているため、要求されるスペックが非常に高いです。当サイトのテストではヒューラン(男)で統一。キャラクターによる負荷率は微々たる差のようです。 スコアの目安ですが【2500~2999】で標準的な動作となります。 それに満たない場合はプレイできても動作が一部または全般に重いと判定されます。なお、【1500 未満】 は動作困難でプレイ不可です。
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ファイナルファンタジーXIV オフィシャルベンチマーク スコア | ||
LOW(1280×720) | SCORE = 3352 (やや快適 ) | |
HIGH(1920×1080) | SCORE = 1820 (重い ) | |
※比較参考に別コンテンツ⇒これまでレビューしたPCと、ファイナルファンタジーXIVベンチ比較 | ||
ロスト プラネット2のベンチマークロストプラネット2のベンチマークテスト。PC版は2010年10月14日発売で、NVIDIA 3D Vision対応。前作は「ロスト プラネット エクストリーム コンディション」。
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ロスト プラネット2のベンチマーク DirectX 11 解像度 1280×720 (ウィンドウ表示) テストタイプAの結果 |
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36.3 fps | RANK B シーン1⇒36.3 シーン2⇒32.2 シーン3⇒41.2 |
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⇒これまでレビューしたPCと、ロスト プラネット2ベンチ比較 | ||
発熱と消費電力
散々ベンチマークテストを1時間ほど行ってから、パームレストの発熱温度を測定。とくに左側が熱くなっていますが、ここはHDDが内蔵されているあたりですね。室内気温、30度。結構汗だくな環境下です。
CINEBENCH R10のベンチマーク測定中は、極端な変動があるものの71W前後の消費電力でした。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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Inspiron 17R Special Edition レビューの更新履歴(2012年)
- 07/22 Inspiron 17R Special Edition ノートパソコンレビュー (インターフェース概要)
- 07/22 キーボードとその周辺
- 07/22 底面~HDDは2台搭載可能
- 07/23 ベンチマークテスト~GeForce GT 650M、Core i7-3610QMのパフォーマンス
- 07/24 3D立体視を体験!NVIDIA 3D Vision 2