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パソコンの購入タイミングと時期
一度でもパソコンを購入したことがあるなら、必ず悩んだことでしょう、パソコンの購入タイミングを。結論を言うと、「本当に欲しいと気分が高揚した時」、または「壊れてしまい、すぐに買い換える必要がある時」が一番の購入タイミングです。平たく言うと「いつでも」であり、購入した本人が満足すれば結果オーライなんです。何だかんだと理屈をこねても結論はこれです。ただ、これだけだと話が終わってしまいますので、経済面とテクノロジー面から検証する買い替え時期を解説いたします。
経済面での購入タイミング
夏のボーナス時期(7月ごろ)や、冬のボーナス時期(年末年始)にパソコンがよく売れています。これは単純に庶民の懐が温かいから、経済的にゆとりがあるから、「比較的高価な買い物であるパソコンを買おう」という心理です。
正直、人のお財布事情なんて知ったこっちゃないのですが、DELLなど直販メーカーは○○商戦としてキャンペーンを連発してくるので、それに便乗して購入するのも手です。3~4月の新生活に合わせて購入する方も多いので、そのときのキャンペーンも狙えます。
あと、DELLの場合、3月末・6月末・9月末・12月末に決算があるので決算セールのキャンペーンをチェックしてみましょう。この時期にDELLサイト(※下の別枠にあるリンク先)をこまめにチェックして、気になるものがあればポチればいいのです。これは、「本当に欲しいと気分が高揚した時」に当てはまりますね。
ちなみにパソコンが売れる時期をランキングにすると、「1位:12月、2位:3月、3位:7月」というのが通例です。ワースト時期は8~10月です。ただ、インテルが新CPU投入すると新製品パソコンが登場するので市場は変わり、一概には言えません。
経済面での購入タイミングでは、パソコンが売れる時期のキャンペーンを狙う!
(年末年始、3~4月の新生活時期、夏ボーナスの7月頃、決算期【3・6・9・12月末】)
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テクノロジー面での購入タイミング
新テクノロジーが採用されたから、パソコンの購入時期と判断することがあります。しかしパソコンメーカーはただの組立屋さんなので、彼らの力だけでは新テクノロジー搭載のパソコンは登場しません。CPUで圧倒的なシェアを誇るインテルが鍵を握っており、インテルが新CPUを投入することで実現されます。そのためインテルの動向を追っていく必要があります。
なお、春/夏/秋/冬モデルと四季に合わせて新製品パソコンを展開するメーカーがありますが、これは全くのナンセンスです。これを購入タイミングと錯覚してはいけません。外装を変えただけであったり、同規格パーツの選択を少し変えただけだったりします。ある意味、新鮮味を装った素人だまし。
2年ごとに大きな変化、その1年目に微細化 ※今はそうでもない
インテルCPUのトレンドを把握していけば、「テクノロジー面での購入タイミング」が見えてきます。インテルではCPU開発にチック・タック モデルという戦略を採っており、2年ごとに基本設計(アーキテクチャ)が代わり、新アーキテクチャ登場の1年後にはさらにプロセス・ルールが微細化されて登場します。さらに1年後にはそのプロセス・ルールを引き継いだ新アーキテクチャが登場します。
※プロセスルールというのは、半導体回路の配線の幅。微細化によって新たな設計が可能となる。
プロセス・ルールが「チック」で、アーキテクチャが「タック」に当たります。そして「チック・タック~チック・タック~」と毎年繰り返すというわけです。つまり、テクノロジー面では毎年何らかの変化があるわけで、テクノロジー面で購入タイミングを見計らってもキリがないと言えます。
基本設計(アーキテクチャ)か、微細化(プロセス・ルール)か?
