CoffeeLake設計の15.4インチ・ゲームノート!(レビューセカンド)
ALIENWARE 15(R4)の内部構造~実機:ブラックモデル
2018年4月24日発売した、CoffeeLake設計のALIENWARE 15(R4)をレビューしている。前回はシルバーのモデルで紹介したが、2台目のレビュー機としてカラーバリエーションおよび構成の異なるモデルを導入した。今度のカラーはエピック・ブラック。構成は以下の通りとなっている。(構成:Core i7-8950HKとGeForce GTX 1070)。なお、このページでは内部構造も紹介する。2.5インチベイ×1基のほかにM.2スロットが3基もあり、ストレージの拡張性の高さがポイント高し。
2018年6月論評 CoffeeLake設計 (H / HKシリーズ) |
|
★Alienwareノートの一部モデルに、24%オフ クーポン。★そのほか、17%~23%オフ クーポンの対象モデル多数あり!★8年連続世界シェア1位!DELLモニタがオンライン・クーポンで最大20%オフ!
クーポンコード掲載はこちら ⇒ 【DELL公式】 お買い得情報ページ
※2018年6月25日時点のレビュー。手元の実機レポートであり、仕様は各々の選択により異なる。
エピック・ブラックのデザイン
エピックブラックのALIENWARE 15(R4)はアルミ天板がブラック。梨地の表面でアルマイト加工によりさらりとした手触り。
色のメリハリがなくなるので、シルバーのモデルよりやや地味になる。
天板のエイリアンヘッド。
ディスプレイに向き合うときの外観は、シルバーのモデルと変わらない。パームレストはシリコン・コーティングが施してある。
斜め角度から。
前面および左右側面。装備端子の説明は重複するので省略。天板に光に当たると、ちょっとブラックがわかりにくくなってしまった。
背面および底面。エピックブラックでは底面のアルミ板も天板と同じブラックである。
広視野角の15.6インチ 非光沢 IPS ディスプレイ(1920 × 1080) 。このALIENWARE 15(R4)実機の場合は、AU Optronics(BenQグループ)製のパネルであった。DELLはAUOの採用が多いのだろうか?今後しばらく追ってみることにした。購入された場合、同一とは限らないのでご留意を。あくまで、手元の実機情報。
ベンチマークテスト(構成:Core i7-8950HKとGeForce GTX 1070)
搭載しているCore i7-8950HKとGeForce GTX 1070のスペック。
なお。XPS 8930スペシャルエディション(デスクトップPC)のレビューでもGeForce GTX 1070を搭載していたが、そちらはGPUクロックが1506GHzであった。このALIENWARE 15(R4)のGeForce GTX 1070は1480MHzで僅差。どうやら通常のノート向けGeForce GTX 1070よりクロックアップさせたものらしい。
CINEBENCH R15のベンチマークテストを実施。すべて当方のレビューによる測定である。今回、マルチスレッドではスコア1028。Core i7-8950HK搭載のPCは過去に2台調査しているが、いずれもスコアは1050ほどで揃っている。CINEBENCH R15と相性が悪いのか、なぜかCore i7-8750Hよりもややスコアが低い結果になっている。
シングルスレッドではスコア192。大体適正値だろう。Core i7-8700に匹敵している。
CINEBENCH R15のベンチマークテストとは 3DCG作成ソフト「CINEMA 4D」がベースで、約30万ポリゴンある静止画のレンダリングにかかった時間などでスコアが算出される。CPUを100%稼働させるのでCPU性能指数の目安になる。最大256スレッドまで対応しているため、コア数が多く高クロックのCPUほど有利だが、アーキテクチャの新旧にもよる。なお、搭載グラフィックの性能にはあまり左右されない。※OpenGL性能チェックは除く |
【 過去PCと比較 : CINEBENCH R15のレンダリングで、パフォーマンスチェック 】
ゲームベンチマークテスト
レビューしているALIENWARE 15(R4)(2台目導入・エピックブラック)のスペック詳細。
2018年6月論評 CoffeeLake設計 (H / HKシリーズ) |
|
スコア またはFPS |
ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター (1280×720 標準(ノートPC) DirectX 11 フルスクリーン) |
19325 | |
ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター (1920 × 1080 最高品質 DirectX 11 フルスクリーン) |
14372 | |
ラストレムナント~2009年 (1280×720 フルスクリーン) |
346.96 | |
ラストレムナント~2009年 (1920 × 1080 フルスクリーン) |
308.71 | |
バイオハザード6~2013年 (1920 × 1080 品質:初期設定 DirectX 9.0c フルスクリーン) |
20058 |
※ゲームタイトルのリンクをクリックすると、 当方過去のレビューPCと比較できる。
2018年3月に発売となったPC版「FINAL FANTASY XV」のベンチマーク。今回のALIENWARE 15(R4)では3通りの設定で実施。高品質のフルHD(1920 × 1080)でも「快適」という指標なので、もう少し設定を上げられる余地があるようだ。FINAL FANTASY XVのプレイにはちょうどよい構成かと思われる。
