レビューしたInspiron 15(5547)のパフォーマンス
今回レビューしている、DELL Inspiron 15-5000シリーズことInspiron 15(5547)の構成は以下の通り。この構成でパフォーマンスチェックを行った。
Haswell設計 |
|
2014年7月時点のレビューおよび、撮影したInspiron 15(5547)実機の情報となる。
ベンチマークテストで、CPUおよびGPUのパフォーマンスチェック
Inspiron 15-5000シリーズ(5547)に搭載している、Core i7-4510UとAMD Radeon HD R7 M265のスペック。Core i7-4510Uは2コア実装、HTテクノロジーによって4スレッド動作するCPU。TDPが15Wとかなりの低消費電力。
Haswell設計 |
このベンチマークテストのレンダリング処理時間で、主にCPU性能を測ることができる。 CINEBENCH R10はマルチコアに最適化されているので、クロック数の高さだけでなくマルチスレッド効果を発揮する。 当方の調査事例で判断すると、いかにハイエンドであってもGPU性能が与える影響はごく僅かと思われる。(無論、数秒の影響力はある) 例:Win7 64bit + Core i7-2600 + Radeon HD 5770 + 8GBメモリ⇒38秒 レビュー実機でのレンダリング 処理時間⇒ 1分20秒 |
当方の測定条件: グラフィック設定はデフォルト DirectX 9.0c 。 1280×720 ウィンドウ表示 AVERAGE FPS 85.23 1366×768 フルスクリーン表示 AVERAGE FPS 103.24 |
|
レビュー実機での消費電力チェック。ざっくりみて高負荷時に搭載電源の総出力の70%以上だとギリギリのラインとされる。消費電力は常に変動しているので、多く見られた消費電力を記載する。
高負荷時で46Wあたりということだが、65WのACアダプタなので使用率は約70%で正直ゆとりはない。それゆえに単体GPUを長時間フル稼働させるような使い方はおすすめできない。 ストリートファイター4が1366×768 フルスクリーン表示でも余裕のパフォーマンスであるが、排気口の問題、ACアダプタの問題で、ゲーム用途ではおすすめできない。(いずれにしても、ストリートファイター4以上の高負荷ゲームを快適に遊べるほどの性能はない) |
Inspiron 15(5547)を、過去のレビューPCと性能比較
当サイトの過去レビュー情報を基に、Inspiron 15(5547)の性能がどれくらいのものなのかを把握する。
CPU性能比較
CINEBENCH R10のレンダリングにかかった処理時間を、過去のレビューパソコンと比較する。搭載グラフィック(GPU)の影響は数秒程度あるが、概ねCPU性能として比較できる。
今回レビューしたInspiron 15-5000シリーズ(5547)に搭載しているCore i7-4510Uは超低電圧版なので、同世代の通常版よりも処理能力は劣る。CINEBENCH R10のレンダリングで比較するなら、第3世代Core i5-3210M に近いという印象。
Core i3-4030U よりは大分速いみたいだ。
Haswell設計 |
|
処理時間⇒1分20秒 |
Haswell設計 |
|
処理時間⇒2分17秒 |
2011年 SandyBridge設計 |
|
処理時間 ⇒1分15秒 |
2010年 Nehalem設計 |
|
処理時間 ⇒1分19秒 |
2012年 Ivy Bridge設計 |
|
処理時間 ⇒1分19秒 |
2010年 Nehalem設計 |
|
処理時間 ⇒1分53秒 |
2011年 Sandy Bridge設計 |
|
処理時間 ⇒1分56秒 |
過去レビューPCと、ゲームパフォーマンス比較
ストリートファイター4ベンチマークテストにて、過去レビューPCと、ゲームパフォーマンス比較をする。概ね搭載グラフィック(GPU)の性能となるが、CPUもそれなりに影響力がある。
測定条件:グラフィック設定デフォルト、1280×720 ウィンドウ表示でのFPS比較となっている。なお、ディスプレイ垂直同期をOFFにしてあるため60FPS以上でも測定可能になっている。
※FPS(Frames Per Second)とはPCゲームの描写速度の単位。1秒間に再生できるコマ数。アクションゲームでは、60 FPS以上で快適な動作と言える。
過去のレビューPCから比較すると、GeForce GT 750M搭載ノートよりやや劣るくらいかと推測される。また、Core i5-4200U (内蔵GPU:インテル HD グラフィックス 4400)搭載のDELL XPS 13(9333)が、73.23 FPSまで行っているので、Radeon HD R7 M265を搭載したとて、飛躍的なパフォーマンスアップとは行かない。
Haswell設計 |
|
85.23 |
2013年 Haswell設計 |
|
91.21 |
2009年 Nehalem設計 |
|
89.94 |
2010年 Nehalem設計 |
|
81.21 |
2013年 Haswell設計 |
|
73.23 |
2010年 Nehalem設計 |
|
69.94 |
2012年 Ivy Bridge設計 |
|
67.67 |
DELL Inspiron 15-5000シリーズ(5547)の購入指南
アルミ天板とスタイリッシュなデザインは好印象。テンキー付きのフルサイズキーボードも扱いやすいくて良い。
グラフィックパフォーマンスを謳うGraphic Proシリーズであるが、現在の内蔵グラフィックが高性能化しているため、Radeon HD R7 M265 を標準搭載したところで、劇的なパフォーマンスはアップはない。むしろ、単体GPUを搭載したことで電気食いと排気口のもろさが気になる。幸い、内蔵グラフィックを切り替えることができるため、単体GPUと使い分けることが可能。
搭載するCore i7やi5は超低電圧版のUシリーズを採用しており、 一般的なウルトラブックなどで採用されるCPUである。これで、公称:最大7 時間 34 分のバッテリー駆動時間をアピールしている。しかし、動画編集用のハイパフォーマンスに特化したいのか、長時間駆動のモバイル性に特化したいのか、いまいちコンセプトの分からない製品である。
この条件で思案すると、常に単体GPUをフル稼働させるユーザーにはお勧めできない。
基本的な使い道はネットがほとんどであり、もっぱら内蔵GPUで駆動。そして定位置では使用しないのでコードレスの使い方。(1回の充電で1日駆動させる)。たまに動画編集とかするので、「いつも使っている状態よりも性能アップさせたいときにRadeon HD R7 M265 に切り替える」という使い方にあっている。
★Alienwareノートの一部モデルに、24%オフ クーポン。★そのほか、17%~23%オフ クーポンの対象モデル多数あり!★8年連続世界シェア1位!DELLモニタがオンライン・クーポンで最大20%オフ!
クーポンコード掲載はこちら ⇒ 【DELL公式】 お買い得情報ページ
★DELL直販合計8万円(税抜)以上購入で、楽天ポイント3,000ポイントプレゼント!★合計15万円(税抜)以上購入なら、楽天ポイント7,500ポイントプレゼント!
※パソ兄さんサイトの経由特典となっており、リンク先の優待専用ページでの手続きが必要になります。(それ以外の注文では対象外) ※予告なく変更または終了する場合があります。
8万円以上購入なら ⇒ 【 3,000ポイント付与の優待専用ページへ招待 】
15万円以上購入なら ⇒ 【 7,500ポイント付与の優待専用ページへ招待 】
※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
DELL法人モデル(Vostro、Precision、OptiPlex、Latitudeシリーズ)の購入を希望なら、当サイトの「特別なお客様限定クーポン情報」を御覧ください。掲載コンテンツ・ページはこちら!
コンテンツ ⇒DELLパソコンをもっとお得に購入!クーポン情報