強いて言えば、2年ごとに変わる基本設計(アーキテクチャ)が大きな節目ですので、2年ごとをひとつの目安にしてもいいと思います。アーキテクチャが変われば前世代との部品的な互換性はなくなり、まさに次世代です。ただ、個人的な印象では、アーキテクチャが1世代違うだけで性能が激変することはありません(同価格帯で比較した場合)。
以下、2006年後期のアーキテクチャ「Core」から2013年時点の「Haswell」までのチックタックをまとめてみました。プロセスルールでは2006年後半では65nmだったのが、2012年では22nmまで微細化されています。
アーキテクチャ | プロセス | 戦略 | 年代 | 主なCPUブランド | 開発コード |
Core | 65nm | タック | 2006年後期 | 第1世代 Core 2 Duo | Conroe |
45nm | チック | 2007年後期 | 第2世代 Core 2 Duo | Wolfdale | |
Nehalem | 45nm | タック | 2008年後期 | 第1世代 Core i7-9XX | Bloomfield |
2009年後期 | 第1世代 Core i7 | Lynnfield | |||
32nm | チック | 2010年後期 | 第2世代 Core i7-9XX | Gulftown | |
Sandy Bridge Ivy Bridge |
32nm | タック | 2011年前期 | 第2世代 Core i7 | Sandy Bridge |
22nm | チック | 2012年前期 | 第3世代 Core i7 | Ivy Bridge | |
Haswell | 22nm | タック | 2013年前期 | 第4世代 Core i7 | Haswell |
※2016年以降は、開発の遅れなどでチック・タック戦略にずれが多々起きている。
アーキテクチャ(戦略:タック)が大きな節目ですが、新設計という面で注意しなければならない事があります。例えば2011年1月に発売されたSandy Bridgeのパソコンは不具合が発覚し、一斉に回収騒ぎとなりました。その後の2~3月は混沌とした市場となり、様子見の重要性を実感したものです。新アーキテクチャにこだわるなら1ヶ月ほど様子を見ておけば安心でしょう。
一方、プロセス・ルール(戦略:チック)では、市場で安定が実証されたアーキテクチャの微細化なので比較的安心です。しかし、次の新アーキテクチャが間近に迫っていることを想えば、「待ったほうがいいかも」と葛藤します。
結局、テクノロジー面で購入タイミングを見計らおうとしても、正解はありません。それにアーキテクチャごとの2年おきにパソコンを買い換えるユーザーはよほどの「新し物好き」と思われます。3年以上は買い換えていないユーザーなら、新アーキテクチャでの購入となるのはほぼ確実ですので、「いつ買っても良い」と思われます。
毎年、なんらかテクノロジー面での変化はあるので、見計らってもキリはない。約2年おきの新アーキテクチャを狙うなら、登場の1ヶ月は様子見をしておくと安心。
新Windowsに購入タイミングにあわせるか?
追記:現在では、2015年7月に登場したWindows10が最終OSとなっており、バージョンは自動更新されていきます。ゆえに次の記事はそれ以前の話になっています。
「新しいWindowsに合わせて購入時期を決めるという方法もありますが、果たして市場では新しいWindowsって熱望されているんですかね?Windows Vistaが登場したときは、当時のローエンドPCでは重くて不評でしたし、Windows 7ではある意味64bitへの強制移行でした。従来のWindows XPの完成度が高く、幅広いシェアを取ったばかりに、新Windowsがでるたび何らかのトラブルを起こしている気がします。インターフェースが変わることの新鮮味や最新パーツの有効化などのメリットがありますが、今までのユーザー環境を引き継げるのか調べる必要があります。新Windowsに購入タイミングにあわせるかは個人の趣意と判断ですね。」
パソコンの購入タイミング 総論!!
欲しい時に買う、必要なときに買う。単純にそういうこと。補足:「欲しい時、必要なときにPCを買う」が通用しない例
上記のことが、ごくごく一般的に語られる「パソコンの購入タイミングと時期」なんですが、一概にそうは言えない場合があります。分析すれば色々あるでしょうが、とりあえず2点を述べておきます。
まずは世界情勢です。いかに国内生産をアピールしているPCであっても、実態は単なる組立てに過ぎません。ほとんどのPCパーツは海外生産であり、そのパーツの生産国でなんらかの影響があれば、PCの高騰化につながります。紛争、自然災害、為替などの国際問題が関与してくるわけです。
自然災害の例を挙げれば、2011年のタイ洪水があります。当時、タイは世界第2位のHDD生産国であり、大手HDDメーカーのWestern DigitalやSeagate Technologyが生産拠点としていました。ここで生産がストップしたため、ストック分のHDDや他社製が高騰化したのです。需要と供給のバランスですね。つまり、PCの価格に大きく影響しました。このように情勢判断もタイミングのひとつです。
タイ洪水の場合、完全復旧して水準まで回復するのに3年以上かかると言われていますが、それでは「数年間我慢することが賢明か」といわれると、そうでもない気がします。確かに災害前と比べてしまうとお得感は失せますが、「欲しい時、必要なとき」を押さえてまでセーブしておくことではないでしょう。もしセーブできるなら、それは「欲しい時、必要なとき」ではないのかもしれません。
次期アーキテクチャの登場時が分かれば、その直前に販売終了間近のモデルが出るのは必須です。そのモデルの最安値と考えられるので、それを狙うのも購入タイミングかもしれません。販売終了間近と「欲しい時、必要なとき」が重なれば、完全な頃合いですね。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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