DELL XPS 13 Ultrabookのパフォーマンスチェック!
Core i7-2637M(内蔵GPUはインテル HDグラフィックス3000)を搭載した、DELL XPS 13 Ultrabook(L321X)のパフォーマンスをチェックしました。結果、2009年ごろのミドルノートと同等であると判明。
今回、ベンチマークテストする構成
XPS 13 Ultrabookでパフォーマンスチェックをしますが、今回レビューしているXPS 13 UltrabookにはCore i7-2637Mを搭載しています。まず、本格ゲームやHD動画編集などの高負荷すぎる作業でなければサクサク動くマシンです。SSDを標準搭載しているので、起動の速さはピカイチです。販売時期により構成は異なりますが、以下の構成時でのパフォーマンスをチェックしています。
今回紹介するXPS 13 Ultrabook (L321X)の構成
2012年3月発売の13.3インチ・ウルトラブック。SandyBridge設計で、第2世代Core i5 / i7が搭載可能。チップセットはQS67。グラフィックは単体GPU無しなのでインテルHDグラフィックス3000。強度に優れるゴリラガラス採用。筐体は削りだしアルミで底面にはカーボンファイバ素材を採用。11インチノートパソコンと同等サイズで、最薄部6mm。SSD搭載なので起動時間は8秒以内とされる。(2012年6月時点) | ||
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OS | Windows 7 Home Premium SP1 64bit | |
液晶ディスプレイ | 13.3インチ TrueLife HD WLED 液晶(1366x768) | |
プロセッサ | インテル Core i7-2637M (1.7GHz, 4MB キャッシュ) ※クロック数最大2.8GHz |
6.9 |
メモリ | 4GB DDR3-SDRAMメモリ | 5.9 |
グラフィックス | インテル HDグラフィックス3000 | 5.8 |
ゲーム用グラフィックス | 6.1 | |
プライマリハードディスク | 256GB SSD | 7.9 |
CINEBENCH R10のスコア | ||
CPUベンチマーク | 処理時間⇒2分36秒 スコア⇒5656 |
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OpenGL | スコア⇒4695 | |
ストリートファイター4のベンチマーク結果 設定解像度 1280×720 ウィンドウ表示 | ||
RANK E ⇒ プレイをするにはスペックが不足している。 スコア 7352 AVERAGE 28.69 FPS |
Core i7-2637M (1.7GHz, 4MB キャッシュ)は2コア実装、HTテクノロジーで擬似4コアとして動作します。製造プロセスは32nm。グラフィックでは、Core i7-2637Mに内蔵する「インテル HDグラフィックス3000」が機能します。ストレージには256GB SSDを搭載しているので、ずば抜けて起動が速く、初期状態であれば10秒以内にはWindowsが立ち上がりました。SSDは容量の少なさが指摘されますが、256GBもあれば文句はないでしょう。デバイスをチェックしたら、サムスンSSD PM830 mSATAが搭載されていました。
CINEBENCH R10のベンチマークCINEBENCH R10は、Cinema 4Dをベースとしたベンチマークソフトです。そのCinema 4Dというのは映画・テレビ業界・ゲーム制作・建築で採用されている3Dソフトです。マルチコアに最適化されているので、クロック数の高さだけでなくマルチスレッドでの能力を測ることができます。レンダリングにかかる時間を測定するテストですが、主にCPU性能を比較することができます。 ![]() |
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CINEBENCH R10のスコア | ||
CPUベンチマーク | 処理時間⇒2分36秒 スコア⇒5656 |
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OpenGL | スコア⇒4695 | |
【XPS 13 Ultrabookの評価】 今回のXPS 13 Ultrabookでは、処理時間に2分36秒かかりました。Core i7-2637Mは最大TDPが17Wという低電圧版であり、通常版のCPUよりはパフォーマンスが落ちるようです。これに近い成績のパソコンを過去のレビュー記録から掘り出してみたら、2008年の「Core 2 Duo E8400搭載自作パソコン」、2009年のミドルハイノートでCore 2 Duo P8700搭載のStudio XPS 16 (1640)でした。XPS 13 Ultrabookほどのコンパクトボディで、そこまでのパフォーマンスはかなり驚きではないでしょうか。 |
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ストリートファイター4 のベンチマーク2009年にPC版が登場した対戦型格闘ゲーム、ストリートファイター4にてベンチマークテストを行なっています。2次元の操作ではありますが、描写は3Dという珍しいゲームです。高スペックが要求される本格PCゲームの中では、求められるスペックが比較的低めです。 ![]() |
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ストリートファイター4のベンチマーク結果 設定解像度 1280×720 ウィンドウ表示 | ||
RANK E ⇒ プレイをするにはスペックが不足している。 スコア 7352 AVERAGE 28.69 FPS |
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【XPS 13 Ultrabookの評価】 低電圧版のCore i7-2637Mが足を引っ張っている感じもしますが、XPS 13 Ultrabookで本格ゲームをするには無理がありますね。 |
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XPS 13 Ultrabookの梱包と付属品
XPS 13 UltrabookはInspironシリーズよりもリッチな梱包となっています。カスタマイズや購入時期にによって若干の違いはあると思いますが、一例として紹介します。
外側の段ボール箱のなかに、緩衝材で挟まれた黒箱が梱包されています。その左側には電源ケーブルが入った縦長の中箱があります。
黒箱にはXの字をあしらったXPS 13 Ultrabookの写真が印刷されています。開けると早速、XPS 13 Ultrabook本体で、保護シールに包まれています。
下段には書類の入った包と、ACアダプタ、ユーティリティのインストールDVD。縦長の箱にはACアダプタにジョイントする電源ケーブルが入っています。うーむ、個人的にはHDMIに変換するアダプタも欲しかったところです。
45WのACアダプタ。超低電圧CPU搭載なので、45W程度のACアダプタで充分なんですね。おかげで283gという軽量ぶり。XPS 13 Ultrabookとあわせて持参してもコンパクトであり、苦にはならないでしょう。
ACアダプタを接続した様子。ケーブルはマジックテープで束ねることができます。
同梱するマニュアルはクイックガイドのペラ一枚。DELLは付属品コストカットで製品を安く提供していることが伺えます。込み入った内容や詳細マニュアルはDELLサイトからダウンロードできます。
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※DELLは、「顧客満足度調査 2019-2021年 デスクトップPC部門3年連続1位」 ※出典-日経コンピュータ 2020年9月3日号より
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