備考
3Dゲームでは美麗な描写処理を担うグラフィック(GPU)の性能が重視されるが、CPUも軽視できない。炎、煙、風、速度などの自然現象をシミュレーションする物理演算(エフェクト)や、プレイヤーが操作しないキャラクター(NPC-non player character)を動かすのは人工知能(AI)であり、それはCPUが担うため。ゆえにCPUの依存度はゲームの内容による。
消費電力(条件:バッテリー満充電、ディスプレイ輝度最大時、ACアダプタ接続)
アイドル(待機)時は24W。CINEBENCH R15のマルチスレッドでは初期にピークが入り105Wほどで後半は69Wあたりで安定。シングルスレッドでは69~72Wあたり。ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター(1920 × 1080 最高品質)のときは、ざっとみて170~195Wあたりを行ったり来たりの消費電力だった。
ALIENWARE 15(R4)の内部構造チェック
底面カバーを外して内部の拡張性をチェックする。ビス止めだけなので作業は比較的楽である。
底面カバーは薄いアルミ板にプラスチックの梁を掛けたもの。
4基のストレージ拡張性
システム用のNVMe SSD (PCI Express接続)には東芝製KXG50NV256Gが搭載されていた。フォームファクタはM.2 type2280。パフォーマンスはこの通り。SATA接続よりも圧倒的に速い。【 過去PCと比較 : SSD / HDD 各規格・接続による、ストレージ・パフォーマンス 】
DELL側のサポートはないようだが、あとM.2スロットには type2280、type2242の空きがある。
データ用の2.5インチHDD。ベンダーはHGST HTS721010A9E630。
デュアルファン搭載であり、こちらは右側の吸気ファン。
銅製ヒートパイプを搭載。CPUから出た熱は、ヒートスプレッダからヒートパイプへ伝わる。ヒートパイプは温度差が高いほど熱伝導が速いので、その性質を活用している。(高温部から低温部へ熱が伝わる「移動現象」のスピードが速い)。材質は熱伝導率の高い銅が利用される。
なお、ヒートパイプは熱移送の役割であり、それ自体の放熱効果はない。ゆえに放熱フィンへと熱移送するだけ。特に大型の放熱フィンになると、熱が一定箇所にたまってしまうので、ヒートパイプが満遍なく熱を移送する。ヒートパイプには少量の動作液が封入されており、液化と気化を繰り返しながら熱移送を行う。つまり銅による熱伝導だけではない。
左側の吸気ファン。
その下に無線LANカードが搭載されており、カバーが付けられている。無線ではKiller1550、ギガビットイーサーLANにはKiller E2500のコントローラが採用されている。
2基のメモリスロット。
CoffeeLake設計の、ALIENWARE 15(R4)のレビューは以上!
詳しくはDELLサイトへ
2018年6月論評 CoffeeLake設計 (H / HKシリーズ) |
前モデル:ALIENWARE 15-R3の筐体デザインをそのまま引き継いでいる。天板および底面にアルミ素材を用いており、冷却システムにはデュアルファンとヒートパイプを内蔵。大型の放熱フィンも採用している。各ゾーンごとにRGB-LEDが配色できるイルミネーション機能付き。キーボードには5つのマクロキーを搭載し、nキーロールオーバーに対応。ストレージではM.2スロット×3基、2.5インチベイ×1基と、拡張性が高い。通信には安定したKillerネットワークを採用。Alienware Graphics Amplifier(外付けGPU)にも対応する。なお、環境設定の専用アプリ「Alienwareコマンドセンター」のインターフェース・デザインが刷新された。 レビュー時点では最大構成が「Core i9-8950HK+NVIDIA GeForce GTX 1080」であり、ノートパソコンでの最高峰とも言える。Core i9-8950HKではファクトリー・オーバークロック済みのため最大5.0GHzまで可能となっている。 |
★Alienwareノートの一部モデルに、24%オフ クーポン。★そのほか、17%~23%オフ クーポンの対象モデル多数あり!★8年連続世界シェア1位!DELLモニタがオンライン・クーポンで最大20%オフ!
クーポンコード掲載はこちら ⇒ 【DELL公式】 お買い得情報ページ
★DELL直販合計8万円(税抜)以上購入で、楽天ポイント3,000ポイントプレゼント!★合計15万円(税抜)以上購入なら、楽天ポイント7,500ポイントプレゼント!
※パソ兄さんサイトの経由特典となっており、リンク先の優待専用ページでの手続きが必要になります。(それ以外の注文では対象外) ※予告なく変更または終了する場合があります。
8万円以上購入なら ⇒ 【 3,000ポイント付与の優待専用ページへ招待 】
15万円以上購入なら ⇒ 【 7,500ポイント付与の優待専用ページへ招待 】
※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
DELL法人モデル(Vostro、Precision、OptiPlex、Latitudeシリーズ)の購入を希望なら、当サイトの「特別なお客様限定クーポン情報」を御覧ください。掲載コンテンツ・ページはこちら!
コンテンツ ⇒DELLパソコンをもっとお得に購入!クーポン情報
レビュー項目
- DELL ALIENWARE 15(R4)レビューTOP~実機:シルバーモデル
- 環境コントロールソフト!Alienware Command Center
- ALIENWARE 15(R4)の内部構造~実機:ブラックモデル