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DELLユーザー・パソ兄さんのInspiron 17R Special Editionレビュー

Inspiron 17R Special Edition(7720)を詳しく知りたいなら、また購入予定なら当サイトのレビューを参考にどうぞ!(レビューは2012年7月時点の情報)今回はNVIDIA 3D VISION2も併せて紹介。
Inspiron 17R Special Edition レビューリスト

Inspiron 17R Special Edition ノートパソコンレビュー

2012年6月に発売されたDELLのInspiron 17R Special Editionをレビューします。17.3インチワイド液晶のハイエンドノートで、中級者から上級者向けの製品です。アルミ製のシャーシ構造、またパームレストはマグネシウム合金で精密エッ チングのハニカムデザインなど筐体のグレードは高く、サブウーファー内蔵の2.1chスピーカ構成など娯楽性に富んでいます。USB 3.0端子を計4つ装備。バックライト・キーボード搭載。SSDを活用した高速起動「インテル スマート・レスポンス・テクノロジー」にオプション対応。HDDベイを2基もつ拡張性もお勧めポイントです。


今回はオプションの3D対応液晶ディスプレイ(1920x1080)仕様にて紹介します。NVIDIA 3D VISION2による3D立体視を楽しんでみました。3Dゲームを立体視する場合、「右目用の画像と左目用の画像」を同時にレンダリングしなくてはならないので、非常に高いスペックが要求されます。今回のInspiron 17R Special Edition実機では、Core i7-3610QM (2.3GHz, 6MB キャッシュ) とGeForce GT 650M 2GB GDDR5を搭載しております。

なお、サポート管理されているシステムモデル名ではInspiron 7720といいます。以下、本文では「Inspiron 17R Special Edition」と呼びますが、=7720とご理解ください。当サイトで紹介している仕様については、実機の現状および、2012年7月時点の情報ですので、DELLにて内容変更があっても責任を負いかねます。最新情報はDELLサイトにてご確認ください。

Inspiron 17R Special Editionといっても、レビュー時点ではノーマルのInspiron 17Rは存在していません。「では、Special Editionってなんだ?」という疑問はとりあえず横においておきます。

Inspiron 17R Special Editionは、インテル HM77 Express チップセットを採用したIvy Bridge設計のノートパソコン。インテル第3世代のCore i7/i5が搭載可能で、今回のレビュー実機では、以下の構成になっています。

コンポーネント レビューした構成 Windows エクスペリエンス インデックスのスコア
OS Windows 7 Home Premium SP1 64bit
液晶ディスプレイ 17.3インチ光沢液晶/3D対応(1920x1080)
プロセッサ インテル Core i7-3610QM (2.3GHz, 6MB キャッシュ)
※クロック数最大3.3GHz
7.6
メモリ 8GB (4GBx2) DDR3-SDRAMメモリ 1600MHz メモリ 7.8
グラフィックス GeForce GT 650M 2GB GDDR5 7.2
ゲーム用グラフィックス 7.2
プライマリハードディスク 1TB SATA HDD(5400回転) + 32GB mSATA SSD
ISRT(インテル スマート・レスポンス・テクノロジー)対応
5.9

Ivy Bridge(開発コード名)設計とは

Ivy BridgeはSandyBridgeの改良版なので、アーキテクチャ(基本設計)に大きな変化がないものの、新たに22mmプロセスルールの微細化設計となっています。従来にはなかった3次元構造の「Tri-Gate(トライゲート)トランジスタ」を採用しており、低電圧状態でリーク電流が10分の1に抑えられたとのことです。インテルいわく、前世代よりも同じ消費電力で「性能を約37%アップ」させたとのこと。※リーク電流とは、電流の漏洩であり水で例えると水漏れのようなもの。リーク電流が増すと消費電力も発熱量も増え、回路を傷める原因となる。つまりIvy Bridgeになって、性能の向上と低消費電力が顕著になったと言えます。

インテル スマート・レスポンス・テクノロジー(ISRT)とは

オプション構成のインテル スマート・レスポンス・テクノロジー(ISRT)とは、インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジーの追加機能であり、2台のストレージを活用する技術です。SSDをHDDキャッシュとして使用することでシステムの読み込みを高速化します。システムデータそのものはHDDに保存されていますので、SSDの容量の少なさを心配することがありません。ISRTはかつてはチップセットZ68のみの機能でしたが、Ivy Bridgeに引き継がれています。

なお、「システム用にSSD、バックアップデータにHDD」と別けて使うメジャーな方法がありますが、しかしゲームユーザーにとっては複数のゲームがSSDの低容量ではインストールしきれない場面があります。そこでISRTではSSDはキャッシュだけなので、大容量のHDDにたくさんのシステムを入れておくことができます。ただ、もともとSSDで充分事足りていたユーザーなら、ISRTの必要はないでしょう。


幅: 417mm、 奥行: 276mm、厚み: 32~37mm。構成により違いはありますが概ね:3.5kg。基本的に据え置きノートですが、デスクトップPCの代替えにもなるパフォーマンスと操作性です。自動車での移動とかであれば持ち運べるサイズでしょう。なお、この写真は鏡に映しての撮影のため、製品が反転しております。


ここ数年のDELLノートと比べると、角の丸みが強調されたデザイン。レビュー時点では天板のカラーバリエーションはなく、ステルスブラックのみ。ハニカムデザインで六角形のパターンが並んでいます。光沢と非光沢が織り交ざった状態。ハニカム構造はパソコンでは排気口の形状でお馴染み。最小限の材料で高い強度と誇るものらしいが、ここでは機能的なものではなくデザイン上のものと考えられます。天板中央にはメッキ加工されたDELLロゴを配置。

では、パフォーマンスチェックは後に紹介するとして、まずはインターフェースを紹介します。

前面:Inspiron 17R Special Editionの装備端子

まずは前面から紹介。前面中央よりやや右側に8規格対応のカードスロットを装備。ユーザーの手前にあるのでアクセスしやすい。普段は防塵用のダミーカードで塞がれています。


左側には「電源ライト、HDDライト、バッテリーステータスライト、ワイヤレスステータスライト」を配置。

左側面と右側面に主要端子

左側面には、USB3.0端子×2つ装備。モニタ出力にHDMI端子とVGA端子を装備。ほかにマイク / ヘッドフォン端子と電源コネクタを装備。USB3.0端子は青いコネクタが採用されています。USB3.0はUSB2.0の10倍速い(理論値)とされる高速インターフェース。実測値では2~3倍ほどのスピードですが、体感速度でもはっきり分かります。Inspiron 17R Special Editionの左側面にて2つあるUSB3.0端子のうち、左側のがPower Share USB仕様であり、パソコンを起動していなくてもUSB経由で周辺機器の充電が可能です。
USB3.0は2.0と互換性があるのでそのまま旧周辺機器も使えますが、USB3.0の速度を出すには対応の周辺機器である必要があります。


また、こちらの面に排気口であるスリットが配置されています。


ディスプレイを開いた時の左側面の様子。


右側面には、USB3.0端子が2つ。USB3.0端子は手前と奥手に分散しており、ユーザーの使い勝手で自由が効く。ネットワークは上位モデルらしからぬ100BASE LANであり、ギガビットイーサーLANではありません。そのため、ホームサーバーを構築しているユーザーには向きません。


トレイ式の光学ドライブを搭載。オプションでブルーレイドライブの搭載も可能。

背面~スイッチ・リリースラッチとメタルヒンジについて

背面には接続するような端子は装備せず。中央にスイッチ・リリースラッチが付いています。


スイッチ・リリースラッチをスライドすると天板カバーが外れます。


スイッチ・リリースラッチの近くが、鉤爪をロックする機構になっています。天板には多くの鉤爪があり、天板素材はポリカーボネート(工業用プラスチック)です。これは天板着せ替えの仕様なんですが、レビュー時点ではDELLサイトで触れらていません。サポートする気があるのかは不明。


一目置いたのが、メタルヒンジ(蝶番部分)。強固な作りなので安定したディスプレイの開閉が行えます。


ディスプレイはここまで開きます。通常の使用であれば充分でしょう。

梱包風景とACアダプタ

今回のInspiron 17R Special Editionにて、梱包の様子を紹介。パルプ材の緩衝材で保護されています。スペシャルエディションのわりにはエントリモデル並の梱包グレード。ペラのクイックガイドやデバイスDVDが同梱されています。詳細のマニュアルはDELLサイトでダウンロードするスタイルです。


今回は3D対応液晶での導入のため、3D VISION 2のメガネが同梱されています。


130WのACアダプタ。プラグ部分には青のLEDで点灯しています。ACアダプタの容量は構成によって異なるようです。ACアダプタのケーブルが太いのは、高出力のためしかたがないのか・・。エントリーノートと比べると束ねるのが固い。

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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より

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